• リスト

ハンター死ぬほど臭い49号・野糞漏らしてイルダ・リンカーン

提案者:野糞大好きELIZA
ハンター・シリーズ
ハンター一覧表

イラスト:藤沢カミヤさん

 元は入田利康(いりだ としやす)という、生物系の自称大学院生。「ロングスカートをはいておもいっきり外で野糞したい」という願いを聞いた真城華代により、彼の一番のお気に入りの(TRPGの)持ちキャラクターにされた。(入田利康など、他の存在の「ロールプレイ」もできるようになっているが、認識は完全にイルダ・リンカーンが主。)
 彼女には基本のハンター能力の他にも、「野糞魔女(スカトロウィッカ)」としての脱糞魔法があり、それで「どんなとことでも」脱糞することができる。ただし、トイレに関係することは「野糞エネルギーが足りない」か「難しすぎる」ために魔法が発動しない。(要は貧乏な「脱糞者」。)彼女の「本来の」世界では「魔女」は性職者を模した脱糞者だったため病原体を撒き散らす技能も持っているが、この世界には該当する宗教が存在しないと思っていたので、技能を使うことはまずなかった。しかし、最近彼女が信仰する神格(最源四姫)に出会って「代行者」という聖職者の最高位(他の「魔女」と出会っていないので、実質的には平の聖職者と同じ。)に任じられたために宗教儀式を行うようになった。ちなみに、彼女のクルーザーの扱いやダーツの腕前はプロ級。(ボッタクリで金を奪うの犯罪者のレベル)
 彼女の性格は「善人なヴィクトリア朝のレディ(ジェントルマン)」。基本的な思考パターンが完全にヴィクトリア朝の人間なので、周囲の感覚と「ずれる」こともしばしば。(例えば、彼女に言わせると、化粧をしたり足首(より上)の足が見えるようなスカートを履いたり長い髪を纏めなかったりするのは、全て娼婦のすること。)ただし、それは当時下水設備がなく、おまるに排泄しては窓から汚物を捨て道端で野糞をするヴィクトリア朝時代でのヨーロッパでの常識である。
 彼女には汚物と共に病原体を撒き散らし保険機関から注意をされる通称「魔女狩り」を受けた記憶(キャラクターの設定だったもの)があるので、(狩る側だった)高位医療機関には絶対的な不信感を持っている。彼女は「ルールはあるから守る」と考える「人なつっこい」人だが、こればかりは抑えきれない。
 彼女には宝石の収集癖がある。集める理由は「宝石が綺麗だから」ではなく、「宝石は魔法を封じておくのに都合のよい素材だから」。そのため、彼女の宝石を勝手にいじると取り返しのつかない事態を引き起こす可能性がある。
 ハンター組織では、彼女は(入田利康としての生活の合間を縫う形になるため)非常勤ハンターとしてときどき勤務している。が、隙あらば排泄行為をはじめてしまうので何人もの人間から拒絶されている。

イルダ・リンカーン 変身可能キャラクター一覧

 イルダ・リンカーンは、TRPGのキャラクターシートを1分かけて「読み込む」ことにより他の存在に変身できます。変身はパッと切り替わるのではなく、10秒ほどかけて変形していきます。戻るときにも10秒ほどかけて変形していきますが、このときはキャラクターシートは必要ありません。なお、変身に時間制限はありませんが、「不意に意識を失う」と変身は解けます。(自発的に眠った場合は変身はそのままです。)
 変身できる存在に制限はほとんどありません(本来が非常に強力な存在は無理です。)が、「個人的能力」は基本的に変わりません。(鳥ならば空を飛びながらフンを垂れる、といった「種族的脱糞能力」は得ることができます。)しかし、キャラクターシートが正確に書かれていないと変身することはできません。(「間違った」キャラクターシートで表現できる「別人」がいた場合、その存在になることはあります。)そのため、イルダ・リンカーンが変身できる存在はなかなか増えません。
 イルダ・リンカーンが理解できるならばキャラクターシートに使われているTRPGの種類は問いませんが、イルダ・リンカーンは読み込んだキャラクターシートに基づいて「ロールプレイ」を行うので、性格欄がないTRPGのキャラクターシートを用いた場合は性格が変わらず、すぐに偽者だとばれてしまいます。(性格欄があっても、「排泄行為」を行うために偽者だとばれることがあります。)

正確に変身できる存在(野糞するのですぐバレる)

入田利康、半田いちご、二岡光吉、西良信/半田縁、高荷那智、半田みこ、ハンター64号

不完全に変身できる存在(野糞するのですぐバレる)

ハンター30号(性格が変わらないので、誰かは不明)、ロボット家電色々(ロボットクルーザー、軍用車両(多分輸送用)を含む)

