第三話「新幹線パニック!」


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 第三話「新幹線パニック!」

何者かに操られた夏海との戦闘から一夜明けた後、光写真館で夏海は気だるそうにしながらテーブルに突っ伏していた。
「あ~…だるい~…。」
「昨日は災難だったねー、これ、眠気覚ましにどう?」
そう言って栄次郎は夏海にコーヒーを出した。
「ありがとうおじいちゃん…。」
「あーあ。今頃士は京都行の新幹線か…いいなあ…。」
夏海の向かいに座っていたユウスケは朝食の目玉焼きをプスプスフォークで刺しながら愚痴をこぼした。
「しょうがないですよ、士君は3-Aの副担任なんですから…。」
「でも夏海、なんで昨晩は士君を襲ったりしたんだい?」
「それが…買い物帰りの時、金髪の外国人の女の子に話しかけられたんですよ。そこからの記憶があいまいで…。」
その時だった。
「ごめんくださーい。」
「あれ?お客さんかな?」
突然の来客に、栄次郎が応対に出る。そして彼は仙人のような髭を纏った老人と、金髪の十歳ぐらいの少女、そして妙な耳あてをした少女を連れて来た。
「ほっほっほっ!ここが最近できたという写真館かえ。」
「まったく、なぜ私がこんなほこり臭いところに…。」
「修学旅行に行けないマスターへの配慮だと思われます。」
すると夏海は、金髪の少女を見て声を上げる。
「あー!昨日の!?」
「ん?ああ、昨日の…お前の血、なかなかうまかったぞ。」
「へっ!?」
「な、何言ってんだ君…!?まさかファンガイアか!?」
とっさに身構えるユウスケ、だがそんな彼を老人が手で制した。
「お待ちなされ、この子の無礼は謝罪する…貴方達が何者か、この子なりに見極めようとしてたのじゃよ。」
「正体…?貴方達、一体何者なんですか?」



その頃京都行の新幹線の中、そこで麻帆良学園の三年生達は修学旅行に向かうために新幹線に乗っていた。
「いやー!楽しみですね士先生!」
うきうきしているネギの隣で、士は眠そうな目をこすりながら体を伸ばした。
「うー…電車の旅は窮屈だな…デンライナーみたいな構造ならいいんだが…。」
「デンライナー?なんですかそれ?」
「ん?ああ、旅の途中で見つけた時を走る列車だ、妙な怪人共が巣くっているが…面白い列車だったぞ。」
「えー!?すごいです!僕も乗ってみたいですねー!恐竜時代とか行ってみたいです僕!」
士の話を聞きながら、ネギは目を輝かせていた、がそこに、明日奈がやってくる。
「士先生!ネギに変なこと吹き込まないでください!」
「え!?ウソなんですか!?」
「まあどっちに捉えてもいいが…神楽坂、お前ネギと仲いいんだな。」
「んなっ!?」
士の指摘に、明日奈は顔を真っ赤にする。
「へ…変なこと言わないでください!こいつはただ一緒の部屋ってだけで!」
「一緒の部屋なのかおまえら…。」
「いえ、木乃香さんも一緒ですよ。」
「はいはい、じゃあこいつの面倒でも見てろ、お姉ちゃん。」
「え!?ちょっと!?」
士は明日奈にそう言い残し、席を立ってトイレに向かった。

