問うまえに抗えよ 悪徳の華 ◆RVCXqfgcSM
「ここから見える範囲には他の島や陸地、航行中の船の姿は無し……か。
塔と思われる建築物はかなりの高さ。島の広範囲から視認可能――どうやら彼等は俺達を迷子にするつもりはないらしい。
禁止エリアに侵入しての首輪爆発は彼等の望みではないだろうから当然の措置か。
首輪を爆破することで死んでも構わないのであれば、俺達は既に殺されていなければおかしいからな。
禁止エリアに侵入しての首輪爆発は彼等の望みではないだろうから当然の措置か。
首輪を爆破することで死んでも構わないのであれば、俺達は既に殺されていなければおかしいからな。
地図の一エリアの広さは約一キロメートル四方といったところ。
仮に四十人が均等に配置されているなら他の参加者に会うだけで一苦労だな。
まあ、目的が『殺し合わせること』なのであれば、実際は参加者同士が遭遇しやすいよう配慮されていると考えるべきだろう。
目印にしやすい施設を多く設置し地図に記載しているのも、参加者が集まりやすくするための工夫……。
仮に四十人が均等に配置されているなら他の参加者に会うだけで一苦労だな。
まあ、目的が『殺し合わせること』なのであれば、実際は参加者同士が遭遇しやすいよう配慮されていると考えるべきだろう。
目印にしやすい施設を多く設置し地図に記載しているのも、参加者が集まりやすくするための工夫……。
だが、そうなると、何故こんな島で殺し合いをさせるのかという疑問が生じる。
単に強い者が必要なら巨大なリングでも用意してそこで戦わせればいいし、
39人が死ぬことに意味があるのならさっさと殺せばよかったんだ。彼等にはそのチャンスがあった。
なのに、そうはしなかった。
単に強い者が必要なら巨大なリングでも用意してそこで戦わせればいいし、
39人が死ぬことに意味があるのならさっさと殺せばよかったんだ。彼等にはそのチャンスがあった。
なのに、そうはしなかった。
「これは巫女を選定する重要な儀式」
「最後まで生き延びた者には何でも好きな願い事を叶えてやろう」
「青龍の力を以って夢は現へ変わる」
「最後まで生き延びた者には何でも好きな願い事を叶えてやろう」
「青龍の力を以って夢は現へ変わる」
彼等――主催者とでも呼ぶか。
主催が明らかにした殺し合いの目的とその報酬についての情報はこの程度。
どこから突っ込めばいいのかわからない話ではあるが……しかし、全てを否定はできない。
主催が明らかにした殺し合いの目的とその報酬についての情報はこの程度。
どこから突っ込めばいいのかわからない話ではあるが……しかし、全てを否定はできない。
俺は何故かあそこにいた。
眠っていたわけじゃない。薬を嗅がされたり、殴られて気を失った覚えもない。なのに気がついたらあの場にいたんだ。
そして、いつの間にかここに移動していた。
人を宙に浮かべるトリックならいくつか思いつくが、この現象については説明がつかない。
それに、俺に環、双子が同時に行方不明になっているのに、現状この島に外部から救助が来る気配が無いというのも異常だ。
眠っていたわけじゃない。薬を嗅がされたり、殴られて気を失った覚えもない。なのに気がついたらあの場にいたんだ。
そして、いつの間にかここに移動していた。
人を宙に浮かべるトリックならいくつか思いつくが、この現象については説明がつかない。
それに、俺に環、双子が同時に行方不明になっているのに、現状この島に外部から救助が来る気配が無いというのも異常だ。
常人にはできないことを彼等はやっている。人智を超えた力は存在する。
……あまり認めたくはないが、そう考えて行動するのが得策だろう。
今のところ危険な綱渡りをする必要性は皆無だしな。
彼等の言っていた事に偽りは無い。そう仮定すると……