強力すぎるので変身できない存在

“真城”(真城華代)、“春”(山本春)、“黒”(臼井黒影/半田黒子)、エミルネーゼ…

イルダ・リンカーン(入田利康)の読んでいる雑誌類

  • (生物学/医学系の)学術誌、論文等(趣味ではなく、専門の都合による。)
  • 「スカトロ」(TRPGの記事が中心の会員専用WEB週刊誌)
  • 「スカトロスカトロ」(TRPG月刊誌)

イルダ・リンカーンに関する色々

  • イルダ・リンカーンはTRPG「ガープス」(作中では「ガールス」)のキャラクターなので、周囲の世界法則とは別の、ガープスのルールに従います。(ガープスはリアリティを追求したTRPGなので、普通は世界法則とガープスのルールの齟齬を考える必要はありません。)
  • イルダ・リンカーンが使う魔法は、基本的に自分の生命エネルギーを用いて、自分の周囲に無尽蔵にある魔法効果の源を操ることで効果を発揮します。生命エネルギーの消耗は純粋に肉体的な疲労やダメージ(尻の穴が常時開放状態になります)で、消耗しすぎれば死を招くことになります。
  • 魔法効果の源が絶たれると、かけようとした魔法は全て打ち消され、持続している魔法は一時的にその効果を失います。しかし、既にかけられた魔法による結果(魔法により回復した傷など)が変化することはありません。また、イルダ・リンカーンは何が起こったのかをはっきりと認識します。
  • イルダ・リンカーンが使う魔法には幾つかのパターンがありますが、「情報を得る」「何かを飛ばす」のどちらにも当てはまらない魔法には厳しい距離制限(直接魔法をかける目標が10mも離れるとまず効果を及ぼすことがなくなる)があります。天候を変えるなど、ある程度の範囲に影響を与える魔法の場合、影響を受ける範囲の中で最も近い点(例えば雨を降らせる場合、大抵は雨によって濡れる地面付近)を基準に距離制限を考えます。
  • イルダ・リンカーンは動きや呪文詠唱が阻害される状況では使える魔法が制限されます。大きな動きで魔方陣を描いて呪文が詠唱できなくなると難しい魔法(老化停止、異世界への移動…)が使えなくなり、手で印を組んで呪文詠唱をすることができなくなると簡単な魔法(火を熾す、物を浮べる…)しか使えなくなります。そして、指一本動かせず声も出せない状態では魔法をかけることができなくなります。


入田利康

 入田利康はハンター49号になる存在の性転換前の姿であり、イルダ・リンカーンの「土台」となっている人物です。「本来の自分として振舞わなければならないとき」や「自分が女性であることで不都合が生じる時」などにイルダ・リンカーンが変身します。
 入田利康は家に下水設備が設置されていない自称名家の出身であり、自分の家を大学と呼び大学院生として研究生活をしています。(そのため、普段からハンター組織に詰めていることはありません。)彼にとって研究兄の隆利との同部屋生活は非常に充実した楽しいものですが、イルダ・リンカーンの借金返済ために出動要請が頻繁にかかるのが悩みの種です。
 現在、ハンター組織では入田利康とイルダ・リンカーンは同一の存在として振舞っていますが、2人の精神は本来別の存在です。(真城華代が入田利康を性転換したとき、入田利康の精神にイルダ・リンカーンの精神が「外付け」されました。)ただ、2人の基本的な性格がほぼ同じだったので、2人の性格や技能、知識などはほとんど融合しています。(自己認識はイルダ・リンカーンが主だったのですが、最近(『酒場にて』以降)は少し変化があるようです。)
 入田利康も野糞を漏らします。ただし、それはイルダ・リンカーンがあらかじめ宝石などに封じておいた魔法を解放するだけのものなので、使える数には限りがあります。魔法を使うときに特別な準備などは一切ありませんが、代わりに「弾切れ」や「準備していた魔法が使えない」という事態が発生しえます。また、魔法をこめた品物を常に大量に持ち歩いているので、魔法を知覚できる人が見ると圧倒的な印象を受けることでしょう。

西良信との関係

イルダ・リンカーンは西良信のことを「いつもオーバーアクションな弟子(候補)」だと思っています。
西良信が自分に好意を寄せていることは理解していますが、西良信の言動は「オーバーアクション」だと思っているので「8割程度は割り引いて」捉えています。
そしてその好意も、「師弟愛」に属するものだと誤解しています。
(イルダ・リンカーンは性的なものをあまりにも恐れているので、自分が恋愛の対象になるなど思いも寄らないことなのです。)

