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ムウマ

ムウマ

英名 Misdreavus
分類名:夜鳴きポケモン
標準体高0.7m  標準重量1.0kg 特性 ふゆう
進化過程:ムウマ→やみのいし→ムウマージ
生息地 シロガネ山 ハクタイの森 等


夜鳴きポケモンに分類されるゴーストタイプポケットモンスター。
純粋なゴーストタイプとして確認された初めての個体でもあり、この後、多数のゴーストタイプが各地方で発見された。
ゴーストタイプの発生については憶測でしかないものが多く、科学的見地から逸脱する物が多いため割愛するが、 怪談等で用いられる「幽霊、霊魂」とポケモンの「ゴーストタイプ」は本質が同じだとしても、 現在の分類上は全く別物なので注意して頂きたい(ポケモンの「ゴーストタイプ」はあくまでポケモンという「生物」として認められていると言うこと)。
これに関しては現在シンオウ地方において発見された、サマヨールの進化系である「ヨノワール」の研究成果を待つことにしたい。

尚、ムウマに関しては「水子の霊が行き場を無くし、彷徨う内にポケモンとなったのではないか」等の都市伝説や、 神智学者の論文があることを参考までに記述しておく。


愛くるしい外見とは裏腹に、夜間トレーナーを驚かすことを楽しみとする悪戯好きなポケットモンスターである。

ただこれはムウマと言う個体にとっては無くてはならない「捕食行動」であるという学説が近年発表された。

ゴーストタイプのポケットモンスターの捕食については、古くから様々な討議が行われていたが、「ゆめくい」が突破口になるのではないかと言う事に関しては研究者の中でも見解が一致していた。

この技は睡眠中の対象の夢を吸収し、自らの生態エネルギーに変換する強力な技である。
エスパーやゴーストタイプと言った精神的要素を多数占めるポケモンが多く使うが、そのメカニズムは極めて難解かつ複雑であり、完全な解明には至っていなかった。

ところが近年、ゆめくいを使用する際の力場から検出されるエネルギー波形と、ムウマが悪戯をして他者を驚かした際の胸の石が発する、 力の波形が酷似していることが発見された。

この事により、ムウマ、引いてはゴーストタイプの多くが、他者の感情の動きから発生する精神的エネルギーを糧としていることがほぼ確実とされたのである。

尚、トレーナーによってパートナーとなった個体に関しては、悪戯を好む性格は変わらないものの、悪質な行為に及ぶ例は少なくなる。
これについては「トレーナーとの精神的相利共生により、安定したエネルギーの供給が受けられる」と言う説が最も主流となっている。
この説が正しいとすると、サーナイトのエネルギー供給と一致する点が多く、関連性を含めて研究することで今後のゴーストタイプの研究も一層進むと思われる。

見かけの愛らしさから使うトレーナーは多いが、慣れるまでは夜間に引っ切り無しに繰り返す夜鳴きで睡眠不足は確実とされ、ようやく懐きレベルが上がれば、覚えたおんねんやのろい、ほろびのうたを喜々として(悪意があることは稀だが)歌ってくる…と言った風に、育成に関しては粘り強い根気と深い愛情が必要な個体でもある。
だが、それを乗り越え信頼関係が築ければ中級者の門戸を叩いたと見て良いだろう。


近年シンオウ地方において、進化した個体である「ムウマージ」が発見され注目を集めているが、進化の条件となる「やみのいし」は産出量が少なく、一般に流通していない為、使っているトレーナーはまだ極少数と見られる。

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最終更新:2007年02月05日 11:03