Scar of Braingeyser
Torment Limited Review: Blue
最終更新:
braingeyser
Torment Limited Review: Blue
- 原文
- Torment Limited Review: Blue
- 著者
- Gary Wise
- 訳者
- 前スレ194
- 投稿日
- 2002-03-03
- 更新
- 2003-05-31
Blue
このゲームの歴史の中で最も強い色だ。それは黒いセットであり、青の枚数が少ないTormentにおいてもよく分かる。OdysseyのTopの2つの色の1つであった青は、Tormentの中で2番目に来る。白と緑は枚数が減っていて、そして赤には質のいいカードが少ない。
青の一貫した強さはデッキコントロール、回避能力、カードアドバンテージ、そしてバウンスに因るクリーチャーコントロールから来ている。一方Tormentは前述の4つの要素にやや欠けているが、それは失望するような物ではないし、さらにマッドネスの悪用やスレッショルドを得るための最高のカードを供給してくれている。
このセットの最高のコモンの1枚はSkywing Avenだ。青は黒の1番ポピュラーなパートナーだし、白や緑のうまくいくコンビネーションのパーツだ。もし君達がドラフトの中で青をドラフトしている3人の中の1人であり、なんとか上手く出来ているのなら勝利の機会はテーブル場の誰よりもあるだろう。
The Cards
Alter Reality
もし君がドラフトの半分までで黒をプレイしているなら、最終的にはプロテクション黒の妨害にあうだろう。またもし対戦相手が大量のプロテクションクリーチャーを使っているなら(覚えていてもらいたいが、これはShelterやFloating Shieldへの対抗策にはならない)、そしてこれらが君の唯一の障害だと考えるなら、サイドボード用に選んでも良いかもしれない。これを高水準のカードとしてピックしてはいけないが、興味深いサイドボードになる。
9手目から11手目。
Ambassador Laquatus
これは君が青白デッキを組めるようになるカードだ。テーブルを台無しにしLaquatusをキャストすれば、彼を1ターンに3回、3ターンの間起動できる。さらに彼は君にタフネス3の青いクリーチャーを3ターン目に与えてくれる。
これは潜在的にあなたの防御的な行動の助けになる。ディフェンシブなデッキでなければ、もしスレッショルドを早く得たいときに役立つだろうし、多分フラッシュバックによるカードアドバンテージも与えてくれる。
2手から4手目。
Aquamoeba
AquamoebaはOdysseyのみのドラフトでの青黒デッキの持っていた問題全ての解決策になる。この素晴らしい2マナクリーチャーはゲーム後半まで残っているし、スレッショルドのはけ口にもなる。
以前の最高の2マナクリーチャーはCrypt CreeperとPhantom Whelpだった。こいつは古い青黒デッキの多くの問題を除去する代表だ。
4手目から6手目。
Balshan Collaborator
Faceless ButcherやCrippling Fatigue、Skywing Aven と同じくらい良い。私が思うにこいつは君が青黒をドラフトするときにこのセットの中のいくつかのコモンの中でまず選ぶカードだ。
Collaboratorが場に出たとき、対戦相手にはとても明確なクロックが示される。そしてこのフォーマットにはこれを除去できるスペルが多く存在する。もし君がこれらの使い方を知っていれば、大抵は当てはまらないだろう。
黒がはいっていない青のデッキにおいては、これは本当に退屈なカードだが、もしこれを君がドラフトしたならば、上手には恐らくいい青黒デッキが無いという事だ。
1手目から3手目。
Breakthrough
パワフルなカードのこいつは君のデッキにおいていつも最も実用的なカードというわけではない。
リミテッドでは、捨てたくなく、早いターンにカードの有効性を無効化したくない多くの土地ではないカードがあるが、これは同時にマッドネスのはけ口になるし、1回でスレッショルドを得ることも出来る。そして後半ではゲームを壊す事が出来る。
3手目から5手目。
Cephalid Aristocrat
君のデッキが少しだけ早くなる少し気の抜けた能力を所有している。Aristocraftの価値はあなたのデッキにおける青のパートナーの色に依存するだろう。
青黒はこのカードが必要ではないが、青緑や青白をドラフトしているときで絶望的なときは必死の戦力として必要とする事がある。デッキには多くのカードを保っていろ。
もし君がドラフトに失敗したならこれはサイドボードに入れるポテンシャルはある。そうでないのなら抜け。
9手目から11手目。
Cephalid Illusionist
Illusionistは君にスレッショルドへの近道を与えてくれる一方、その大きすぎる欠点はメインデッキでプレイする正当な理由を保証しない。2マナ1/1のIllusionistはとても壊れやすいし、そのMill効果とHypochondriaやNarcissismのようなカードによってとても早くライブラリーアウトしてしまう。
こいつの特殊能力は面白いが、多くのマナを要求するし、ゲームを壊したり、作ったりするのに十分な効果をこれ自身が行う事はめったに無い。
10手目から12手目。
Cephalid Sage