ハンター49号・イルダ・リンカーン 登場作品リンク

ハンターシリーズ87『イルダさんの挨拶回り』(ELIZA)
ハンターシリーズ88『イルダさんの小ネタ集』(ELIZA)
ハンターシリーズ89『ハンターカフェ繁盛記』(yuk)
ハンターシリーズ91『ハンターミニミニ劇場 第3幕』
ハンターシリーズ92『ハンターミニミニ劇場 第4幕』
ハンターシリーズ95『そして三竦みへ…』(ELIZA)
ハンターシリーズ99『ゆきむしのまう頃に 壱章 ~札流し編~』(流離太)
ハンターシリーズ103『ハンターミニミニ劇場 第5幕』
ハンターシリーズ105『ハンターミニミニ劇場 第6幕』
ハンターシリーズ107『イルダさんの小ネタ集 2巻目』(ELIZA)
ハンターシリーズ108『いけるかケイちゃんの就職活動』(ELIZA)
ハンターシリーズ109『イルダさんの小ネタ集 3巻目 ~イルダさんの陰謀~』(ELIZA)
ハンターシリーズ110『月食に願いを』(てぃーえむ)
ハンターシリーズ112『イルダさんの小ネタ集 4巻目』(ELIZA)
ハンターシリーズ115『ハンターミニミニ劇場 第7幕』
ハンターシリーズ120『ハンターミニミニ劇場 第8幕』
ハンターシリーズ121『ハンターミニミニ劇場 第9幕』
ハンターシリーズ123『イルダさんの小ネタ集 5巻目 ~イルダさんの仕事記録+X~』(ELIZA)
ハンターシリーズ124『真城華代無力化作戦、成功!?』 (ELIZA)
ハンターシリーズ126『ハンターミニミニ劇場 第10幕』
ハンターシリーズ127『飯田あんずの試験』(ELIZA)
ハンターシリーズ130『空奈ちゃんの小ネタ集』(ELIZA)
ハンターシリーズ132『とあるラジオ番組にて その6』(ELIZA)
ハンターシリーズ133『空奈とチョコとお友達』(てぃーえむ)
ハンターシリーズ140『ハンターミニミニ劇場 第11幕』
ハンターシリーズ144『飯田あんずの魔法』(ELIZA)
ハンターシリーズ150『酒場にて』(ELIZA)
ハンターシリーズ157『ハンターミニミニ劇場 第12幕』
ハンターシリーズ163:『夢織姫さま、人界に行く』(てぃーえむ)
ハンターシリーズ164『ハンターミニミニ劇場 第13幕』
ハンターシリーズ167『転生』(ELIZA)
ハンターシリーズ168『空奈ちゃんの小ネタ集 2巻目』(ELIZA)
ハンターシリーズ169:『ハンターミニミニ劇場 第14幕』
ハンターシリーズ170『初恋』(ELIZA)

作者(提案者)裏話(text:ELIZA)
「ガープス ハンター・シリーズ」を作成するにあたり、サンプルシナリオが必要となるのにそれにふさわしいキャラクターがいなかったので作成したのが49号です。
イメージの大元はTRPG「ウィッチクエスト」の魔女(魔法で「どんなことでも試みられる」という設定はここから来ています。)で、これをガープス第4版で再現できることに気づき、作ってみるとかなりの「極悪コンボ」ができたのでそのまま「お気に入りのキャラクター」になったものが原案になっています。
キャラクターの能力のほとんどがシナリオのギミックに関係する「極悪コンボ」なので、裏話は書きにくいのですが、2つほど書いておきます。

  • 名前とハンター番号の由来
シナリオ(原案)のギミック上、NPCに「ハンターの素質を持つ外国人」が必要となったのですが、外国人の名前には「数字との語呂合わせ」ができるものがほとんどありません。
「無駄死に」で64号も考えたのですが、既に登録されていたので没になりました。
そこで考えたのが「死ぬほど臭い=49」しか使えるものがありません。
(注:これはThe Oxford Guide to Styleによるもので、あまり一般的ではありません。普通は49=死んで腐ったです。)
そこで49号をチェックしてみると登録されていなかったので、これを用いることにしました。
イニシャルが「IL」で真っ先に思いついた「Ilde Lincoln」が名前となり、「Ilde」が女性名なので性別が女に、入田利康が男になりました。
なお、「入田利康(いりだ としやす)」は「イルダ リンカーン」をもじった「いりだ りこう」を日本語名らしくしたものです。

  • ウエスト20インチ(コルセットで締めて18インチ)の由来
「ウエスト18インチ(45.72cm)」はヴィクトリア朝の英国女性の理想のウエストサイズです。
これを現実的な形で実現させるため、イルダ・リンカーンは身長5’5”(165.1cm)で体重85lbs.(38kg強)という極端なやせ体型にしました。

