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学校の放射線量 県の調査結果

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学校の放射線量 県の調査結果


福島第一原子力発電所の事故を受けて、福島県が県内の小中学校など1600か所余りで放射線量を調査した結果、ほとんどの学校では、1時間あたり10マイクロシーベルトを下回りました。

専門家は、「健康には影響のない放射線量になっているが、国は具体的な安全基準を示す必要がある」と指摘しています。

この調査は福島県が、福島第一原発の半径20キロ内の範囲を除く県内すべての小学校や中学校、それに保育所などを対象に実施したもので、7日までの3日間にあわせて1648か所で放射線量の測定が行われました。

それによりますと、▼福島第一原発から30キロ圏内にほとんどの地域がある浪江町では3か所で、▼福島第一原発からおよそ30キロの飯舘村では6か所で、それぞれ1時間あたりの放射線量が10マイクロシーベルトを超えました。これらの学校などではいずれも子どもたちが避難していたりして、当面、学校として使われる予定はないということです。

それ以外の1638か所では、10マイクロシーベルトを下回りました。

この調査結果について放射線の問題に詳しい長崎大学大学院の山下俊一教授は、「健康には影響のない放射線量になっている」と分析した上で、「被災地の子どもたちが安心して通えるよう、国は学校における放射線量の安全基準を早急に作らなければならない」と指摘しました。

04月09日 10時41分

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