ハンター60号・武藤 文香
年齢:書類上の年齢は22歳 肉体年齢は10代後半 元は26歳
身長:160前後くらい
髪:淡い茶色
瞳:すみれ色
B/W/H:平均よりちょっと下?/ほそっこい/細め
口調:ぼくっ娘
ぼく、~さんorちゃん、だよ、だ、だね、なのかな?
年上、先輩には基本的に敬語です。
昔の英国記者のような格好をしていて、もちろんズボンはベルトではなくサスペンダーで止めている。
コートとキャスケット帽がトレードマーク。
一見、十代半ば~後半当たりの少女に見えるが、瞳の輝きと落ち着きのおかげか、成人だと言われればそのように見えてくる。
華代被害者の常で、並はずれた美貌を持つが、不思議な雰囲気が先に立つのか、あまり容姿は目立っていないようだ。
ハンターの広報紙「ハンターの友」を制作している、ハンター組織唯一の広報部員。
入社4年目、まだまだ若輩者ではあるが、いかんせん部員が一人しかいないせいで、広報部部長(代理)の肩書きを持っている。
元は男で、本名は武藤文也。
華代のことを知らない一般職員であったが、このたび華代被害に遭ってしまった。
しかもハンター能力保持者であったため、半田姉妹の仲間入りを果たすことになってしまった。
一般職員に華代の存在を漏らすわけにはいかないので、『文也の妹』で通すよう厳命されている。
表向き、文也は特務を受けて遠方に飛ばされた事になっていて、文香はそんな兄の仕事を引き継ぐ形で入社したという事になっている。
文也は、体型こそ普通であったが、運動音痴であった。
でも華代のおかげで、文香になってからは運動神経が必要以上に上昇。
軽快すぎるフットワークを刻めるようになったが、あまりにも速すぎて、自分でも速さを制御し切れていない模様。
ほがらかで人なつっこく、誰とでもすぐうち解けられそうな性格。人と相対するときは、いつもほわほわした笑顔を浮かべている。
その瞳の奥には、感情を完全に度外視するような温度のない透明な視点と思考、そして真実を徹底的に追及し検証する精神が潜んでいる。
恐るべき速さと正確さで推理・分析を行う事が出来るが、発想と直感に関して千景に劣る。
千景はある程度の情報と空想力で推理するいわゆる安楽椅子探偵タイプだが、文香は自分の足で情報を集めて客観的視点から推理をするタイプ。
取材力がとんでもなくて、生半可な力では彼女の取材には対抗できない。
……のだが、当人はそんな自分の力にまるで気が付いていないようだ。
とりあえず、広報部とハンター業務を掛け持ちしつつも、千景と協力して華代の謎を解かんと日々がんばっている模様。
「月刊ハンターの友」について
毎月5日に、ハンター職員向けに発行されている広報。
2色刷り、全12ページの中綴じ織り。A4サイズ。
昔は100ページ近い、無線綴じの本だったらしいが、今は人もいないし予算もないのでああなった。
前半は、ボスを初め幹部の皆さんのありがたいお言葉、会議の内容などお堅い話題でしめられている。
後半は、組織内で起きたおもしろ事件や年間行事、読者投稿ページ、数独などのパズルコーナー、そして有志による特設コーナーになっている。
特設コーナーでは、ただいま、部下A氏(仮名)による男の料理コーナーが掲載されている。
登場作品リンク
最終更新:2012年07月15日 19:36