300 :293 其の一 :2006/05/12(金) 10:44:11 ID:Y3Id56r1
その日、俺は風邪で寝込んでいた。
学校を休んで、ひたすら家で横になっていたのだ。
だから――今日これから起こることなんて、俺に想像できるわけがなかった。

「はー。なんでこういう時に東京に行っちゃうんだよー…」
両親は仕事の都合で昨日から家にいない。帰ってくるのは三日後とか言ってたっけ。
俺は体温計を取り出した。
「むむっ!」
八度二分。
ちょっと下がってきたか。けど、まだ身体が重い。
明日も学校休もっかな。みんなに風邪移したくないし。
時計を見ると、まだ夕方六時を回ったところだった。
「…腹少し減ってきたな。夕飯どうしよう」
と。
そのとき。
ぴんぽーん。ぴんぽーん。
「ん?」
訪問者――。誰だろう?
まあ誰であれ、家の明かりは全て消えているからこのまま居留守してもいいか。
下まで降りるのもかったるいし。
俺は布団にもぐった。
ぴんぽーん。ぴんぽーん。ぴんぽぴんぽぴんぽーん。
「ちっ。うるさいな…」
ぴんぽーん…。
「はーい! 今出まーす!!」
身体を起こし、階段を下りた。うあ。転げ落ちそう。
なんとか玄関にたどり着いた俺は訪問者に直截的に言った。
「どちらさんですかー? 生憎、今日親いませんよー」
ドア越しに声を掛けるのは失礼だと思ったが、いちいちドアを開けるのがめんどくさかった。どうせ回覧板か何かだろう。応対するのも億劫だ。外に置いてってもらおう。
と、そこまで考えたのだが、俺の予想は外れた。
「圭一。ボクなのですよ」



301 :293 其の二 :2006/05/12(金) 10:44:57 ID:Y3Id56r1
この甘ったるい声。
「梨花ちゃんっ!?」
俺は急いでチェーンを外し、鍵を開けてドアを開く。
そこには同じ学校に通う、俺の大事な友達の一人、古手梨花ちゃんがいた。
「こんばんはなのです。にぱ~☆」
思わず目が点になる。どうして梨花ちゃんが俺の家に?
「圭一、具合はどうですか? それほど顔色は悪く見えないのですよ…」
「あ…うん。なんとか熱は下がってきた…っていうかなんで梨花ちゃんがウチに?」
「部活で負けたのです。みぃ…」
「部活…てことは罰ゲームか。今日はどんな罰ゲームなんだ?」
「圭一の看病なのです」
「は?」
なんて言った?
「圭一。そろそろ中に入れて欲しいですよ」
「えっと…?」
するりと俺の横を通り抜け、家に上がる梨花ちゃん。
「圭一の部屋は二階ですか?」
「ああ…」
どうなってる? なんで梨花ちゃんがおれの家に上がり込んでるんだ? そもそも看病って何だ? どこの国の言葉だよ。
戸惑いながら、梨花ちゃんの後をついて行くように俺も二階へ。
――あ。
「梨花ちゃん。スカートの中、見えちゃった」
その言葉に、ばっと振り向き、スカートを抑える梨花ちゃん。
「みぃ…見たのですか?」
「あ、うん」
梨花ちゃんの顔が少し赤くなっている。
「圭一はえっちなのです…」
「えっと…ありがとう?」
とりあえず、感謝の意を込めて言っておいた。
「………」
と、梨花ちゃんはぷいっと顔を背け、残り数段を上がっていった。
「……なんだかなあ」



