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福本修也〈統一教会信者〉弁護士からの削除要請を嗤(わら)う

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有田芳生の『酔醒漫録』
2008/10/26

福本修也〈統一教会信者〉弁護士からの削除要請を嗤(わら)う


 10月25日(土)なかなか手ごわい神経治療のために歯科。アメリカなどには専門医もいるそうだ。しかし、1日に治療できるのは5人ほど。時間がかかるのだ。忙中閑あり。次女の学園祭へ。若い人たちには笑顔が似合う。ダンスを踊り歌うのを見てから池袋「おもろ」。店内には私と新党日本のポスター。ある詩人も自宅前にポスターを貼ってくれたという。神保町「家康」からも店内と店先に貼ったとの電話あり。

 NTTコミュニケーションズから配達記録が届いた。書類のタイトルは「侵害情報の通知書 兼 送信防止措置に関する照会書」。役所や法律も同じだが、どうしてこんな一般になじみない日本語を使うのだろうか。居丈高に「7日を経過してもあなたから送信防止措置を講じることに同意しない旨の申し出がない場合、当社はただちに送信防止措置として、下記情報を削除する場合がある」とある。到着した25日から7日だから10月31日を過ぎれば一方的に日記を削除しますよということなのだろう。「自主的に下記の情報を削除するなど」すれば「差し支えありません」ともある。

 ふーん。何が問題だというのか。「請求書が主張する、権利侵害されたという侵害情報の指摘箇所(マーカー部分)」と書いてある。はてさて、とそこを見る。このブログの9月27日付けは「〈絶対にガンガ治る〉という統一教会員」というタイトルだ。マーカー部分を引用する。「あちこちで暗躍する元検事の現役信者F弁護士がここでも動くのだろうか」。何だこれっ。イニシャルで配慮していたのになあ。さらにコメント欄にマーカー。

「〈あちこちで暗躍する元検事の現役信者F弁護士〉ですが、第二東京弁護士会のサイトに文鮮明の言葉を堂々と掲載しています。これは問題だと思います」。そこをたどればこの弁護士は「大義に立つ勇気の道は生涯の勝利を招く」を「座右の銘」(「いつも身辺に置いて日常の戒めとする言葉」のこと。『明鏡国語辞典』)としている。ちなみに文鮮明教祖の言葉は1978年12月1日のもの。事実だからまさに問題なのだ。

 はてさてこの依頼人とは誰か。「信仰上のプライバシー権 名誉棄損」だから削除せよというのだが、誰が依頼したのかは具体名としては明らかではない。書類下段には「発信者へ氏名を開示して差し支えない場合は、左欄に○を記入して下さい」とあるのに、○をしないから誰からの苦情かはわからないようになっている。では明らかにしよう。

 F弁護士こと福本修也(ふくもとのぶや)氏なのである。1985年に韓国で行われた合同結婚式に参加している。公表する文章をよく読めば「当職」とあるから削除依頼は御本人。まさしく「頭隠して尻隠さず」。荻窪で水面下で陰謀的に進んでいるある「事件」でも暗躍していることは、警視庁公安部、さらには荻窪署関係者からもすでに取材済みだ。実は法務省関係者からも「たれこみ」があった。霊感商法をいまでも行う反社会的集団である統一教会の文鮮明教祖の言葉を「座右の銘」とする弁護士は、一般信者とは異なり、「信仰上のプライバシー権」などを隠れみのにできない。

 ましてや紛れもない事実のどこが「名誉棄損」だというのか。「盗人猛々しい」とはこういうことをいう。もちろん福本修也氏が「盗人」だと言っているのではない。「それをとがめられても居直るさま」を比喩的に表現すればそうなる。というわけで削除要求はもちろん拒否する。さっそく統一教会問題で奮闘する山口貴士弁護士のブログでこんな文章が公表された。すでに少なくとも2つのブログ記事が削除され、さらにウィキペディアにも削除要請が出されている。私に来た削除要請の書類をここに公表する(クリックすれば拡大される)。このままでは終わらせない。



投稿日 2008/10/26 新党日本 | リンク用URL
コメント
 「反社会的犯罪行為を続ける組織として広く知れ渡っている団体において重要な役割を確信的に果たしている人物にたいしてその所属を社会に広く知らしめることは起こりうる犯罪とその被害の予防に役立つ社会的に意義がありかつ勇気を有する行動でありこのような者からの削除要請に応えるとしたらNTTの社会的役割が問われるであろう、と当裁判所は判断する」ということではないかな(笑)。
 いよいよ決戦の秋来るですね。麻生さんは景気対策優先などと言い出していますが首相という権力を握ったら一日でも長くその快楽にひたりたいという姿が見え見えでしょうが(笑)。さすが権力家族の血をしっかり引いている御仁ですねえ。こういう人を見ていると民草(たみくさ)という言葉を思い出してしまいます。民草のための国家というものは明治以来一度たりともこの国にはなかったんですねえ。民草のどよめきが国会にあふれる、そんな光景を有田さんといっしょにぜひ見てみたいものです。
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