梨花が叫ぶのとほぼ同時。 ズニュリと音が聞こえてくると、股のあたりにペニスが入り込んできた。 それに梨花はおもわずギュっと目を瞑る。

「ひ……や、やあぁぁ……!」

梨花は身体を貫いてくるような痛みを覚悟した。 きっとそれくらい痛いのだろうな、と思っていたからだ。
……だがいつまでたってもそれは来ない。 いまだ股に熱い棒がスリスリ擦り付けられている感じはあるのだが、痛みとまで呼べるものは来なかったのだ。

「……………?」

怖いのを覚悟しながら、ゆっくりと目を開けてみる。
するとやはり圭一はハァハァと息を切らしていて、梨花の身体の上で一心不乱に腰を振っていた。 梨花の小さな身体はガクンガクンと揺らされていて、傍から見たら間違いなく二人が正上位でセックスしているように見えるだろう。
『梨花ちゃん梨花ちゃん、きもちいいよ梨花ちゃん』などとうわ言を繰り返す圭一を受け流しながら、梨花は自分の下半身を見てみた。
するとそこにはガチガチに硬くなったペニスが、梨花の股とふとももの間にズブリと挿入されていたのだ。
発症しているので勘違いしているのだろうか、それともこんな圭一にもまだ梨花を本当には犯せないという理性が残っていたのか……。 そこはいわゆる素股の状態になっていた。

「あ……んく! あ、あ、あ……」

素股だから安心……? 梨花にはとてもじゃないがそう思えなかった。
圭一はガクンガクンと腰を揺らしているし、何よりも自分の身体を性欲のはけ口に使われているという事実は変わらないのだ。
しかも時折狙いがずれているのか、ふとももと股の間ではなくちょっと下の割れ目のあたりにまで擦り付けられていることがある。 スケベな圭一のことだから、このままなし崩しに入れられてしまう可能性だって充分にあったのだ……。

「や、やめて……やめなさい圭一。 あ、あたしはあんたの恋人じゃないの、よ……」

言葉は抵抗しているのだが、声が思いのほか大きく出ない。
それはそうだ。 自分の純潔が今紙一重の状態にあるのだから、梨花が本能的に自分の身体に圧し掛かっている男を恐れないはずが無かった。

そしてその間も圭一は快楽を貪る。 梨花の細く白い両脚首をガシっと掴むと、それをピッチリと閉じさせ更にペニスの摩擦に利用していくのだ。 そして割れ目の上のぷっくりと柔らかい土手との相乗効果を使って、まるで本当に入れているかのような快感を得ていく……。

『はぁ、はぁ……き、きもちいい、圭一。 で、でも入れてはくれないの……?』

彼の頭の中では梨花はこんなセリフを吐いていた。 それに圭一は『まだ梨花ちゃんは子供だから、無理しないでいいんだぜ?』などと優しい言葉をかけているようだった。
二人が擬似的に繋がっている場所はヌチョヌチョと汁っぽい音をさせ始めており、それが梨花も感じているんだ、喜んでくれているんだ、という圭一の在らぬ妄想を更に助長させていく……。

「な、何言ってるの……圭一、正気に戻って……や、き、きもちわるいぃ……」

しかし実際にはたしかに梨花の股は濡れているのだが、それらは全て圭一のペニスから出たガマン汁によるものであるのは明白だった。
喜ぶどころか梨花にとってはそれがただただ不快で、ペニスからピュピュっと出てくる透明なそれだけで妊娠してしまいそうな不安を感じたほどだ……。

『あん、あん……好き、大好き圭一♪ 愛してる……♪』

そんな本物の梨花を尻目に、圭一の妄想の中の梨花はすっかりデレているようだった。
さっきまでのクスクス笑うそれはツンの部分だったんだとでもいうように、圭一は梨花の両脚を抱きながら一気に腰を振りたてていく。

