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蓬莱姫譚

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蓬莱姫譚

サークル:MyonMyon

Number Track Name Arranger Vocal Original Works Original Tune Length
01 染まれ紅蓮に繋がれて みょん ゆいこ 東方永夜抄 月まで届け、不死の煙 [04:03]
02 蓬莱姫譚 みょん ゆいこ 東方永夜抄 竹取飛翔 ~ Lunatic Princess [05:12]
03 遥か遠く遥か彼方 みょん ゆいこ 東方永夜抄 千年幻想郷 ~ History of the Moon [03:40]
04 過ぎ去り往く暦 みょん ゆいこ 東方永夜抄 エクステンドアッシュ ~ 蓬莱人 [04:42]

詳細

東方永夜抄アレンジミニアルバム
博麗神社例大祭5(2008/05/25)にて頒布
イベント価格:500円
ショップ価格:735円(税込)

レビュー

  • 永夜抄、主に六面Exステージの、
    へヴィロック、ハードコア系?アレンジフルヴォーカルミニ。
    1st.ミニではメロデス系、2nd.フルではシンフォニックメロスピ系で質の高い仕事をしたみょん氏の、
    今作は東方の純粋な音楽CDでは三作目となるフルヴォーカルミニアルバム。

    今回は愚直なメタル成分割と減退、どっちかというとちょっぴりお洒落要素のある?ハードコアやへヴィロックの趣が強いように思う。
    1st.以下他所の参加作品でも見せるお得意のへヴィーなゴリゴリとしたギターワークが相変わらずかっこいい。
    全体としてはこれまでのようなスピードやアグレッションを前面に押し出すスタイルではなく、
    ミドルテンポ以下での重厚な重量感のある攻撃力を主体としたじっくり聴かせるサウンドを主体としている。

    そして、ここのところ流行りの、インストに耳が慣れにくい日本人向けヴォーカルアレンジであるが…
    いやいやそんな姑息な流れのレベルはない。
    どっから引っ張ってきたのか存じ上げないが、声量、魅力、表現力とも同人なら十分以上に合格点。
    ごくたまに?と感じる部分があるようにも感じなくもないが、気になるほどではなく、
    むしろ技量的なものより歌声の魅力が勝る。
    あと心持の安定感と、さらに伸びのある歌唱力を身につければ本当に素敵なヴォーカルになると思う。
    よくある無理やりフルヴォーカルアルバム(しかも最近ネタ尽き気味?)での、ヴォーカルの技量のバラツキ、曲とヴォーカルの喧嘩といったアチャーな現象とは本作はほぼ無縁だ。
    少なくとも私は曲によく合った歌唱がしっかりできていて、雰囲気が作れていて素晴らしいと感じた。
    こと、最後を飾る「エクステンドアッシュ~蓬莱人」と「懐かしき東方の血」の合体アレンジは、
    原曲の良さもあって見事といわざるをえなかった。
    作品が短いか、これでいいかは少し意見が分かれるかもしれない。
    統一されたテーマの楽曲群なので、
    4曲と短い印象はあるが、もう一曲あると冗長かもしれない。(そもそも、出すべき原曲がもうw)

    スローテンポでも、へヴィーな曲が好きな人から、
    聴きやすくも雰囲気と魅力に満ちた素敵な女性ヴォーカルが聴きたい人まで、お勧めできる作品である。

    小さなことだが一つだけ疑問あるとしたら、 委託4曲¥735 はどうなのかという点かw

    このCDと関係なくて恐縮だが、
    一部大手サークルおよび会社による価格カルテルと揶揄されるまでになった東方同人CDの高騰、
    原作を軽視したり同人を金儲け手段ととらえるかのような、無神経な発言や記述の数々。
    このCDがそれに乗っているかといえば、全然適正な方だしむしろヴォーカル招聘にお金がかかっている可能性は高い。
    原作東方の世界観、また作品として、またその原作者様の作品に対する扱いとして、発せられるさまざまなメッセージ。
    (メッセージとか勝手な事を言うと、原作神主様のお怒りを買うかもしれませんがw)
    さらには、同人と言う土壌の存在意義、そういったものに思い入れを感じていらっしゃる方には、
    現状は少々もの寂しい印象を受けられるのも仕方ないといった状況ではある。
    売れて儲けるためではなく、聴いてもらって知ってもらうため。
    そういう、同人の謙虚かつハングリーな姿勢に立ち返った同人活動が、
    今後の東方アレンジ界の行く先を決める気がする。

    つい関係ない文を差し挟んでしまったが、
    個人の評価については、本作は秀作であり、繰り返しになるがへヴィーなミュージック好きもヴォーカル好きも、
    一聴の価値ありというのが素直な感想である。
    毎度質の高い仕事をするみょん氏に、今後はさらにヴォーカル好きも要注目だ。 -- Ironbird-White for Marisa (2008-06-17 09:12:54)
  • アルバムのたびに方向性が全然違うのが面白い。
    前回と比べるとメタル成分は減っているが、重みはむしろ今回のほうがあるように感じる。なかなかダークな雰囲気。
    コンセプトがしっかりしているからか、全体的な雰囲気も統一されていていい。
    オススメの曲は4曲目。声が一番安定している。あと、エクステンドアッシュのヴォーカルアレンジは珍しいのでなかなか新鮮。
    -- 名無しさん (2008-06-28 09:17:15)
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