北条悟史と園崎姉妹の関係は、始まる前から歪んでいた。
悟史と魅音の間に陰りを生み出した、ダム戦争における園崎家と北条家の確執と、公に存在を認められていない詩音が悟史との面会を重ねるには、魅音として振舞うしかなかった、双子を忌まわしきものとする園崎の因習と。
様々な理由はあったにしろ、魅音と詩音の姉妹はあくまで『魅音』として、同じ人間として悟史と関わり続けていた。
ほんの少し安らげる空間を用意してくれていた、遠慮がちに自分たちを見つめる教室の『魅音』と、野球チームで叱咤してくれていた、屈託なく接してくる興宮の『魅音』――『詩音』。
一歩引いて自分たち兄妹と接していた『魅音』が自分に心を開いてくれている嬉しさ、純粋に『詩音』の気遣いをありがたく思う喜び。二種類の感情が複雑に絡み合い、悟史にとって今や二人とそれに対する感情は、全く別の存在だと頭で理解していても尚、切り離せないものになってしまっていた。
悟史にとって彼女たち姉妹は、二人で一つだった。
だからといって――こんな事態になるなんて、誰ひとり予想していなかった。
「っ……み、魅音……し、おん、さん……っ!」
悟史が表情を歪め、苦しげな声を漏らす。
椅子に座った彼の足元にひざまずく、上気した頬も妖艶な詩音の唇が彼の先端を咥え、吸い上げ、その隣で困惑と羞恥で頬を赤らめる魅音、唾液と先走りの滴る肉棒を懸命にねぶる。
「くすくす……きもち、いい、ですか? 悟史くん……」
詩音の舌先が速度や緩急を変え、時には先っぽを柔らかくくすぐりながら、悟史のものを這う。
「し、詩音さんっ……」
瓜二つな顔をした姉妹たちの奉仕、特に詩音の巧妙な技によって、悟史のものがどんどん固く熱を持っていく。
「み、魅音……そ、そろそろ……」
悟史の手がポニーテールを結わえた頭に触れ、魅音がぴくりと肩を小さく震わせた。
「さとし……」
彼を見あげるのは、理性など消し飛んだようなとろんとした眼。それでも彼女は不安そうに傍らにいる双子の片割れをちらりと見やる。
「大丈夫ですよ。お姉がちゃーんとイクまで、待っててあげますから」
「へ、変な言い方しないでよぅ……」
余裕をもった笑みで応える詩音に不平を零しながら、既に敷かれている布団の上で、魅音は悟史と向かい合う。
悟史の両手が、魅音のすらりとした太腿を掴む。その中心は既に濡れてひくひくと震えていた。
「じゃあ、いくね……?」
その入口に押し当てられた悟史のものが、ちゅくっ、と音を立てながら、魅音の中にゆっくりと飲み込まれていく。
「んぅ……」
ぎゅっと眉根を寄せて両手で口を塞いで、魅音は必死に恥ずかしい声を押し殺す。
亀頭の部分が見えなくなったところで、悟史が動きを止めた。
「……あ」
小さな声を漏らし、魅音は徐に口を塞いでいた両手を離して、悟史へ戸惑った視線を向ける。
「さ、悟史……あの……な、なんで……っ」
「どうしたの? 魅音」
悟史はいつものように微笑んで軽く腰を揺する。悟史のものの先端が、魅音の柔らかく浅い部分に擦れてくちゅくちゅと粘着質な音を立てた。
その奥が物欲しそうにきゅうっと締まり、無数の襞が手招きするように蠢き始めるのがわかる。
「ど……どうしたの……って……それは……え……う、うぅ……」
最後の方はもう言葉にならず、魅音は全身を縮こませて肩を震わせた。
焦らされている体の熱を持て余す。早く最後まで入れて欲しいと叫びたい。そうでなければ、今にも自分から腰を振って悟史のものを咥えこんでしまいそうだ。だがそんな恥ずかしい事は出来るわけがない。
