15年戦争資料 @wiki内検索 / 「戦時月報[香港占領地総督部〕(昭17・4)」で検索した結果

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  • 政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(2)
    ... …213 二五 戦時月報[香港占領地総督部〕(昭17・4)(未作成) …217 ニ六 香港ノ警備並ニ軍政実施ニ関スル香港占領地総督第二遣支艦隊司令長官間協定覚書(昭17・5・4)(未作成) … 221 二七 状況報告[独立攻城重砲兵第2大隊長](昭13・1・20)(未作成) …225 二八 独立攻城重砲兵第二大隊第二中隊陣中日誌(昭13・1・26)(未作成) …229 二九 独立攻城重砲兵第二大隊第二中隊陣中日誌(昭13・2・1、24、27)(未作成) …233 三〇 独立攻城重砲兵第二大隊第二中隊陣中日誌(昭13・3・3、11、14,16)(未作成) …241 三一 常州駐屯間内務規定[独立攻城重砲兵第2大隊](昭13・3・16)(未作成) …251 三二-(1) 第一四師団衛生隊第三中隊陣中日誌四号(昭13・4・10)(未作成) …259 三二-(2) 第一四...
  • 6.各地の慰安所
    6.各地の慰安所 ■をクリック→この稿の該当個所へ 資料名をクリック→資料の概要(予定)へ 6.各地の慰安所南支■  政務月報[遠藤兵団政務都](昭16・2)(未作成) ■  香港ノ警備並ニ軍政実施ニ関スル香港占領地総督第二遣支艦隊司令長官間協定覚書(昭17・5・4)(未作成) ■  金原節三業務日誌(未作成) フィリピン・マニラ■  尋問調書(Interrogation Peport) № 28(未作成) ■  尋問調書(Interrogation Peport) № 573(未作成) ■  調査報告書(Research Report) № 120(1)(未作成) フィリピン・ルソン島■  陸軍軍人軍属非行表(一〇月、一一月)[パヨンボン憲兵分隊](昭19・10・11)(未作成) ■  軍人倶樂部規定[マスバテ島守備隊長](昭17・8・16)(未作成) ■  検微成績ノ件通報...
  • 政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(3)
    政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(3) 防衛庁関係公表資料(下) 54項目100点 第三巻ソース: http //www.awf.or.jp/pdf/0051_3.pdf 目次(第三巻) 防衛庁関係公表資料(下) 四八 大東亜戦争関係将兵ノ性病処置ニ関スル件[陸軍省副官](昭17・6)(未作成)---- 3 四九-(1) 昭和一七年九月副官会同席上意見、質疑及回答[支那派遣軍総司令部](昭17・10・3)(未作成)---- 7 四九-(2) 昭和一七年九月副官会同席上意見、質疑及回答(追加)[支那派遺軍総司令部](昭17・9)(未作成)---- 17 五〇 軍政規定集第三号[馬来軍政監部](昭18・11・11)(未作成)---- 21 五一 検微成績ノ件通報[イロイロ患者診療所](昭17・5・12~12・27)(未作成) ---- 45 五二 野戦高射...
  • 政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(4)
    政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(4) 第4巻:http //www.awf.or.jp/pdf/0051_4.pdf 目次(第四巻) 政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(4)一、国立公文書館・大英帝国戦争博物館 所蔵資料【内閣・内務省関係】4項目4点 【軍関係】10項目16点 二、厚生省関係公表資料 5項目5点 一、国立公文書館・大英帝国戦争博物館 所蔵資料 【内閣・内務省関係】4項目4点 一 渡支邦人暫定処理ニ関スル件[内務省讐保局長](昭16・8・16)(未作成) … 5 二 行政事務ノ整理簡捷化及中央官庁ノ権限ノ地方委譲等ニ関スル件[閣議決定](昭18・12・14)(未作成) … 27 三 第二次許可認可等行政事務簡捷化ニ関スル件[閣議決定](昭19・1・6)(未作成) … 33 四 朝鮮総督府部内臨時職員設置制中改正ノ件[閣議決定](昭19・...
  • 政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(1)
    政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(1)巻頭部分目次(第一巻) 資料部分目次(第一巻)一、警察庁関係公表資料 二、外務省関係公表資料 政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(1) ソース:http //www.awf.or.jp/pdf/0051_1.pdf 巻頭部分目次(第一巻) 発刊の辞 女性のためのアジア平和国民塞金 3 例言   5 政府・基金公表文書     一、朝鮮半島出身のいわゆる従軍慰安婦問題について 平成四年七月六日 内閣官房内閣外政審議室 7 二、いわゆる従軍慰安婦問題について 平成五年八月四日 内閣官房内閣外政審議室 11 三、慰安婦関係調査結果発表に関する内閤官房長官談話 平成五年八月四日   17 四、「従軍慰安婦」にされた人々 女性のためのアジア平和国民基金 19 内閣総理大臣の手紙   23 女性のためのアジア平和国民基金理事長...
  • 3.渡航手続き関係資料が示すもの
    3.渡航手続き関係資料が示すもの ■をクリック→この稿の該当個所へ 資料名をクリック→資料の概要(予定)へ 3.渡航手続き関係資料が示すもの■  不良分子ノ渡支取締方ニ関スル件[外務次官](昭和12・8・31) ■  渡支邦人暫定処理ニ関スル件[内務省讐保局長](昭16・8・16)(未作成) ■  渡支邦人暫定処理取扱方針中領事館瞥察署ノ証明書発給範囲ニ関スル件[警務部第三課](昭15)(未作成) ■  「渡支邦人暫定処理ノ件」打合事項[不明](昭15)(未作成) ■  渡支邦人暫定処理ニ関スル件[内務省讐保局長](昭16・8・16)(未作成) ■  南洋方面占領地ニ於ケル慰安所開設ニ関スル件[台湾総督麻外事部長](昭17.1.10)(未作成) ■  南方派遺渡航者ニ関スル件【台湾軍司令官〕(昭17・3・12)(未作成) ■  南方派遺渡航者ニ関スル件【陸軍省副官〕(昭17・3...