「あく……は、はぁ……あ、あ、い、痛……」

あまりにも圭一のペニスがズリズリ擦りつけられてくるため、梨花のふとももと股のところがヒリヒリし始める。 それでも喪失の痛みよりはマシだろうと、彼女は歯を食いしばってそれに耐えていく……。
ここまでくるともう、梨花は半分捨て鉢になっているといってもよかった。
この男はもう何を言っても無駄だ……。 すっかり自分を恋人にでもしたような気分に浸ってしまっている。
それならいっそもう早く終わって欲しい。 梨花は奇しくも、圭一が望むようにキュっとふとももを締め付けてやったのだ。
するとその瞬間、圭一の身体がビクンと跳ねる。

「え……や、やだ、何……」

ドパドパと身体に降りかかる、生温かい感触……。 それに梨花は一瞬何が起こったかまるでわからなかった。
圭一の顔がきもちよさそうに歪んでいくのを自分の足ごしに見ながら、そのドロリと熱い液体が梨花の股のあたりからビュルビュルと噴き出ていたのだ。

「や、やだ……かけないで、や、やぁぁぁ、やだやだぁ……」

ドクンドクンドクン……。 梨花のふとももの間でペニスが大きく脈を打つ。
先っぽの縦に穴のあいたような部分から、白い精液がドピュドピュと噴水のように噴き出していく。 それは梨花の身体を汚すことが目的のように勢いよく排出され、お腹のあたりだけでなくぺったんこな胸にまで降り注いでいく……。

「あ、ああ……あ、あったかい……何よこれ、き、きもちわるい……」

人間の体温と同じくらい生温かい精液は、初めてそれに触れる梨花に多大な不快感を与えていった。
おまけに射精している間、圭一は『梨花ちゃん、好きだよ梨花ちゃん、愛してる!』などと口にしていて、それがまた余計に彼女の不快感を煽っていく。
ペニスがビュルビュルと射精している最中、梨花はこの悪夢のような時間が早く終わりを告げて欲しいと願うことしかできなかった……。

そして、ようやく圭一がきもちのわるいうわ言を繰り返すのを止めると、それに合わせる様にペニスもその排出を止めていく。
『う、う、ううう』っと圭一の気持ち良さそうな声とは真逆に、梨花は自分の心が磨り減らされていくのを感じた。

素股だから……入れられていないのだから、まだマシだと思ってた。
だがこうして生温かい精液を身体中にかけられると、やはり自分はただ圭一のはけ口にされたんだなと嫌でも思えてしまう。
だが、これくらいでへこたれない。 今まで何度も死を経験した自分ならまだ耐えられると、梨花はグっと拳にちからを入れてその言葉を口にしていった。

「ん……も、もういいんでしょ……。 離して……」

いまだ自分の身体の上でハァハァと息を吐き続ける圭一に、梨花はそうつぶやいていった。
男は射精したらお終い。 それは急に大人しくなった彼を見てもあきらかだった。
圭一の胸元に手をあてると、もうお願いだから離れて……とでも言うように、梨花はやんわりと彼の体から離れていった……。

「う……うぅ……ぐすっ……」

地面の上に倒れこむようにしながら、おもわず涙が出そうになってしまう梨花。 その弱々しい背中からは、とても彼女が何十年も生きている魔女だという力強さは感じられなかった。

そうして弱々しく自分の胸から離れていく梨花に、圭一は何か声をかけてやらなければと思った……らしい。
もちろん彼の頭の中では彼女はもうすっかり恋人なのだろうが、それでも乱暴にやりすぎたという考えがあったのだろう。
圭一は今にも泣き出しそうな梨花に、白々しくも『だいじょうぶか?』などと声をかけていく。

「…………………っ!」

あまりに無神経な一言に、梨花はおもわずギュっと唇を噛みしめる。
なにが大丈夫、なのだろうか。 その原因を作ったのは自分だというのに、圭一はまるで慰めるような言葉をかけてきたのだ。

