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議会答弁と矛盾 県健康管理調査で進行表 朝日新聞福島版2012年10月06日

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議会答弁と矛盾 県健康管理調査で進行表 朝日新聞福島版2012年10月06日


●知事は謝罪

 東京電力福島第一原発事故による放射線の健康影響を調べる県民健康管理調査をめぐり、調査への信頼を揺るがす事態が再び明るみに出た。専門家が助言する検討委員会の開催前に、県が委員の発言予定を記した進行表を作成していた。県は緊急調査の方針を打ち出し、佐藤雄平知事が謝罪するなど火消しに追われている。

 「皆さんに疑念を抱かせてしまった。誠に申し訳ない。徹底的に調査して公表したい」。5日夕方、佐藤知事は県庁内で記者団に語った。

 進行表の存在が明らかになったのは2011年7月に開催された第3回検討委。県によると、担当者が作成し、8人の委員全員に送ったという。

 だが、進行表を作った理由、実際の発言への影響については「不明」と説明。今後、全8回の検討委に関わった職員に事情を聴く。11日の県議会閉会までに調査結果を公表する方針だ。

 一方、議会答弁との矛盾も浮き彫りになった。村田文雄副知事は3日の県議会で「調整した事実はない」と明確に否定していた。

 5日の県議会福祉公安委員会では、進行表との矛盾に批判が続出。菅野裕之・県保健福祉部長は「私どもの調査がずさんだった。おわびするしかない」と謝罪した。


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