これ以上ないほど真っ赤な顔をして半泣きになる魅音の様子に、悟史はくすくすと笑い、
「意地悪してごめんね、魅音」
固くなったものを奥まで一気に押し込む。
「ひぁああぁっ!」
急な刺激に魅音は甲高い悲鳴を上げた。満足そうに微笑んで彼女の頭を撫でて、悟史は動き始める。
「っ……! ん……あ、あ……んんっ……」
硬く目を閉じて、魅音は声が上がるのを必死で我慢する。それでも悟史に揺さぶられる動きに合わせて、唇の端から甘ったるい小さな喘ぎ声がどうしても零れていく。
そんな遠慮がちな様子と裏腹に、異物を受け入れる魅音の中は蜜で溢れ、いやらしく音を立てて締めつける。
「魅音、だいじょうぶ? 辛くない?」
「へ、平気……悟史の、好きにして、いいよ」
いつもそうするように、悟史は魅音の頭を撫でる。ぴくっと引き攣るように締まった襞を擦り上げるように、悟史はそこを掻き回す。
「あ……あぁっ」
魅音が上半身を反らせる。腰を打ちつけて揺さぶる度に、ふるふると揺れる形のいい大きな胸に、悟史は手を這わせて揉みしだく。まだ柔らかな薄い桃色の先端を指で転がし、爪を立ててくすぐると、あっという間に反応して固くなった。
「ひぁっ! そ、そこはいや……いや、だめぇっ」
固く尖った胸の先端を唇で咥え、舌で転がし、強く吸い上げる。
「……あ! ん、ぁ……」
電気でも流されたように敏感に跳ねる魅音の体に合わせて、膣壁が収縮して悟史のものを刺激し、奥の方が先端に吸いついてくる。別個の生き物のようにうねって、代わる代わる波打つように絡みついてくる肉厚の襞が肉棒の全体を刺激してきて、実に気持ちがいい。
何度も何度も、抉り込むように魅音の中を突き上げる。 
「っ、ふ……うぁ……あぁああぁっ!」
弱弱しい切羽詰まった嬌声を上げて、魅音は爪を立てないように気をつけながら悟史の体に縋りつく。普段の彼女を知る誰がこんな姿を想像するだろう。悟史もまた強く腰を打ちつけて、魅音の背中に両腕を回し、細い体を抱き寄せた。
抱きしめあった悟史と魅音の体が同時に震える。
まだ少し脈打つものを魅音の中から引き抜くと、やや遅れて真っ白い蜜のような液体がとろとろと溢れた。
布団に横たわった魅音は、薄く桃色に染まった白い肌に光る玉の汗を浮かべて、仰向けになっても形の崩れない豊かな胸と細い肩を揺らし、繰り返し熱い吐息を零す。
悟史は大きく息を吐き、あたりに散らばった魅音の長い髪を指で梳く。
んっ、と小さく身を捩る魅音の赤く染まった頬を見て、悟史はつい口を開いた。
「……気持ちよかった?」
答えの代わりに飛んできた枕を、悟史は顔面でキャッチする。その視線の先で、魅音がぷるぷる震えながら眦を吊り上げて睨みつけていた。全裸で。
「変なこと訊くなぁ! おじさん、悟史をそんな子に育てた覚えはないよ?」
「ごめんごめん。そんな変な意味じゃないよ、ないってば」
布団の上で子供みたいにじゃれあう二人の間に詩音が割り込んでくる、全裸で。
「ぶぅー。ちょっと。二人とも、私のこと忘れてません?」
ぷうっと頬を膨らませる詩音。その可愛らしい仕草と裏腹に、秘所は太腿まで滴らんばかりに濡れていた。
「お姉と悟史くんがあんまり盛り上がるから……私のことも、満足させて下さいね?」
すいっと細められた詩音の瞳が、誘うようにとろりと光る。
「むぅ……う、うん、頑張るよ」
こくんと小さく息を呑むと悟史は詩音の背後にまわって、再び熱を持ち始めた分身を詩音の秘所にあてがう。