  • 5.居留民職業別人口統計の検討
    5.居留民職業別人口統計の検討 ■をクリック→この稿の該当個所へ 資料名をクリック→資料の概要(予定)へ 5.居留民職業別人口統計の検討■ 昭和一七年九月副官会同席上意見、質疑及回答[支那派遣軍総司令部](昭17・10・3)(未作成) ■ 昭和一七年九月副官会同席上意見、質疑及回答(追加)[支那派遣軍総司令部](昭17・9)(未作成) ■ 昭和十三年在南京総領事館蕪湖分館警察事務状況[同讐察署長報告摘録](昭13)(未作成) ■ 昭和十三年在杭州領事館警察事務状況[同讐察署長報告摘録](昭13)(未作成) ■ 杭州在留邦人営業種別並二投資額一覧表送付ノ件[在杭州領事代理](昭14.2.24)(未作成) ■ 衛生業務要報[第15師団軍医部](昭18・1、18・2)(未作成) ■ 在留邦人人口統許職業別報告ノ件【在蕪湖副領事](昭14.4.4) ~(昭14.9.3)(未作成) ■ ...
  • 4.渡航証明書発給資料の検討
    4.渡航証明書発給資料の検討 ■をクリック→この稿の該当個所へ 資料名をクリック→資料の概要(予定)へ 4.渡航証明書発給資料の検討■ 渡支取締方ノ件[台北州知事](昭14・1・13)~(昭16・9・27)(未作成) ■ 渡支取締ニ関スル件[新竹州知事](昭13・12・14)~(昭15・2・16)(未作成) ■ 渡支取締方ノ件[台中州知事](昭14・1・17)~(昭16・8・18)(未作成) ■ 渡支取締ニ関スル件[高雄州知事](昭14・2・14)~ (不明)(未作成) ■ 渡支取締ニ関スル件〔台南州知事〕(昭14・1・20)~〕(昭15・2・2(未作成) ■ 幹部ニ対スル衛生教育順序[北支那派遺軍甲集団軍医部】(昭15・11)(未作成) ■ 支那事変ニ於ケル軍紀風紀ノ見地ヨリ観察セル性病ニ就テ[大本営陸軍部研究班](昭15・10)(未作成) ■ 渡支取締方ノ件[台北州知...
  • 1、慰安所の設置
    (先頭■をクリックすればアンカーに、資料名をクリックすれば資料概要に飛びます) 1 軍慰安所の設置■ 恤兵金ノ処分二関スル件〔閣譲決定](昭7・7・19)(未作成) ■ 衛生業務旬報[混成第14旅団司令部](昭8・4・11~20)(未作成) ■ 衛生業務旬報[混成第14旅団司令部](昭8・4・21~30)(未作成) ■ 衛生業務旬報[混成第14旅団司令部](昭8・5・1~10)(未作成) ■ 北支那並満州国視察報告[工兵第4大隊中隊長](昭9・3)(未作成) ■ 昭和十一年中ニ於ケル在留邦人ノ特種婦女ノ状況及其ノ取締[在上海総領事館讐祭署沿革誌二依ル】(昭10)(未作成) ■ 昭和十三年中ニ於ケル在留邦人ノ特種婦女ノ状況及其ノ取締並ニ租界当局ノ私娼取締状況 [在上海総領事館讐祭署沿革誌二依ル】(昭13)(未作成) ■ 支那事変ノ経験ヨリ観タル軍紀振作対策[陸軍省副官](昭15・9・1...
  • 1.軍慰安所の設置
    1.軍慰安所の設置 1)■をクリック→この稿の該当個所へ 2)資料名をクリック→資料の概要(予定)へ 1.軍慰安所の設置■ 恤兵金ノ処分二関スル件〔閣譲決定](昭7・7・19)(未作成) ■ 衛生業務旬報[混成第14旅団司令部](昭8・4・11~20)(未作成) ■ 衛生業務旬報[混成第14旅団司令部](昭8・4・21~30)(未作成) ■ 衛生業務旬報[混成第14旅団司令部](昭8・5・1~10)(未作成) ■ 北支那並満州国視察報告[工兵第4大隊中隊長](昭9・3)(未作成) ■ 昭和十一年中ニ於ケル在留邦人ノ特種婦女ノ状況及其ノ取締[在上海総領事館讐祭署沿革誌二依ル】(昭10)(未作成) ■ 昭和十三年中ニ於ケル在留邦人ノ特種婦女ノ状況及其ノ取締並ニ租界当局ノ私娼取締状況 [在上海総領事館讐祭署沿革誌二依ル】(昭13)(未作成) ■ 支那事変ノ経験ヨリ観タル軍紀振作対策[...
  • 情報局の戦争報道の指導=毎日新聞「検閲週報」の証言1
    1                                     <2005年1月> 『兵は凶器なり』(46)    15年戦争と新聞メディア      1935-1945 情報局の戦争報道の指導=毎日新聞「検閲週報」の証言①                                     前坂 俊之                               (静岡県立大学国際関係学部教授) 以下は『戦時情報局の役割-発見された毎日新聞「検閲週報」の証言から』(新聞研 究1975 年1 月号)                         田中菊次郎(東洋大学教授) 1973 年(昭和四十八)春、毎日新聞検閲部の「検閲週報」の数冊の綴じ込み612ペ ージが同社横浜支局の新館へ移転する大掃除の際に、発見された。 検閲部が各支局へ検閲情報を伝えるた...
  • 7.慰安所の管理規定
    7.慰安所の管理規定 ■をクリック→この稿の該当個所へ 資料名をクリック→資料の概要(予定)へ 7.慰安所の管理規定(部隊毎に下士官が引率)■ 常州駐屯間内務規定[独立攻城重砲兵第2大隊](昭13・3・16)(未作成) (委員の任命と利用権)■ 森川部隊特種慰安業務ニ関スル規定[森川部隊長](昭14・11・14)(未作成) ■ 独立歩兵第一五連隊本部陣中日誌(昭20・1・2、13)(未作成) (直営例)■ 海軍慰安所利用内規〔第12特別根拠地隊司令部](昭20・3・18)(未作成) ■ 第二軍状況概要[第2軍司令部(中支武漢地区)](昭13・12・10)(未作成) (休日) (慰安婦の報酬)■ 石兵団会報第七四号(昭19・10・19)(未作成) ■ 心理戦作戦班報告書(Japanese Prisoner of War Informatron Report) 49号(未作成) ■...