こんな言葉をかけられたならば、梨花は怒り狂ってもいいはずだった。
だが今の彼女にはとてもそんな気力はない。 なによりも今目の前にいるこの男は、梨花にとって世の中でもっとも拒絶したい存在になっていてもおかしくはないのだ。
だからこそ彼女は、もっともそれを表せる態度でその返答をしていった。

「…………………」

梨花の出した答えは……『無視』だった。
圭一が『平気か?どこか痛むか?』などといくら声をかけてこようと、梨花は何も言わずビリビリになった衣服で少しでも自分の裸体を隠そうと身をすくめるだけだった。
彼と意思を疎通することすら汚らわしいように、梨花はこのごに及んでいい訳でもしてくるような最低な圭一を見ることすらしなかったのだ。

……無理もないだろう。
なんとか最後の純潔までは守られたとはいえ、梨花は圭一に『犯されてしまった』のだから。

いきなり地面に乱暴に押し倒され、お気に入りの制服をビリビリに引き裂かれた。
ほんの数分前まではたしかに自分の胸元に付いていた可愛らしいボタンが、今は無残にも地べたにいくつも這いつくばっている。

まだ乳房ともいえない微かな膨らみを撫で回され、汚らしい舌先でその蕾まで弄ばれた。
いまだジンジンと疼いている胸元を見てみると、小さな乳首の先っぽが痛々しく真っ赤に染まっていた。

そしてなによりも、この身体中にベッタリとまとわり付いている精液……。

ペニスを擦り付けられていた股からお腹、そして薄い胸元にかけてもうベットリと……。
はては首筋、口元にまで飛び散ってきているこのオスの獣液が、自分はレイプされたんだという事実を無残にも突きつけていた。
唇のすぐ下にある大きな精液の固まりからはツンと匂いがたち込めていて、梨花はおもわずそれにむせかえりそうになってしまう……。

「う……ぅ、ぅ……うぅぅ……」

何ともいえない気持ち悪さに口元を抑えながら、梨花は一刻も早くこの汚らしいモノを拭いたいとスカートのポケットからティッシュを取り出していく。
そしてその中身を二回、三回、四回……。 普段使う時よりもあきらかに多めに取り出すと、それを精液の付いた至る所に押し付けていく。

まずは口元を拭いたかった。
ピンク色の唇のすぐ下に付着した汚らしい精液の固まり。 匂いの元になっているそれに、梨花はギュゥっと押し付けるようにティッシュを当てていく。
こんな汚いもの、もう一分一秒でも身体に触れさせていたくない。 手つきが少し乱暴になるのも当然だった。 しかし……。

「……!? え……こ、これなに……いや……」

だが男の精液というものはとても拭いにくい。 それを女である梨花は知らなかった。
たとえ彼女が見た目より長く生きていようとも、こういった生々しい性の知識にはまだ疎かったのだ。

乱暴に押し付けられたティッシュは精液の液体だけを吸収してしまい、たちまちゼリー状になっていく。 するとそれはさらに梨花の可愛らしい顔にベッチャリと纏わり付いてしまうのだ……。 まるでそれそのものが梨花と離れたくない、と主張しているように。

「な、なにこれ、なんでおちないの……い、いや、いやぁ!」

ジュースをこぼした時と同じように、ちょっと拭えばすぐ綺麗になる。 そう思っていた梨花にとって、このヌルヌルとした精液のしつこさはただただ不快だった。
早く拭いたいのに……早くこの生温かさから逃れたいのに……。
そう思えば思うほど手つきは更に乱暴になってしまい、むしろそうして中途半端に拭われたザーメンは梨花の幼い身体にヌルヌルと刷り込まれていくように汚れていく。