Sageの能力は、青が早くにスレッショルドを達成したいときに役立つ。こいつが引かせてくれる3枚のカードの内2枚捨てたくなくても捨てるという点を除いては手札の質を高めてくれるのだが、これはSageが有用ではないということではない。
もし他に何も無いなら、4マナで2/3のこのBlue Mageは悪くないし、赤、黒、白と組み合わせたときにスレッショルドを活用させてくれる(緑には多くの4マナクリーチャーがいるので、Sageが君のデッキに合う事はめったに無い)。
6手目から8手目。
Cephalid Snitch
サイドの可能性はあるけど必死になって使うようなものじゃない。
12手目から14手目。
Cephalid Vandal
もう1つの早期スレッショルド達成機。大きな問題として一旦この能力がスタートしてしまうと制御できないというものがある。GurzigostやAnurid Scavengerなんかと組み合わせると楽しいんじゃないかな。
13手目から15手目。
Churning Eddy
明らかにDematerializeに最も匹敵するカードだ。このOdysseyのカードはフラッシュバックが良かったのだが、私はEddyのほうが2つの点で勝っていると思う。
同じコストで2つのパーマネントを戻せ、早くに大きなテンポの動きを与えてくれる。Dematerializeはサイドボードのカードとしては嬉しいが、メインデッキには入らない。対戦相手のスローダウンを狙うならば、クリーチャーへのエンチャントやエンチャント土地を防ぐ事を同時にしてくれるChurning Eddyのほうがいいカードだろう。
7手目から9手目。
Circular Logic
3マナカウンターはかなり重要だが、これらはゲームの序盤しか使われない。これは我々に3マナのカウンターをもたらしたが、3ターン目にはほとんど役立たないだろうし、多くの場合には価値を切り下げてしまうだろう。
中盤から後半にかけては、Circular Logicは爆弾カードの妨害に役立つので、この点においてはメリットがある。しかし、リミテッドでは主にゲームの序盤が大事であるのでそんなに強くピックしようとは思わない。
4手目から6手目。
Compulsion
Odysseyブロックには3つのメジャーな能力がある。すなわちスレッショルド、フラッシュバック、マッドネスであり、Complusionはこの3つ全部を君に悪用させてくれる。
マナの問題を解決すれば、マナを使わないでカードをダンプし、君のデッキの爆弾カードを手に入れられる。Complusionは全てが出来る。一旦こいつを手に入れたらObsessive Searchと他のマッドネスカードを多少優先的にドラフトすべきだ。
2手目から4手目。
Coral Net
Tormentでちょっと少ない色に対する良いサイドボード。君がこれをセットするときは、スレッショルドのカードをどこかで見たかどうかを注意したほうがいいかもしれない。これは君の対戦相手が容易にスレッショルドを達成する好機を与えてしまうからだ。
だが、そうは言ってもマナのスペルで対戦相手のクリーチャーを取り除くには結構な方法だと思うし、君は適切な色への対抗策としてこれをサイドボードするべきだ。
8手目から10手目。
Deep Analysis
カードアドバンテージってのは素晴らしい。Deep Analysisは手ごろなコストでアドバンテージを与えてくれるし、更なるアドバンテージを与えてくれる可能性もある。この論理により、我々はDeep Analysisがかなり素晴らしいことを理解できる。
私はプレイする事でフィールドと相互作用をするカードが好きで、このドローソーサリーは痛いが、あなたのデッキにはいつもこのカードの場所を持っておくべきだ。
4手目から6手目。
False Memories
False MemoriesのGiant Growthのように君のスレッショルドクリーチャーを守ったり、Mill効果によってフラッシュバックでアドバンテージを得られる可能性は興味深いTrickではあるのだが、大抵はこんなに上手くいかないだろうからメインにいれる理由は無い。
12手目から14手目。
Ghostly Wings
そんなに大きくはならないが、いくつかのデッキにはこれの居場所を見つける事が出来るだろう。特に大きな緑のクリーチャーにつけるのがいい。バウンス能力は2枚のカードを使わなければならないため素晴らしいとはいえないが、この追加ユーティリティーは十分にこのエンチャントを使えるようにしてくれる。
忘れてはいけないのは、これは相手の決定的なブロッカーの除去にも使えるという事だ。取るに足らない事かもしれないが、これはゲームを君の勝利で終わらせてくれる。
7手目から9手目。
Hydromorph Guardian
3マナ2/2は驚くべきものではないが、こいつは君の対戦相手が君のクリーチャーを除去しようとするときに本当に厄介なものとなる。Gurdianは青の薄い3マナ域を満たしてくれるし、対象を取らない大量破壊スペル以外の除去から君のクリーチャーを守ってくれる。
もし君にサイドボードにクリーチャーを残しておけるデッキを持てる幸運があるのなら、Shawer of CoalsとViolent Eruptionを妨害する事が出来るので、赤いパワーカードをそんなに心配する事はない。
6手目から8手目。
Hydromorph Gull