数分後…電車のドアの窓から士は外の景色を見ていた。
「呑気なもんだ…魔化魍やワームまでいるっていうのに…それにしても…。」
士は頭の中にある疑問が浮かびあがっていた、その時。
「時を走るモツライナー~次の停車駅は過去か未来か~、いい意味で。」
「いい意味でだみゃ~。」
おもちゃのデンライナ―に跨った車掌姿のモツとしちみがやってきた。
「お前ら…ついてきたのか。」
「ええ、私達のマスターが貴方と行動しろというもので~。」
「マスター…?」
士はこの世界に来る前に、夢に出てきたネギ似の青年の事を思い出す。
「ちょうどいい、お前らに聞きたいことがある、この世界のライダーはどんな奴だ?」
士は前から疑問に思っていたことをモツ達にぶつける、だがモツの返答は士の予想を遥かに覆していた。
「いえ~この世界にライダーはいません~いい意味でもなく~悪い意味でもなく~。」
「は…?」
その時だった。
「「「「「きゃー!!!!」」」」」
突如3-Aの生徒がいる車両から悲鳴が木霊した。
「なんだ!?」
士はすぐさま、先日倒し損ねた2匹の魔化魍の事を思い出し、すぐさま駆けだした。

「おいどうし……!?」
士はそこで世にも奇妙な光景に出くわした。
「士先生助けて~!カエルが~!」
「ゲロゲーロ。」
「ゲロゲロゲロ」
「うわ!こっち来た!」
「しずな先生~!」
3-Aが乗る車両の中に大量のカエルが跳びまわっていた。
「……この世界、マジでおもしろいな。」パシャ
「写真撮ってないで助けろグータラ教師!!」
「今のは長谷川か…お前今学期オール1」
そう言って士はそこらへんのカエルを手当たり次第捕まえた。
数分後…
「カエル109匹回収終わったアルよ。」
「し、しずな先生が失神してるー!」
「ほ、保健委員は介抱を!いいんちょさんは至急点呼をお願いします!」
「保健委員も失神してるよー!」
「たく…世話を焼かせる。ふん!」
そう言って士は亜子に気付けする。
「は、はへぇ…。」
「たく…何なんだこのカエル共は…。」
すると鳴滝姉妹が士の元に近付き、小声で話しかけてきた。
(もしかしてこの前の怪人さんの仕業ですか?)
(いや…ヤツ等ならこんなかわいい手は使わんはずだ。)
(そういえばそうだね…あれ?)
風香はふと、慌てて別の車両に行くネギを目撃する。
「ネギ先生どこ行くんだろ?」
「俺が見てくる、お前らは亜子の介抱を頼む。」
「「りょーかい!!」」

士はネギを追って車両を移動する。すると。
「あ…門矢先生。」
「桜咲…?」
反対方向から歩いてくる3-Aの生徒の一人、桜咲刹那とはち合わせた。
「こんなところでなにをしている?向こうは大変なことになってるぞ。」
「そうですか…。」
そう言って刹那は士の横を通り過ぎて行った。
「……なにやら秘密が多そうだな、この世界は…。」
そこに封筒を大事そうに持ったネギがやってきた。
「士先生?何してるんですかこんなところで?」
「ああ、お前が走って行くのが見えて…ていうかその封筒はなんだ?」
「え!?こ、これはその…。」

「先生―!カエルが一匹逃げたですー!」
「自由な明日へ向かってスクランブルダッシュ!いい意味で!」
「なんかこのカエル喋ってない!?」

「あー大変だー!僕行ってきますねー!」
ネギはセリフ棒読みでその場から去って行った。
「なんだあいつ…?」
士は疑問に思いながらも、生徒達のいる車両へと戻って行った。


その数時間後……

「京都だぁーーーーーーー!!!!!!!」
一行は無事目的地である京都の清水寺に到着していた。
「これが噂の飛び降りるアレ!」
「誰か飛び降りれ!」
「では拙者が…。」
「おやめなさい!」
「テンションたけーな…。」
「ここが清水寺の本堂、いわゆる『清水の舞台』ですね。本来は本尊の観音様に能や踊りを楽しんでもらうために(長いんで以下省略)」
「うわ!変な人がいるよ!」
「夕映は神社仏閣仏像マニアだから。」
「いやー!晴れてよかったですね士先生!」
「ああ…。」 パシャ
「また写真撮ってる…。」
「あ!次私達撮ってくださーい!」
まき絵と裕奈は京都の街をバックにポーズをとる。
「よっしゃ。」
まかせろといわんばかりに士はシャッターを切った。
「現像したら見せてくださいね~♪」
そう言って二人は他のクラスメートと一緒に地主神社に向かって行った。
「あいつらどこへいくんだ?」
すると隣にいた夕映が説明した。
「この先に恋占いで有名な神社があるです。皆そこに向かってるです。」
「マジでか、ゆえきっつあん。」
「マジです…てかそのあだ名なんですか?」

