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オルフェウス

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おるふぇうす

公式

主人公(女性も含める)の初期ペルソナ。
男性と女性とで外見が変化する(頭部、ボディカラー、背中の琴の形状)が、基本的な初期性能には大差は無い。

「首を掻き切られて殺された」という神話伝承を反映してか、ゲーム中のグラフィックは「首から下がロボットのような作り物」になっている。

また、ペルソナ3フェス「アイギス編」では、アイギスがワイルド能力に覚醒した際、彼女のペルソナ・アテナがオルフェウスに変化する。
この時、腹部から超音波のようなものを放射してメティスを撃破している。

神話

オルペウス、あるいはオルフェとも言われる。
ギリシャ神話に名を残す吟遊詩人。

太陽神アポロン(※1)と、音楽の女神ムーサイの一人であるカリオペの間に生まれた美貌の青年。
後にアポロンから竪琴を賜り、ギリシャ一の詩人になる。(※2)
彼の奏でる音色は、人間はもちろん動植物も聞きほれる程のものだった。

後に、アポロンに仕えるエウリディケというニンフと結婚する。(※3)
二人は幸せに暮らしていたが、ある日エウリディケは毒蛇に咬まれ死んでしまう。

悲しんだオルフェウスは、冥界に行きエウリディケを連れ戻そうとする。
三途の川の渡し守であるカロンを、竪琴の音色で骨抜きにし、地獄の番犬ケルベロスを虜にして冥界の門を抜ける。
数多くの難関を、音楽でくぐりぬけたオルフェウスは、ついに冥界の王ハーデスの下に辿り着く。
エウリディケを生き返らせて欲しいと嘆願し、竪琴を奏でると、ハデスはその音楽の虜になってしまう。
ハデスは、条件つきでエウリディケを返すことを許した。
その条件とは、「地上に出るまでエウリディケの顔を見てはいけない」というもの。
オルフェウスはエウリディケを連れ、冥界を地上へ駆け戻る。
あと少しというところで、エウリディケがついてきているのか不安にかられ、後ろを振り返ってしまう。
エウリディケはそのまま冥界に連れ戻され、二度と地上に戻ることを許されなかった。(※4)
(冥府(黄泉)に行き死んだ妻を取り戻そうとするが、後ろを向いてしまい失敗してしまう、という話の流れは日本神話のイザナギ・イザナミにも共通するものがある)

悲嘆にくれたオルフェウスは旅に出る。(※5)
しかし、エウリディケを思い、女性との愛を絶っていたオルフェウスは、トラキアの娘達(※6)の怒りを買い、ディオニュソスの祭り(※7)で五体をバラバラにされ、殺されてしまう。
頭と竪琴はヘブロス川に投げ込まれる。
その後、ムーサイの女神達(※8)がバラバラにされたオルフェウスの体を集め、リベトラに葬る。

ゼウスはオルフェウスの竪琴を天に上げて琴座にした。

死んでしまったオルフェウスは冥界に行き、そこでようやくエウリディケと再会を果たす。

~~
※1:トラキアの王オイアグロスが父という話も。
※2:この竪琴はヘルメスが作ったもので、リラと呼ばれている。
※3:木の精や人間という話も。
※4:この後、オルフェウスの気が狂って死んでしまう。という話も。
※5:オルペウス教を作り、それを広めるという話も。
※6:酒で酔ったニンフという話も。
※7:ディオニュソスの祭りとはオルギアという酒を飲んでの乱痴気騒ぎのこと。
※8:ミューズの女神という話もある。
~~

性能

 初期Lv.1
 アギ(習得Lv.2) タルンダ(習得Lv.6)
 電撃弱点 闇弱点

※ただし、「アイギス編」でアイギスが所持するオルフェウスの基本性能は、以下となる。
 初期Lv.25
 アギ(初期) アサルトダイブ(初期) ディア(初期)
 アギラオ(習得Lv.26) タルンダ(習得Lv.27) 電光石火(習得Lv.28)
 電撃弱点 闇弱点

備考、その他

全ペルソナシリーズの登場人物の初期ペルソナの中でも最弱に位置するペルソナ。
「属性攻撃に対する相性面でのアドバンテージが殆ど無い」ため、ペルソナの変異・潜在能力を駆使すれば「何とか使えなくもない」レベルにまで育つ「女神異聞録ペルソナ」、「ペルソナ2罪・罰」のそれ比べて弱さが際立つ。
加えて、後年代作「ペルソナ4」の主人公の初期ペルソナ・イザナギが「生半可なペルソナよりも格好良く、基本的な耐性もそれなりに優秀、かつアニメで活躍する」ということも手伝ってか、近年では不遇さに拍車がかかってしまっている有様。

唯一にして最大の長所はミックスレイド「カデンツァ」が発動可能なところ、か。
※ただしP3Pではミックスレイドがアイテム扱いとなってしまったため、ホイホイと使えないのが困り所。
しかも、特定のペルソナが無くても使える仕様のため、若干存在意義が薄くなった…かも。
合体やスキルカード(P3P)でスキル継承やカードでパラメーター強化してみると面白いかも。

  • ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス
P3主人公の初期メインペルソナ。アギ・火炎斬など火属性のスキルを得意とする。
原作ゲーム同様電撃・闇属性が弱点であり、主人公が戦闘不能=ゲームオーバーである難易度「RISKY」ではその耐性が最大の弱点になりうるので、対策は万全に。

  • Persona3 The MOVIE
全編を通して登場するが、前述の通りの弱さのため、イマイチ活躍に恵まれず、やはり不遇な扱いを受けている印象。
#1のクライマックスにて
、「Mass Destruction」をBGMに主人公・結城理がバイクで突撃しつつ召喚するシーンが印象的。
アギ系魔法の他、背中の琴を鈍器のように使って殴る攻撃も何度となく披露している。

関連項目

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