  • 2.「慰安婦」の募集
    2.「慰安婦」の募集 ■をクリック→この稿の該当個所へ 資料名をクリック→資料の概要(予定)へ 2.「慰安婦」の募集■  支那渡航者ニ対スル身分証明番発給ニ関スル件[福岡県知事](昭12・12・15)(未作成) ■  時局利用婦女誘拐被疑事件ニ関スル件[和歌山県知事](昭和13・2・7) ■  醜業帰渡支ニ関スル経緯[内務省](期日不明)(未作成) ■  時局利用婦女誘拐被疑事件ニ関スル件[和歌山県知事](昭和13・2・7) ■  上海派遺軍内陸軍慰安所ニ於ケル酌帰募集ニ関スル[群馬県知事](昭和13・1・19) ■  北支派遣軍慰安酌婦募集ニ関スル件[山形県知事](昭和13・1・25) ■  上海派遣軍内陸軍慰安所ニ於ケル酌婦募集ニ関スル件[茨城県知事](昭和13・2・14)(未作成) ■  支那渡航婦女ノ取扱ニ関スル件〔内務省警保局長](昭和13・2・23)(未作成) ■ ...
  • 台湾植民地年譜
    台湾植民地年譜 台湾年譜 毎日新聞社「決定版昭和史 別巻1 日本植民地史」1985 p202より 明:明治  大:大正  昭:昭和 明28・1895 4/17 日清講和条約調印。朝鮮の独立承認、遼東半島・台湾・澎湖列島の日本への割譲決定。   5/10 海軍大将樺山資紀(かぱやますけのり)台湾総督に就任。   5/25 台湾島民反乱。台湾巡撫の唐景崧(とうけいすう)を総統とし台湾民主国を宣言、29日日本軍台湾北部に上陸(6・7台北を占領、唐は中国へ逃亡)。   6/17 総督府始政式を挙行。   8/6 陸軍省、台湾総督府条例を定め軍政を実施。   10/19 台湾民主国の南部防衛の首領劉永福(りゆうえいふく)、厦門(アモイ)に逃走(21日日本軍台南無血占領)。 明29・1896 1/29 政府、台湾平定につき同島に居住往来する外国人民・船舶に現行条約を適用する旨宣言。...
  • 我部政男山梨学院大学教授(つづき)
    『平成18年度検定決定高等学校日本史教科書の訂正申請に関する意見に係る調査審議について(報告)』 平成19年12月25日 教科用図書検定調査審議会第2部会日本史小委員会 http //www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/08011106/001.pdf http //www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/1018.html 資料1 専門家からの意見聴取結果・・・資料(1)大城将保沖縄県史編集委員 我部政男山梨学院大学教授 我部政男山梨学院大学教授(つづき)五 沖縄守備軍第32軍と軍備配置 高良倉吉琉球大学教授 秦郁彦現代史家 林博史関東学院大学教授 原剛防衛研究所戦史部客員研究員 外間守善沖縄学研究所所長 山室建德帝京大学講師 資料1 専門家からの意見聴取結果・・・資料(1) 大城将保...
  • 日中戦争と太平洋戦争 波多野澄雄<その1>
    日中歴史共同研究 第1期「日中歴史共同研究」報告書 目次 第2部 戦争の時代 第3章 日中戦争と太平洋戦争 日中戦争と太平洋戦争 波多野澄雄<その1> 波多野澄雄:筑波大学大学院人文社会科学研究科教授(委員会委員) http //www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/pdfs/rekishi_kk_j-2.pdf  目次 日中戦争と太平洋戦争 波多野澄雄<その1>はじめに―開戦と中国戦線 第1 節 太平洋戦争下の中国戦場1)重慶攻略作戦構想の挫折と浙〓作戦 2)ビルマ攻略作戦とCBI 戦線 3)華北の戦い 4)一号作戦(豫湘桂戦役) 第2節 日本占領地域の状況1)汪政権下の政治と経済 2)通貨戦争 3)「対華新政策」とその破綻 日中戦争と太平洋戦争 波多野澄雄<その2> はじめに―開戦と中国戦線 日米開戦時に日本軍は20...
  • 7-2 台湾占領と抗日武装闘争
    日清戦争 7-2 台湾占領と抗日武装闘争 7-2 台湾占領と抗日武装闘争台湾民主国の成立 抗日武力闘争の展開 台湾占領の意義 台湾民主国の成立 日本が朝鮮から後退しなけれぱならなかったとすれば、陸奥外相の「進むを得べき地」の第二である台湾こそはぜひとも確保する必要があった。下関条約調印直後、李鴻章は台湾では割譲をめぐって、はげしい騒動がおこっていると指摘し、台湾譲 194 渡は再議に付したいと提案したが、時日の遷延が列強の干渉をひきおこすことをおそれた日本政席は、五月一〇日、樺山軍令部長を大将にすすめ、台湾総督兼軍務司令官に任命し、占領を既成事実とすることをいそいだ。樺山総督は、二四日宇品を出港し、途中で大連湾から直行した近衛師団と沖縄中城(なかぐすく)湾で会同のうえ、台湾にむかった。 その間、台北では台湾割譲反対運動をすすめていた全台義勇統領邱逢甲(きゅうほ...