……あまり認めたくはないが、そう考えて行動するのが得策だろう。
今のところ危険な綱渡りをする必要性は皆無だしな。
彼等の言っていた事に偽りは無い。そう仮定すると……
まず疑問なのは、『青龍』とは何なのかということだ。
真っ先に思いつくのは東方を守護する神獣の名だが……。
真っ先に思いつくのは東方を守護する神獣の名だが……。
名簿の中に『たまほめぼし(鬼宿)』『すぼし(角宿)』『あみぼし(亢宿)』という、天文学での二十八宿の名が載っていた。
ここから考えて、主催の一人である『なかご』も二十八宿のうちの一つ『なかごぼし(心宿)』を由来とする名だと考えられる。
となると『青龍』は人名かもしれない。
もし『青龍』が人名だとすれば、主催のバックには不老不死さえ可能とする人間がいることになる。
そんな相手と戦っても、まず勝ち目は無い。ここから逃げ出すことは考えるだけ無駄だ。
青龍に勝てるかどうか以前に、主催に逆らえば首輪が爆発するのだから俺達に主催に対抗するという選択肢は無いがな。
ここから考えて、主催の一人である『なかご』も二十八宿のうちの一つ『なかごぼし(心宿)』を由来とする名だと考えられる。
となると『青龍』は人名かもしれない。
もし『青龍』が人名だとすれば、主催のバックには不老不死さえ可能とする人間がいることになる。
そんな相手と戦っても、まず勝ち目は無い。ここから逃げ出すことは考えるだけ無駄だ。
青龍に勝てるかどうか以前に、主催に逆らえば首輪が爆発するのだから俺達に主催に対抗するという選択肢は無いがな。
『青龍』が人間ではなく神獣だと仮定した場合は、『青龍』と『巫女』は関係している可能性が高い。
シンプルに考えれば、巫女が青龍を呼び出し願いを叶えてもらう、といったところか。
しかし、これはこれで新たな疑問が生じる。
シンプルに考えれば、巫女が青龍を呼び出し願いを叶えてもらう、といったところか。
しかし、これはこれで新たな疑問が生じる。
『最後まで生き延びた者』と『巫女』がイコールなのかどうか、だ。
巫女とは女性でなければならないはずだが、殺し合いというルールで女性が最後の一人になるとは考え難い。
男と女の違いによる体力差はどうしようもないからな。
そもそも、最後まで生き延びるのが女性でなければならないなら、メンバーに男を入れる意味が分からない。
男と女の違いによる体力差はどうしようもないからな。
そもそも、最後まで生き延びるのが女性でなければならないなら、メンバーに男を入れる意味が分からない。
かと言って、最後まで生き残った者と巫女が別の人間だとすると、
三日以内に巫女が決定しなければ全員の首輪が爆発するというルールの解釈が難しくなる。
三日が経過した時点で複数の人間が生き残っていても巫女が決まっているケースや
逆に最後の一人が決まっても巫女は決まっていないケースが考えられるからな。
三日以内に巫女が決定しなければ全員の首輪が爆発するというルールの解釈が難しくなる。
三日が経過した時点で複数の人間が生き残っていても巫女が決まっているケースや
逆に最後の一人が決まっても巫女は決まっていないケースが考えられるからな。
これでは、最後の一人になったからと言って安全は保障されないということになる……。
まあ、何にせよ、鬼宿、角宿、亢宿が何かを知っている可能性は高いだろう。
彼等――彼女かもしれないが、この三人とは接触して情報を得たいところだ。
しかし、角宿と亢宿が心宿と同じ東方七宿の名であるのに対して、鬼宿だけが南方七宿の名であるのは気になるな。
彼等――彼女かもしれないが、この三人とは接触して情報を得たいところだ。
しかし、角宿と亢宿が心宿と同じ東方七宿の名であるのに対して、鬼宿だけが南方七宿の名であるのは気になるな。