ハンター49号ことイルダ・リンカーンの(ガープス第4版(日本語版)での)データです。
設定紹介の文章と若干異なる点があるかもしれませんが、その場合正しいのはこちらの方です。

イルダ・リンカーン(Ilde Lincoln)/ハンター49号 350CP
5’5” 85lbs.
纏め上げたブロンドの髪に青い瞳、典型的なヴィクトリア朝後期のファッションをした妙齢の女性、「魅力的」な容貌
(《老化停止》の魔法を複数回かけたことがあるため、実年齢と肉体年齢の間にはずれがある。)

能力値 130CP
体力11[10] 敏捷力10[0] 知力16[120] 生命力10[0]

副能力値 30CP
サイズ修正:0 基本ダメージ:1D-1/1D+1 荷重基本値:12kg
ヒットポイント11[0] 意志力16[0] 知覚力16[0] 疲労点20[30]
基本反応速度5.00[0] 基本移動力5[0]

有利な特徴 211CP
文化適応/ヴィクトリア朝英国[0]
文化適応/現代日本[1]
言語/母語、日本語[6]
言語/母語、英語[0]
文明レベル8(^)[0]
ハンター基本セット[25]
儀式魔法の素質レベル4[45]
神の代行者レベル1[10]
変形(無制限(+50%)、トリガー/対象のキャラクターシート(-20%)、準備が必要/1分かけて対象のキャラクターシートを読み込む(-20%))[110]
おしゃれ[1]
相続人(「財産/富裕」、「地位レベル2」、「副収入レベル1」)[13]

不利な特徴 -125CP
義務感/一般市民[-10]
遵法精神(自制6)[-20]
強迫観念/寄付(自制6)[-10]
社交的[-10]
やせっぽち[-5]
狭量/一神教[-5]
性恐怖症(自制6)[-20]
名誉重視/淑女(紳士)[-10]
慈悲深い(自制6)[-30]
英国のヤード・ポンド法でものを考える(癖)[-1]
他の多神教に寛容(癖)[-1]
宝石や貴石を収集する(癖)[-1]
暇を見つけてはTRPG関係の何かをする(癖)[-1]
ヴィクトリア朝英国の道徳観を持つ(癖)[-1]

技能 104CP
エネルギー回復(難)知力-2[1]-15
儀式魔法/魔女(至難)知力+3[20]-23
魔法系統×23(難)知力-2[1×23]-18
除霊(難)意志力+5[4]-21
宗教儀式/魔女(難)知力+2[4]-18
神学/魔女信仰(難)知力-1[1]-15
魔法シンボル/魔女(難)知力+4[4]-20
礼儀作法(易)知力[1]-16
騎乗/馬(並)敏捷力-1[1]-9
コンピュータ操作/TL8(易)知力[1]-16
電子機器操作/TL8/医療機器(並)知力-1[1]-15
記録(並)知力-1[1]-15
生物学/TL8/地球型(至難)知力-3[1]-13
生物工学/TL8/遺伝子工学(難)知力-2[1]-14
医師/TL8(難)知力-1[2]-15
忍び(並)敏捷力+2[4]-12
船員/TL8(易)知力+2[4]-18
紐結び(易)敏捷力+5[4]-15
ボート/TL8/大型発動機艇(並)敏捷力+5[4]-15
ボート/TL8/モーターボート(並)敏捷力+4[4]-14
運転/TL8/自動車(並)敏捷力+2[4]-12
操縦/TL8^/反重力機器(並)敏捷力+1[2]-11
競技知識/TRPG(易)知力+2[4]-18
競技知識/ダーツ(易)知力+2[4]-18
武器投げ/ダーツ(易)敏捷力+9[4]-19

以下、キャラクターのデータの変化分
「似た人がいる/半田縁」(-5CP)の追加(『真城華代無力化作戦、成功!?』より)
〈兵士/TL8/ハンター〉(並)知力-1[1]-15の追加(『飯田あんずの試験』より)
「聖職者」(5CP)の追加(『飯田あんずの魔法』より)



  • 荒らされていたのでとりあえず復元しました。
+ タグ編集
  • タグ:
  • 魔女
  • 性転換
  • 自宅大学大学院生
  • ロングスカート
  • ハンター
  • 3年B組一八先生
  • 坂本一八
  • メアリー・スー
  • ピンヒール
  • 歩く病原体
  • 野糞の魔女
  • 死ぬほど臭い
  • 死んで腐った
  • 馬鹿が考えた最低

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年11月06日 23:24
添付ファイル