掲載単行本:火星に捧げるデュエット
初出:書き下ろし
ページ数:37
シリーズ:Hi-Fi CHRONICLE
粗筋:2016年火星の辺境。火星のウィッシャー・マップを作るリンディはサイボーグのラインハルトに水を分け、友だちになる。職を探していた彼はラニーに雇われてエア・エクスプレス、郵便屋に従事する。そのころ、火星に現れた刑事は地球で起きた殺人事件の犯人を追っていたが、サイボーグのラインハルトに目をつける。サイボーグになる理由は3つ、延命用、ロケットマン用、過去の顔を隠したい時。リンディはラインハルトの無実を信じるが、犯人はPKを使ったと刑事は言い、彼もPKを使って飛ばされたポーレンカを助ける。その時、鉱山火災が発生し、ラニーと救助に赴いたラインハルトは、PKを使って医者を連れてくる。ラインハルトは自首をしたが、リンディは彼の帰りを待ちわびるのだった。
キャラクター:リンディ=ウィッシャー、ラインハルト、ラニー=ミルボーン、ドクター・パチョーレク、刑事、ニーノチカ、ポーレンカ、サーシェンカ(サーシャ)、ナッシーサ、鉱山夫たち、火星の人々
関連作品:たんぽぽクレーター、火星麦は歌う火星に捧げるデュエット火星に降りたリンディ冬のキャンドル、空の上のアレン
備考:「たんぽぽクレーター」のラスト2話で医学生だったパチョーレクさんが火星で医者になってるのは嬉しいファン・サービス。ちょい役だけどナッシーサはステファニアの妹か、同名の別人か? さらにラインハルトの出身が地球にあったフライヤーの村は明らかに「空の上のアレン」に登場したハイ・フライト村だろう(この時点ではまだ描かれてないけど)。

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最終更新:2006年10月14日 13:09