HDD設置の向きについて
ここでは、用語として、一番よく開けてマザーボードの部品面が見えるほうのサイドパネルを「左サイドパネル」、その反対側の、マザーボード裏側の方のパネルを「右サイドパネル」と呼び、それぞれ、「表側」、「裏側」ということにする。
この用語は、「裏配線」という言葉と上手く対応する。
また、
- HDDのコネクタ類がPCケースの内側を向いている = 縦向き型
- HDDのコネクタ類が左右サイドパネルのどちらかを向いている = 横向き型
と言うことにする。
「横向き」の場合、HDDのコネクタ類が、どちらのサイドパネル側にあるかの違いがあるが、
- HDDのコネクタ類が左サイドパネル側にある場合 = 横表型
- HDDのコネクタ類が右サイドパネル側にある場合 = 横裏型
と言うことにする。
通常、HDDは、その広い面を水平にして設置する。
しかし、それを90度回転したように、設置するタイプのPCケースも存在する。
その場合、縦Z、横Zなどということがある。
前節でも言ったように、通気性を良くするためには裏配線が大事であるが、裏配線を行うためには、HDDのケージ(3.5インチシャドウベイの箱)は、「横裏型」か「横Z裏型」が一番よい。
表中での記載の仕方は、表中の略記号を参照。