東方泡沫天獄(トウホウ バブリング アンダーグラウンド)
サークル名:イオシス
Number | Track Name | Arranger | Lyrics | Vocal | Original Works | Original Tune | Length |
01 | おことわり | - | ナレーション:MOC&ジャーマネ コーラス:イザベル&神波千尋 |
- | - | [02:33] | |
02 | 有頂天マゾヒスティック | ARM | 夕野ヨシミ | miko(Alternative ending) ボイス:quim |
東方緋想天 | 有頂天変 ~ Wonderful Heaven | [05:15] |
03 | 第1幕「幻想郷エクスタシーアンダーグラウンド」 | D.watt | 七条レタス | てんこ まりさ にとり |
幼心地の有頂天 | [06:05] | |
04 | サタデーナイトフィッシュガール | 柏木るざりん(電開製作所) | 夕野ヨシミ | 3L | 黒い海に紅く ~ Legendary Fish | [06:25] | |
05 | モリヤ一家のお料理教室 | ぼいど NYO(Silver Forest) |
ひくら | 山本椛(monotone) なつみ(Silver Forest) Nano(Silver Forest) |
東方風神録 | 神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Field | [01:08] |
ネイティブフェイス | |||||||
06 | 第2幕「そのDJは地底を震わせ」 | RoughSketch | 七条レタス | さとり まりさ にとり |
東方永夜抄 | 恋色マスタースパーク | [05:23] |
東方風神録 | 芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend | ||||||
東方地霊殿 | ハートフェルトファンシー | ||||||
07 | 知りすぎた少女さとり | ぼいど | GIGYO | あゆ | 東方地霊殿 | 少女さとり ~ 3rd eye | [03:43] |
ハートフェルトファンシー | |||||||
08 | ハートフルネコロマンサー | ARM | 夕野ヨシミ | 3L さとり:あゆ ナレーション:龍波しゅういち |
死体旅行 ~ Be of good cheer! | [04:18] | |
09 | モリヤ一家のガーデニング教室 | ぼいど NYO(Silver Forest) |
ひくら | 山本椛(monotone) なつみ(Silver Forest) Nano(Silver Forest) |
東方風神録 | 神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Field | [01:07] |
ネイティブフェイス | |||||||
10 | 第3幕「山林管理事務員コチヤの憂鬱」 | D.watt 溝口ゆうま(Innocent Key) |
七条レタス | さなえ まりさ にとり |
信仰は儚き人間の為に | [04:00] | |
少女が見た日本の原風景 | |||||||
11 | あたしまりさ | ぼいど | ひくら | イザベル | 東方永夜抄 | 恋色マスタースパーク | [03:45] |
12 | 210LiNO DANMAKU Innovation | D.watt | 七条レタス | 神波千尋 | 東方風神録 | 芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend | [04:24] |
13 | モリヤ一家の株式投資教室 | ぼいど NYO(Silver Forest) |
ひくら | 山本椛(monotone) なつみ(Silver Forest) Nano(Silver Forest) |
神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Field | [01:08] | |
ネイティブフェイス | |||||||
14 | 第4幕「月から降るアンセム」 | D.watt yohine(Innocent Key) |
七条レタス | 3L てんこ さとり さなえ まりさ にとり よりひめ とよひめ |
東方儚月抄 | 妖怪宇宙旅行 | [06:55] |
15 | 温泉賛歌 | ARM | ひくら | Dummy nyanyannya(Team.ねこかん[猫]) |
東方地霊殿 | エネルギー黎明 ~ Future Dream | [04:42] |
地霊達の起床 |
声の出演
まりさ(霧雨魔理沙)…イザベル
にとり(河城にとり)…神波千尋
てんこ(比那名居天子)…miko(Alternative ending)
さとり(古明地さとり)…あゆ
さなえ(東風谷早苗)…山本椛(monotone)
よりひめ(綿月依姫)…MOC
とよひめ(綿月豊姫)…ジャーマネ
詳細
同人ショップにて頒布(2008/12/29)
ショップ価格:1260円(税込)
レビュー
- そのジャケットや名前から電波臭が漂い、Tr1でいわゆるガチ曲が一曲も収録されていないと公言している今年最後の作品。
ついでに言えば、わざわざ「天子」を「てんこ」としている辺りにも伺える…。
実際は全部が電波というわけでもなく、Tr4はガチ曲であり良曲。
