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協奏符「第佰貳拾伍季の勿忘草」

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協奏符「第佰貳拾伍季の勿忘草」

サークル:うんちく商事

Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length
01 遠野幻想物語 Toy 東方妖々夢 遠野幻想物語 [4:14]
02 東方妖恋談 & Dim. Dream Toy 東方夢時空 東方妖恋談 [3:56]
Dim. Dream
03 黒い海に紅く ~ Legendary Fish & 有頂天変 ~ Wonderful Heaven Toy 東方緋想天 黒い海に紅く ~ Legendary Fish [5:14]
有頂天変 ~ Wonderful Heaven
04 組曲「うさぎうさぎ」 Toy 東方永夜抄 シンデレラケージ ~ Kagome-Kagome [4:08]
東方花映塚 お宇佐さまの素い幡
05 組曲「地霊の幼き姉妹」 Toy 東方地霊殿 少女さとり ~ 3rd eye [4:37]
ハルトマンの妖怪少女
06 組曲「幻想郷の風」 Toy 東方文花帖 風の循環 ~ Wind Tour [4:19]
東の国の眠らない夜
風神少女
07 組曲「魔妖神仏」 Toy 東方紅魔郷 U.N.オーエンは彼女なのか? [5:17]
東方萃夢想 夜が降りてくる ~ Evening Star
東方風神録 ネイティブフェイス
東方星蓮船 感情の摩天楼 ~ Cosmic Mind
ボーナストラック1本

詳細

全曲生音演奏による協奏曲アレンジ作品
ジャケット及び収録曲のサンプル等は【こちら
コみケッとスペシャル5in水戸(2010/3/21)にて頒布
イベント価格:1,000円
ショップ価格:1,365円(税込)

レビュー

  • 前年の春にうんちく商事が出した協奏符「幻湊響」の続編という位置づけなのであろうか、協奏符「幻湊響」同様に「原曲を生かしたクラシックオーケストラ協奏曲アレンジ」である。
    協奏符「幻湊響」の電波氏のレビューで指摘されていた
    「もう少し進行は軽やかに、それでいて音をもっと重ねて使い、軽快な進行と重厚かつ奥行きのある音色を兼ね備えたアレンジに仕上げてほしかった」
    という点が解決されている。
    個人的な意見ながら小生が特に評価したいのが、4曲目の組曲「うさぎうさぎ」であろう。
    ピアノと弦楽奏でシンデレラケージを演奏し曲の裏に持つ「悲しさ」や「切なさ」を上手く表現しつつ、
    童謡「うさぎうさぎ」を挟んで感情を頂点に持って行き、軽快な「お宇佐さまの素い幡」へ持っていく。
    そして感情の頂点に持って行った所で最後は再度寂しげな童謡「うさぎうさぎ」で締める。
    まるで「てゐが悲しさを見せつつ突然悪戯をしかけ暴れた後、一人ぼっちになって月を悲しげに眺める」そんなストーリーが浮かんでくる。
    そういった組み立ては思わず唸らせられるものがある。
    ただ残念ながら折角重厚感が協奏符「幻湊響」の時より増しているとはいえ、ホールで演奏した時のような迫り来る圧力感に欠ける。
    収録スタジオ等の環境の問題であると思うが・・・。
    いずれにせよ「飽きの来ない安心して聞ける一品」であると言えよう。 -- 小龍包 (2010-03-31 18:24:49)
  • 正直に書く。
    私は当初ジャケットの白蓮とレーベルの諏訪子に釣られて購入した。
    うんちく商事なるサークルの名前は
    「どこかで聞いた事あったような・・・」という認識しかなかった。
    だから協奏曲アレンジとあったが
    「どうせエセ協奏曲だろう」と端からバカにしていたし、
    曲の内容もあまり、というか全然期待していなかった。
    しかし「ま、折角買ったんだし聴いて見るか」とCDを再生して
    その認識が間違いであったと気付かされた。
    簡単に言えば
    「よくもまぁ、同人でここまで手間ひまかけたアレンジを作ったな」
    「曲の組み立てが面白い。聴き飽きない」
    ということである。
    最初は「遠野幻想物語」の弦楽奏で始まる。
    霧の中に包まれた先にあるマヨイガに誘われるようなイメージを上手く作り上げている。
    そして「東方妖恋談 & Dim. Dream」は
    霊夢が幻想郷の夜空を飛んでいる所を、後ろから魔理沙が追っかけてきた・・・そんなイメージに取れる作り方をしている。
    聴いているうちに
    「次はどんな曲を聴かせてくれるんだ?」
    というワクワク感と、世界観に引き釣りこまれる。
    とにかくアレンジの組み立て方と、曲によるストーリー作りが面白い。
    そして音質の良さは言わずもがなである。
    「とにかくノリノリで勢いだけのアレンジ!」という派手さは無いが、
    隠れ家的な料理屋で前菜からデザートまでシェフのお任せ料理を楽しむ
    そういう充実感と終った後の満足感がこのCDにはある。
    初めてCDを再生した時は思わず一通り聴き終えてからリピートをしてしまったほどである。
    一方で残念だと思ったのが、一部の演奏が硬いということであろう。
    楽器ごとのパートを「合わせよう合わせよう」として硬くなっている、
    あるいは「完璧な音を何とか出そう」としているようにも感じられる
    ・・・そういう箇所があった。
    後は多分スタジオ録りだと思うのだが、
    折角これだけの演奏であるから是非コンサートホールでやって欲しかった。
    流石にそこまで行くと予算的に難しいのだろうが。 -- 釜いたち (2010-04-03 20:49:04)
  • 「全曲生音演奏による協奏曲アレンジ作品 」とうたっているが、
    オーケストラの演奏はどう聞いても打ち込みにしか聞こえない
    このことについては誰も気にならないのだろうか?
    むしろ生演奏でこの演奏が出来るのなら、生で聴いてみたい物である。 -- ちゅうざ (2010-04-06 16:40:55)
  • うんちく商事が出した作品は、新作が出る度に完成度が高くなっている。
    他のコメントにケチをつけるようだが、打ち込みに聞こえるという人は
    演奏会を生で聞いたことがないもしくはいい演奏を聴いたことがないの
    ではと思う。
    質問や疑問があれば、うんちく商事に直に聞いたほうがいい。
    今回の作品で、組曲「うさぎうさぎ」の組み方が一番素晴らし
    かった。
    今回の作品も、聞いていて飽きない、いつまでも聞いていたいと
    思える素晴らしい作品でした。
    次回作に期待をします。 -- だるま (2010-04-06 23:42:08)
  • ちゅうざさんがおっしゃる通り私も、打ち込みにしか聞こえないです。
    全曲生演奏と歌っていながら蓋をあけてみたら全曲打ち込みという何とも納得のいかないだまされた気分です。