  • 第5 朝鮮人戦時労働力動員を可能にした背景
    元朝鮮人女子勤労挺身隊員に対する損害賠償等請求控訴事件・控訴人準備書面(1) ソース:http //www.geocities.jp/teisintainagoya/kouso/kousokeika/zyunbi1.pdf 【小目次】 第5 朝鮮人戦時労働力動員を可能にした背景1 朝鮮農村部の生活状況 ―経済的収奪と貸金の民族差別、性差別― 2 強権的な支配体制の確立 3 皇民化政策(1)皇民化教育 (2)国民総力朝鮮連盟の活動 第5 朝鮮人戦時労働力動員を可能にした背景 1 朝鮮農村部の生活状況 ―経済的収奪と貸金の民族差別、性差別―   それでは、本件を含む朝鮮人戦時労働力動員を可能にしたのは何か。その第一に挙げられるのは、朝鮮農村部の窮乏と極めて困窮した生活である。   1929年(昭和4年)、アメリカに起こった大恐慌は日本にも及び輸出が激減し...
  • 4 台湾人と日本語
    植民地支配と日本語 第一章 台湾における日本語普及政策 4 台湾人と日本語 日本の諸植民地および占領地域のなかで、台湾は日本語の普及率がもっとも高かった。それは、 44 日本語普及政策のもとで、長期問にわたって強制的に日本語教育が推しすすめられたためであり、くわえて、台湾の特殊な環境、政治、歴史条件などもあった。台湾総督府文教局長を担当していた島田昌勢は、こうした台湾での言語政策の「成功」に自惚れ、さらにほかの植民地や占領地域への「台湾経験」の役割を強調して次のように述べている。 台湾における国語問題は、本島統治に殊に皇民化の根蒂にして教育教化の生命なり。されば領台以来当局並に教育教化の任にある者は、誠心を傾倒して国語の普及徹底に不断の努力を続け、……今や我が国語は国運の伸張に適従し、興亜の大使命を帯びて大陸に進出するの雄雄しき態勢にあり。外地台湾における国語教育多年...
  • 第3・4(2)エ(ア) 集団自決の経緯
    通036 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第3 争点及びこれに対する当事者の主張 第3・4 争点4(真実性の有無)について 第3・4(2)原告らの主張 第3・4(2)エ 渡嘉敷島について 第3・4(2)エ(ア) 集団自決の経緯 第3・4(2)エ(ア) 集団自決の経緯a (原告らによる再構成:3月23日~27日朝)* b (原告らによる再構成:3月27日午後~隊長からの指示伝達)* c (原告らによる再構成:住民避難と3月28日朝の村幹部"協議")* d (原告らによる再構成:手榴弾の炸裂まで)* e (原告らによる再構成:村長の逆上と将校の威嚇)* f (原告らによる再構成:阿波連の人々の集団自決)* 安里巡査の「沖縄県警察史」における記述(甲B16・772ないし775頁)及び星雅彦の取材結果(甲...
  • 1 過酷な征服
    日清・日露戦争 第4章 台湾征服戦争 1 過酷な征服 1 過酷な征服北守南進策の台湾 台湾の自生的発展 台湾民主国と占領戦争 台湾平定宣言 その後の抵抗運動と弾圧 腐敗と堕落 北守南進策の台湾 狭義の日清戦争は終わったが、戦争そのものは続いていた。清国が譲渡した台湾での中国人による抵抗が続いていたのである。 台湾に注目し、その占領と清国からの割譲を要求するのは、政府と軍部の了解事項であった。松方正義は北守南進論の構想を持ち、一八九四(明治二七)年冬、一つの意見書を、同じ薩摩閥の川上操六(そうろく)参謀次長に送った(『公爵松方正義伝』)。松方は、天津から北京を占領するより台湾占領の急務を提案し、これを占領せずに終戦となるのは「百年の遺憾千秋の失敬このことと存侯」とまで重要だと位置づける。「我邦の前途は、北に守りて南に攻るの方針」を取らねばならない、台湾は、マレー半島...
  • 2-09 従軍慰安婦にお金は支払われていたのか…
    ソース: 千田夏光「 高校生徹底質問!! 従軍慰安婦とは何か 」汐文社1992年5月 2-09 従軍慰安婦にお金は支払われていたのか… 2-09 従軍慰安婦にお金は支払われていたのか…コメント欄   さきに示した陸軍慰安所規則のなかに下士官兵は二円とあったが、その後もほぼこの金額が支払われていた。一人二円としても日に何十人も相手にさせられるのだから相当の金額になる計算だが、日常のチリ紙代などのほかは慰安所の管理者か御用商人が預かることになっていた。ただし、兵隊が支払うのはすべて軍票(ぐんぴょう)だったから日本の敗戦とともにその預けた金すべては紙屑(かみくず)になった。 34)軍票(ぐんぴょう) 軍用手票の略。物資を調達するため、戦地・占領地で発行される特殊紙幣。日本は太平洋戦争でこれを大量に発行し、現地住民から物資を奪い取った。 FAQ目次 ...
  • 虐殺は嘘18に対して
    虐殺は嘘18誰も知らなかった虐殺4蒋介石 2006/ 7/19 0 47 [ No.11126 / 12177 ] 投稿者 deliciousicecoffee http //messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW action=m board=1143582 tid=fn5febg5tbba6a1a6bdbe730v0bix6afc0a9oa29ta4n13 sid=1143582 mid=11126 蒋介石が1938年1月22日の日記に、「寇(日本軍)は南京であくなき惨殺と姦淫をくり広げている。野獣にも似たこの暴行は、もとより彼ら自身の滅亡を早めるものである。それにしても同胞の痛苦はその極に達しているのだ。」と書いたことを以って、蒋介石は南京大虐殺を認識していたというのは見当違いだ。 まず、日記の原文には「殘殺」という言葉...
  • 日中戦争と太平洋戦争 波多野澄雄<その2>
    日中歴史共同研究 第1期「日中歴史共同研究」報告書 目次 第2部 戦争の時代 第3章 日中戦争と太平洋戦争 日中戦争と太平洋戦争 波多野澄雄<その2> 波多野澄雄:筑波大学大学院人文社会科学研究科教授(委員会委員) http //www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/pdfs/rekishi_kk_j-2.pdf 日中戦争と太平洋戦争 波多野澄雄<その1> 日中戦争と太平洋戦争 波多野澄雄<その2>第3 節 日本の降伏1)大東亜会議と連合国の戦後構想 2)和平工作 4)国民党支配の危機とヤルタ協定 5)日本の降伏 おわりに 第3 節 日本の降伏 1)大東亜会議と連合国の戦後構想 43 年11 月、日本のアジア占領地に樹立された「独立国」の代表(満州国、汪兆銘政府、ビルマ、フィリピン、タイのほか自由印度仮政府代表が陪席)が...
