前回

SIDE:レナ

「おはようございます!」
「あら。レナちゃん、おはよう。ごめんなさいね?圭一ったらまだ寝てるのよ」
夏休みも終わって、もう九月の中旬に差掛かった今日。
私はいつもと同じ様に圭一くんを迎えに来ている。
以前は待ち合わせをして登校していたけど、今はこんな感じで毎朝、圭一くんの家から一緒に行くようになったのだ。
「じゃあレナちゃん、今日もよろしく頼むわ。圭一を起こしてやって頂戴な」
「はい!分かりました」
私は早速、圭一くんのお部屋に御邪魔する。
今や日課となった『お寝坊さん』な圭一くんを起こしに…。
ちなみに時間は朝の七時、そして学校は九時から始まる。
何で、そんな早くから圭一くんを迎えに来ているのかって?
それはすぐに分かるから……ねっ?
襖をゆっくりと開けて、真っ暗な部屋の中にコソコソと侵入する。
これも毎度の事だが、爆睡している圭一くんは、私に気付かず惰眠を貪っている。
「…圭一くん」
枕元に座って小さな声で呼び掛けてみる。
…うん。寝てるね。
だから、私は『毎朝の日課』を開始する。
「はうぅう~。圭一くんはお寝坊さんなんだよ。だよ」
そんな事を呟きながら、私はお布団の中に入り込む。圭一くんの足元から…。
そして身体を潜り込ませて『早起き』な、あの子を探す。
そう。朝から元気いっぱいなおちんちんに、ご挨拶するのが日課なのだ。
寝間着のズボンにテントを作って私と遊びたがっている『かぁぃぃ圭一くん.Jr』……かぁぃぃよう☆
いそいそと寝間着と下着をちょっぴりずらして、ピョコンと出て来たおちんちんを、手で優しく撫でてあげる。
「はうぅ…。お・は・よ・う☆レナの事待ってたの?」
親指でおちんちんの先を円を描く様にグリグリってすると、おちんちんがピクンピクンてして頷いてくれる。
そっか…。私と遊びたくて早起きしたんだね。
圭一くんもこの子みたいに、早起きしてくれたらな~…とか思いつつ、頑張った御褒美に湿らせた唇でキスしてあげる。
「ちゅっ!ちゅっ!…っちゅうぅぅ!」
続いて、裏筋に舌を這わせる。舌の表面を使って下から上に何度も何度も…。
「ぴちゃ…くちゅ…くちゅ」
横笛を吹く様に横から、おちんちんの頭の下を舌でクリクリしてあげると、圭一くんが身体を捩らせて逃げようとする。
めっ。逃げちゃ駄目だよ…。
私は左手を圭一くんの腰に回して、自分の方に引き寄せて動けない様にする。
右側が終わったら、次は左側…。さっきと同じ様に舌先でクリクリとしてあげる。
「ん…?んっ…はぁ…う…」
お布団の外から聞こえ始める圭一くんの鳴き声。かぁぃぃかぁぃぃ圭一くんの寝ぼけた声。
「ちゅく…ちゅく…。あむ…」
そんな声をバックコーラスにして、タマタマを口に含む。
「ちゅぱ…ちゅぱ……。ちゅっ…んう」
飴玉を舐める様に、舌の上で転がして、唇で甘噛みする。
するとおちんちんが私の額をピシピシって叩いてくる。
相変わらず『悪いおちんちん』なんだよ。…だよ。
御仕置に舌でタマタマを弾いた後、強く吸い付いて舐め回す。
「ん…ちゅうううっっ…。くちゅくちゅ!」
先程と同じ様に反対側も舐め舐めしつつ、手の平でおちんちんの頭を優しく握る。
だって、こうしないとおちんちんが『暴れん坊』になってしまうのだ。
やんちゃなおちんちんをソフトタッチ…いやフェザータッチに近いかな?