302 :293 其の三:2006/05/12(金) 10:45:29 ID:Y3Id56r1
「ここが圭一の部屋ですか。わーい。エロ本ばっかなのです」
「ちょ、誤解されるような言い方はよせ! そんな本、堂々と出してあるわけねーだろ!」
「じゃあ、どこにあるのです?」
にぱ~☆と梨花ちゃん。
「ぐっ…」
「布団の下、のぞきますです」
「わー!! わー!!」
焦る俺。梨花ちゃんの両腕を掴み、持ち上げる。
なんか、猫みたいだ。
「圭一…下ろしてほしいのです」
心を読まれたのか、猫ポーズで頼む梨花ちゃん。くそう、凶悪にかわいいじゃねーか。
「エロ本探索はしないこと! わかった!?」
「にぱ~☆」
わかってんのか、この子は。
――と、いつものように掛け合いをして一息ついたところで。
「梨花ちゃん。あのさ、折角来てくれて悪いんだけど、帰ってくれないか?」
俺は布団の上に座って上目遣いに言った。
梨花ちゃんは、にぱ~と笑うだけだった。
「梨花ちゃんに風邪移したくないんだよ。な、わかるだろ?」
これはまあ、本心だった。ただでさえ、村の年寄り連中初め、村人みんなに愛されている梨花ちゃん。もし風邪でも移そうものなら、今年のオヤシロさまの祟りは俺になってしまう。
「圭一」
「え?」
「少しだけでいいのです。看病させてくださいなのです」
ぺこりと頭を下げる梨花ちゃん。なんか、この子のこういうところは珍しいと思った。
「いや、まあちょっとだけなら。十分くらい…」
つい照れながら言ってしまった。
「にぱ~☆」
梨花ちゃん得意の笑み。ああ、はめられたなこりゃ。



303 :293 其の四:2006/05/12(金) 10:46:27 ID:Y3Id56r1
「まあいいや。とりあえずそこの座布団に座って。ほら」
「はいなのです」
ちょこんと座るその仕草はなんとも愛らしい。
「圭一。何かしてほしいことはないのですか?」
小首を傾げるように訊いてきた。
やべえ。かわいい。普段あまり意識してなかったけど、梨花ちゃんって実は俺のストライクゾーンど真ん中なんじゃないか?
いや、俺にはレナや魅音、それに詩音もいるしなあ。けど梨花ちゃんは青い果実としてぜひ押さえておきたい。
――なんて、妄想爆発させてたら、梨花ちゃんが顔を覗き込んできた。
「圭一?」
「ん、ああ。そうだな。ちょっと腹減ったかな――って梨花ちゃんっ、料理とかマジでやらなくていいからねっ」
この前沙都子と来たときもお世話になったし、これ以上この子に借りを作りたくはなかった。
「ちょっと待っててくださいなのです」
そう言って、ぱたぱたと廊下に出て、階段を駆け下りていってしまった。
「………」
梨花ちゃんのことだ。何か作って持ってきてくれるんだろうなあ。実はちょっと期待してたりして。



304 :293 其の五 :2006/05/12(金) 10:47:27 ID:Y3Id56r1
「あれ?」
でも待てよ。確か、冷蔵庫に食材そんなに残っていないぞ? さすがの梨花ちゃんでも材料なければ作れないんじゃないのか?
「ただいまなのです」
「うわっ!?」
いつの間にか梨花ちゃんは戻ってきていた。早い。猫足?
「これを舐めて、熱を冷ますのです」
と、俺の前に差し出したのはスティックアイスだった。ソーダ味。一昨日、母さんが買い溜めしたヤツだ。
ちょこっと料理を期待したとはいえ、これも悪くないか。喉渇いてたし。
「ありがとう」
俺はアイスを受け取り、一気に噛りついた。
「――っくう~、きたきたきたあ~」
脳に直接氷を叩き込んだような感覚。
「おいしいよ。あ、梨花ちゃんの分は?」
「ボクももらうのです」
と梨花ちゃんはもう一本持ってきていたらしく、はむっと口をつけた。
「…ぺろぺろ………ちゅぱっ…おいひいのです…ちゅる……っ」
「………………」
梨花ちゃんの美味しそうにアイスを舐めているところをまじまじと見入る。
心なしか、俺の心拍数と熱が上昇している気がしないでもない。
「ちゅるちゅぱっ……れろれろ」
梨花ちゃんの息遣い、舐め具合を見て、俺はある妄想に耽る。
これがもし×××なら――。
真っ赤な舌が覗くたびに、ごくっと唾を飲み込む。



