宝石乙女まとめwiki

大切な人に、ありがとう。

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jewelry_maiden

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だれでも歓迎! 編集
  ~鉄鉱石&電気石~

「……」
  とてとてっ
「ん? 何だい電気石」
「ん……」
「花? くれるの?」
「いつもおせわになってる……働くひとに感謝する日」
「ああ、今日は勤労感謝の日だっけ。人間のカレンダーなんてしばらく見てないから忘れちゃったよ……ありがとう、電気石。今度はもっと効率のいい充電機作ってあげるからな」
「……へへ……」


  ~鶏冠石&瑪瑙~

「ちょっと瑪瑙。今お暇かしら」
「ん? 何、鶏冠石」
「その……ちょっとお茶しませんこと?」
「何だいあらたまって。いいよ、じゃあお茶菓子を作るから……」
「あ、あの……私が作りましたの」
「え? 用意してくれたの?」
「だって、いつも瑪瑙には何から何までやってもらってますもの……たまにはわたくしも……」
「鶏冠石……」
「ああもうっ! 先に行ってますわよ! スコーンが冷めないうちにさっさといらっしゃい!」
「あはは、ありがとう、鶏冠石」


  ~殺生石&蛋白石~

「せっしょーせきっ!! はい! これ!」
  どーん!
「……まあ、随分と大きな荒巻ですね。主様も喜びますよ」
「んーと、ご主人サマへじゃなくて、これは殺生石にー!」
「妾に、ですか?」
「うん、そう。今日はきんろーかんしゃの日で、いつもお世話になってるヒトに感謝する日なんだって。いつもゴハン作ってもらったりして、すいませんっ」
「まあ……ありがとうございます、蛋白石。お気持ち、とても嬉しいですよ。でもね、妾はあなたがたのお世話をするのが苦じゃありませんからね、すいませんっていうのはちょっと違いますよ」
「ほえー、じゃあありがとうっ、殺生石!」
「うふふ、どういたしまして」
「じゃあ今日は荒巻料理だね! よろしく!」
(あらら、まったく……分かってるのかそうでないのやら……それだからかわいいのよねー。ふふふ)
「ん? わっ、急に抱きついてきて、どうしたの殺生石?」
「んー、なんでもないわ。ぎゅーっ。うふふ」


  ~金剛石&天河石~

「はうう~、またマスターに勝てなかった……」
「あ、金剛お姉ちゃん、いたー。はい、これ」
「あれ? 天河石どうしたの? これは……うわあ、可愛いケーキ。天河石が作ったの?」
「うん、あのね、マスターに教えてもらったのー。今日はきんろかんしゃの日っていって、いつもおせわになってる人にありがとうの日なんだってー。だからお姉ちゃん、いつもありがとうございますっ」
「あ、ありがとう、天河石……ぐすっ」
「はう~? お姉ちゃん、どっか痛いの?」
「ううん、なんだか嬉しくて……よし、私がお茶淹れてあげるから、一緒に食べようか!」
「はーい♪」


  ~レッドベリル&ソーダ珪灰石~

「う……ぐすっ……寂しいよう……」
「あうー?」
「な、何よ、どこから来たのよあんた」
「……たい? たい?」
「たい? ……ああ、痛いかってこと? 別に痛くないわよ」
「うー、あい!」
「ソーダ? ……何よ、そんなもので……う、ふえ……」
「うー、たい、めー。いーこ、いーこ」
「う、ぐす……あり、がと……」
「あー♪」


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