ともかく触るか触らないか位で、優しく撫でて揉み揉みする。
「ちゅぽんっ!ちゅっ!ちゅっ!ちゅぷ…ちゅ!」
指の腹でおちんちんの頭の下をスリスリして、中指で先っちょをグリグリって円を描く様に愛撫する。
タマタマの方は、強く『吸って』『擦って』美味しいミルクがいっぱい出る様に、口内で蕩けさせる。
「っはあ…。はう…」
タマタマから口を離して、唇からこぼれた涎を舌で舐めとる。はしたない…。
でも圭一くんは『こういうレナ』も大好きなんだって言ってた。
『女の子なレナ』と『女なレナ』二つのギャップが良いんだって。
それはさておき、そろそろ…。
「くす…♪」
あれあれぇ?これは何かな圭一くん…もうHなお露が出ちゃってるよ。
「ぴちゃぴちゃ…ぴちゃ」
私はおちんちんの先に舌の這わせて、Hなお露を舐め取る。
舌の表面でネットリと愛撫してあげたり、舌先でチロチロってしてあげる。
「あは…また出て来たんだよ。だよ☆」
三回…四回と同じ事を繰り返して、私は焦らすのを止める。
これ以上は意地悪過ぎるから…。それに圭一くんのかぁぃぃ鳴き声が聞きたくなった。
「あむ…んふぅっ…んっ…くちゅ」
唇を窄ませて、おちんちんの頭をゆっくりゆっくり口内に含んでいく。
暖くて柔らかい『上のお口』の中でおちんちんを弄ぶ。
「くちゅっ…くちゅっ…んう…」
親指と人差し指で輪っかを作って、おちんちんの根元を揉み揉みしてあげながら、手の平でタマタマを撫でてあげる。
おちんちんの頭の周りを舌で舐めあげるのも忘れない。
あえて唾液は少なめにしてザラザラな舌の感触を与えてあげる。
「ちゅっく…んふぅ。ちゅぷっ!ふうっ…」
裏筋に強く舌を押し付けて、ゆっくり口を離して一気に根元まで飲み込む。
「ちゅっ!ちゅっ!ちゅぱっ!ちゅぽっ!」
そして強く吸い付いて、顔を上下させると圭一くんが鳴いて腰をガクガクさせて身を捩る。
「くうぅっ!…うあっ!!あっ!あっ!」
私は右手をおちんちんから自分のスカートの中に潜り込ませて慰め始める。
「んふぅっ…ちゅばっ!ちゅっば!ちゅっば!んうぅ!」
下着の脇から指を入れてクリトリスをこねくり回す。
圭一くんの鳴き声で興奮しちゃって我慢出来なくて…。本当はおちんちんが欲しいけど…。
だって圭一くんのお母さんに『程々にしときなさい』って言われてるし…。
今からHしちゃったら学校に遅れてしまう。
だから、ほてった身体を自分で慰めて耐えているのだ。…朝は。
学校が終わるまでソワソワしちゃって辛いけど、頑張って我慢した後って『キモチイイ』んだよ?
「じゅっぱ!あふっ…じゅっぱ!んあ…ちゅぴっ」
ほんのり熱くなっている秘部を指先でなぞりながら、舌に力を入れておちんちんの頭を小刻みに弾く。
「ふぅ…あ…。ちゅっぷ!ちゅぷっ!!ぴちゃっ!」
口内でおちんちんが跳ね始めて、限界が近い事を悟る。
「じゅっぱ!じゅっぱ!じゅっぱ!んっ!んんっ…!ん…う」
舌を使って上顎におちんちんを圧迫して激しくしゃぶってあげると、圭一くんが腰を私の方に押し付けて射精し始める。
「んっ…んっ。んふぅ…」
おちんちんの先を舌先でチロチロしてあげつつ、下着から指を離してタマタマを手で揉み揉みする。
空いている片手で、おちんちんの根元を扱いてミルクを絞り取って、最後の一滴まで残さない様に吸い上げてから私はおちんちんから口を離す。
口内でミルクと唾液を絡ませ『一番絞り』の味を堪能する。
熱くて苦くて青臭い…。けど私の大好きな『圭一くんの味』
「……ゴックン」
それが終わったらミルクを飲み込んで、またおちんちんを口内に含む。
そう『お掃除』をしてあげるのだ。
敏感になったおちんちんを舌でねぶって、ネットリと時間を掛けて涎とミルクを舐め取っていく。
「あ…ああ…レ、レナ…や、やめ…」
あ、圭一くんが起きた。