気になると言えば、地図に書かれた祭壇の位置もだ。
仮にこの祭壇が神獣である青龍を呼ぶための場なのだとすれば、島の南にあるのは違和感がある。
青龍は東を守る神獣だからな。
これについては、明らかにおかしいという程のことではないが……別にどこへ行くという具体的な目的地も無いんだ。
ここを出たら祭壇に向かうか。
仮にこの祭壇が神獣である青龍を呼ぶための場なのだとすれば、島の南にあるのは違和感がある。
青龍は東を守る神獣だからな。
これについては、明らかにおかしいという程のことではないが……別にどこへ行くという具体的な目的地も無いんだ。
ここを出たら祭壇に向かうか。
――――おい、聞いてるのか?」
桜蘭高校ホスト部副部長にして爽やかメガネキャラ担当の鳳鏡夜の問いに、鏡夜の目の前に座っていたモノはたった一言だけ答えた。
「にゃー」
そこには、見目麗しい男子高校生と巨大な猫のような生物が観覧車に乗っている光景があった。
◇ ◇ ◇
状況を整理しよう。
主催による説明の後、参加者たちはそれぞれ地図に書かれた島の任意の場所へと移動させられた。
鳳鏡夜の場合は、E-1、遊園地にある観覧車のゴンドラ内である。
そして、鏡夜が移動させられたのと同じゴンドラ内に、巨大な猫のような生き物も移動させられたのだ。
主催による説明の後、参加者たちはそれぞれ地図に書かれた島の任意の場所へと移動させられた。
鳳鏡夜の場合は、E-1、遊園地にある観覧車のゴンドラ内である。
そして、鏡夜が移動させられたのと同じゴンドラ内に、巨大な猫のような生き物も移動させられたのだ。
『名前はキャー。ジーニャン星系の珍獣で店頭価格は日本円で3000万円前後。貴方への支給品です。』
キャーの写真と共にこう記載された紙が入っていたため、鏡夜は状況を理解することができた。
ちなみに、デイパックの中身を確認するよりも前、初めてキャーを見た鏡夜がどうしたのかについては
彼の名誉のために詳細を割愛することとする。
同じホスト部のメンバーである須王環や常陸院光、常陸院馨に目撃されずに済んだのは不幸中の幸いだろう。
ちなみに、デイパックの中身を確認するよりも前、初めてキャーを見た鏡夜がどうしたのかについては
彼の名誉のために詳細を割愛することとする。
同じホスト部のメンバーである須王環や常陸院光、常陸院馨に目撃されずに済んだのは不幸中の幸いだろう。
このキャーの存在は、鏡夜に人智を超えた力を認めさせる一因となっている。
単に巨大な猫というだけであれば違法な実験で作成された生物とでも考えることが可能だった。
しかしキャーは、ただ大きいだけではなかったのだ。
単に巨大な猫というだけであれば違法な実験で作成された生物とでも考えることが可能だった。
しかしキャーは、ただ大きいだけではなかったのだ。
普通の猫とは違い、キャーは二本足で立つ。
今も、猫のように座席の上に丸まるのではなく、人間のように座席に腰掛けている。
二足歩行ができるであろうことも想像に難くない。
現代の技術で、公になることなくこの生物を作り出すことは不可能だと、鏡夜は判断せざるを得なかった。
今も、猫のように座席の上に丸まるのではなく、人間のように座席に腰掛けている。
二足歩行ができるであろうことも想像に難くない。
現代の技術で、公になることなくこの生物を作り出すことは不可能だと、鏡夜は判断せざるを得なかった。
相手が人智を超えた力を持っているという前提で行動することを決めた鏡夜が
自分が今から何を為すか決めるまでに要した時間はそれほど長くは無い。
自分が今から何を為すか決めるまでに要した時間はそれほど長くは無い。
――――誰の願いも叶えさせない。
これが、鳳鏡夜の結論である。
彼にも叶えたい望みの一つや二つはある。