「や、やだやだ、やだぁ……どうしておちてくれないの? ぬ、ぬるぬるして、私の身体に染みこんでくる……うぅぅ、ぅ、ぅ……」

ついに涙声になりながら、健気にも身体じゅうに付いた大量の精液を拭っていく梨花……。
内面の方はともかく、外見だけならまだ幼女としかいえない彼女が男の性欲の残骸を必死に拒むその姿は見るも無残であっただろう……。
その誰もが痛々しいと思うであろう光景を、当の原因である圭一はただ呆然と見つめていた。

……いまさら後悔でもしているのだろうか。 大切な仲間を犯してしまったことに。
さきほどまでは性欲に焚きつけられ興奮状態であっただろうが、射精後の今なら大分冷静になっていることだろう。 梨花の無残な姿を見ながら、慰める言葉でも探しているのかもしれない……。

「ぐすっ……ばか、ばか……圭一の、ばか……うぅぅぅ……」

光の無くなった瞳からポロポロと涙を流しながら、梨花はいまだ完全に拭いきれない精液と格闘していた。
正直……被害者である梨花にとっては、そんな圭一の反省などどうでもいいことだ。
例え彼がお得意のごめんなさいを呟こうが、もはやこれは起こってしまったこと。 梨花にとっては、むしろそう思うなら一刻も早く自分の傍から消えて欲しかった……。

だがそんな梨花の心中を察することができなかったのか、圭一はいまだ精液を拭おうとティッシュを持つ梨花の手をガシっと掴んでいった。

「……な、なに? い、いいから、もう……そんなことしてくれなくていいから、早くどこかへいって……」

梨花は圭一が理性を取り戻していると思っていた。 もっともそれでもいまさらだが……。
だから自分の手を少し乱暴に掴まれた時、それはこの汚らしい精液を拭うのを手伝ってくれるつもりなのだろうな、と都合よく考えていた。
普段の梨花ならば、これを付けたのはお前じゃないか!と悪態も付けたのだが、今の彼女にはとてもそんな気力は無い。 だから力なくこう答えるのがせいいっぱいだった。

「いいから……も、もういいからあっちに行ってよバカ、バカ圭一……あんたなんて嫌いよ……うぅぅ……」

そんな無意味な優しさなどいらないから、ただ自分の前から消えて欲しい。 もう放っておいて欲しい……。 梨花はそれだけを望んだ。
いいかげんこの『レイプしたものとされたものが二人っきり』という状況も止めにしたかったのだ。 それが長く続けば続くほど、梨花にとってはますます惨めな自分を強調されてしまうから……。

だが圭一はそれを聞かなかった。 それも梨花の考えていることとは反対の意味で、だ。
彼はその掴んだ梨花の手に力を入れると、それにグググっと力を込めてきたのだ。 

「……い、痛っ! な、なに……圭一、あ、あんたなに……を……」

『ジっとしてろよ』。 そう、圭一が言う。

「……え? ちょ、ちょっとなに……ま、まさかあんた……」

この時にはもう、梨花も異変に気づいていた。 彼の二回目の異常に……。
自分の細い手首を掴み、ギラギラとした目線を向けてくる圭一。 それを梨花は一瞬理解できなかった。

…………嘘だ。 本当は梨花にもすぐにわかったはず。

それは梨花の現実逃避だった。 理解できないなんてこと、あるわけないのだ。
『ほんの数分前にこれと同じ圭一を見たばかりなのだから』。
たんにそうであって欲しくないという、梨花の願望がそう思わせていただけ……。

反省なんてとんでもない。 この時の圭一は梨花のそんな甘い願望とはまったく逆のことを考えていたのだ。
誰もが自己嫌悪に陥るであろう、仲間の少女を犯した後というこの瞬間。 それなのにこの男は更に邪悪な感情に駆り立てられていたのだ。
それを再確認するように、圭一は目の前でふたたび怯えていく梨花の身体をじっくりと視姦していく……。