「――……ッ!!」
少しずつ、少しずつ悟史が自分の中に沈んでいく感覚に詩音は身震いする。
ふと、妖しげな笑みを浮かべた魅音がその正面に回り込み、ぺたんと座りこんだ。
「どうしました? お姉……っ」
「いっつもいつも、悟史も詩音も私のこといじめるんだから……私だって責めるのっ」
「お姉が? ……攻める?」
二人に挟まれているこの状況も忘れて、詩音は思わず、ぷっ、と吹き出す。
「む~! 笑ってられるのも今のうちだからね!?」
それがいたく気に入らなかったようで、魅音はさっきの詩音とよく似た膨れっ面になった。
白い指を豊かな胸に触れさせ、細い指先でピンク色の先端を優しく摘む。
「……っ! く、ぁ……!?」
痺れるような刺激に詩音が声を上げる。
「ふふーん、詩音も、こうされるの好きなんだぁ……」
一度絶頂に飛ばされ、すっかり出来上がっているようで、魅音はうっとりと潤んだ眼で詩音の胸の先端を弄繰り回す。指先を円を描くように転がして、指で挟んでひねったり。
「えへへー……詩音、気持ちい? とっても顔が赤いよぅ?」
普段の部活を取り仕切る部長の顔をして、魅音が笑う。
「ちょ、お姉……ッ」
その度にきゅうきゅうと中が締まるらしく、時折悟史が快楽に顔を歪める。それでも、額に汗を浮かべて苦しげに息を荒げながらも、微笑む悟史には妙に余裕があった。
「あはは……珍しいね、詩音さんが、押されるの」
大人しそうな外見をしていても、雛見沢症候群L5を精神力でねじ伏せた男である。そう簡単に快楽には屈しない。
「な、何をっ……ぅあっ! あ、あうっ! あ、あぁー……ッ!」
いつも他人をからかう立場にいる詩音にとって、翻弄される立場に回されるのは実に面白くなかった。
だが、敏感な体の中や胸の突起を、弄られ、擦り上げられ、掻き回されて、否応がなしに体が快感に反応する。
魅音の指が詩音の豊かな胸を優しく揉み、撫でさすり、先端をなぶる。じゅくじゅくと音を立てて出し入れを繰り返す悟史が膣襞の一つ一つをめくり上げる。秘部の隙間から溢れた愛液と先走りが混ざり合ったものが太腿を伝い落ちて、空気にさらされて冷える感覚。
その全てが詩音の全身を奥底から焼き尽くす。
「ああ! も、もうっ……! あ、あぁあ……っ!」
四つん這いになった恥ずかしい格好のまま、詩音は腰を振り始める。振らずにはいられない。もっと、もっと悟史を感じたい。めちゃめちゃに掻き回されて快感を貪りたい。
蜜で満たされた壺を掻き回す水音に肉体がぶつかり合う音が混じる。
長い髪を乱して詩音が喘ぐ。
だらしなく開いた唇から舌先に銀色の縦糸がかかる。
間近で、真正面で、魅音が愉悦の表情を浮かべてそれを眺めていた。
「あは……ぁ、すごい……すごいよぉ、お姉ちゃん……お姉、ちゃぁん……」
まるで詩音に同調したかのように、魅音もまたいよいよ理性を失いはじめる。
「さ、悟史の……ね、おっきいのが……お姉ちゃんの中、ん、出たり入ったりして……え、えっちな音立ててぇ……っ、お姉ちゃんの体が、あ……ゆ、揺れてるの……ぁ……っあぁ……!」
目の前にいる詩音と悟史の痴態と自分自身が発する言葉に酔って、恍惚とした魅音の蕩けた甘い声が、毒薬みたいにやけに鼓膜に響き、思考ごと脳が痺れる。詩音は思わず身震いした。
「おねえ……あんた……ッ、あ……っく……!」
悟史の吐き出した白濁と、魅音自身の蜜で濡れたそこに、ぐりっと指を突き立てて、調子に乗った『妹』にお仕置きする。
この私を責めようなんて百年は早いのだと。