  • 日中戦争の開始
    南京大虐殺の研究 晩聲社1992 もくじ 上海戦と南京進撃戦-南京大虐殺の序章 江口圭 一、日中戦争の開始 二、上海戦と南京戦 三、南京進撃 四、大虐殺の序章 五、『南京戦史』批判 脚注 上海戦と南京進撃戦-南京大虐殺の序章 江口圭 一、日中戦争の開始 南京戦と南京大虐殺は上海戦(第二次上海事変)と密接に関連している。上海戦の問題を抜きにして、南京戦・南京大虐殺を論ずることはできない。そして上海戦を考察するためには、まず日中戦争そのものがどのようにして起こされたかを明らかにする必要がある。 日中戦争は一九三七(昭和一ニ)年七月七日の蘆溝橋事件を発端として発生した。盧溝橋事件そのものは偶発的な衝突であって、満州事変の発端となった柳条湖事件のように意図的.計画的に仕組まれたものではない(1)。現地では七月一一日になって一応の停戦協定が結ばれた...
  • はじめに 歪曲された歴史観・国家観
    統合幕僚学校・高級幹部課程講義案 「『昭和の戦争』について」 福地 惇 (大正大学教授・新しい歴史教科書をつくる会理事・副会長) はじめに 歪曲された歴史観・国家観  本講義の目的は、第一に「昭和の戦争」は「東京裁判」の起訴状と判決に言うような侵略戦争では全くはなく、「自存自衛」のための止む終えない受身の戦争だったこと、第二にそれが了解出来れば、現憲法体制は論理的に廃絶しなくてはならない虚偽の体制であると断言できることを論ずることであります。「昭和の戦争」の本質を語ることで、現在の国家の指導者は勿論、国民大多数が持つ「歴史観・国家観」が、その国家・国民の命運を大きく左右する程に重要であることを主張したいと思います。  凡そ六十年前、米国占領軍政府(連合国軍最高司令部=GHQ)は、「平和憲法」の異名をとる「日本国憲法」と「日本は侵略戦争の罪を犯した戦争犯罪国家」だ...
  • はしがき と 目次
    ☆はしがき・目次以外は非公開です。 中公新書1218 北博昭著 日中開戦 軍法務局文書からみた挙国一致体制への道 中央公論社刊 1994年12月20日発行 ~~~~~~~~~~~~~~~~ (表紙裏折込) はしがき 目次はしがき 一、「事変」であって戦争ではない 二、戦争と称しなかったために5、封鎖にできなかった封鎖(イ)海上交通を遮断する (口)遮断を侵破した中華民国船舶 (ハ)「第三国」へ転籍された中華民国船舶の処置 6、諸事件への対処 三、「事変」は事実上の戦争である2、気運を統一する あとがき 主な引用・参考文献 (表紙裏折込) 昭和十二年七月七日、北京郊外で起こった盧溝橋事件が導火線となって、日本と中国は泥沼の戦闘状態に突入するが、日本政府は国際法上の国家の交戦開始の意志表示を行なわず、これを「支那事変」と呼称する、しかし「戦争」ではなく「事変」と...
  • (原)第3・4(2)エ(ア) 集団自決の経緯
    目次 戻る 通2-034 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第2 事案の概要等 第2の3 前提事実及び争点 【原判決の引用】 (原)第3 争点及びこれに対する当事者の主張 (原)4 争点4(真実性の有無)について (1)被控訴人らの主張 第3の4(1)ウ 渡嘉敷島について (原)第3・4(2)エ(ア) 集団自決の経緯 (判決本文p75~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 (原)第3・4(2)エ(ア) 集団自決の経緯a (控訴人らによる再構成:3月23日~27日朝)* b (控訴人らによる再構成:3月27日午後~隊長からの指示伝達)* c (控訴人らによる再構成:住民避難と3月28日...
  • いわゆる従軍慰安婦問題について(内閣官房内閣外政審議室)1993.8.4
    今日の訪問者 - いわゆる従軍慰安婦問題について(内閣官房内閣外政審議室)1993.8.41.調査の経緯▽調査対象機関 ▽関係者からの聞き取り ▽参考とした国内外の文書及び出版物 2.いわゆる従軍慰安婦問題の実態について(1)慰安所設置の経緯 (2)慰安所が設置された時期 (3)慰安所が存在していた地域 (4)慰安婦の総数 (5)慰安婦の出身地 (6)慰安所の経営及び管理 (7)慰安婦の募集 (8)慰安婦の輸送等 いわゆる従軍慰安婦問題について(内閣官房内閣外政審議室)1993.8.4 内閣官房内閣外政審議室 平成5(1993)年8月4日 1.調査の経緯  いわゆる従軍慰安婦問題については、当事者によるわが国における訴訟の提起、我が国国会における議論等を通じ、内外の注目を集めて来た。また、この問題は、昨年1月の宮澤総理の訪韓の際、盧泰愚大統領(当時)との会談...
  • 第3・4(1)ア 背景事情
    通017 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第3 争点及びこれに対する当事者の主張 第3・4 争点4(真実性の有無)について 第3・4(1) 被告らの主張 第3・4(1)ア 背景事情 第3・4(1)ア 背景事情(ア) (海上挺進戦隊配備と総動員体制)* (イ)(村と住民側の態勢)* (ウ)(軍官民共生共死、玉砕と捕虜の禁止)* (エ)(隊長による自決命令)* (ア) (海上挺進戦隊配備と総動員体制)* 前第2・2のとおり,慶良間列島には,昭和19年月,陸軍海上挺進戦隊が配備され,座間味島に原告梅澤が隊長を務める第一戦隊,阿嘉島・慶留間島に野田義彦(以下「野田隊長」という。)が隊長を務める第二戦隊,渡嘉敷島に赤松大尉が隊長を務める第三戦隊が駐留した。昭和20年3月の米軍進攻当時,慶良間列島の守備隊はこれらの戦隊のみであつ...