305 :293 其の六:2006/05/12(金) 10:48:43 ID:Y3Id56r1
「みい☆ おいひいのです…くちゅっ…ちゅぱっ……ちゅぽちゅぽっ……ふぁ…はむっ」
「ごくっ」
「ちゅるっ?」
目が合った。
俺はわざとらしく視線を逸らす。
「圭一、どうしたのです? ボクに何か付いていますか?…ちゅぽんっ」
と話しながら舐めていたせいか、溶けたアイスが一筋、梨花ちゃんの口から伝って落ちていった。
「あ。これ使って!」
手元にあったタオルを手渡す。
梨花ちゃんはタオルを受け取ると、恥ずかしそうに口元を拭った。
「みぃ……」
「まだちょっと付いてるよ」
おれは梨花ちゃんからタオルを取り返し、口周りを拭いてやった。ごしごし。
その間、なぜか梨花ちゃんは目を閉じたままだった。
「はいオッケー。きれいになったよ」
「ありがとうなのです」
にこっと笑う梨花ちゃん。そしてまたアイスを舐め舐め。
「ちゅぷっ…ぺろぺろ……」
これは――やばい。確実に勃ってきた。熱のときは性欲なんて起こらないし、勃ちもしないと思ってたのに……。
「れろ…んっ……ぺろぺろ……」
やがて、梨花ちゃんはアイスを舐め終えた。
「圭一。棒、このゴミ箱に捨てますですよ」
「あ、いいよ」
そして沈黙。
それは一瞬にも、あるいは永遠にも思えた。



306 :293 其の七 :2006/05/12(金) 10:49:24 ID:Y3Id56r1
静寂を破ったのは梨花ちゃんだった。
「圭一。それ、何なのです?」
「え?」
梨花ちゃんが不思議そうに指さしたものは――俺のパジャマの股間部分だった。
――しまった!
そう、パジャマは薄い素材でできているから、俺の、その、アレがおっきしているのがバレバレだったのだ。
こんなことに気づかないとは…明らかにおかしなテントが建って、じゃなかった、勃っているじゃないか! なんというミス!
「圭一、そこに何を隠してるのです? さっきまでなかったのに…」
そこに手を伸ばそうとする梨花ちゃん。
俺はその手を制し、前屈みになって膨張を抑えようとした。
が、やはり病んでいる身としては動きが緩慢にならざるを得ない。
梨花ちゃんが面白そうに俺の胸を「えいっ」と押したのだ。
「わ!?」
簡単に俺は布団の上に倒された。
起き上がろうにも、梨花ちゃんが俺の股間をまじまじと見ていた。
「圭一。さっきよりおっきいのです」
「り、梨花ちゃん!?」
梨花ちゃんは日頃、よく俺や他の連中にするように、俺の一番敏感な部分を撫で始めた。
「いい子いい子なのです♪」
なでなで。
「っつ!!」
あまりの快感に悶えるおれ。
「さらにおっきくなったのです。おもしろいのです。にぱ~☆」



307 :293 其の八 :2006/05/12(金) 10:55:05 ID:Y3Id56r1
「ちょ、やめ…ううっ!!」
梨花ちゃんは撫でるのを止めると、先端を摘まむようにして引っ張り始めた。
「びくびくっと動いているのです」
「――っ!」
ていうかこれは、まずい! マジで出ちゃう!!
俺は梨花ちゃんの腕を掴んだ。
「圭一?」
「そこはだめ。本当にだめだ」
俺の言葉を聞いたのか、梨花ちゃんはまた股間に目を移して言った。
「圭一。ボクはよく知らないのですが、このおっきいの、病気なのですか?」
「え……」
一瞬だけ、世界が揺れる。
そして。
もう一人の、クールな俺が目を覚ます。
考えろ、前原圭一! これは千載一遇のチャンスだ! わかっているんだろう!?
この状況、うまく運べば……。
「ごくっ」
梨花ちゃんが訝しげに顔を覗いてきた。
落ち着け、前原圭一! クールになれ。クールになれ!