「ひぁあ……っ」
体を震わせて魅音が啼く。その困ったような表情と声が、火のつき始めた詩音の反抗心やら加虐心やらに油を注ぐ。
「はあ、はぁ……ッ……わ、私と悟史くんを見て、こんなにしちゃうなんて……全く、いやらしい子ですね、あんたは……!ふふ、さ……悟史くんも、こ、こんなに固くしちゃって……わ、わかりますよ……私の中で、びくびくしてるの……!」
次々と襲い来る快感に悶え、肩で息をしながらも詩音は反撃に出る。
たとえ大好きな人が相手でも、やられっぱなしなのは性に合わない。それは目の前にいる妹の役割だ。
同じ声、同じ顔、同じ身体をしていても、魅音と詩音――姉と妹の根本的な性質は全く異なっている。
姉のように、相手を翻弄して手玉に取って支配するような芸当は妹には出来ないし、また、相手の加虐心や征服欲をそそる、妹の虐め甲斐のある表情や仕草は姉には出せないものだ。
けれど、数年前のあの時を境に、二人を表す名、二人を取り巻く環境は変わってしまう。
妹は誰かに屈することは許されない存在に、姉は人の目から隠されるべき存在に――入れ替わってしまった。
それは秘密。もしかしたらみんな気づいているのかもしれない、だからこそ、口にしないことそのものに意義がある、口にしないことで成り立つ秘密。
「あ、お、お姉ちゃ……ん……ぁ、あ……」
「……ふふ、詩音……ッ!」
我を忘れて互いを感じ合う、鏡のように瓜二つの姉妹は、その生涯の秘密を他者――悟史の前でぶちまける。悟史の前でだけ、本来の姿に戻る。それこそが彼に対する服従の証であるかのように。
「魅音……魅音っ!」
詩音を責め立てながら、悟史が呼びかける。
悟史はどちらを呼んでいるのだろう。壊れるその寸前まで傍に寄り添い続けた魅音なのか、淡い偽りに包まれながらも穏やかな時を過ごした『魅音』なのか。
魅音と詩音の表情が切なげに揺れる。けれど、そんなことはどうでもいいのかもしれない。彼女たちは元々ミオンであり、シオンでもあるのだから。
いっそのこと自分が髪をポニーテールに結いあげて、この子に髪を下ろしてリボンを結ばせて、本来の姉妹としてプレイしてみようか。
ああ、それは面白いかもしれない。後で二人に提案してみよう。戯れに詩音は考える。
「ど、どうしたの……あ、お姉ちゃ……? ん、ぁ」
ぼうっと熱に浮かされた魅音の唇に軽く口づけをし、体を揺さぶられながらも詩音は気丈に微笑む。
「思いついたんです……ふふ、とっても、楽しい事を、ね……」
詩音は悟史以外の男に尽くすつもりはさらさら無いし、魅音も自分で恥じている弱虫で甘えたがりな一面を悟史以外の男には見せられない。
だから、詩音の奉仕を受け止めるのも、魅音を心ゆくままに責め立てるのも、北条悟史ただ一人だけに許された特権なのだ。
心にも体にも大きく違いを作ってしまったのに、生まれる前から共にいた姉妹は今もなお、二人で一人の存在であるかのように一人の人を想う。
もはや説明の必要もないほど詩音は悟史に狂っている、彼女自身も自覚している。
そして魅音もまた。好きになってはいけないと思いこもうとして、忘れようと必死になって、いっそ他の男を追いかけてみても。結局は悟史の手を振り切れない。
北条を差別する園崎の娘であるはずの魅音と共にあり続けた悟史。かつて詩音が凶行に及んだ際に叫んだ溢れんばかりの憎しみ、それでも彼はぎりぎりまで魅音を手元に置き続けてきた。そして二人の意志はあの6月を越えた絆を紡ぎだす。
