人の価値は、外見などではないのです。
「うわあ、なんだあいつー」
「丸い……」
街に出かけたときのこと。
マブダチの真ちゃんこと、真珠と歩いてたら、心ない通行人のささやきが聞こえて、アタシは拳を固めて振り返ろうとした。
「……爆ちゃん、いいのよ」
「でも、真ちゃん! 腹が立つじゃない」
「あたしが丸いのは本当のことだし。気にしてないわよ」
穏やかに微笑む親友に、アタシは拳を下ろした。
「真ちゃん……」
「マスターも、姉妹みんなも、そして爆ちゃん、アナタもあたしを認めてくれているわ。これ以上なにを望むっていうのかしら」
仏さまのような微笑。
これだから、アタシはこのマブダチにかなわないのだわ。
「丸い……」
街に出かけたときのこと。
マブダチの真ちゃんこと、真珠と歩いてたら、心ない通行人のささやきが聞こえて、アタシは拳を固めて振り返ろうとした。
「……爆ちゃん、いいのよ」
「でも、真ちゃん! 腹が立つじゃない」
「あたしが丸いのは本当のことだし。気にしてないわよ」
穏やかに微笑む親友に、アタシは拳を下ろした。
「真ちゃん……」
「マスターも、姉妹みんなも、そして爆ちゃん、アナタもあたしを認めてくれているわ。これ以上なにを望むっていうのかしら」
仏さまのような微笑。
これだから、アタシはこのマブダチにかなわないのだわ。
「アタシはわかってるわよ、真ちゃん! 真ちゃんこそ本物の淑女だわ、真の乙女よ! そんなこともわからないなんて、見る目がない奴らなんだわ」
「そんなに褒められると、いくら本当のことでも照れるじゃない」
「帰ったら新色の口紅試してみましょうね」
「ウフフ、きっと爆ちゃんに似合うわよぉ」
「そんなに褒められると、いくら本当のことでも照れるじゃない」
「帰ったら新色の口紅試してみましょうね」
「ウフフ、きっと爆ちゃんに似合うわよぉ」
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