だがそれはあくまでも己の力で叶えたい願いであって、人を殺め得体の知れない力に縋って叶えたい願いではない。
どんなに実現困難だとしても、他者に叶えてもらうのでは意味が無いのだ。
だから鏡夜は青龍の力を望まない。
だがそれはあくまでも己の力で叶えたい願いであって、人を殺め得体の知れない力に縋って叶えたい願いではない。
どんなに実現困難だとしても、他者に叶えてもらうのでは意味が無いのだ。
だから鏡夜は青龍の力を望まない。
と同時に、青龍の力によって自分の道を邪魔されることを鏡夜は許せない。
自分よりも優れた能力を持ち、努力した人間に負けるのであれば、まだ受け入れることもできる。
だが、そうでないのなら。
他者から与えられた力を振り飾す人間に屈するなど、耐えられることではない。
自分よりも優れた能力を持ち、努力した人間に負けるのであれば、まだ受け入れることもできる。
だが、そうでないのなら。
他者から与えられた力を振り飾す人間に屈するなど、耐えられることではない。
不老不死さえ可能とする青龍の力。
それは鳳鏡夜にとって、自分には必要無いが、他人に手に入れられては困る力なのだ。
それは鳳鏡夜にとって、自分には必要無いが、他人に手に入れられては困る力なのだ。
――といっても、これはあくまでも『青龍の力』が実在するのであれば、の話である。
理屈では説明できない現象を経験し、未知の生物を見たからといって
それだけで不老不死さえ可能にする力の存在を鵜呑みにするほど鳳鏡夜は愚かではない。
彼は現状、青龍の力の存在を否定も肯定もしていない。
信じるにも信じないにも、情報が足りなさすぎた。
理屈では説明できない現象を経験し、未知の生物を見たからといって
それだけで不老不死さえ可能にする力の存在を鵜呑みにするほど鳳鏡夜は愚かではない。
彼は現状、青龍の力の存在を否定も肯定もしていない。
信じるにも信じないにも、情報が足りなさすぎた。
だから鏡夜はまず、情報収集を最優先に考えた。
キャーを相手に自身の疑問や推論を延々と喋っていたのは、キャーに聞かせるためではない。
猫相手に会話するほど、鏡夜はメルヘンな性格はしていない。
猫相手に会話するほど、鏡夜はメルヘンな性格はしていない。
本当に聞かせたかった相手は主催だ。
鏡夜は、首輪には十中八九、盗聴器が仕掛けられていると踏んでいる。
だから、自分の疑問を話せば、あわよくば主催が放送を通じて自分の疑問に答えるかもしれないと考えたのだ。
鏡夜は、首輪には十中八九、盗聴器が仕掛けられていると踏んでいる。
だから、自分の疑問を話せば、あわよくば主催が放送を通じて自分の疑問に答えるかもしれないと考えたのだ。
己の真意を悟られぬよう、どうでもいいことを織り交ぜつつ、
主催が答えてもおかしくない、かつ首輪を爆破されることはないであろう範囲で鏡夜は自分の知りたいことを話した。
否、どうでもいいことの中に本題を紛れ込ませたと表現したほうが正確だろう。
勿論、成果は期待はしていない。
観覧車のゴンドラ内にいる以上、地上に着くまでは何もできないので、空いた時間の使い道としてやってみたに過ぎない。
主催が答えてもおかしくない、かつ首輪を爆破されることはないであろう範囲で鏡夜は自分の知りたいことを話した。
否、どうでもいいことの中に本題を紛れ込ませたと表現したほうが正確だろう。
勿論、成果は期待はしていない。
観覧車のゴンドラ内にいる以上、地上に着くまでは何もできないので、空いた時間の使い道としてやってみたに過ぎない。
「勝ち目は無い」
「主催に対抗するという選択肢は無い」
そんな言葉を口にしながら、彼が考えていたのは主催の思惑を潰す方法だった。
◇ ◇ ◇
「……言ってもわからないだろうが、観覧車を降りたらまず鏡を探して首輪の形状を確認する。