それこそ、何回同じことがあろうとも、何百年同じことを繰り返そうとも。
愛情と憎悪にまみれ、愛着と執着が交差し、美しいだけじゃない、だからこそ複雑で強固な二人を結ぶ絆。
詩音は多少と言わずに嫉妬を感じた。
でも、それは悟史と魅音も同じこと、と彼女は気を取り直す。
例えば、初めて悟史と詩音が一緒にいる光景を目にした時の――そう、『悟史の隣にいたのは私なのに。沙都子以外で悟史が頭を撫でるのは私だけなのに』と、茫然自失となった魅音の顔が示すものとか。
飴玉一つ食べるにも自分のご機嫌を伺っていた幼いころと変わらない、この子の不安そうな媚びるような顔。それを初めて目の当たりにした時の悟史の、いけない秘密を知ったような、照れたような、びっくりした顔とか。
こっちだって、誰も知らない悟史と魅音の顔を知っているのだ。
「ああっ! あぁん! お姉ちゃ……お姉ちゃあんっ!」
わざと大きな音が立つように、詩音は魅音の中を掻き回す。長いポニーテールや大きな胸を揺らしながら、魅音は焦点の定まらない瞳で甘えた啼き声をあげる。魅音の痴態に悟史の分身が張り詰めていく。
指先に絡みつく魅音のぬかるんだ熱と、膣内を蹂躙する悟史のものに、詩音は否応がなしに昂ぶっていく己の全身を感じた。
悟史と『妹』――詩音がこの世で最も、そして唯一執着する男と女は、今もこれからもずっと、ずっと彼女だけのもの。
やがて三人は絶頂を目前に迎える。
狂っている、いや、狂わせられているのかもしれない。
溶け始めた思考の中、漠然と、唐突に詩音は思う。
それは本当に、本当に恐ろしいことだけど――思うのだ。
詩音が求めたままに彼女の想いを黙って受け入れ、魅音を赦し彼女の弱さを優しく包み込んだ悟史。
その穏やかな声、優しく頭を撫でる手が麻薬のように沁み渡り、姉妹の心を少しずつ溶かし、壊し、狂わせ――奪っていく。そうして姉妹は堕ちて行った。
それを悟史は分かっていてやっているのではないか。
愛情に見せかけた罠を張って、自分たちを苦しめてきた園崎家の娘たちを意のままにすることが、彼の復讐なのではないか、と。
だが次の瞬間にその思いつきは波に浚われていく。
詩音の人物評価は大抵当たらない。これもまた彼女自身も自覚している。それにたとえ罠だとしてそれが何だというのだろう。その程度のこと、彼と彼女らを引き離す要素には成り得ない。
取り返しがつかない程、互いに縛られきっている。それでいいと溺れている自分たちがいる。
だから、それは遥か高みに上り詰めると共に、あっけなく消えていった。

 ―――――
体を洗って休め、服を整える頃には、雲の隙間から月が覗いていた。
もっと暗くならないうちに終わらせなきゃ、と事が済んでからいつも揃って云い合っている割には、それが実現したことはない。お若い事で。
魅音と詩音は園崎家の門に並んで、帰宅する悟史の背中を見送る。
「さて。お姉、じゃあ今夜は二人で楽しみましょうか」
ぽん、と詩音の手が魅音の肩に置かれた。
「ふ、ふぇ?」
魅音はびっくりして後ずさるが、軽く置かれているように感じるはずの双子の片割れの手は、まるで磁石のように離れない。
「悟史くんをより悦ばせられるように、私と『特訓』しましょうね? お・ね・え☆」
戸惑う魅音に、詩音はとびっきりの微笑みを見せた。
そしてまた秘密は増えていく。

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最終更新:2008年03月10日 09:54