Tr14も良曲ではあるのだが…。
だが、半分以上は電波曲と考えて間違いはない…電波でも良曲はそれなりにあるが。
特にSilver Forestも参加してるTr5・Tr9・Tr13(モリヤ一家)の電波度が非常に高い。
…取り敢えず、電波耐性が無い方は手を出さないのが吉。
あと、前作(氷雪歌集)のコントが苦手な人もやめておいた方がいいかも。
(コントではないが、会話パートは結構ある) -- 名無しさん (2008-12-31 01:12:26) - いい意味でひどい作品
イオシスはどこに行きたいんだろう
tr4は良曲(良心楽曲の意)
tr2がひどい(もちろんいい意味)
イオシスはmiko様をどこへ連れていくの
tr7もなかなか良い曲ではある
歌詞あたりが
ネタも仕込んであって電波好きな人にはいいかもしれない
ス〇ラーとか
スリ〇ーとか
とりあえず3Lさんが3曲も歌ってて満足 -- なす (2009-01-02 15:13:56) - ↑○リラーはtr8ですね(´・ω・)
今回はmikoさんが割と影薄めですね、3Lさんが歌いまくってます。
東方乙女囃子を聞いた後に今回の曲を聴くとコーヒー噴くかも知れません。
会話パートはイオシスのファンなら割と気に入るかも。
でもそれ以外の人はお口に合わないかも知れません
「マリサはこんな声じゃない!(俺の脳内では」っていう人も出てくると思うので。
まぁ、なんだかんだで良曲も多いので買って損はしませんよ(多分 -- 名無しさん (2009-01-04 12:25:02) - 全体を通してストーリーになっている。
ひとつひとつの独立した楽曲というより15曲まとめて1つの音楽と言った方がいい。
聴くときはmp3に落とすのではなくCDのままで聞いた方が楽しめるかと。
アレンジについては、個人的には氷雪の方が好みの・上手いと思った曲が多かったが
こちらも聴いていて楽しくなるような曲がそろっている。モリヤ一家はかなりいい。
既に触れられているが、ストーリー仕立てということもあり登場人物に声が当てられているので、
そのようなのが苦手な人は注意。特に魔理沙が男すぎると感じるかもしれない。 -- 名無しさん (2009-01-10 17:42:50) - 魔理沙とにとりのコンビが地下世界で見たものは?・・・というテーマのもと、二次ネタ満載のコミックソングと
サウンド・ドラマ?で綴るコンセプト・アルバムにして、自称“電波ミュージカル”。
前作東方氷雪歌集では元々の作風であるネタ曲に加えて会話パートがふんだんに盛り込まれましたが、
今回はその方向性をさらに推し進めて、アルバムを通して一応一つの物語仕立てっぽく仕上げてあります。
これをして“電波ミュージカル”と表現しているのでしょう。イオシスらしい非常に面白い試みだと思います。
一つの物語仕立て・・・とはいっても、起承転結が明快であるとは言い難いですし、なぜか地下に比那名居
天子(歌詞カードには“てんこ”と表記)がいたり、洩矢一家がいたり、あろうことか綿月姉妹までいたりして
しかも投げっ放しなんですが、それはまあご愛嬌?バリエーション豊かで飽きない構成だと思います。
アレンジは今回も高品質なアレンジが揃ってます。テーマがテーマなので、ダンス系のサウンドが多め。
・・・とは言っても全トラック歌モノで歌詞がネタ満載だし、会話パートも多いので、そういうの苦手な人には
オススメし辛いんですが、それで切っちゃうには勿体無いくらい出来は良いと思いますよ?
それに、会話パートが入るようになったことで、ネタ成分が会話パートの方に集中して、歌自体は割とガチな
歌詞が増えたようにも感じました。電波がダメだという人にも、食べず嫌いをせずチャレンジしてほしいです。
全体の構成ですが、第○幕とつくトラックが恐らくメインのストーリーだと思います。会話パートも多め。
これに続いて関連するキャラクターのアレンジ曲が並んでます。原作と登場キャラは作品ごとに固まっていて、
「モリヤ一家の○○教室」シリーズをアイキャッチ的に挟んで、「緋想天」メイン→「地霊殿」メイン→「風神録」
メイン→「儚月抄」へと移行していきます。前作がチルノのコンセプト・アルバムだったため、他のサークルに
ちょっと遅れをとりましたが、イオシスも今作でやっと「地霊殿」と「緋想天」のアレンジを発表かと思ったら、
それに加えて「儚月抄」まで入ってて驚きました。
Tr.02 いきなりネタ度MAX。比那名居天子がお立ち台(幻想入り?)の上で扇子を振りながら踊り狂う様を
連想させる「有頂天変」のユーロアレンジで、「ひれ伏せ愚民どもっ!」の天子Ver?Voのmiko嬢がキてます。
Tr.03 「幼心地の有頂天」の70年代ディスコ風アレンジ。会話パートがあることを除けばアレンジ・歌詞は
ガチ曲ではないでしょうか?ホント良い歌だ!Cv的起用ながら、イザベル嬢・神波嬢が歌もがんばってます。
Tr.04 既に皆さん指摘されてますが、間違いなくガチ曲です。会話パートも無し。「黒い海に紅く」のアレンジで、
Voは3L嬢!確かな表現力と、甘くアンニュイな極上の美声に身も心も蕩けてしまいましょう。
Tr.06 これまたネタ度MAX。もしもあの妖怪がDJだったら?!・・・そうなるんですね。Cvのあゆ嬢の特徴的な
口調と台詞が妙に役に合っていて笑えます。魔理沙とにとりのやりとりもバカバカしくて楽しい。
Tr.07 森田童子とか昔の中島みゆきみたいな薄幸フォーク?テイストの「少女さとり」アレンジ。すごく孤独で
可哀相な歌詞なんですが・・・なんか笑っちゃうのは私だけでしょうか?不謹慎??