    もちろんオーケストラの生演奏は聞いたことがありますし、実際オーケストラ等レコーディングエンジニアをやらせていただいているのでこれが生演奏でないことは明らかです。
    もし、万が一これが生演奏であるというのならよほど上手い方を使っているのでしょうね。 -- チェラ (2010-04-07 00:39:04)
  • ここは作品のレビューの場であって作品や製作者を罵る場所ではありません。
    そういう場で「だまされた」だなんて言葉を堂々と使い貶めるのは
    音楽関係者云々以前に人としてもどうかと思いますけどね?


    ちなみに自分も同作品購入しました。
    純粋に2曲目と6曲目のアレンジが好きです。
    全体的に派手さはありませんが、飽きが来ないので気に入っています。


    会場やショップで試聴してみて気に入れば購入、合わなければ買わない。
    それでいいんじゃないですか?? -- とりあえず仲裁人 (2010-04-07 01:52:11)
  • 編曲のセンスがすごい
    Waveの混合音声オケ、BITPLANEの民族音楽オケ以来、素晴らしいと思えるオーケストラアレンジと長いこと出会えていなかっただけに、嬉しい限りです。
    Wave、BITPLANEに比べて癖が少ないので、万人に受け入れられやすいタイプだと思います。
    正統派オーケストラアレンジとしては最高クラスではないでしょうか?
    たしかに音が管理されすぎている感じは否めませんが、だからといって掃いて捨ててしまうにはあまりに惜しい作品です。