このサクリファイス能力は素晴らしい。一旦場に出てしまえば、こいつが与えてくれる力はGurdianがそうであるよりもはるかにいい。
仮に同じ環境に4マナ4/4フライヤーと5マナ7/7地上クリーチャーがいても、3/3フライヤーは貴重品だ。私は実際Aven Windreaderの3/3フライヤーの体に付いた有用な能力がすきだが、率直に言えば3/3フライヤーならなんでも取りたいな。
2手目から4手目。
Liquify
リミテッドでは3マナカウンターは重宝するが、Liquifyはもし君が後攻だったときに早い内に使えなくなるという問題がある。
対戦相手が3マナのスペルを使うときは君は2マナしかないし、3マナ分の土地が立っているときは4マナのクリーチャーを使ってくる。もし君のデッキが序盤の対戦相手の攻勢を静めるなら、Liquifyはゲーム中盤にFireboltのようなフラッシュバックスペルを止めるのに役立つだろう。ただ、初期の対応策としては当てにしないほうがいい。
6手目から8手目。
Llawan, Cephalid Empress
このイカはプレイする価値がある。このフォーマットでは青は3つの全てのパックを通してその力を示しているので、明らかに一番人気でドラフトされる色だし、Llawanに巻き込まれる事でさらに顕著になる。
もしEmpressが対戦相手のBlue Mageによって影響を受けなければ、こいつは独力で対戦相手のデッキをシャットダウンし、君を勝たせてくれるだろう。青を使っていないプレイヤーに対しては、Llawanは青3の小さな障害でしかないが、青はしばしばCephalid LooterやComplusionのような最善のカードなしでもサイクルを作る。君のデッキに入る最高のカードの1枚。
1手目から3手目。
Obsessive Search
このカードはかなり好きだ。これを適切な方法で捨てる事が出来れば、墓地を満たし、マナを安定させ、爆弾カードを早めに引く事が出来、そしてカードアドバンテージを与えてくれる可能性をくれる。
このパワーは、あまり高水準で取るべきではないということで明らかに制御されているが、こいつはいい。
5手目から7手目。
Plagiarize
私はこのカードの隠れたコンセプトが好きだ。もし他に何もないなら、Plagiarizeはフラッシュバックする前のDeep Analysisと等しいカードアドバンテージを与えてくれるが、そのポテンシャルはさらに強力だ。
特にConcentrateやStandstilのような大量ドロースペルに対して使われたり、対戦相手のComplusionやCephalid Coliseum、Cephalid Sageのようなディスカードを伴うドロー効果と引き換えにされると危険だ。君がデッキには使い勝手のいいコンボが必要ないと思っても、こいつはきっと君を傷つける事はないだろう。
5手目から7手目。
Possessed Aven
スポイラーで始めてこいつと会った時、私は誤植に違いないと思った。3/3フライヤーだけでは満足せず(Phantom Monster以来欠点のないこういうクリーチャーは思い出せない)、一旦スレッショルドを達成してしまえばこのカードはばかげた強さを持つ。
もし君が黒とこの色をプレイしていてもいなくても、何の問題もない。このAvenは自動的に君の青いデッキに入る。
1手目。
Retraced Image
リミテッドにおいて、カウンターが呪文の解決時にカードのディスアドバンテージにつながる事はめったにない。これにスペースを割いている場合、これ自身がプレイされる事によって何かが起こるようなことはめったにない。
15手目。
Skywing Aven
他のコモンを押さえてのトップかはまだ確信できないが、このセット最高の青いコモンだ。
当分の間、私はこれをマッドネスを可能にし、除去しにくく、マナ効率のいい回避能力つきクリーチャーとしてFiery TemperやFaceless Butcher、Crippling Fatigueの上にも下にも置かない、同じグループであると言いつづけるだろう。私はこいつが4つの中で最弱とは思わない。こいつは最高だ。
1手目から3手目。
Stupefying Touch
私は、このカードがクリーチャー能力の抑制やキャントリップがいいかどうかは分からないが、この2つの効果のコンビネーションはかなり使い出がある。しばしばTouchが行うよりも少々よいスペルを使いたいと思う事はないが、ソリッドなデッキでは、これはいくつかの問題をきっと解決してくれる。
ベストな青白デッキでは、ChainflingerやPainbringer、Cabal Torturerを無効化してくれるだろうし、君のカードプールの深さはこのカードが君のデッキに合うかどうかを決めてくれる。
7手目から9手目。
Turbulent Dreams
2マナで使えるカードとしては驚くべき力を持っている。確かに、ディスカードが必要なのはいらいらするが、このカードを使うだけの価値はある。
通常、Turbulent Dreamは君の最後の猛攻撃の前にキャストされるとどめのカードになるだろうが、このケースようなシチュエーションでなくてもキャストに成功すればゲームの終了はすぐにやって来るだろう。
1手目から3手目。
58 名前: 前スレ194 投稿日: 02/03/03 12:17
かなり適当なんで頭の中で変換しつつ読んで。
特にStupefying TouchとAmbassador Laquatusは上手く訳せなかった。