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(6)(海上挺進第三戦隊の教育と編成)


 昭和十九年四月 航空及船舶関係の勤務に従事する兵科及技術下士官養成を目的として、陸軍特別幹部候補生制度が生れた此の特別幹部候補生の船舶兵科として、第一期生一八八三名は同年四月十一日香川県三豊郡豊浜町暁二九四○部隊於保部隊に入隊、船舶関係基礎訓練を受く。

 同年七月三十一日 船舶兵特別幹部候補生隊に於ける教育終了(※1)

 八月一日 特別幹部候補生隊、第三中隊第一区隊、第六中隊第三区隊の一部八八名、船舶兵幹部候補生十期出身一○名の見習士官、陸士五十七期出身の中隊長三名、陸士五十三期出身の戦隊長、他に将校下士官各一名計一○四名にて海上挺進戦隊を編成、教育、同郡土庄町豊島訓練基地に於いて水上特攻の訓練を実施する。


海上挺進第三戦隊の編成表

海上挺進第三戦隊      
 戦隊長 陸軍大尉 赤松嘉次
       副官 陸軍少尉 張間与国
      本部付 陸軍軍曹 高比良正偉
     戦隊長付 特別幹部候補生 太田正一
   本部付警戒小隊
      小隊長 見習士官 知念朝睦
       隊員 特別幹部候補生
            谷本小次郎  小野正男 続城元行(※2)
            久保田郁久夫 池田清一 野村安男

   第一中隊 中隊長 陸軍少尉 中村 彰
       中隊長付 特別幹部侯補生
              斉藤誠 高田茂雄 島津悟
      第一戦闘群 群長 見習士官 岸川岩男
            隊員 特別幹部候補生
                 村田政信  佐藤宗之助 内山喜一
                 藤井満夫  池田満生  松村哲夫
                 谷本富美男 高木直太
      第二戦闘群 群長 見習士官 高取徹晶
            隊員 特別幹部候補生
                 樋口梅雄  石井子之吉 木村幸雄
                 佐久間定三 世古 収  横山小一
                 藤原清人  浅野一夫
      第三戦闘群 群長 見習士官 佐藤博彦
            隊員 特別幹部候補生
                 田村綱雄 安部周一 金沢忠
                 本岡年丸 平田 卓 上野幸次郎
                 樺山祐夫 八木喜一

   第二中隊 中隊長 陸軍中尉 富野 稔
       中隊長付 特別幹部候補生
              田賀政視 小野田信義 五十嵐金蔵
      第一戦闘群 群長 見習士官 多田五郎
            隊員 特別幹部候補生
                 田中周一 山本一男  米山稔
                 藤田正治 鈴木友一郎 高橋清二
                 三島吉秀 中本語一郎
      第二戦闘群 群長 見習士官 連下政市
            隊員 特別幹部候補生
                 橋本 直 新徳盛布 森末正義
                 安楽義治 鹿田恒雄 佐藤公正
                 太田和夫 池国国雄
      第三戦闘群 群長 見習士官 鈴木啓一郎
            隊員 特別幹部候補生
                 高橋 治  浮田 哲 宮野博一
                 真駈光明  高橋庸二 島谷勇夫
                 佐々木金吾 荒尾繁喜 稲田 聖

   第三中隊 中隊長 陸軍少尉 皆本義博
       中隊長付 特別幹部候補生
              竹島 誠 今井安正 八木清志
      第一戦闘群 群長 見習士官 池田恒成
            隊員 特別幹部候補生
                 並木 実 田中熊一 大木運男
                 森山鶴雄 藤本敬輔 川崎弘
                 吉尾 勉 丸子敏治
      第二戦闘群 群長 見習士官 中島一郎
            隊員 特別幹部侯補生
                 原山義明 木村文雄 石原清志
                 桃坂 昇 戸次 寛 久保慧観
                 橋田行雄 池田文三
      第三戦闘群 群長 見習士官 小松原三郎
            隊員 特別幹部候補生
                 野崎春男  田中和一 小森龍治
                 久野高夫  原口常親 松本郁三
                 犬塚富士雄 杉沼員三

※1 特別幹部候補生のまま特攻訓練に移行したことを意味する。6ヶ月の教程で船舶兵下士官になる筈の特別幹部候補生は、その教程を4ヶ月で切り上げられた上、自動的に特攻兵にさせられてしまった。儀同保氏に依れば第一期生の修了式は7月31日ではなく、8月25日である。

※2 誤記であろう。正しくは「結城」、沖縄県史第10巻知念朝睦の証言



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