士は写真を撮りながら皆より一足遅く神社へ向かうと、そこではあやかとまき絵とのどかが恋占いの石に向かって競争していた。
「まき絵に50円!」
「いいんちょに100円!」
「雪広あやか流恋の心眼術!」
「いいんちょずるいー!目え開けてるでしょー!?」

「テンションたけーな…。」
「そうですね…。」
呆れ返る士の元に、生徒のうちの一人、龍宮真名が話しかけてくる。
「…?お前は一緒にはしゃがなくていいのか?」
「そうしたいのは山々なんですけど…。」
チャキッ
「……。」
士は自分の背中に銃らしきものが突き付けられている事に気付いた。
「うごくな、大人しくしていろ。」
「ほんとうちのクラスは個性強いな。」
「とりあえず大人しくしてもらえません?悪いようにはしないですから。」
真名の指示通り、士は一声も喋らなくなった。

「うわー!?音羽の滝の水を飲んだ人達が酔い潰れちゃいましたー!」
「起きていいんちょ!このままじゃ修学旅行中止になるわよ!」

「タイミングよくトラブル発生だ、じゃあ先生、ちょっとこっちに来てもらえます?」
そして士は真名に連れられて、清水寺の方へ引き返していった…。


先程の場所に戻ってきた二人はお互い対峙していた。
「さて…俺に何の用だ?告白なら大歓迎だが?」
真名は士の言葉を無視して、淡々と話し始めた。
「美空から聞いた…アンタ、異形の怪物からうちのクラスメートを守ってくれたそうだな。」
「見られてたか…まあ別に隠すつもりもないんだがな。それで俺にどんな用だ?」
するとマナはどこからか二丁の銃を取り出し、士に銃口を向ける。
「“ディケイドを消してくれ”、それが私の雇い主が出した条件だ。」
「やれやれ…大方俺が世界の破壊者だとかふきこまれたんだろ?」
「……?あの男と知り合いなのか?」
「さあな。」
そう言って士はディケイドライバーを腰に付ける。
「教師に銃を向けるとは…教育的指導が必要だな」
『カメンライド!』
そしてディケイドのカメンライドカードを装填した。
『ディケイド!』
そして士は仮面ライダーディケイドに変身した。
「こおおお……。」
真名は銃を構え精神統一したあと、士に向かって発砲した。
「容赦なしかよ!実弾か!?」
「BB弾ですよ、いろいろ改良してますが。」
「そうかい!」
士は銃弾の雨をかわしながら、ライドブッカーをガンモードにして真名に向かって威嚇射撃する。
「なんだなんだ?」
「映画の撮影か?」
野次馬が少しずつ集まってきたが、二人は構うことなく戦い続けた。
「ちっ!銃撃戦なら…こいつにリベンジさせるか。」
そう言って物陰に隠れた士はディケイドライバーにあるカードを装填した。
『カメンライド!キバ!』
するとディケイドの体に幾つもの鎖が巻き付き、仮面ライダーキバに変身する。
「次はこいつだ。」
『フォームライド!キバ!バッシャー!』
するとキバのカラーリングが赤から緑に変わり、手にはバッシャーマグナムが握られていた。
「エアガンには水鉄砲だ!」
物陰から飛び出した士は真名に向けてバッシャーマグナムの銃弾を放った。
「なるほど…美空の言っていた変身能力か。」