私は口を離してお布団を圭一くんの足元に退けて、女の子座りする。
「おはよう圭一くん♪」
「お、おはよう」
頬を赤く染めて圭一くんが挨拶を返してくれる。
「ん~…」
私は目を閉じて顔を圭一くんの方に動かして、御褒美を頂戴とねだる。
「レナ…。ありがとう。気持ち良かったぞ」
起き上がった圭一くんが、私の頬に手を添えて優しく口付けてくれる。
唇が触れ合うだけの軽いキスだけど、これで充分だ。
「はうぅう~っ☆」
甘い甘い『日課』が終わって、私はおちんちんをティッシュで拭く。
おちんちんの頭が真っ赤になってるのを見て思う…ちょっと激しくし過ぎた。
ノロノロと制服に着替える圭一くんを急かして仕度をさせた後、朝御飯を食べさせて私達は外に出る。
「よし…行こうぜレナ」
「うん!」
二人で手を握って、魅ぃちゃんとの待ち合わせ場所に向かう。
他愛も無い話をしたり、圭一くんにからかわれたり…そんないつもと同じ光景。
「レナ、今日の弁当ってオカズは何だ?」
「ふふ…お昼まで内緒なんだよ。だよ」
「楽しみにしとくよ。レナが作る弁当は本当に美味いからなぁ…期待してるぜ」
そう言われて私はニッコリ笑いながら口を開く。
「ありがとう☆圭一くんや皆が美味しいって言って食べてくれるから、レナ張り切って作ってるんだよ。だよ」
「ああ。レナに色々して貰って感謝してるよ。こちらこそありがとうな」
圭一くんが頭を優しく撫でてくれる。私にとって数ある至福の時の一つだ。
御褒美を貰えて嬉しくて、私は顔を真っ赤にして呟く。
「はうぅ…。彼女として当たり前の事をしているだけだよ」
そうこうする内に、待ち合わせ場所の水車小屋の前に到着する。
まだ魅ぃちゃんは来ていない様だ。
私は腕時計を見る。
…もうすぐ来るかな?
「ったく…魅音の奴、毎度の事ながら時間ギリギリまで来ないな」
「そんなこと言っちゃ駄目…。女の子は何かと準備が大変なの」
「ふ~ん…。って事はレナも準備に時間掛かったりするのか?」
「うん。圭一くんを迎えに行く一時間半前くらいに起きなきゃいけない位、時間掛かるよ」
お弁当の支度兼、朝食の準備に…ちょっとだけおめかしして、それからお父さんと一緒に家を出て・・・。
と、具体的に言えばこんな感じである。
圭一くんが私の事を、かぁぃぃかぁぃぃって言ってくれるのが嬉しいから、おめかしに一番時間が掛かっているのは内緒だ。
「い、一時間半前…!?よく起きれるなぁ。俺には無理だ絶対に」
大袈裟に圭一くんが言うので、私はおかしくなる。
「あはは♪大丈夫だよ。レナに出来るんだから、圭一くんも早起きしてみたらどうかな。かな?」
「おいおい…。そんなに早起きしても何もする事が無いって…」
「あるよ~。寂しがり屋なレナと遊んでくれるとか」
「う~ん…。これ?」
ニヤリと笑って圭一くんが人差し指と中指の間に親指を握って、私に聞いてくる。
「…スケベ」
まあ『それ』も良いけど、例えばお布団の中で戯れ合うとか有るじゃないか。
あ、でもお布団の中のイチャイチャしてたら…あはは。
「へぇ…。朝から濃い話をしてるねぇ。おじさんは御邪魔かなぁ?くっくっく…」
そんな声が聞こえて、私達はびっくりする。いつの間にか来ていた魅ぃちゃんが、私達をニヤニヤしながら見ている。
「お、おおはよう!魅ぃちゃん!」
「み、魅音!いつの間に…!?」
慌てる私達を見て、笑みを浮かべて魅ぃちゃんが口を開く。
「う~ん。レナが圭ちゃんに早起きしてみなよ。って言った辺りかな…もしかして二人共気付かなかった?」
うん。気付かなかった…。
「いやぁ~。あのネンネなレナが朝っぱらからエロ話をしてるとはねぇ。圭ちゃん~。レナに何を吹き込んだのさ?ちょっとおじさんに教えてよ」
「何言ってんだ魅音。こう見えてもレナはお前が思っているより、やらし…」
すぱぱーーんっ!!!!
