薄暗い闇の中――
「ん・・・・・・んん」
 外界から隠されたこの拷問室に呻き声が響く。
「ん・・・・・・魅ぃちゃん?」 
「ククク・・・・・・やっとお目覚め? レナ」
「ここは・・・・・・?」
 釘台に拘束されたレナがようやく目を覚ます。
 スタンガンによるショックで朦朧としたその顔を、私は冷たく見下ろした。
「ここは・・・・・・何処? これは一体、どういうことなの?」
「ククク・・・・・・さあねえ。詩音にでも聞いてみたらあ?」
 未だ夢から覚めきらぬ様子で混乱するレナから、視線を地下牢へと移す。
「・・・・・・?」
 レナもそちらの方へ首を傾げ、すぐに困惑した声をあげた。
「あれは・・・・・・詩ぃちゃん? 一体、どうして・・・・・・」
 地下牢の中にはボロ布のようになった詩音が倒れている。
 ・・・・・・ピクリともしない様子を見るに、我ながら少々痛めつけすぎてしまったようだ。
 まあ、つい拷問がエスカレートしてしまったのは口が堅いあの子の責任でもあるのだが。
「詩音んんんんんん!? アンタ、まだ生きてる?」
 地下牢に向けて声を張り上げるが反応はない。 
「ん~? ・・・・・・返事がないなあ」
 死んだか、死んだふりか。それとも満身創痍で声も出せないのか。
 まあいい、あとでスタンガンでも喰らわせてみよっと♪
「魅ぃちゃん・・・・・・どうして? どうしてこんなことを・・・・・・」
「・・・・・・アンタに教える必要はないね」
 レナの問いに対し、即座にそう吐き捨てる。
 フン・・・・・・どうやらレナも私を本物の「魅音」と信じて疑ってないらしい。
 もう少し勘の鋭い娘だと思っていたが、所詮はその程度だったか。
「詩音は大きな罪を犯した。そして、それはアンタも同じ」
 薄笑いとともに私は仰向けのレナに近づいた。
 ――そう、この女だけは許しては置けない。
 この女が悟史君におかしなことを吹き込んだりしなければ、悟史君があそこまで追い詰められることはなかった・・・・・・!
「自分の罪が何なのか、よく思い出してごらん・・・・・・!」
 そう言うと、私はおもむろにレナを拘束している釘台の上に馬乗りになった。
「魅ぃちゃ・・・・・・んん!?」
 顔を近づけ、当惑するレナの唇を奪う。
 同性の甘い匂いにむせそうになりながらも、口内に舌を差込み逃れようとする軟体物を絡めとった。
「んん・・・・・・んん~!」
 呻き声に混じるクチャクチャという水音。
 逃れようと必死で顔を振るレナの顎を片手で押さえ、もう片方の手で胸元をまさぐる。
 ひとしきり丘を撫で回したあとに強く揉みしだくと、レナの体がビクン、と震えるのがわかった。
「ふう・・・・・・はあっ・・・・・・」
「ふうん・・・・・・なかなかの大きさじゃない」
 唇を離すと、レナの上気した顔が見える。どうやら一丁前に感じているらしい。
「じゃあ、確かめさせてもらおうかな?」 
「あっ!」
 その場にビリビリという気持ちのいい音が響いた。
 レナの服をつかみ一息で引き裂くと、そこからお椀型の乳房が露になる。
 脅えるレナの姿に思わず口元が歪むのをこらえられない。
「あ・・・・・・あ・・・・・・」
「なに? あの程度でもう硬くなってるの?」
 胸の頂はすでに勃起を始めている。
 そこに指を伸ばし――思い切り抓り上げた。
「ああっ! 痛い! 痛いぃぃぃぃ!」 
「これくらいで痛がってどうすんの! アンタにはこれからもっと痛い目にあってもらうんだからねえ!」
 そう一喝すると、もう片方の乳首に噛り付く。
 そう、悟史君が味わった苦しみに比べれば、この程度の苦痛など・・・・・・!
「やめてよ・・・・・・こんな・・・・・・ぐっ!」
 軽く力を込めて肉に歯を立てると、レナが苦悶の声を漏らした。
 そのままの状態でチロチロと舌で刺激すると、急速に硬度を増していく。
「さて、こっちのほうはどうかな? クク」
 乳首を弄んでいたほうの手をレナの股間に伸ばし、スカートのスリットから侵入させる。
「ああ・・・・・・」
 ショーツの上から秘部を撫でられ、悩ましい声が上がる。
 そのまま秘裂をなぞり続けると、やがて指に触れた布の感触が僅かに湿り気を帯びてきたのがわかった。
「この湿っぽいのは、な~にかなっと♪」
「――!」
 ショーツの内部――
 愛液が溢れ始めたその場所にまで指を潜り込ませると、レナの弱弱しい声が聞こえてきた。
「圭一・・・・・・君」
「・・・・・・安心しな。あんたを処刑したあとは、ちゃあんと圭ちゃんにも後を追わせてあげる」
 懐の中に隠した釘と金槌の感触を確認しつつ、虚ろな瞳のレナに語りかける――もっとも、相手はもう聞いた様子もないが。
「ククク・・・・・・あははははははははははははは!!」
 だが、殺す前にこの女にはせいぜい最大限の恥辱を与えてやろう。
 私を魅音だと誤解したまま、親友に理由もわからず嬲り殺される不条理を味わうがいい――!
 そう心の中で吠えると、私はレナの膣内に指を突っ込んだ――

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最終更新:2007年06月12日 19:19