梨花の長く綺麗な髪がグチャグチャに乱れている。
地面に押し倒した時に付いたのだろう。 それには土やら葉っぱやらがいくつも纏わり付いていて、普段のあの手入れの行き届いた美しさを存分に蹂躙していた。

ビリビリに破いてやった制服から覗く、柔らかそうな乳房……。 とはいかないのが残念だが、白くて可愛い胸板には自分が汚してやったという象徴の精液がまだベッタリと付着していた。

それらを見るだけでも圭一の興奮はドクドクと増していったが、何よりも彼をもっとも震わせるものがもう一つあった。

それは梨花の『目』だった。 ポッカリと穴の空いたガラスのような瞳が、圭一を何よりも興奮させたのだ。

「や、やめて……圭一、は、離してぇ、離してよぉ……」

梨花は心底怯えきっていた。 
さっきまであんなにも余裕ぶりながらクスクス笑い、自分のことをどこか見下したような態度をとっていた少女が……いまや見る影も無いほどに自分を恐れているのだ。
彼女の瞳はそれを象徴しているのだろう。 生気のないそれはまるで人形のようだった。

それを見て圭一は、父親の持っていた成年コミックに似たようなものを見たことがあるのを思い出したのだ。 あれもたしか少女がむりやり、というシチュエーションだった。
『レイプ目』……。 たしかそんな俗称がつけられていたものだ。

圭一はこの梨花のレイプ目が一目で気に入ってしまった。
『あんなにもにぱ~と可愛かった梨花ちゃんが人形のような目をしている』。
そのたまらないギャップだけで、彼は自分の下半身にふたたびドクンドクンと熱い血が流れていくのを感じたのだ……。

ここまでくるともう、『また』圭一は歯止めがきかなくなる。 今度は梨花の下半身までをも視姦していく。

あの可愛らしい下着は脱げていたが、いまだ腰には制服のスカートが付いたままだ。
やっぱりスカートは穿かせたままノーパン、ってのはマニアックで興奮する……。 そんな最低なことを考えながら、圭一はさっきあれだけペニスを擦りつけてやった梨花の股をじっくりと見つめた。
子供特有のぷっくりと膨らんだまんこの土手が、あのプニプニとした甘い感触をふたたび思い出させていく……。

……最高だった。 最高にきもちよかった。

梨花のキュっと締まった細いふともも。 まだ毛も生えていないツルツルのまんこ……。
そこにもうズリズリと、おもいっきりペニスを擦り付けてやったのだ。
幼い両脚を抱え上げ、それを閉じさせながら狭い隙間にズブリと突き刺した。 射精したばかりのペニスには、まだあのキュっキュっと締め付けてくるようなふとももの心地よい感触が残っている。
素股というのは本当にきもちいいのか? そんな疑問を常々持っていたのだが、圭一は今回のことでその快感を生まれて初めて知ったのだ。 自分の手のひらではなく、女のきめ細かい肌に熱くたぎった怒張を擦り付ける感触は想像以上に最高だった……。

そして圭一はこう考える。 考えていってしまう。

擬似挿入といわれる素股であんなにもイイのなら、『本当に入れたらどれだけきもちいいのだろう』と……。 欲望に焚きつけられた瞳が、梨花の幼い身体を捉えていく。

「な、何よその目……そ、そんな目で私を見ないで……や、やめて……」

梨花の横に組み敷かれた両脚がいかにもレイプされた後です、といわんばかりに圭一を挑発する。
ふとももの付け根あたりにはさきほどまでペニスを擦り付けていた割れ目があり、無毛のそこは一本の可愛いスジになって欲情している彼を更に誘惑していた。
そうして気づくと、圭一は梨花の幼い身体にふたたび触れていたのだ。

「は、離して……ぅ……け、圭一、あんた何考えてる……の……?」

グスグスと泣きべそをかきながら聞いてくる梨花にもかまわず、むしろそれすらも興奮のスパイスだとでもいうように圭一はドス黒い欲望を彼女に向けていく。
彼の下半身ではいつのまにかドクンドクンとペニスが脈を回復させていて、早くシタいシタい、梨花の『中』に入りたいと主張しているように見えた。 それに梨花もすぐに気づく。