圭一くんが全てを言い切る前に、私は二人にれなぱんを叩き込んで黙らせる。
「あはははは!!朝からHなのはいけないと思うな!」
照れ隠しと言うか、余計な追求が来る前に黙らせたと言うか…。
地面に倒れた二人を見下ろしながら私は溜息を洩らす。決して図星を突かれて逆ギレしている訳では…無い筈。



「よし…。ここなら見つからないだろ」
体育の時間になって、皆でゾンビ鬼をする事になった。
私と圭一くんは一緒に『ある場所』に身を隠す事にした。
「うん。ここなら大丈夫だね」
体育倉庫でも教室でも無く『資料室』の中。
営林署の建物を間借りしていると言っても、一応そういう部屋はあるのだ。
授業で使う大小様々な物を保管してある場所…。
「はうぅ…狭いね」
棚と段ボール、それに壁に挟まれた半畳位の隙間に、私達は身を隠しているのである。
向かい合って体育座りをしているので、身体が動かせない。
「う~ん。確かにこれはキツいよな…そうだレナ。俺の膝の上に来いよ」
「でも圭一くん、それだと見つかった時に逃げれないよ」
「心配すんなって…。ここなら見つからねぇよ。大丈夫だから…なっ?」
「う、うん。じゃあ…」
私は立ち上がって、胡座をかく圭一くんの胸に背中を預けて抱っこして貰う。
「えへへ☆圭一くんに抱っこされて、レナ嬉しいんだよ。だよ」
背中で感じる圭一くんの胸の鼓動。お腹に回された腕や首筋に当たる吐息…。
ちょっぴりHな気分になってくる。
「俺もレナを抱っこしていると幸せだよ。落ち着くし、暖くて柔らかいし」
「…もう。駄目だよう。今は授業中だよ」
私の胸を触り始める圭一くん。二人きりになると、やっぱり甘えん坊さんになっちゃうんだね。
悪い気分では無い。どうせ隠れている間は暇だし、圭一くんとバレ無い様に戯れ合おう。
「んっ…ん」
体操服の下から圭一くんが両手を滑り込ませてくる。
壊れ物を触る様に優しく優しく、手の平で弄ばれる
「ぁ…ん…」
ピクッと私の身体が反応して、早くも声に甘さが加わり始める。
「んぅ…んんっ」
だって圭一くんは段々『上手』になっていくんだもん…。
『レナと一緒に』Hな本で、いっぱいお勉強したからかな?
「はぁ…あっ…」
「気持ち良い?」
「う、うん。…んっ!」
強弱を付けて揉み揉み…ってした後、圭一くんが指をブラジャーの下端に差し入れる。
「この柔らかさ、本当に堪らねぇな」
続いてブラジャーをグイッと上に押し上げられて直に揉まれる。
「あっ…ん…あはぁ…」
圭一くんの手の平の中で乳首が熱を帯びてジンジンと疼く…。
「お…。レナの乳首、硬くなってきた」
「やっ…。んうっ…はあぁ…」
羞恥で私は体温が高くなるのを感じる。
「あっ…んくっ…あっ!」
続いて乳首を手の平で転がされ、ピクッと身体が跳ねてしまう。
「ほら、静かにしないと見つかっちまうぞ」
そう言いながら、首筋に舌を這わせてくる。
「んぅっ…!だ、だって…だってぇ…気持ち良いんだもん。あくっ!」
親指の腹で乳首をグリグリと転がされ、圭一くんが首筋に吸い付く…。甘い刺激に私の身体の力が抜けていく。
「ああ…そっか。むしろ見られたいとか?くっくっく…」
圭一くんが私に意地悪な事を聞いてくる。
「あっ!や、やだよう!そんなのやだっ!あぅっ!」
ちょっと強めにギュッと胸を握られ、私は甘えた声で鳴いてしまう。
「嘘つけ…。露出モノのエロ本を興味津々に読んでた癖に」
「はあぁ…んっ!ち、違うもん!レナ、そんなの興味無いんだよ。だよ!」
確かに…圭一くんが持っていた『そういう行為』の本を見ていたのは事実だ。
「んあっっ!あっ……あっ!」
圭一くんの右手がブルマの中に入ってくる…。数回中指で秘部をなぞった後、膣肉を掻き分けて指が挿入された。
「指一本でキツキツ…。レナ、興奮してるんだ?」
「はあぁ…!あんっ!け、けぇいちくんが…あっ!レナに意地悪な事っ!言うからだよ…だよぉ!」
甘えきった声と、蕩けた顔で圭一くんの愛撫に悦ぶ姿…。Hな本で見た女の人と同じ『表情』