おまえも首輪をしているが、俺の首輪と同じとは限らないからな。その後、祭壇へ向かう」
おまえも首輪をしているが、俺の首輪と同じとは限らないからな。その後、祭壇へ向かう」
キャーの首輪に仕掛けられているかもしれないカメラを意識し、本心を表情に出さぬよう細心の注意を払いながら鏡夜は言葉を紡ぐ。
急に話を止めて、これを聞いているかもしれない主催者に不審がられぬように。
これで首輪にカメラも盗聴器も無ければ、自分はとんだ道化だと思いながら。
急に話を止めて、これを聞いているかもしれない主催者に不審がられぬように。
これで首輪にカメラも盗聴器も無ければ、自分はとんだ道化だと思いながら。
「途中で着替えも調達したいな。制服というのは身分を明かす服であるうえ動きにくい。
島内にこの殺し合いに無関係な住人がいるのかどうかも調べておく必要があるか……」
島内にこの殺し合いに無関係な住人がいるのかどうかも調べておく必要があるか……」
言っていることに嘘はない。だが、全てを話しているわけではない。
たとえば着替え。本当の一番の理由は、カメラ対策として首輪を覆えるデザインの服を着ることだ。
たとえば着替え。本当の一番の理由は、カメラ対策として首輪を覆えるデザインの服を着ることだ。
「情報は少しでも多く手に入れたいな。
接触する相手は慎重に選ばなくてはならないが、警戒すべき相手はなるべく早く把握しておきたい。
出会った相手を殺さなかったというだけならルール違反にはならないようだから情報交換をするのは問題無いだろう」
接触する相手は慎重に選ばなくてはならないが、警戒すべき相手はなるべく早く把握しておきたい。
出会った相手を殺さなかったというだけならルール違反にはならないようだから情報交換をするのは問題無いだろう」
危険人物の情報が欲しいのは事実だ。しかし、鏡夜が欲しい情報はそれだけではない。
最優先は首輪について。まずはカメラと盗聴器の有無をはっきりさせないことには碌に対策を立てられない。
行動も大きく制限されてしまう。
最優先は首輪について。まずはカメラと盗聴器の有無をはっきりさせないことには碌に対策を立てられない。
行動も大きく制限されてしまう。
「まあ、相手を殺さなければ自分が死ぬだけだが……人を殺さなくとも、最後の二人にはなれる。
今のところ、危険を冒す必要は無い」
今のところ、危険を冒す必要は無い」
一切手を汚さずに、なんて綺麗事を言うつもりはないが、鏡夜に人を殺すつもりはない。
これは、主催には気取られてはならない本心であると同時に、平和な日本で育ってきた人間としての常識でもある。
これは、主催には気取られてはならない本心であると同時に、平和な日本で育ってきた人間としての常識でもある。
「環と双子、それとハルヒには会っておきたいな。奴等はいろいろ使える。
とはいえ、捜すにしても手掛かりが無いから後回しだな」
とはいえ、捜すにしても手掛かりが無いから後回しだな」
「にゃー」
鏡夜が一通り話し終えた絶妙のタイミングでキャーが鳴く。
「お前、俺の言っていることがわかるのか?」
「なー」
「まあ、どちらでもいいさ」
「にゃ!」
「なー」
「まあ、どちらでもいいさ」
「にゃ!」
鏡夜は思う。
誰のことも、最後の一人にはさせない。
主催の思い通りにはさせない。
主催の思い通りにはさせない。
そして鏡夜は呟く。
それは真意を隠した言葉。同時に宣誓となる言葉。
それは真意を隠した言葉。同時に宣誓となる言葉。
「―――どんな手を使っても、俺は誰にも青龍の力は渡さない」
彼はまだ、そのために必要な覚悟を知らない。
【E-1/遊園地・観覧車のゴンドラ内/一日目 朝】
【鳳鏡夜@桜蘭高校ホスト部】
