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絶対弾幕革命前夜1-2-3

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絶対弾幕革命前夜1-2-3

サークル:Fragile Online

Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length
01 少女さとり Y・S・シーサー 杉並児童合唱団 東方地霊殿 少女さとり [03:34]
02 天空のグリニッジ Y・S・シーサー 杉並児童合唱団 大空魔術 天空のグリニッジ [03:05]
03 廃獄ララバイ Y・S・シーサー - - 東方地霊殿 廃獄ララバイ [08:27]
04 旧地獄街道を行く Y・S・シーサー - - 東方地霊殿 旧地獄街道を行く [04:24]
05 ラクトガール Y・S・シーサー - - 東方紅魔郷 ラクトガール [05:12]
06 紫のけむり Y・S・シーサー - - 東方妖々夢 ネクロファンタジア [03:11]
07 明日ハレの日、ケの昨日
(7拍子)
Y・S・シーサー - - 東方風神録 明日ハレの日、ケの昨日 [03:00]
08 芥川龍之介の河童 ブルース Y・S・シーサー - - 東方風神録 芥川龍之介の河童 [02:53]
09 業火マントル Y・S・シーサー - - 東方地霊殿 業火マントル [03:44]
10 遠野幻想せんせいしょん Y・S・シーサー - - 東方妖々夢 遠野幻想物語 [03:37]
11 U.N.オーエンは彼女なのか Y・S・シーサー 杉並児童合唱団 東方紅魔郷 U.N.オーエンは彼女なのか? [02:23]
12 恋色マスタースパーク Y・S・シーサー 杉並児童合唱団 東方永夜抄 恋色マスタースパーク [02:37]
13 ネイティブフェイス Y・S・シーサー - - 東方風神録 ネイティブフェイス [03:45]
14 東の国の仁義なき戦い Y・S・シーサー - - 東方文花帖 東の国の眠らない夜 [01:58]
15 ハルトマンの妖怪少女 Y・S・シーサー - - 東方地霊殿 ハルトマンの妖怪少女 [05:39]
16 緑眼のジェラシー
(ピアノソロ)
Y・S・シーサー - - 東方地霊殿 緑眼のジェラシー [01:40]
17 少女さとり
(カラオケ)
Y・S・シーサー - - 東方地霊殿 少女さとり [03:36]
18 天空のグリニッジ
(カラオケ)
Y・S・シーサー - - 大空魔術 天空のグリニッジ [03:08]
19 U.N.オーエンは彼女なのか
(カラオケ)
Y・S・シーサー - - 東方紅魔郷 U.N.オーエンは彼女なのか? [02:25]
20 恋色マスタースパーク
(カラオケ)
Y・S・シーサー - - 東方永夜抄 恋色マスタースパーク [02:34]

詳細

杉並児童合唱団とFragileOnlineのコラボによる東方合唱ハードロックアレンジCD

コミックマーケット75(2008/12/29)にて頒布
イベント価格:1,500円
ショップ価格:1,995円(税込)