本当は圭一くんの言う通り『興味津々』なのだ。圭一くんと色々な『愛し方』をしてみたいから。
「あっ!はぁ…うぅんっっ!!んっ!んっ!」
左手の指で乳首を摘まれ、右手の指で膣内を掻き回される。
朝から燻っていた欲求が高まっていく…。
身を隠している事…授業中だという事が気にならなくなる甘い気持ち良さ。
私は身体を震わせて、圭一くんに溶かされていく。
「今度、見て貰おうか?魅音や沙都子…皆にレナのHな部分をさ。なあ?」
意地悪な、私を更に『発情』させる言葉…。
「ら、らめぇ!そんなのやだよう!あはぁ♪そ、そこ良い!んあうっ!堪らないよう!!」
挿入した中指を小刻みに動かして膣壁を擦られる。柔らかい膣肉を、もっと柔らかくほぐそうと優しく、それでいて力強く愛撫してくれる。
「へへ…。普段は『はうぅ』とか『かぁぃぃよう』って言っているレナが、こんなにスケベな子だって知ったら
皆びっくりするだろうなぁ~?」
「ふあぁ…!けぇいちくんがレナを変態さんにっ!はぁ!あっ!しちゃ…ったんだよ!だよぉ!」
媚びた声で圭一くんと受け答えしながら、私は自分の中をゾクゾクとした快感が駆け巡るのを感じた。
元々『好き者』なのかも知れない…。
今だって『淫乱』と言われて興奮して、圭一くんの指を美味しそうに咥え込んでいるではないか。
「あんっ!ああっ!!クリちゃん、クリクリしちゃらめぇっ☆レナ…バカになっちゃうよおぉ!!んあぁっ!!!」
中指で膣内を愛撫しながら、親指でクリトリスを転がされる。
腰をガクガクさせ、そして嬉しそうにフリフリさせて、もっとしてっておねだりする。
「おっと…。誰か来たぞ」
「圭一さんとレナさんは、何処に隠れてますのかしら~!?」
廊下から聞こえる沙都子ちゃんの声・・・。
私は口を両手で押さえて声を押し殺す。
だって圭一くんがレナをイジメるのを止めないんだもん。Hな鳴き声を聞かれちゃう…。
「ほらほら…静かにしないと見つかっちまうぞ」
そう耳元で圭一くんが囁く。
「んっ…んっ!やぁ…」
私は真っ赤な顔でいやいやと首を振る。羞恥と快楽が入り交じって、頭がパンクしてしまいそうになる。
「梨花ぁ!あとはこの部屋だけですわ!」
梨花ちゃんと沙都子ちゃんだ…。
二人の足音と声が聞こえて、私達の居る資料室の戸を開けようとしている。
「んぅ!…んっ!くふぅ!」
「…みぃ。沙都子、ここは鍵が掛かっているのですよ?二人は多分居ないのです」
戸を揺さぶる音が止まって、沙都子ちゃんの声が聞こえる。
「じゃあ…御手洗いに隠れてますのかしら?むき~!圭一さんったら小癪な真似を!」
二人がドタバタと駆けていく音がして、やがて聞こえ無くなる。
「はは…。俺も流石に便所には隠れねぇよ」
「ふぅっ!ふぅっ!んくっ!んうぅ!」
圭一くんがクリトリスを、グリグリと摘んで揉みほぐしながら呟く。
カラーン♪カラーン♪
「体育の時間、終わったな…。俺達の勝ちだぜ」
「はあ…はぁ…。う、うん」
私は荒くなった呼吸を整えて頷く。



「ねぇ…。レナ……レナ!」
「んぅ…?魅ぃちゃん?」
「ほら、レナの番だよ。早く引いた引いた!」
あの後、お弁当を食べて残りの授業を消化して、皆で部活をしている。
中途半端に高められた欲求がずっと燻っていて……私は何をしても集中出来ない…。
魅ぃちゃんの手からトランプを一枚引いて、隣の羽入ちゃんにトランプを引かせる。
手札が揃ったら切って…とジジ抜きをしているのだ。
部活の『駆け引き』なんか出来る訳無い。
太股を擦り合わせて、乱れ気味な呼吸で息も絶え絶えに部活が終わるのを願っている。
「ん~。レナ、何か身体の調子でも悪いの?顔真っ赤だし、呼吸も荒いし…」
魅ぃちゃんがそう言うと、皆が心配そうに私を見てくる。…ただ一人を除いて。
「だ、大丈夫…。大丈夫だから…んっ…ふぁ…つ、続きしよう?」
私は皆に『大丈夫』と言って、続きを促す。
「んうぅ…はうぅ…。はぁ…あ」
私のスカートの中に手を潜り込ませ、下着の上から悪戯する『悪い子』が居るのだ。
こんな事するのは誰か分かってるよね?