[状態]: 腹黒メガネキャラ
[服装]: 桜蘭高校男子制服
[装備]: 眼鏡
[道具]: 基本支給品、キャーの写真と説明書、ランダム支給品0~2
[思考]
基本: 青龍の力は誰にも渡さない
1: 下記のことを行いつつ、G-4にある祭壇へ向かう。
・他の参加者と接触し情報を得る(相手は慎重に選ぶ)
・鏡を探し、首輪の形状を確認
・島の中に名簿に記載されていない人間がいないかどうかを調査
・首輪が隠れる服に着替える(カメラ対策)
2: 首輪には盗聴器と隠しカメラ、爆弾が内蔵されているという前提で、己の真意を主催に悟られないよう行動する。
3: 首輪を解除するために、まずは盗聴器とカメラの有無をはっきりさせたい。
4: 鬼宿、角宿、亢宿は、心宿の仲間かもしれないが、貴重な情報を持っている可能性もあると推測。
5: ホスト部のメンバーは心配だが、捜そうにも当てが無いので今のところは上記1と並行して捜すに留める。
[備考]
※ハルヒがホスト部に入部したよりは後からの参戦。詳細は後続の書き手氏にお任せします。
※キャーがサーチェスの力を食べられることは説明書に記載されていなかったため把握していません。
[状態]: 腹黒メガネキャラ
[服装]: 桜蘭高校男子制服
[装備]: 眼鏡
[道具]: 基本支給品、キャーの写真と説明書、ランダム支給品0~2
[思考]
基本: 青龍の力は誰にも渡さない
1: 下記のことを行いつつ、G-4にある祭壇へ向かう。
・他の参加者と接触し情報を得る(相手は慎重に選ぶ)
・鏡を探し、首輪の形状を確認
・島の中に名簿に記載されていない人間がいないかどうかを調査
・首輪が隠れる服に着替える(カメラ対策)
2: 首輪には盗聴器と隠しカメラ、爆弾が内蔵されているという前提で、己の真意を主催に悟られないよう行動する。
3: 首輪を解除するために、まずは盗聴器とカメラの有無をはっきりさせたい。
4: 鬼宿、角宿、亢宿は、心宿の仲間かもしれないが、貴重な情報を持っている可能性もあると推測。
5: ホスト部のメンバーは心配だが、捜そうにも当てが無いので今のところは上記1と並行して捜すに留める。
[備考]
※ハルヒがホスト部に入部したよりは後からの参戦。詳細は後続の書き手氏にお任せします。
※キャーがサーチェスの力を食べられることは説明書に記載されていなかったため把握していません。
【キャー @ぼくの地球を守って】
[状態]: 元気、鳳鏡夜の支給品
[服装]: 全裸
[道具]:
[思考]
1: 鏡夜についていく。
[備考]
※首輪をつけています。参加者がつけている首輪と性能や爆破の条件が同じかどうかは不明です。
※実際の大きさは数センチ程度のはずですが、このロワでは2メートル弱くらいの大きさで支給されています。
※サーチェスの力を食べます。この能力には制限がかかっているかもしれません。
※キャーが地球語を理解しているかどうかは後続の書き手氏にお任せします。
[状態]: 元気、鳳鏡夜の支給品
[服装]: 全裸
[道具]:
[思考]
1: 鏡夜についていく。
[備考]
※首輪をつけています。参加者がつけている首輪と性能や爆破の条件が同じかどうかは不明です。
※実際の大きさは数センチ程度のはずですが、このロワでは2メートル弱くらいの大きさで支給されています。
※サーチェスの力を食べます。この能力には制限がかかっているかもしれません。
※キャーが地球語を理解しているかどうかは後続の書き手氏にお任せします。
守るべきもの、守りたいもの | 時系列順 | 発明少女と決意の石 |
投下順 | ||
本編開始 | 鳳鏡夜 | [[]] |
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