  • 沖縄戦目録
    中公新書256 名嘉正八郎・谷川健一編 沖縄の証言(上) 庶民が語る戦争体験 中央公論社刊 昭和46年7月25日初版 昭和57年2月1日5版 沖縄戦目録19447月 8月 9月 10月 11月 12月 19451月 2月 3月 4月 5月 6月 沖縄戦目録 1944 7月 7・7 サイパソ島の日本軍が全減する。緊急閣議で南西諸島の老幼婦女子・学童疎開が決定される。 7・18 東条英機内閣が総辞職する。 7・22 小磯国昭内閣が成立する。 8月 8・5 大本営との政府連絡会議が廃止され,代わって最高戦争指導会議が設置される。 8・10 グァム島,テニアン島の日本軍が全減する。 8・22 沖縄学童疎開船対馬丸が悪石島沖で沈没し,学童766名が犠牲となった。 8・23 「学徒勤労令」「女子挺身勤労令」が公布される。 8・31 「学徒勤労令」「女子挺身勤労令」...
  • (原)(1) 前提事実
    昨日 - 今日 - 目次 戻る 通2-053 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第3 当裁判所の判断 5 真実性ないし真実相当性について(その1) 【原判決の引用】 (原)第4・5 争点(4)及び(5)(真実性及び真実相当性)について (1) <前提事実> (判決本文p135~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 (1) <前提事実>ア 太平洋戦争当時の沖縄の状況、体制等(ア) 沖縄全体の状況, 体制等a (沖縄戦前夜)* b (32軍とその住民指導)* c (防衛召集)* d (大詔奉戴日)* e (米軍の上陸)* (イ) 慶良間列島の状況, 体制等a (海上挺進戦隊)* b (座間...
  • 『台湾総督府警察沿革誌』
    『台湾総督府警察沿革誌』 アジ歴http //www.jacar.go.jp/ 『台湾総督府警察沿革誌 第2編 』 A05020351900
  • 第4・5(1) 前提となる事実
    通052 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決訴訟裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第4 当裁判所の判断 第4・5 争点4および5(真実性及び真実相当性)について 第4・5(1)(前提となる事実)* 前記第2・2で認定した事実,後記第4・5(2)記載の文献等の書証に,証拠(甲A4ないし7,甲B3,25の1及び2,29,30,34,51,52の1及び2,53,63ないし65,68,75,76の1ないし4,77,97,乙2,3,11,16,18,21の1及ぴ2,22ないし25,32,34,36ないし38,39の1ないし5,40の1ないし3,42,43の1及び2,48,49,56の1及び2,57の1及び2,58ないし60,69,97,皆本証人,知念証人,金城証人並ぴに原告梅澤及ぴ被告大江各本人)を総合すれば,後記各文献等を評価する前提として次の事実が認められる。 第...
  • 2 台湾の日本語教育の歴史的展開
    植民地支配と日本語 第一章 台湾における日本語普及政策 2 台湾の日本語教育の歴史的展開 台湾での日本の植民地政策はまず同化政策として現れる、とよく指摘されている。総督府の言語政策もそのなかに位置しており、植民地政策の重要な一環であった。ここで、まず学校教育を中心にその日本語普及政策の時代区分を概観しておこう。 第一段階は、一八九五年から一八九八年七月勅令一七八号の台湾公学校令発布までの期間である。このあいだに、芝山岩学堂と国語伝習所をはじめ、台北県立日本語学校、基隆学校・宜蘭国語会などの県、庁立の日本語学校が設立された。そのいずれも応急的な要素をもち、「施政上の便を謀る」ための性質が目立つ。 第二の段階は、台湾公学校令発布から一九一九年(大正八年)一月の台湾教育令公布までである。公学校令によれば、公学校は台湾人の子弟に「徳教ヲ施シ実学ヲ授ケ、以テ国民的性格ヲ養成...
  • 日本にとって植民地とは何であったか
    毎日新聞社「決定版昭和史 別巻1 日本植民地史」1985  p226 日本にとって植民地とは何であったか 初瀬龍平 日本にとって植民地とは何であったか植民地の獲得 植民地の経営 脱亜入欧の反省へ 植民地の獲得 戦前日本の領土には、「内地」と「外地」とがあった。内地とは、本土、沖縄、小笠原、千島のことであり、外地とは、台湾、朝鮮、南樺太、関東州、南洋諸島のことである。日本の植民地としては、日本領土であった上記の外地に加えて、領土ではなかったが、日本のカイライ国家であった満州国が挙げられる。 現在の私たちは、かつて日本の植民地がどこにあり、どのような統治をしていたか、を次第に忘れつつある。テレビで、中国残留孤児という四〇歳台の男女が肉親を探して来日するのをみて、涙する目本人は多い。しかし、そこから、かつての植民地政策を間い直そうというひとは少ない。 明治日...
  • 「従軍慰安婦」にされた人々
    四、「従軍慰安婦」にされた人々 《一九九五年一〇月二五日発行 アジア女性基金パンフレットより》  「従軍慰安婦」とは、かつての戦争の時代に、日本軍の慰安所で将兵に性的な奉仕を強いられた女性たちのことです。  慰安所の開設が、日本軍当局の要請によってはじめておこなわれたのは、中国での戦争の過程でのことです。一九三一年(昭和六年)満州事変がはじまると、翌年には戦火は上海に拡大されます。この第一次上海事変によって派遺された日本の陸海軍が、最初の慰安所を上海に開設させました。慰安所の数は、一九三七年(昭和十二年)の日中戦争開始以後、戦線の拡大とともに大きく増加します。  当時の軍の当局は、占領地で頻発した日本軍人による中国人女性レイプ事件によって、中国人の反日感情がさらに強まることをおそれて、防止策をとることを考えました。また、将兵が性病にかかり、兵カが低下することをも防止し...