308 :293 其の九 :2006/05/12(金) 10:55:47 ID:Y3Id56r1
「――うん。まあ…これ、病気みたいなものなんだ」
言っていて、本当に自分かと疑いたくなるほど、その声は落ち着いていた。
「そうなのですか? どうすれば治るのです?」
無知な梨花ちゃん。
――計画通り。
俺がああいう風に言えば、そう梨花ちゃんが切り返すことも俺の計画の内だ。
「梨花ちゃんなら、治せるかもしれない」
「みぃ…?」
深呼吸して気持ちはあくまでクールに保て。前原圭一!
「これ…」
俺は自らの股間を指して言った。
「誰かに舐めてもらうと治るんだよ」
これまで生きてきて、最もさわやかに堂々と言ってのけた。
「ボクが舐めたら…治るですか?」
「うん。でも無理しないでいいから…梨花ちゃん」
ここで故意に一旦引けば――。
「やりますですよ」
ぐっ!
心の中で拳を握り、高らかに勝利を宣言する!
「え…やってくれるの?」
「圭一に、早く良くなって学校に来てほしいのですから」
にぱ~☆
「じゃあお言葉に甘えて…」



309 :293 其の十:2006/05/12(金) 10:56:21 ID:Y3Id56r1
俺はパジャマと下着を脱いだ。すぐに天を衝くようなタワーが姿を現す。
「おー。オットセイさんなのです。おっきおっきなのです」
ぱちぱち、と拍手をする梨花ちゃん。
「……梨花ちゃん。その、」
梨花ちゃんは俺の股間に顔をうずめるように前屈みになった。
「圭一。これ…舐めればよいのですか?」
「あ、うん。そうすれば、治ると思う」
ぎこちないぞ! 前原圭一! 落ち着いて目の前の事態を受け入れろ!!
「じゃあ…」
と梨花ちゃんは先端を舌でチロチロと舐め始めた。
「っうう!!」
痛覚を刺激されるような快感。頭の奥が、異様に熱くなってくる!
先ほどまで、アイスを食べていたから、梨花ちゃんの舌はとても冷たく、それが心地いい!
「ちゅっ…ぺろぺろ………んっ…れろっ…」
「っく…」
声が漏れるのはしょうがない。だって、こんな気持ちいいとは…。
梨花ちゃんの小さな舌が健気に一生懸命、俺のペニスを舐めてくれている。
その事実だけで俺は満たされていた。



310 :293 其の十一 :2006/05/12(金) 10:56:54 ID:Y3Id56r1
「ちゅぷ………くちゅくちゅっ…圭一……ちゅぱっ」
顔が火照ってきたらしい。梨花ちゃんは頬を紅潮させて、行為を続ける。
俺はそんな梨花ちゃんの頭を撫でてやる。
「ふぁ?」
「続けて」
「ちゅる…んんっ……圭一、一向に…治る気配がないのです…くちゅっ……」
「ううっ…いや、もう少しだよ。梨花ちゃん…そうだ!」
「…ぺろぺろ?」
俺は梨花ちゃんの顔を両手で挟み、こっちを向かせる。
「っ!?」
少しだけ、梨花ちゃんの表情に不安が見て取れた。
俺は気にせず、言う。
「舐める以上に、咥えてくれたら効率がいいんだよ!」
「咥える…ですか?」
「そう! 口内の柔らかな刺激の方が治りやすいんだよ!」
よくもまあこういう言葉が次から次へと…。自分自身に感心していた。
梨花ちゃんはというと、俺のペニスを凝視し、口を大きく開けて――
「あーむっ」
咥え込んだ!!
「おおっ!?」
俺も突然のことで驚いてしまう。まさか本当に咥えてくれるとは――。
「ふあ…んんっ………ちゅぷ…」
梨花ちゃんの口内で、俺のペニスが愛撫され続けている。
ときたま当たる梨花ちゃんの歯が何ともいえない強弱をつけていた。