そう。圭一くんだ。
体育の時間が終わってからもスキを見ては、私に悪戯してくるのだ。
皆でお弁当を食べている時も、お勉強をしている時も…。
『めっ!』てしようとしたけど、結局されるがままで…。
私はずっと『発情』しっ放しなのだ。
真っ赤で蕩けきった顔と甘えた声で『女の匂い』を漂わさせる『レナ』…。
バレちゃう…皆にバレちゃうよぅ…。
ゾクゾクとした快感に身体を震わせて、私は揃った手札を切る。
そうこうする内に、長い長い部活が終わる…。
ビリになった私は罰ゲームを次の日に回して貰い、皆が帰るのを待つ。
「はあっ!はあ…!んぅっ…!けぇいちくぅん…」
皆が居なくなってから、私はふらつく足取りで圭一くんの元に向かう。
もう限界…。狂っちゃう…。
圭一くんの足元に跪いて、震える手でカチャカチャとベルトを外す。
「け、けぇいちくんは酷いんだよ。だよ。んぅ…。ずっとレナの事…イジメて…Hな事をして、はあ…はあ。意地悪したんだよ」
息も絶え絶えに圭一くんに抗議…いや甘える。
早く、頑張って我慢した御褒美が欲しくてはしたなく自分から求めてしまう。
「レナが毎朝、俺にしている事をしただけだよ。うん。違いねぇ」
ニヤリと笑い、満足気に口を開く圭一くん。
憎めないかぁぃぃ悪戯っ子な顔で続ける。
「レナが、こういうの興味ありそうだったからさぁ…。くっくっく。おまんこヌレヌレにしてたし…」
『結構、良かったんだろ?』
圭一くんの言葉責めに私は身体を震わせる。発情しきった身体が反応してお腹の中が切なくて…疼いて、ほてって…堪らない。
「んぅ…ん…解ってる癖に…はふ…」
圭一くんのズボンを下着ごと脱がせて、元気いっぱいに上を向いたおちんちんに口付けする。
「ちゅっ!んふぅっ…ちゅっ!」
唇で甘噛みして、何度も口付けする。
「ちゅぴっ…ちゅく…ちゅく…はう」
時折、吐息を洩らしながら唾液たっぷりな舌で下から上に舐めあげる。
「ん…。良いぞレナ」
そう言って圭一くんが頭を撫でてくれる。
「んふふ☆んむ…圭一くんに誉められちゃった…ぴちゃ」
おちんちんの根元を握って、唇を滑らせる。
上下左右に余す所無く、涎で湿らせた唇を這わせて…キスマークができそうなくらい強く吸い付く。
私のかぁぃぃ『圭一くん』へのマーキングと言った所だ。
「んう?んっ…ふぅ」
私は上目使いで圭一くんを見ながら、おちんちんを咥える。
唇を窄ませて、優しく吸って柔らかい舌でねぶる。
「んっちゅ!ちゅ!ちゅっぱ!ちゅっぱ!」
いやらしい音を出しながら夢中で愛撫する。
大好きな圭一くんへの御奉仕…。圭一くんが悦ぶ姿が見たくて、私は『求愛行動』に精を出す。
「あふ…。けぇひちくん…ひもちいい?」
おちんちんを咥えたまま、上目使いで圭一くんに聞いてみる。
「ふぅ…。レナが頑張ってしてくれるから、はぁ…。すっごく気持ち良い…」
「んふ♪ちゅっぱ!ちゅっぱ!じゅるっ!」
私達は甘い世界に没頭していく…。
だから気付かなかった。
教室の戸の隙間から中を伺う視線…。
そう。予想外な『お客さん』が居る事に。


続く
+ タグ編集
  • タグ:
  • 圭レナ
  • R18
  • 祭囃し編後
  • ラブラブ
  • 園崎魅音
  • 北条沙都子

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年06月13日 17:57