「なるほど…二人とも、まだ餓鬼なんだな? 」

 二人の服を剥いたヤザンは、それぞれの股間の逸物を見てニンマリする。毛も無く…亀頭が厚い皮で覆われていたのだ。餓鬼なら仕方が無い。強制的に大人にしてやるまでだ。汚臭に耐えながら二人を抱えシャワー室に入る。もともと一人で使用する事を前提としているため、少年二人に大人一人の三人では、立たせてみてもスペースが狭すぎた。

 「チッ…クソが付きやがったか! 運がツけば良いがな…! 」

 シャワーと吸引機構を作動させる。ここは宇宙だ。流すだけで放って置けば水は漂うだけになり、汚水を呼吸中に吸い込む羽目に為ってしまう。ヤザンは二人から手を離し、シャワーヘッドを握り、温水設定をやや熱めにする。そして、二人の『カヴァードタートルヘッド』を剥き出しにする。綺麗で艶やかな桃色のものと、ヨーグルトにも似た恥垢をまとわりつかせたものがまろび出た。恥毛すら無いのがまた、ヤザンの笑いを誘う。

 「クククククク…死ねよ! 」
 「ぎゃああああああああああああああああああああ! 」
 「痛い、痛い、痛いィィィィィィィィィィィィィッ! 」

 敏感な粘膜を露出した箇所に刺激を受けた二人は、瞬時に覚醒した。それでも容赦無く、ヤザンは温水を浴びせ続ける。刺激に為れて置けば、自然に『ズル剥け』にも慣れる。そう信じての『通過儀礼』であり、『大人の階段のぉぼぉるう~』作戦でもあった。が…

 「ウっ…! ぁあッ! 」
 「お前は…! つくづく堪(こら)え性が無いなぁ、イザーク・ジュール? 」

 刺激に弱い、と言うより苦痛が快楽に為りつつある少年には、空前絶後の悦楽と認識されたらしい。…また、出したのだ。もう一人の少年は、苦痛に耐えながらも頬を染めながら、彼の吐き出される欲望の放出の哀れな様を凝視していた。

 「なんだぁヤマト? そのケでも有るのか? 起きたんならとっとと自分で体を洗えよ! 」
 「は、ハイ! え…? うわあぁぁあああああああああああああぁああぁあああぁああ! 」
 「尻のアナはまだ硬いな? 良かった良かった! 俺は出る! あと10分で終われ。以上!」

 ヤザンはヤマトの肛門に右手親指を突っ込み、硬さを確かめた。軍隊では同性愛者は蛇蝎の如く嫌われる。その恐れが無い事の確認だった。さめざめと泣いてくれる少年を背に、ヤザンはシャワーブースの扉を開ける。と…!

 「あ…!? え、えええええええええええ?! 」
 「ん? どうした、フレイ・アルスター? 」
 
 全裸で堂々としているヤザンと、泣いている少年二人を交互に見やるフレイ・アルスターを尻目に、ヤザンは別の個室に入り、シャワーを作動させた。どこかしこにぶつかりながら出て行くフレイの気配を感じながら、ヤザンはシャワーを楽しんだ。

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最終更新:2007年02月05日 22:43