311 :293 其の十二 :2006/05/12(金) 10:57:26 ID:Y3Id56r1
「う、っくう…いいよ、梨花ちゃん」
頭を撫でるのを再開する。
「ちゅぱっ、んっ…んっ………くちゅ」
「梨花ちゃん…今度は口を上下に動かしてごらん。悪いばい菌を吸い出すようにして…」
言って、調子に乗りすぎたかな、と反省する。
が、梨花ちゃんは疑うことなく俺の言う通りに行い始めた。
「んんっ……ちゅぽちゅぽっ…んっ………ちゅぱっ………こおなのですか?」
いつの間にか、目がとろんとしている梨花ちゃん。妙に色っぽい。
「う、うん。気持ちいいよ…これで元気になれそう…ううっ」
「ちゅぽちゅぽっ…圭一の…ちゅる……オットセイさんが、びくんって跳ねるのです」
「あはは。梨花ちゃんのせいだよ」
「くぽっ…ちゅる……?」
確かに、俺のペニスは新しい刺激とともに、脈動を続けていた。
というかもう限界が近いことを確信した俺は両手を梨花ちゃんの頬へと移行し、ふにふにと触り始めた。こんな柔らかいほっぺた、初めてだよ。
それに戸惑ったのか、梨花ちゃんは「みぃ☆」と鳴いて行為を続ける。
「ちゅぽ。……あ、またびくんって……くぽっ…んんっ」
「梨花ちゃん! 梨花ちゃん!」
俺の絶頂はすぐそこまで来ていた。
「れろれろ…ちゅぽちゅぽっ…ふぁ…んんっ………あんっ…ちゅるっ……くぽぽっ」
「う、うう…」
そして、ついに――
「――うっ、ああああああああぁぁあああぁぁぁぁあぁあああああぁっっっ!!」
俺のペニスは大量の精液を、梨花ちゃんの口内にぶち撒けたっ!!
どぴゅっ。どぽぽっ。どっ。どぉっ。どぷっ。どぴゅうぅっ。
放出。そして同時に起こる快感の嵐。俺は熱のことも忘れ、快楽の深淵へと――。
梨花ちゃんはというと、
「んんっ!? ん、ごぽっ……こほっ…んん!?」
目を見開き、なかなか止まない俺の放出のたびに身体を痙攣させていた。
「んっ…んんっ…」
次第におとなしくなる俺のペニス。
俺は追い討ちをかけるように、言った。
「それ、全部飲んで。梨花ちゃん。がんばれ」
「んん!?」
戸惑いを隠せない梨花ちゃんの表情を見て悦に入る俺。うっわ。なんか鬼畜っぽい。
梨花ちゃんは目を潤ませながら、こくっと頷き、そして――
「んっ…ごくっ…ごく…んんっ…こくっ、こく……んくっ…ん……」
全部飲み干してくれたようだ。エロいぞ、梨花ちゃん! じゃなくて、偉いぞ、梨花ちゃん!
「んっ………みぃ☆」
ゆっくりと、股間から顔を上げる梨花ちゃん。
俺はよしよしと頭を撫でてやった。
「圭一…ひどいのです……オットセイさんが白いモノを出すなんて、聞いてないのですよ。おまけにちょっと苦いのです」
言って梨花ちゃんは口の周りに付着した精液を器用に舌で舐め取っていく。まんざらでもなさそうだ。
「ごめんごめん。まさか出ちゃうとは思わなくて…」
いや、出す気満々だったけどね。一応、こう言っとかないとな。
「圭一…まだ少しおっきなのです。治らないのですか?」
「うーん。ああ、ほら、ちょっと白いの、付いてるだろ? これ、舐め取ってくれれば、あるいは……」
俺はどうしてこういうことを思いつくのだろう? 自分が怖い。
「白いの…舐めてきれいにするのです」
って梨花ちゃんも少しは疑えよ。まあいいけど。
再度、梨花ちゃんは俺のペニスに顔を近づけた。
「れろっ。ちゅう……ぺろぺろ………んっ…」
「はー。気持ちいいや」
「ぺろ……ん…ちょろ……れろれろ…みぃ?」
「うん。ありがとう。きれいになった」
俺はパジャマを着直した。



314 :293 其の十五 :2006/05/12(金) 10:59:58 ID:Y3Id56r1
その後、梨花ちゃんと楽しくおしゃべりをしてその場はお開きとなった。
見送るため、玄関へ。
「圭一。明日は学校で会うのです」
「うん。今日は本当にありがとう」
「にぱ~☆」
「?」
「また…あの白いの舐めたいのです…みぃ」
呆然となる俺。
「圭一?」
「ああ、いいよ! 梨花ちゃんが舐めたいときに言ってくれ! 俺はいつでも構わないからさ!」
「にぱ~☆」
「じゃ、気をつけてな」
「お休みなさいなのです」
ドアが閉まる。
「ふう……まさか梨花ちゃんがあれほど従順で…上手だとは…」
俺は額に手を当てる。
「あー。やっぱ熱上がってるし…」
とりあえず布団に入ろう。それでさっきのことを思い返して、一回ヌイてから寝よう。

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最終更新:2006年09月07日 06:42