  • 檜山幸夫『台湾総督府文書の史料論』抜粋
    http //www.chukyo-u.ac.jp/reserch/irss/taiwan/035e.htm 檜山幸夫 『台湾総督府文書の史料論』 抜粋 檜山幸夫 『台湾総督府文書の史料論』 抜粋一.台湾総督府文書の史料的価値 二.台湾総督府文書の所在 三.台湾総督府文書の概要 註 一.台湾総督府文書の史料的価値  台湾総督府文書は、日本の外地統治機関たる台湾総督府の行政文書で、日本植民地研究にとって最も重要な基礎的史料であるとともに、日本近代文書学にとっても貴重な公文書史料でもある。 台湾総督府文書は、次の四つの視点から史料学的な位置づけをすることができる。 第一は、該文書が外地支配を組み入れた立憲制国家としての大日本帝国の国家構造と統治構造(1)を解明する基礎的史料であること、第二は、外地の歴史を含めて日本近代史が成立していたことから、その統治史料たる該...
  • 沖縄県内の慰安所
    沖縄県内の慰安所 太田昌秀『死者たちはいまだ眠れず』(新泉社2006年08月)p116―118 より また、一九四三(昭和一八)年から勤労挺身隊として軍需産業に二〇万人の朝鮮人少女が動員されたとのことです。それとは別に、日本軍の管理下で戦場に動員され、従軍慰安婦として日本軍兵士を相手に強制的に売春をさせられた女性がたくさんいました。 鈴木祐子教授の『従軍慰安婦・内鮮結婚性の侵略・戦後責任を考える』(未來杜、一九九二年)によると、政策的に朝鮮女性たちが大規模な徴発を受けたのは、一九三八(昭和一三)年の初めからでした。 すなわち当時は、関東軍の満州駐屯が長期化し、中国本土に多くの日本軍が投入されるにしたがい、長期的で大規模な戦争遂行のためには、軍人たちに対する統制と士気の振作が要求されました。しかし、日本本土の女性たちを強制的に引っ張ってくることはできなか...
  • 黄昭堂『台湾総督府』
    黄昭堂『台湾総督府』 http //www.amazon.co.jp/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E7%B7%8F%E7%9D%A3%E5%BA%9C-%E6%95%99%E8%82%B2%E7%A4%BE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2-147-%E6%98%AD%E5%A0%82/dp/4315402729 ものろぎや・そりてえる http //barbare.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_e857.html
  • 七 性の蹂躙と中国女性の抗日意識
    中国女性にとっての日中十五年戦争 七 性の蹂躙と中国女性の抗日意識 南京事件におけ婦女凌辱に象徴されるように、日中戦争における日本軍の侵略行為は、中国女性にとっての「性の蹂躙」という側面をもっていた。したがって、抗日戦争は中国女性の性と人権を守る戦いでもあった。よく知られるように抗日根拠地(解放区)においては、女性がめざましい活躍をして八路軍や新四軍、抗日ゲリラ部隊の活動を支援したのは、そのような日本軍の性の蹂躙から自らを守るという側面をもっていた。 日中戦争期に日本軍が広く中国全土の作戦地域において婦女凌辱行為を行ったのは、私が指摘したことのある次のような日本軍の特質とも関係がある。 「日本の軍隊は兵士個人の人権を抑圧し、その生命を武器よりも軽く扱うことがあった。戦場173においても兵士の体力や精神を無視した作戦が強行された。そうした非人問的な待遇に対する反発や不満の捌...
  • 沖縄タイムス 「正確・人権」に欠ける報道 占領下の呪縛引きずる
    http //blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/bdd565d17e4d768965d6a385ab93d253より転転載 真実の攻防 沖縄戦「集団自決」から63年 3部<7> 沖縄タイムス 「正確・人権」に欠ける報道 占領下の呪縛引きずる  米軍上陸を目の当たりにした渡嘉敷島で、愛する家族を手に掛けた当時十六歳の少年、金城重明氏。後にクリスチャンそして牧師となり、沖縄キリスト教短期大学学長などを歴任、“集団自決の語り部”として、多くの書物を残している。  昨年、集団自決に関する教科書検定意見をめぐって沖縄世論が沸騰した中、金城氏は六月二日、那覇市で沖縄タイムス主催のシンポジウム「挑まれる沖縄戦―『集団自決』検定を問う」で、当時の体験を述べた。同紙が六月八日付でその詳細を報じている。  「私たちは日本軍の強制、命令、抑圧に...
  • 【日韓歴史研究】「共同研究は不毛」 共通認識形成にはほど遠く
    http //sankei.jp.msn.com/politics/policy/100323/plc1003231938012-n1.htm 【日韓歴史研究】「共同研究は不毛」 共通認識形成にはほど遠く 2010.3.23 19 35  日韓両国の超えられない政治課題を民間に「丸投げ」の形で委託された日韓歴史共同研究は、そもそもの立ち上がりから政治の手段だった。このための埋めがたい溝は第2期研究でより明白になった。政治的には「緩衝地帯」、学会間ではお互いを知る意味はあるものの、「歴史」の共通認識形成にはほど遠い現実が浮き彫りとなった。  教科書小グループ新設は平成17年6月の小泉純一郎首相と盧武鉉大統領の首脳会談で決まった。小泉氏の靖国神社参拝で冷却した日韓関係修復に向けた日本側の配慮の色彩が濃かった。  安倍晋三政権でスタートした第2期。安倍氏は韓...
  • 第4 アジア大陸への侵略の兵端基地化および日本国内の食糧、労働力の供給地化
    元朝鮮人女子勤労挺身隊員に対する損害賠償等請求控訴事件・控訴人準備書面(1) ソース:http //www.geocities.jp/teisintainagoya/kouso/kousokeika/zyunbi1.pdf 【小目次】 第4 アジア大陸への侵略の兵站基地化および日本国内の食糧、労働力の供給地化1 日本の朝鮮政策では、当初は、 2 1938年9月の第1回各道産業部長会議における南総督の訓辞は、 3 近代の植民地は、先進国の工業化を支える役割を負わされており、 4 戦時下の朝鮮は、日本からみると、食料(米)と労働力(人)との供出 第4 アジア大陸への侵略の兵站基地化および日本国内の食糧、労働力の供給地化 1 日本の朝鮮政策では、当初は、   日本の朝鮮政策では、当初は、日本の食糧問題解決のために朝鮮における産米増殖計画などの重農政策がとられた。こ...
