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置「ふっふっふー、今日はいい物手に入っちゃったさぁ~」 虎「……それがいい物とは思えない」   今日の晩ご飯、何作ろうか。そんなことを考えながら家へと到着した僕。今日もお疲れ様でした。というわけで帰宅。今日は殺生石と二人きりの夜だからちょっとだけ緊張かなぁ。 主「ただいまー」 殺「おかえりなさいませ」 主「うわぁっ!?」   玄関で正座した殺生石がいきなり迎えてくれる。でも気配を消すことはないと思う……声かけられるまで気づかなかったよ。 主「え、えーっと、出迎えてくれるなんて珍しいね」 殺「はい、居間で待つのが少々息苦しかったもので」   ……息苦しかった? 一体どういうことなのか……。 殺「お話があります。こちらへ」 主「え……うん」   よく分からない。なんだか知らないけどよく分からない。別に怒っている素振りもないし、何か約束しているわけでもないし……もしかして、その、えー……あんなことやこんなことが待ちきれなくて……なのかなぁ。   って、何考えてるんだよっ! 殺生石とはもっと清楚なおつき合いが必要だっていつも言ってるのは僕であって……。 殺「これは何でしょうか?」 主「って、何……ナニィー!?」   テーブルの上に広げられた……えっちな本の数々。いや、これが普通の私物だったら驚かない。むしろ顔面蒼白で……じゃない! 誰のだよこれっ!? 殺「タンスの隙間から何か見えると思って引っ張り出してみたら、こういうものがあったのですが」 主「いいいいやいやいやいや! 僕こんなの持ってないよっ! というか蛋白石が来る前から持ってないしっ!」 殺「そんなに慌てなくてもよいではありませんか」 主「いやいやいや……やっぱ、あの……その……疑われてる?」 殺「最初からだんな様の言葉は信じておりません」   やっぱりぃー。 殺「しかしだんな様……このような女性が好みでしたのね、そして行為にも偏りがあるようで」 主「行為って……げっ、こんなのばっかりぃ!?」 殺「だんな様の趣味のようですね」 主「いやいや、違うよっ! というか怒ってる?」 殺「え? どうしてわたくしが怒らなければならないのですか?」   ……は? 殺「女性を見て興奮するのは男性の生理現象です。確かに少しは嫉妬しますが、致し方ないことでしょう。ですが……」 主「え、なんか目の色違うんですけど……うわっ!」   お、押し倒されたぁーっ! 頭ぶつけたぁーっ! 殺「どうやらわたくしぐらいの女性が好みなようですね……ふふふ」 主「え、いや……確かに殺生石は綺麗だと思うし……って、服脱がさないでよぉー!」 殺「このような本に手を出してしまうのは、わたくしの怠慢がいけないのでしょう。ですから今日は、だんな様の好みに合わせて……」 主「え、いや全然そんなことないし……って、ちょっ! 待ってっ!! アッー!!!」   ……その後、殺生石に何をされたかは語らない。ちなみに晩ご飯はレバニラでした。 置「あれぇ? 全然修羅場ってないなぁ……見つからなかったのかなぁ」 殺「そうですか、やはりあなたが犯人ですか」 置「えっ、いつの間に……あれ、え? ちょ、ちょっと待って!」 殺「問答無用」 置「いやぁー!!」
置「ふっふっふー、今日はいい物手に入っちゃったさぁ~」 虎「……それがいい物とは思えない」   今日の晩ご飯、何作ろうか。そんなことを考えながら家へと到着した僕。今日もお疲れ様でした。というわけで帰宅。今日は殺生石と二人きりの夜だからちょっとだけ緊張かなぁ。 主「ただいまー」 殺「おかえりなさいませ」 主「うわぁっ!?」   玄関で正座した殺生石がいきなり迎えてくれる。でも気配を消すことはないと思う……声かけられるまで気づかなかったよ。 主「え、えーっと、出迎えてくれるなんて珍しいね」 殺「はい、居間で待つのが少々息苦しかったもので」   ……息苦しかった? 一体どういうことなのか……。 殺「お話があります。こちらへ」 主「え……うん」   よく分からない。なんだか知らないけどよく分からない。別に怒っている素振りもないし、何か約束しているわけでもないし……もしかして、その、えー……あんなことやこんなことが待ちきれなくて……なのかなぁ。   って、何考えてるんだよっ! 殺生石とはもっと清楚なおつき合いが必要だっていつも言ってるのは僕であって……。 殺「これは何でしょうか?」 主「って、何……ナニィー!?」   テーブルの上に広げられた……えっちな本の数々。いや、これが普通の私物だったら驚かない。むしろ顔面蒼白で……じゃない! 誰のだよこれっ!? 殺「タンスの隙間から何か見えると思って引っ張り出してみたら、こういうものがあったのですが」 主「いいいいやいやいやいや! 僕こんなの持ってないよっ! というか蛋白石が来る前から持ってないしっ!」 殺「そんなに慌てなくてもよいではありませんか」 主「いやいやいや……やっぱ、あの……その……疑われてる?」 殺「最初からだんな様の言葉は信じておりません」   やっぱりぃー。 殺「しかしだんな様……このような女性が好みでしたのね、そして行為にも偏りがあるようで」 主「行為って……げっ、こんなのばっかりぃ!?」 殺「だんな様の趣味のようですね」 主「いやいや、違うよっ! というか怒ってる?」 殺「え? どうしてわたくしが怒らなければならないのですか?」   ……は? 殺「女性を見て興奮するのは男性の生理現象です。確かに少しは嫉妬しますが、致し方ないことでしょう。ですが……」 主「え、なんか目の色違うんですけど……うわっ!」   お、押し倒されたぁーっ! 頭ぶつけたぁーっ! 殺「どうやらわたくしぐらいの女性が好みなようですね……ふふふ」 主「え、いや……確かに殺生石は綺麗だと思うし……って、服脱がさないでよぉー!」 殺「このような本に手を出してしまうのは、わたくしの怠慢がいけないのでしょう。ですから今日は、だんな様の好みに合わせて……」 #ref(13900.gif) 主「え、いや全然そんなことないし……って、ちょっ! 待ってっ!! アッー!!!」   ……その後、殺生石に何をされたかは語らない。ちなみに晩ご飯はレバニラでした。 置「あれぇ? 全然修羅場ってないなぁ……見つからなかったのかなぁ」 殺「そうですか、やはりあなたが犯人ですか」 置「えっ、いつの間に……あれ、え? ちょ、ちょっと待って!」 殺「問答無用」 置「いやぁー!!」

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