thE3.5
サークル:Diverse System
Number | Track Name | Arranger | Lyrics | Vocal | Original Works | Original Tune | Length |
01 | Crimson Night | 月代 彩 | - | - | 東方永夜抄 | 永夜抄 ~ Eastern Night. | [--:--] |
02 | Dream Dance feat.*airi | fmy. | fmy. | *airi | 東方永夜抄 | 少女綺想曲 ~ Dream Battle | [--:--] |
03 | 物の怪ララバイ | RIC | - | - | 東方地霊殿 | 廃獄ララバイ | [--:--] |
04 | cybernetic solar explosion | Xacla | - | - | 東方地霊殿 | 霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion | [--:--] |
05 | Maten | Atomic | - | - | 東方星蓮船 | 感情の摩天楼 ~ Cosmic Mind | [--:--] |
06 | Bold Burst | siromaru | - | - | 東方永夜抄 | 懐かしき東方の血 ~ Old World | [--:--] |
07 | Boundary | void | - | - | 東方妖々夢 | ボーダーオブライフ | [--:--] |
08 | Life Life Life | Ryunosuke Kudo | - | - | 東方妖々夢 | ボーダーオブライフ | [--:--] |
09 | Eater Merry | 削除 | - | - | 東方萃夢想 | 東方萃夢想 | [--:--] |
10 | wind is blowing from the asia | for UR Betty | - | - | 東方永夜抄 | プレインエイジア | [--:--] |
11 | 動因 | コンプ | コンプ | ランコ | 東方怪綺談 | プラスチックマインド | [--:--] |
Bonus Track | 偽君子の悪血 | コンプ | コンプ | ビートまりお | 東方紅魔郷 | 魔法少女達の百年祭 | [--:--] |
詳細
Arranger
月代 彩: (Hikari + Creative)
fmy.: (peachpot)
RIC: (Aqua Fusion)
Xacla
Atomic: (Technomy)
siromaru: (しろまるーむ)
void: (mournfinale)
Ryunosuke Kudo: (Otographic Music)
削除: (削除された部屋[Deleted room])
for UR Betty
コンプ: (豚乙女)Credit
ビートまりお: (COOL&CREATE)
レビュー
- thE3と同時リリースとなったこのアルバム。
構成されるジャンルとしては、3と差は無いように思えるがこちらはテクノが充実している印象。
向こうでアレンジを提供している面子がここでも何人かいる。
thE3については、僭越ながらそちらでもレビューをしているので参考にして欲しい
さて、出だしは月代彩氏の洗練されたプログレッシブトランス。
同原曲で向こうでもアレンジしているが、全く方向性の違うものなので是非とも聴き比べて欲しい。
なかなかキックのきいた、トップを飾るに相応しいトラックだ。
Tr.2は、fmy.氏と*airi嬢によるダンストラック。
東方アレンジでは両者とも珍しい顔触れである。
しかしテクノのボーカルは彼女の十八番、美声ながらもアッパーなダンスミュージックとバランスがとれている。
個人的にはサビのシンセがとても気に入った。
Tr.3は、デバではお馴染みのRIC氏によるブレークス。
原曲の風味を残し、上手くテクノと融合したいいアレンジである。
そしてこの流れを継ぐかのような、Xacla氏の激しく重いドラムンベース。
筆者としては、今回の例大祭でも1、2を争う衝撃を受けた楽曲である。流石のクオリティだ。
ダブステップが非常に上手く組み込まれており、とにかく完成度が高い。
原曲維持度は低めだが、核と言う、空が持つ途轍もない力が表現されており、この手のアレンジを好まない方も圧倒されるはずだ。
Tr.5は古参、Atomic氏によるドラムンベース。
こちらは静けさと激しさが交互に顔を覗かせる、なかなか壮大なトラック。
ブレイク後の展開が怒涛。
そして一気に激しくなるTr.6は、シュランツといえば必ずと言っていいほど名前が上がるsiromaru氏。
今回もハードなシュランツを決めてきた。
しかしハードコアが苦手な人にも取っ付きやすいように様々な工夫が施されている。試聴はしてみるべきだろう。
Tr.7は界隈では絶大な人気を誇るvoid氏のテクノ。
ドラムやキックを全面に押し出したトラックだが、BPM的にリキッドファンクと言っていいものか分からないので。
さんざんドラムとシンセを鳴らしておいての、02:52からウィンドが憎い。
個人的には後ろで鳴る重いベースが気に入っている
以下に続く -- 素人改 (2012-06-07 22:40:10) - 次いでTr.8は、若いながらも先日Otographic Recordsにメンバー入りした工藤氏のトランスコア。
この曲でもダブステップが使われており、ノリの良いハードコアとなっている。今後の活動に期待したい。
そしてTr.9は同じく若くして非常に多様なジャンルを作ってこなす、削除氏のブレークス。
彼の得意なピアノとストリングス、ブレークビーツが折り重なり美しいテクノとして、アルバムの中でも大きな存在感がある1曲。
尚、終盤にはギターソロもあり、様々な音を楽しめる。
Tr.10は良い意味で浮きまくっているヒップホップ。
このアレンジャーは詳しくないが、完成度が高いことだけは断言しよう。
原曲のサビがリフレインされ、スクラッチと英語ラップ(おそらくサンプリング)が素晴らしいクラブトラック。
こればかりは好みが分かれそうだが、筆者は大変気に入っている。
そしていよいよラスト、Tr.11。
thE3では序盤で激しいロックをかましてきたが、こちらでは哀愁漂うフォークソング。
それにしても、相当に「動かない」感じの歌詞なのだが、「動因」と言うタイトルにはどう言った意図があるのだろうか
実質これでアルバムは終わりだが、ボーナストラックとしてthE3のランコ嬢がボーカルを務める曲を、ビートまりお氏がバージョンが収録されている。
流石の歌唱力と言うべきか、やはり一言「上手い」。
カリスマ性を誇るのも納得だ
是非thE3と併せての購入を推奨する。
デザインなどにクオリティを求める方にも満足な出来である -- 素人改 (2012-06-07 23:36:30) - 曲自体はいいのですが、CD裏にある曲リストが「曲名 アーティスト 原曲」としか載っていない上に、
「アーティスト」の中に歌で有名な方が載っているせいで、ボーカルアレンジのみのアルバムかと勘違いされるかもしれません(実際私がそうでした・・・)。
私が無知だと言われればそれまでなのですが、
せめてインストアレンジとボーカルアレンジがハッキリ区別できるように、「ボーカル○○」というような欄をボーカルアレンジの曲にに付けて欲しかったです。 -- 名無し (2014-02-03 23:20:56)