あはははははは、なんだろ、これ。
私、こんなことしたかったっけ?
あはは、まるで芋虫、このガキ!
腕、私切っちゃった、足、私切っちゃった!
あれ?誰が傷縫ったんだっけ?
あー、葛西だ葛西、葛西が縫ったんだっけ?
それとも私がやったんだっけ?
悟史くんに頼まれたんだっけ、こいつ飼うの?
もう、忘れちゃった。
…沙都子、ごめんね。

「ひゃぅ…あぁぁぅ…」
沙都子はもう喋れない。
私が、舌を切ったから。
昔、バイオレンスジャックって漫画、あったけど…
それの、人犬みたいな感じになっちゃってるんだ。
面白い、面白い。
殺してやろうかとおもったけど、ダメ。
悟史君にこいつのこと、何か頼まれた気がするから、まだ、ダメ。
殺すのはその後…
「あはは、沙都子、どう?気持ち良い?」
沙都子の年にしては大きい胸を弄くる。
「あぅん!?」
乳首を捏ねくると、ホントに犬みたいに叫んだ。
バタバタバターって足だったところがガクガク。
でも、そこなんもないから。
沙都子は可愛そうに、手足の感覚が残ってしまった。
足とか手とか不用意に切るとそういうことがたまにある。
それで、今は私と裸でまぐわってる。
バター犬でも相手にしてるみたい、あはははははは!
「ねぇ、どう?」
その言葉に答えない
もう、壊れてしまったから。壊したから。
「あー、あぅぁ…あぅー…」
途中まで健気に耐えてたけど、大体…ああ、三日目だっけ。
右足落とした時に、完全に壊れた。
詩音は叫んでた、情けなく。
あはは、報いだよ、あはははは。
「ああぁぁぁぁっ!」
あそこに指を突っ込むと、また犬みたいに叫んだ。
いや、猫かな?ほら、サカリの猫がやるみたいな。
そういえば、もう一匹犬が居たけど、そいつは死んじゃったからなぁ。
もっと、最悪な拷問してやったけど。
「…どう、沙都子?面白い?」
「あぅ、ぎゃぁぁうあ」
今では、凄くなついている、私に。
梨花ちゃまの家、燃やしといて正解だった。
あそこから、誰かが手がかりでも見つけると厄介だったからなぁ…
くっくっく、圭ちゃんもレナも全然気付かないでやんの。
もう一ヶ月も。
「沙都子、ごめんねぇ…」
なんで、私がこんなこといわなければならない。
「あぅ…あぅあああ…」
指をぐにぐにと動かすと、沙都子は身をよじって私に答える。
あは、可愛い。
レナなら、すぐにでもお持帰りする可愛さだと思う。くふふ。
バタバタ、芋虫が跳ねるみたいな反応が凄くそそる…
殺そうとしてたんだっけ、そういえば。
ま、もう思い出せないから良いや。
指をことのほか深く突き入れると、そこが沙都子のツボだったらしい…
「あぎゃぁぁぅああぅあはえはぅううう!?」
狂った声が、心地いい。
グルグル指を回して、おしりを引っぱたく。
ぎゃぁぎゃぁ、耳に心地イ風邪と一緒に、ひときわ高く猫の声がした。
イった、イッた!あははは!
髪を優しく撫ぜてあげる…
「はぅはぁ…むぅ…」
夢心地の沙都子の息遣いが、悟史君の口癖に聞こえて、あの日のことを思い出させた。
そうだ、明日は圭ちゃんを連れてきてやろう。
この子も、仲間が居ないと面白くないとおもう。
番にしてやろうか、それとも…
そんなことをおもいながら、ただ悟史くんの言葉だけが脳裏に…
『沙都子を』
思い出せない。思い出せない、思い出せないよぅ…沙都子、沙都子ごめん…
…生まれてきて、ごめんなさい。

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最終更新:2007年02月13日 17:55