Scar of Braingeyser
Torment Limited Analysis: White
最終更新:
braingeyser
Torment Limited Analysis: White
- 原文
- Torment Limited Analysis: White
- 著者
- Gary Wise
- 訳者
- o・∀・)nira.
- 投稿日
- 2002-02-22
- 更新
- 2003-05-23
この記事はTormentの白のカードを限定戦で使うぜ!という気分の人に向けたものである。他の色もよろしく!
白
白のカードが限定戦で支配的だった頃。Heavy BallistaがMI+VI+WLの環境を圧倒し、Ramosian Lieutenantは人が死ヌルほどのレベルをよび…白使いはここ何年か成功を収めることの出来るカードパイルに恵まれてきたようだ。
だが、白は今暗黒の時代に入る。
この環境で緑使いが嘆いているのは見たことがないだろう…彼等の色は白ほど冷遇されていない。もう一度いう、Magicは今暗黒の時代だ…そして白は暗黒に最もそぐわない。Tormentの白には決定力がない…この色に勝ちもたらすためのたった1枚のコモンさえ見つからないのだ。白は今、その卓の全員が黒を使っている時にしか使えないものに成り下がってしまった。
Tormentの白が直面する一番大きな問題は何か? それは『カード不足』だ。白は地面をコントロールすることは出来るのだから、飛んでる奴らをちらほらみかけるなら、青に走ることをためらうな。カードが40枚ないのよりマナが不安定なほうがいいだろ?
カード
Angel of Retribution
7マナは重いが、価値はあるだろう。このカードに難しいところなんてひとかけらもない…毎ターン飛んでる先制攻撃が相手に5点あたえる、対戦相手が対処できなかったら死ぬ。それだけのことだ。
もし5/6だったらAcceptable Losses、Thermal Blast、Waste Awayをやりすごす事ができたのに、というのが少し惜しいか。ま、場に出たらとりあえず喜ぼう。
3手目-5手目。
Aven Trooper
絶対にメインに入れたくないカード。対戦相手の主力が2/2飛行だというのならまあわからなくもないが。
12手目-14手目。
Cleansing Meditation
そこそこかな?この環境にエンチャントは余り多くないが、青白のKirtar's Desire+Psionic Giftデッキとかに効果的。サイドボードとして用意しておいてもいいかもしれない。ロチェなら相手のが分かるんだが…。
12手目-14手目。
Equal Treatment
ちゃんと使ったことはないが、勘から逝くととっても面白いカード。もちろん初手取りやそこらじゃないが、2マナのキャントリップは十分おいしいしな。
自分のクリーチャーのダメージを増やしたり相手からのダメージを減らしたり出来る。早すぎるのは考えものだが、充分クリーチャーが入るのなら取ろう。後からとってもプレイする回数の方が多いと思う。
8手目-10手目。
Floating Shield
場に出たなら、このカードは充分なアドバンテージを確保してくれる。他のクリーチャーを守る必要が出てくるまで1体のクリーチャーを戦闘ダメージや呪文から守るしな。ただし、『場に出たなら』という条件付きだが。
やっぱり個別エンチャントはカードディスアドバンテージが大きいわけで、そこがこのカードの弱点だろう。私がこのカードを余り高く評価sなかったのは、つけようとしたクリーチャーがこつ然といなくなったりすることがあるからだ。
7手目-9手目
Frantic Purification
サイドボードにはいい。対エンチャントスペルはPurificationとRay of Disortionとこれがあるわけだが、Disortionのリサイクル性とこの安価なコスト(マッドネス時)のどちらを選ぶか、ということだろう。
5枚以上パックにあるときは選ばなくてもいいと思う…欲しくなくても入ってくるだろうから。
11手目-13手目。
Hypochondria
今の限定戦環境はこのカードにとってベストではない(黒が多いしな)が、しかしこのカードのポテンシャルを無視することは難しい。『Hypochondriaが起動される』というこの事実は、あなたの敵から戦闘の気配を失わせるだろう。
ひいたカードは全てこのカードのえさにしていれば赤バーンにたいして負けはないだろう。ああ、マッドネスと組み合わせてもいいな。つーかキモイ。Narcissismほどではないが、カタいとこだろう。
3手目-5手目。
Major Teroh
こいつは今のメタの中で、たしかに有力候補だ。勿論普通の4マナ2/3飛行としてみても悪くはない。だが、この能力はイマイチ使いにくいと感じる。プレイするのに4マナいるクリーチャーの能力を起動するのにさらに5マナかかるのだから。
やはり飛んでる2/3はしばらく置いておきたいのが尋常というもので、だがFaceless Butcherがいるこの環境では、そんんあことは基本的に許されないのだ。弱いと入っていない、こいつは勿論取りたい。だがこいつがいたとしても、他のカードには十分注意を払いたい。
2手目-4手目。
Militant Monk