  • 日本の侵略の底流をなしたもの
    日本の侵略の底流をなしたもの 明治以来のアジアに対する差別的民族観による破局 高嶋伸欣 一九四五年八月の敗戦からまもなく半世紀になろうとしている昨今、日本ではなお、アジア・太平洋戦争あるいは十五年戦争で、どのような侵略行為をしていたのか、さらにはあの戦争は侵略戦争だったのかについて、議論がつづいている。なぜ、これまでの間に戦争を実行した世代によって、それ、についての事実の確認や意味づけなどの総括がすませられなかったのか。戦勝国による東京裁判などの戦犯追及でよしとしたこと、戦争責任の議論が天皇のそれに及ぶことを避けようとしたこと、あるいは国民の多くになんらかの形で侵略にかかわっていたという意識があったことなど、さまざまな要因があげられる。 ともあれ、結果として半世紀近くもの間、侵略の事実の究明は遅れ、戦後補償の議論も最近になってようやく進められようとしている。その間に、日本...
  • 第3 日本の戦争と植民地の拡大、総力戦の準備
    元朝鮮人女子勤労挺身隊員に対する損害賠償等請求控訴事件・控訴人準備書面(1) ソース:http //www.geocities.jp/teisintainagoya/kouso/kousokeika/zyunbi1.pdf 【小目次】 第3 日本の戦争と植民地の拡大、総力戦の準備1 日本の植民地は、日本が行った戦争とともに拡大していった。 2 このように戦争によって獲得した植民地は、 3 日本は満州事変で遼寧、吉林、黒竜江の東北三省を占領し、 4 第一次世界大戦によって、ヨーロッパ各国は、 第3 日本の戦争と植民地の拡大、総力戦の準備 1 日本の植民地は、日本が行った戦争とともに拡大していった。   日本の植民地は、日本が行った戦争とともに拡大していった。日清戦争の結果、1895年の「下関条約」によって台湾の領有が認められ、日本で最初の植民地となった。つづ...
  • 虐殺は嘘17に対して
    虐殺は嘘17 誰も知らなかった虐殺3 2006/ 7/18 0 33 [ No.11107 / 12177 ] 投稿者 deliciousicecoffee http //messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW action=m board=1143582 tid=fn5febg5tbba6a1a6bdbe730v0bix6afc0a9oa29ta4n13 sid=1143582 mid=11107 1938年3月に開かれた国民党の臨時大会で何応欽参謀総長の軍事報告がなされたがその中で南京事件については一言も触れていない。 攻防戦でおびただしい死者が生じたがそれは戦闘行為によるもので虐殺は無かったとするのが当時の誰もが認める解釈であった。 傍証としては南京のイギリス領事も、日本嫌いで有名なドイツ大使館の書記官も虐殺に...
  • 第1回~第3回
       目次 証言による「南京戦史」46期・畝本正巳目次へ 第1回(s59.4)会員諸賢に・・・「偕行」編集部(42期・加登川) 第1章 上海より南京へ 第2回(s59.5)第2章 南京の防衛体制 第3回(s59.6)第3章 南京総攻撃開始 第4章 外郭陣地の攻撃(12/8~12/12) 堀場一雄氏著「支那事変戦争指導史」抜粋 原四郎 記 証言による「南京戦史」46期・畝本正巳 目次へ 第1回(s59.4) 会員諸賢に・・・「偕行」編集部(42期・加登川) 第1章 上海より南京へ 1.追撃作戦の統制 2.南京攻略作戦の発動 3.トラウトマン工作 c-59-04-27.jpg拡大 要図第1 南京攻略作戦経過要図 c-59-04-28.jpg拡大 4.南京攻略態勢整う 5.海軍及び陸軍航空部隊の活動 6.追撃作戦の実態 都市の攻防と破壊 c-59-...
  • (原)第3・4(2)エ(オ) 自決命令の命令者・伝達者・受領者が不在であること
    目次 戻る 通2-038 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第2 事案の概要等 第2の3 前提事実及び争点 【原判決の引用】 (原)第3 争点及びこれに対する当事者の主張 (原)4 争点4(真実性の有無)について (2)控訴人らの主張 第3・4(2)エ 渡嘉敷島について (原)第3・4(2)エ(オ) 自決命令の命令者・伝達者・受領者が不在であること (判決本文p84) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。   赤松大尉は, 自決命令を出したことを明確に否定している(甲B2)。 また, 恩納河原に避難中に住民に伝えられたとされる自決命令は, 誰を通じて, 住民の誰に伝えられたのか, 全く不...
  • 水利技師・鳥居信平の知られざる業績
    水利技師・鳥居信平の知られざる業績 平野久美子 『諸君!』2008年3月号 日本・台湾=『水』の絆の物語─水利技師・鳥居信平の知られざる業績 ■平野久美子(ひらの くみこ)ジャーナリスト。東京生まれ。1972年、学習院大学卒。出版社勤務を経て、アジアを多角的に捉えた執筆活動を続ける。99年『淡淡有情幅』で第6回小学館ノンフィクション大賞受賞。『中国茶・風雅の裏側』(文春新書)や『トオサンの桜−散りゆく台湾の中の日本』(小学館)など著書多数。 水利技師・鳥居信平の知られざる業績【1】 ─感動秘話日本・台湾=「水」の絆の物語 水は農民の命。いまも土地を潤す地下ダムの設計者に、台湾の人々はけっして感謝の心を忘れない ジャーナリスト 平野 久美子 水利技師・鳥居信平の知られざる業績■日本人の知らない日本人 ■今も地元を潤す二峰圳] ■近代科学に触...
  • @wiki全体から「戦時月報[香港占領地総督部〕(昭17・4)」で調べる

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