    あと煽りコメントはやめてくれ -- 名無しさん (2010-04-07 02:26:14)
  • 生か打ち込みかはどうでも良いけど(何故演奏者の名前がジャケ中に一切出てこないかは非常に疑問だが)、あんまり音色が気持ち良くない。これなら打ち込みでもいい音源をつかった打ち込みの方が気持ち良く聞ける。生ならミキシングが悪いのだろうし、打ち込みなら音源がショボいのかな。
    同じレベルの音源を使ってるサークルでも、普段はここまで気にならないんですけど、Mixとアレンジの問題だと思うデス。
    原曲維持系のオケアレンジならもっと良いサークルがあるので、次は見送る方針。
    全体的に音がペラいなーという印象です。 -- ゆうがそん (2010-04-07 09:24:13)
  • 生演奏であるということと、ジャケットイラストの可愛らしさ惹かれて購入しました。
    他の方も書かれておられますが、生演奏にしては…?と疑問に思いました。音の繋ぎがずっと滑らか過ぎるのかな。
    打ち込みとしての前提があれば、アレンジCDとしてはそこそこ楽しめたのではないかと思います。
    特に気になったのは、ピアノ部分でしょうか。何というか、薄くてメリハリがありません。 -- ゆうり (2010-04-10 23:20:32)
  • サンクリで試聴し、購入しました。
    帰宅後ステレオで聴いていますが、指摘のあった「ピアノの薄さやメリハリの無さ」は特段感じませんし、アレンジも面白いです。
    名無しさんが仰ったように音が管理されている感がありますが、だからといって「打ち込み」と決め付けるのもどうかと思います。
    (ミキシングの過程での調整によるものかも?素人の推論ですが)いずれにせよ、個人的には気に入りました。 -- 双目 (2010-04-11 22:11:24)
  • 自分もサンクリで試聴し気に入ったので購入したクチです。
    自宅のステレオで聴いた時「おお!」と驚嘆しましたが、携帯プレーヤーに入れて通勤途中に聞いたら「音がペラい」「メリハリが無い」って言われている理由が判りました。
    それと自分は購入時に打ち込みor生云々について問い合わせましたら、丁寧なお答えを頂きました。少なくとも自己解釈で作者さんを貶めるのはどうかと思いますよ? -- ひじかたSE (2010-04-12 12:18:04)
  • 秋葉原のメロンで試聴後に購入、自宅のMSP5で聴いてみました。
    批判と賞賛が両方ある原因は「多分ミキシング時にコンプがかけられていないから」でしょう。
    織田信長の料理人坪内のエピソードと同じですね(詳細は織田信長でWikiると判ります)
    ちなみに私は「上品さと精緻さに拘り過ぎの感があるのが残念だが、アレンジが上手くずっと聴いていても飽きが来ない」と感じました。
    それとレビューとは「どこが良く、どこが悪い」と客観的に書くものです。単なる利己的な批判は荒しであり、作者への冒涜です。 -- 焼味噌 (2010-04-17 11:47:13)
  • 以前即売会で試聴したものの、その時は持ち合わせが無かったので、
    本日秋葉原のメロンブックスに行った際に購入(なかなかCDが見つからなくて店員さんに尋ねました)後、
    自宅でPC→D/Aコンバータ→MSP3の環境で聴いてみました。
    「作りに固さ(焼味噌氏の仰るとおり「精緻さと拘りすぎ」という表現のほうが適切ですね)があるが、まずアレンジが面白い。
    更に昨今のアレンジに見受けられる「くどさ」が無いので、聴き終った後にリピート再生したくなる」
    これが素直な感想です。特に5曲目の全体のネチネチ感は見事!の一言です。
    何度か取り上げられていた「ミックスがショボい」「ピアノがペラい」というのは感じませんでした。
    そもそも必要以上に音圧がある楽器こそが不自然なのであって、本作品は本来の楽器の個々の特性を生かした良作です。
    (但し昨今の音圧・派手重視のアレンジに慣れた方だと違和感があるでしょうが)
    また、うんちく商事さんには無礼とは思いましたが、
    念のために当方で簡易な周波数解析を行い、打ち込みのシンセ音ではなく、生の楽器の音であることも判明しました。
    作品と作者を勝手に冒涜・批判し、悦に浸っておられる方は猛省すべきでしょう。 -- 東方鐵道 (2010-06-12 14:23:36)
  • 聞かせていただきました。
    メロディや曲の雰囲気を大切にしているすばらしい音楽でした。流暢な響きは印象を持たせます。
    ただ生演奏には疑問は残ります。ちなみにコメでの周波数解析での生演奏判断は難しいですよ。
    物事には必ず批判もあるかと重いますが、わたしは総合的にすばらしいと思います。 -- 7-11 (2010-07-01 00:51:10)

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