レビュー

  • 原曲維持系4曲ロック児童合唱アレンジ、他は基本ロックインストアレンジ。ロックと児童合唱団という新境地を開拓したFragile Onlineの復帰後初のフルアルバムは20曲入、カラオケを除いても16曲入の大作である。アレンジ技術自体は申し分なく水準以上、演奏技術はエレキギターについては問題なく、ピアノについては多少の向上を望みたいがとりあえず弾けており、ドラムは多少つっかかるような印象を受けるがまあそこそこといったところである。前回前々回とロックと児童合唱団の融合を試みた挑戦は今回も止まらず、メインはやはり児童合唱団アレンジとなっているが、それ以外もロックアレンジがたくさん詰め込まれている。このあふれ出る意欲は買うも、しかしながら、今回もまた、児童合唱団とロックの融合は難しいという印象を受けてしまうのだ。
    1曲目少女さとりロック児童合唱アレンジは、サビ最高音部で声が裏返っているところが気になるが、ボーカルはやはり合唱団としてきっちりしている。アレンジが惜しいところで、エレキギターが弱すぎるように感じる。せっかく女性ボーカルが複数いてロックに負けない声量なのだから、もっとエレキギターを重い音に仰々しくしてもよかったように思う。
    2曲目天空のグリニッジロック児童合唱アレンジは、歌詞がグリニッジよりもむしろハルトマンの妖怪少女のような雰囲気であるが、このシュールさはウテナ風味満載、色濃く面白い。アレンジはエレキギターが物足りなく、原曲の不気味さと迫りくる感覚が減殺されたが、代わりに歌詞と合唱で別の味付けがされていて、そこそこまとまってはいる。重ね重ね、もう少し派手にかましてほしいものだ。
    3曲目廃獄ララバイアレンジは8分半の大作である。3分過ぎまでは原曲そのままという他ない構成ではあるが、お燐の鳴き声もきっちりと、主旋律の笛やバックの刻みなど、民族風味の音色の選びが雰囲気を損ねていない。3分15秒あたりから5分まで独自の旋律に入り、原曲メロを経てキュイキュイと絞り出す強烈な電波的音色が、まるでバトルシーンのようで興味深い。5分15秒あたりからまた原曲そのままに戻る。最初とはドラムパートを少し変えてあるところが小気味よい。
    5曲目ラクトガールピアノエレキギターロックアレンジは、ピアノによる焦燥感とエレキギターによる疾走感が程よくマッチして聴きやすく仕上がっている。演奏ミスか多少の音落ちが見られるも、原曲に忠実に素直な構成で突飛なところはない。もう少し原曲でいえば冒頭繰り返しの部分を重ねまくって情感をあおるなどの構成上の工夫を行い、かつエレキギターの使い方を工夫して叙情を出し、オリジナルのメロを挟んでほしいところであった。
    15曲目ハルトマンピアノエレキギターロックアレンジも同様に原曲のなぞりでピアノが主旋律であるが、バックで淡々と流れるエレキギターは効果を狙ったものであろう。ただそれは、原曲の迫力を減殺してしまっており、代わる意味付けも垣間見られず、成功しているとは言い難い。淡々と原曲をなぞるならなぞるで、エレキギターの使い方をもっと幅広く、メリハリをつければ、アレンジに迫力が出て突き抜けられるように思う。
    16曲目緑眼のジェラシーピアノアレンジは、1分40秒の小品であるが、演奏技術に課題を残す。低音を強調して不気味さを醸し出すアレンジ自体はよいと思うが、多少のディレイは効果として理解できるも、それ以上に音ミスや音切れが多く、技術が譜面においついていない。一層の練習を積んだ上で、もう少し長尺にしての再録を期待したい。これは聴いてみたいのだ。
    以上、児童合唱団の声やロックアレンジを聴きたい人には勧めることができる。ただ、それほど激しくロックしているわけではなく、また、スピードでも特徴があるわけではなく、原曲に基本的に沿っているので印象的なオリジナルのメロがあるわけでもない。素直でシンプルな軽めのロックという印象である。機材は申し分ないのであろうが、もう少し印象に残るアレンジ構成があれば、と物足りなさを覚えてしまう。また、メインとなる曲以外がそれぞれ短すぎて物足りない。カラオケを除いて16曲もある曲数を減らして、その分より練り込んだ5分程度の曲を入れて70分に収めれば、もっとじっくりと聴き込める作品になると思う。
    -- 電波? (2009-01-01 22:38:03)
  • 1曲目は「児童合唱団」の歌でJ.A.シーザーを再現しているが
    ピアノはMAGMA、ギターはKING CRIMSONそのままで、途中でテンポアップする曲展開はBLACK SABBATHのよう。
    ドラムの音色、フィルはどう聞いてもTERRY BOZZIOだし、
    3曲目は四人囃子の一触即発、6曲目はパープルヘイズ、
    10曲目の姫神せんせいしょん、13曲目INTO THE VOID、14曲目の仁義なき戦いなど、
    解るだけでもこれだけのパロディが満載。

    とにかくパロディづくしのCDなので、
    元ネタがどこから引用されたものなのかが分かる人は楽しむことができるが、
    元ネタを知らない、あるいは興味がない人にはかなり解りづらいCDといえるだろう。 -- Sgt. Frog (2009-01-01 23:29:35)
  • 先のレビューでもあるとおりのパロディづくしだが、元ネタがわかるならばこれほどニヤリとできる作品もない。
    8曲目の『芥川龍之介の河童 ブルース』が1971~1972年、『アイランド期』ラインナップのKing Crimsonが、
    一度だけ演奏した『クリムゾン・キングの宮殿』のブルース・アレンジのパロディと分かる人はどれくらいいるのだろうか。
    元ネタはオフィシャルブートレグの音源でしか聴けないものだし、
    パロディを通り越して、ここまで元ネタとなったバンド・曲に愛のある作品もなかなかない。

    ただ、やはり一般受けはしそうにない。
    メロトロンとムーグ・シンセサイザーの音だけでご飯三倍いける、
    Yesの『Heart Of Sunrise』のベースのフレーズを全部口で歌える、
    というような人にはおつりがくるほど楽しめる。 -- 愛犬 (2009-01-07 08:21:41)
  • Sgt. Frog氏の半分もパロディがわからない身としては非常に肩身の狭い思いだが、
    さりとてTr.3~10はレトロ・民族風な楽器構成や変拍子など、YS氏の音楽性が遺憾なく発揮されており、
    一般にも楽しめるアレンジなのではないだろうかと思う。
    特にTr.9の業火マントルは、民族風弦楽器(?)による浮遊感が珠玉の出来(原曲はかけ離れているが)。

    さて、肝心の児童合唱団であるが、私にはいくら聴いてもよいとは思えなかったので、
    次があるなら純粋にプログレ(あるいはもっと遡ったジャズロックなどの、YS氏の主戦場)での作品を期待したい。
    この内容でイベント価格1500円は割に合うとは思えない。 -- ひいらぎ (2009-01-16 04:21:55)
  • 合唱曲はJ・A・シーザー。
    あとはパロディだらけ。
    特に東方に思い入れはないので(パロディの)原曲聴きます。
    -- 実は東方に興味ない (2009-09-08 17:18:30)
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