真名は銃弾をかわしながら屋根に飛び移り、士に向かって跳躍した。
「!!」
士はキバを通常のキバフォームに戻すと、真名に向かって大ジャンプする。
カっ!という効果音と共に交錯する二つの戦士。野次馬達はその光景を固唾を飲んで見守っていた。
ほぼ同時に着地する二人、キバの体には複数の銃弾が埋め込まれており、真名の制服は右脇腹辺りが破れて彼女の褐色の肌とへそが見えていた。
「すげぇー!」
「なんだこれ!?なんだこれ!?」
辺りに歓声が沸き起こる。
「おまえ…生身のくせになかなかやるな。」
士は変身を解くと真名のほうを向いた、一方彼女の方は不敵に笑いながら銃をしまった。
「この勝負…次回に持ち込みましょう、ギャラリーが増えてきているうえに先生達に気付かれる。」
「ま、次は俺が勝つがな!」
するとそこに二人を探しに来たネギが息を切らしながらやってきた。
「いたいたー!士先生!龍宮さーん!旅館に行く時間ですよ~!バスに乗ってくださーい!」
「だとよ、行くぞ真名。」
「………。」
真名は黙って士とネギについて行った。そんな彼女の態度に、士は苦笑するしかなかった。
「やれやれ…これがヤンデレってやつか。」

その光景を、物陰から観察する一つの影があった。
「まったく…スゴ腕のスナイパーだというから雇ったのに役に立たんではないか、しょうがない…。」
すると男の背後にオーロラが現れ、その男は何処かへ消えてしまった。
「ディケイド…!お前がどこに行こうと世界はお前を拒絶する…せいぜい楽しんでおくんだな!」




おまけ 3年A組!仮面ライダー先生!二時限目!

士「今日はイマジンに取りつかれた時の対処法の勉強をしまーす。」
円「国語関係ねぇー!!!」
士「それでは特別講師、ウラタロスさんに来て頂きました。」
ウラタロス「僕に釣られてみる~?」
ハルナ「なんじゃあの腐女子に人気ありそうな青い怪人は…。」
士「じゃあそこの図書委員にとりついてくれ。」
のどか「え!?ええ!?私ですか!?」
ウラタロス「やれやれ、女の子にとりつくのは趣味じゃないんだけどね。」
バシュン!
のどか「はう!」
Uのどか「うふーん、私に釣られてみる~?」
夕映「のどかー!?」
美砂「ボイスも能登麻美子から遊佐浩二にチェンジしてるわ!」
桜子「エロ度が70%増しだね!」グッ
Uのどか「そこの色々透けてるお譲さん、僕と一緒にお茶でもどう?」
さよ『えー!?これってもしかして百合って奴ですか!?』
士「さて、手遅れにならないうちに…風香。」
風香「りょーかい!笑いのツボ!」ドブシュ!
Uのどか「ぶっ…!ぶわははははははは!!!」びよーん
木乃香「おお!のどかからなんか出てきよった!」
士「このようにイマジンを追い出す時は笑いのツボが有効です、あと人間に擬態したワームを見分けるにも使えます。」
鈴音「以外と笑いのツボ便利ネ!」
キーンコーンカーンコーン
士「今日の授業はここまで、次回は(0w0)の絵描き歌を教えるぞー。」
明日奈「まだ続くのかしらこのシリーズ…?」
モモタロス「てめえ!何出番貰ってんだ!?」
リュウタロス「カメちゃんばっかりズルイ~!」
ウラタロス「はっはっはっ!人気者はツライよね~!」
キンタロス「ぐごー。」
ちうちう「なんだこの黄色い怪人は!?私のイスに無理やり座るな!!」
夕映「狭いです~!いびきうるさいです~!」
デネブ「侑斗をよろしく、はいデネブキャンディー。」
史伽「わーい、アメちゃんもらいましたー♪」
テディ「あの…私の出番は貰えるんでしょうか…?」
ザジ「私に聞かれてもイマジン(イマイチ)わかりません。」
真名「マイナス30点」
ザジ「手厳しい。」
まき絵「なんか怪人増えてる!?」
ツールボックス

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