さして特別でもなく、さして凶悪でもないこいつは3マナパワー2のクリーチャー。今の白は1WWのコストがあるものでも3色に入れなければならないほど苦しい状況にいる。
ダメージ軽減はナイスだが、無理矢理取るほどでもない。白をベースにするなら取るべきだが、そう早く取らなくてもいい…だいたい後の方にとれるはずだ。
5手目-7手目。
Morningtide
メインデッキに入れる理由が見当たらない。スレッショルド対策?…メインにはいらない。
13手目-15手目。
Mystic Familiar
このカードがプレイされるのはよく見るが、その事実が『Tormentの白は弱い』ことを決定付けている。
絶対に墓地には7枚以上カードがたまる設計にでもしない限り、こいつは基本的に2マナ1/2で、飛行を持っているかどうかは余り関係なく、デッキにとってあまりメリットにはならない。こんなカードをとるより、もう一色散らそう。
10手目-12手目。
Pay no Heed
全く目新しくも何ともないが、とりあえず白使いに1マナのトリックをあたえる。とりあえずクリーチャー一体と一対一交換できたらたいしたものだろう。これもそうはやくとらないほうがいい…
7手目-9手目。
Possessed Nomad
あまり黒を使っているかどうかは関係ない…4マナ3/3で攻撃してもタップしないのは充分に魅力だし、場合によっては+1/+1するのだからもっといい。
ときどき白のクリーチャーを殺す為にODのサクリランドを入れる価値も出てくるし。白単を作るなんてバカなことをしてしまったときは、コイツがいちばんたよりになるだろう。いい。
2手目-4手目。
Reborn Hero
コイツに対する評価はポジティブなものが多い…あのスタンダードを離れる寸前に注目が集まったクリーチャー、Nether Shadowと比較して語られたりする。(訳注:Nether Spiritの間違いかも…)
残念ながらこの『代替わり』は限定戦では余り歓迎されないものとなるだろう…スレッショルドにならなければただの2/2クリーチャーだからだ。スレッショルドになるのをまち、しかも戻ってくるのにマナがいる、となればあまりいいようにはきこえない。
構築戦ではもちろんいいだろうが、限定戦ではそう高く評価しない方が善い。
6手目-8手目。
Spirit Flare
Tormentの白で私がいちばん気に食わないのが、このカードが『攻撃かブロックに参加しているクリーチャーしか対象にできない』ということだ。ここまで白が弱いセットなのだから、もうちょっと柔軟性を与えてもいいだろうに。
理由はどうあれ、彼らが作ったのは使用条件が厳しすぎるくせにあまり大きなクリーチャーがいない、という状況に陥らせるカードだ。まあ、プレイできないほどではないがね。
6手目-8手目。
Stern Judge
さあ審判様に命乞いしろ!(w
いやいや、こいつは3マナ2/2でそれだけでも悪くない癖に、卓に4人は黒使いが入るこの環境では人を殺せる可能性がある。コイツが2/3じゃなくてよかった…黒使いにやぶられる可能性がなくなった。
3手目-5手目。
Strength of Isolation
私はこのカードが大好きだ。狂ったようなクリーチャーをつくり出すだけでなく、プロ黒(卓の半分ぐらいが使っている色)がつくだけでなく、こいつはインスタント・プレイ・タイミングで使用できるのだ! しかもほとんどの場合にカードアドバンテージをとることができる(Cephalid Looterこんにちは♪)
私はこのカードの応用性が大好きだ。黒使いの苦悶の表情が目に浮かぶようだよ!
3手目-5手目。
Teroh's Faithful
Kaiが『こいつがTormentのベスト・コモンだ!』と言い切ったときには少々面喰らったが、彼は正しかった。こいつはダメージレースが発生している状況に置いてめっちゃんこ凄い効果を発揮する。4点ものライフが回復できる上に、1/4の壁が残るのだ! ワオ!
もちろん最初のうちは他の色がもっといいチョイスを提供してくれるのだろうが、こいつはコントロールデッキには必須だろう。
3手目-5手目。
Teroh's Vanguard
これも私が好きなカードの1枚だ。なんと1枚のカードで2つの効果が期待できる。
最初はやっぱりインスタント・プレイ・タイミングの4マナ2/3クリーチャーだということ。白の現状ではこいつはかなりいい方だ。
それからスレッショルドにたっしたら、おそらく相手のクリーチャーを殺すことが出来るだろう。カードが7枚以上墓地に落ちたら、これはShelterやSecond Thoughtsとしての使用も可能、というわけだ。
3手目-5手目。
Transcendence
なんとなんと! 今こいつをドラフトしたら店のオーナーから20円もらえるよ!
15手目。
Vengeful Dreams
カードアドバンテージ?何それ?
こいつは狂ってる。
限定戦では『どれだけ速く動くか』がかなり重要になってくる。そして、対象を取る大量虐殺の手段としては、2マナは少なすぎる。こんんあカードをゲットするチャンスはなかなかないのだから、見たら取れ。
1手目-3手目
当ページは、2ちゃんねるの卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426(braingeyser-lj@infoseek.jp)がまとめたものです。