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ドリル・ア・ホール・パイルドライバー

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【技名】 ドリル・ア・ホール・パイルドライバー
【読み】 どりる・あ・ほーる・ぱいるどらいばー
【別名】
【大分類】 パイルドライバー
【中分類】 ドリル・ア・ホール・パイルドライバー
【小分類】 ドリル・ア・ホール・パイルドライバー
【開発者】
【得意とするレスラー】
【変形技】 尻押さえ式パイルドライバージャンピング・パイルドライバーツームストン・パイルドライバーリバース・パイルドライバーゴッチ式パイルドライバー
【進化系】 パワーボムカナディアン・デストロイアー男色ドライバー
【連携技】 ハイジャック・パイルドライバー
【連絡技】

解説

  1. 相手の頭を両腿で挟み込むようにし、両腕で相手の胴を抱える。
  2. 相手を逆さづりの状態に持ち上げる。
  3. 持ち上げた状態でしっかりと固定する。
  4. 自ら尻餅をするようにし、相手を頭から落とす。

実際は太ももの太さで相手の頭はマットにぶつからない。だが固定されたとは言え、首に自らの体重がかかるため、ムチウチの状態に近いダメージなるそうだ。

歴史

パイルドライバーはプロレス創世紀から有ったようで、古くはバディ・オースチンなどがフィニッシュとして使っていたと言う記録がある。
オースチンはパイルドライバーで実際に相手レスラーを「殺してしまっている」。古い言い回しの「必殺技」であるが、実際に殺してしまったのはこの技のみと言われ、それ以外のリング内外での死亡事故は他に理由がいくつか複合して起きている。
オースチンのパイルドライバーは現在の「ドリル・ア・ホール・パイルドライバー」とは異なり、相手の頭を両膝で鋏み、相手のタイツを持って引っ張り上げ、持ち上がった所をそのまま両膝の挟みをゆるめて落とす方法で現在では似た形のパイルドライバーを使うのは少ない。(ケンドー・ナガサキが一時期この技で脚光を浴びた。)
当時の硬いマット(ボクシングと共用であったり、マットが敷いて無かったりした)では危険な技であり、被害に遭ったレスラーは皆、若手であったそうだ。テーズやジャンボ鶴田などが相手にあわせてバックドロップの角度を代えるのが「プロレス道」であると言う発言を繰り返していたが、オースチンにはそれが無かったのか、それとも相当な不器用だったのであろうか。

オースチン以降のパイルドライバーの使い手は基本的に「ドリル・ア・ホール・パイルドライバー」と呼ばれる「一般的」なパイルドライバーを使う。相手の頭を膝から太股当たりで挟み込み、相手の胴をしっかりと掴み持ち上げて垂直になった所で落とす。これなら両手で衝撃を和らげたり、わざと相手の太股に挟まれることで危険性は無くなった。

危険性の無い技は利用しやすい。結果、乱発を呼び普通の「痛め技」になってしまう。
それに対し、フィニッシュとしてドリル・ア・ホール・パイルドライバーを使うレスラー達により、しっかりと相手の脳天をマットに叩き付ける方法が幾つか考え出された。

バリエーション

的確に相手を脳天から落とすようにしたのが、マーク・ルーインが使っていた、尻押さえ式パイルドライバー。一度持ち上げるか、そのまま相手の尻を両手で押さえるようにして固定。そのままパイルドライバーで落とす技。
近年ではアジャ・コングがアジャドライバーとして利用。

相手を持ち上げた後にジャンプしながら相手を叩き付けるジャンピング・パイルドライバーを使い出したのはボブ・バックランド。
しかしジャンプする事による、ダメージは増加したが正確に技は出しにくくなった。

相手を持ち上げて落とす前に片足を抱えるようにクラッチし直して落とすのがゴッチ式パイルドライバー。現在では鈴木みのるがフィニッシュとして使い、偶に武藤敬司やジョニー・スミスが使う。
ゴッチ式パイルドライバーはジャーマン・ドライバーを参考にしたと思われる。

MyWiki版プロレス技wiki より転載

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