「……っ!? なんで……も、もう満足したんでしょ? さっきまで小さくなってたのに……なのになんでまた、そ、そんなに大きく……」

梨花は甘かった。 こんなことになっても、まだ圭一の異常さを理解していなかった。
ただでさえ今の彼は発症寸前なのだから、性欲が普段よりも増しているのはあきらかだったのだ。 一回射精しただけで満足するはずが無い。

もっとも圭一からすればこれは梨花のせいだといったところらしい。
『梨花がそんなレイプ目で俺を誘惑するから』。 だからガマンできなくなってもしかたがないだろ? と、勝手に自己正当化していた。
だから彼はすぐさまそれを行動に移す。 一瞬の迷いもなく、ふたたび梨花に襲い掛かる。

「いや、もうやめて圭一……来ないで、こないで、け、けい、い、いやあぁぁぁっ!!!」

ズザリズザリと地面を逃げようとする梨花の両脚を……ガシっと掴みあげる。 そして今度はさきほど素股をしたときとはちがい、それをガバっと左右に割り開かせた。
するとそこにはまだ男の欲望を受け入れたことの無い、無垢な割れ目がピッチリと可愛く口を閉じているのが見えて更に圭一を挑発する。

「う……や、やぁぁ、み、見ないで……見ないでよバカぁ……み、見るなぁぁぁっ!」

梨花の言葉など聞こえないとばかりに、圭一は興味心身にその大事な秘処をじっくりと眺めていく……。
そこは肌の色とはちがい、うっすらと桃色がかっていた。 縦に一本スジが入っているだけのような割れ目は、どうみてもペニスが入るようなほどの性器には思えない。 
これが普段いつも一緒に部活をしたり、一緒にお弁当を食べたりしていたあの古手梨花の処女まんこだと思うと……圭一はゴクンと生つばを飲み込まずにはいられなかった。

「そ、そんなにジロジロ……み、見ないで圭一……うぅぅぅ見ないでよぉぉ……」

梨花はいままで感じたことのない羞恥に顔を真っ赤にさせる。
所詮子供の身体なのだからとガマンできるものではない。 身体はそうでも、心はもう成熟した大人なのだ。 女としてそこをむりやり男にジロジロ見られるなど、プライドの高い魔女としてもとても許せるものではなかった。
しかしそれでも圭一は止めない。 さきほどさんざ擦り付けてやった割れ目をじっくりと眺めると、しっかりと『入り口』を確認したのだ。
そしてそのほんのすこしだけ口を開けている……おそらくそこに入れるのだろうなと予想できる割れ目の中心に、ガチガチになったペニスを押し当てていく。

「……!? う、嘘……嘘でしょ圭一……? そ、それはしないでくれるんじゃ……え?」

ここにきて梨花はようやく気づく。 自分が脚を開かされた意味を。
嫌な想像ではあるが、圭一が二回目をしたくなったのならまた自分に脚を閉じさせるはずなのだ。
ふとももと股の間にペニスを挿入していたし、その方が圭一もずっときもちいいはずなのだから。
じゃあなぜ今脚を開かされ、その小さな割れ目にペニスが押し付けられているのか……?
その意味を考えた時、梨花は今まで感じたことのない恐怖に襲われた。

「ちょ、ちょっと……や、やめて! やめなさい圭一! や、やめ、やめて、や、いや、いやあぁぁぁぁぁぁっ!!!」

梨花の本当の意味での悲鳴が、その誰もいない校舎裏に響き渡る。
圭一は妄想の中で彼女がニッコリと微笑んでくれているのを確認しながら、そのキツキツの割れ目にむりやりペニスをねじ込んでいった……。

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最終更新:2008年09月03日 00:06