Tr.08 「死体旅行」のアレンジで、皆さん仰ってるように「スリラー」のパロディです。お燐がゾンビフェアリー達を
従えて「スリラー」のPVのように踊る様を想像します。3L嬢が生き生きと楽しそうに歌ってます。「ホゥ!」とか
「アっ!」とかのM・ジャクソンっぽい掛け声も3Lがやると可愛いなあ。途中「マリみて」ネタも仕込んでますね。
Tr.10 洩矢一家が地下世界まで来て一体何をしているのかと思えば・・・早苗の委員長キャラが炸裂です。
シリアスなイメージの「信仰は儚き人間の為に」がダイナシ(良い意味で)。Cvの山本椛嬢は役にぴったりでは?
Tr.11 スローテンポながら、スラッシュ系の重いギターリフがハードな「恋色マスタースパーク」アレンジです。
Cvのイザベル嬢が、魔理沙のつかみ所の無さと内に秘めた怒りをダルく、そして熱く歌います。
Tr.12 こういうのジャンルでいうと何て言うんでしょうか?こういうのもラップ?井上陽水っぽい言葉づかいです。
ちなみにこのタイトル、多分“210LiNO”と書いて“にとりの”と読むんだと思います。
Tr.14 儚月抄の「妖怪宇宙旅行」アレンジです。すごい原曲重視。これまた会話パートがあること以外はガチ曲
なのでは?3L嬢をメインに、ここまでの登場キャラ総出演です。こういうの宝塚のレビューっぽくてラストを飾るに
相応しいなとか、綿月姉妹のCvは一応3Lってことかなとか思ってたら・・・違いました。歌は4:55頃までで、
その後に驚愕の展開が待ってます。魔理沙とにとりのツッコみがいちいちもっともで可笑しい。
Tr.15 オチです。会話パートこそ無いもののネタ度はMAX。タイトルそのものな歌で「B・E・E・R」の温泉版?
Dummy氏とnyanyannya氏が温泉への想いを熱く、濃く歌い上げて、投げっぱなしで幕です。なんだそりゃー?!
以上、こんな感じで、ただのアレンジCDの枠にははまりきらない濃い内容の一枚だったと思います。
今回のアルバムで、私個人的にはイオシスがやりたいことがやっと腑に落ちたような気がしています。
要するにこのサークルは曲のアレンジだけでは物足りないんだな、物語を語りたいんだな、と。
しかもそれはどちらかというと同人誌(マンガ)とかSSとかのようなノリで。それをアレンジCDという形式で
やろうとするとこうなるのでしょう。実際、それを形にするだけのアイディアも持ってるし。そう考えれば、
やり過ぎ感漂うネタ曲や、会話パートなども合点がいくと思うんです。こういうの、アレンジではほとんど
異端とさえ言えそうですが、このレベルのネタは同人マンガやSSでは珍しくないですもんね。
音の同人誌?みたいな。そういう意味で言えば、現在のイオシスの方向性の一つの到達点とも言える
アルバムではないでしょうか。 -- 9630 (2009-01-11 11:30:12) - 前作辺りからのイオシスはかなりよくなっていると思います。
テーマがしっかりしているので、聞いていて面白いです。
こういう方向性も一つのやり方としてもアリなのではないでしょうか。
個人的にはこのまま突き進んでいってほしいです。
会話パートも最近では、最初は男っぽすぎると思っていた魔理沙の声にも何となく愛着が……。
しかしそれにしても、mikoさんにはゾクゾクさせられます。鳥肌がたちます。 -- 名無しさん (2009-02-06 14:15:06) - 素晴らしいレビューがあるので書きづらいですが・・・
tr1は思わず吹いてしまった
全体の方向性が見えないまま電波っぽい曲とガチっぽい曲が混在していたのに比べると、
これくらい徹底してくれたほうが安心して聴いていられます。
良い意味で「IOSYSらしさ」が出ていて、そういうのが好きな人は気に入るんじゃないかなと思います。 -- vm (2009-02-18 00:37:30) - ある意味、ごっすんを超えた電波を内包した一枚
Tr1、おことわりであらかじめ言われているがいわゆるガチ曲なるものは一切存在しない
そもそものスローガンが、「イオシス、オワタ\(^0^)/」
なんというか、このスローガンでこの一枚が語れよう -- 名無しさん (2009-05-12 02:19:38) - これこそイオシスの最高傑作といえるコンセプトアルバム。 -- 名無しさん (2009-08-10 01:34:09)
- レイヴと言う事でガバやらユーロトランスやらをやったかと思えば
モダンヘヴィネスやネオアコースティックな楽曲もあるし
ディスコパンクやニューウェーブやらの四つ打ちでないダンサブルな楽曲もあって
思った以上にバリエーション豊かで楽曲も良質
-- 実は東方に興味ない (2009-10-05 10:27:05) - こういうCDが作れるのはいいことだと思うよ!? -- ∞Sorry (2011-09-13 03:00:39)
- 正直イオシスのCDはこれが一番の良作だと思う
最近はなんか微妙 -- 名無しさん (2014-06-06 23:39:42)