「あぅあぅ、これは人の時間を巻き戻す巻物なのです」
「何に使えるのよ。」
「この文章を読むと効果が発動し、3歳くらいの子供になっちゃうのです。
記憶も3歳当時のものになるのです。ここに鮮烈な記憶を植え付ければ、
嗜好、トラウマなどにつながるかもしれないのです。
効果は1~2日で切れるのです。」
「ホント役に立たないわね」
「あぅあぅ!ひどいのです!」

「なんだこのボロっちいもの…」
学校の机の上に、ボロボロの巻物が乗っかっている。…レナがやったのか?
「…えーっと…何々。ハニュウサマバンザイ…なんだこれ。」
次の瞬間、眩しい光が俺をつつみこんだ。

ここはどこだろう。おかあさんはどこ?
「あれ?この子誰かな、かな…」
「小憎たらしい顔が圭ちゃんに似てるね。隠し子かな。あれ、そういえば圭ちゃんは?」
変なお姉ちゃん。
「…」
長い髪のお姉ちゃんが、わさびを食べている。あれはおいしくないのに。
それよりここはどこだろう。
「ごめんなのです…古手神社の呪いグッズの効果なのです…カクカクシカジカなのです…」
わさびのお姉ちゃんがあやまってる。ノロイグッズ…わるいやつかな。やっつけなきゃ!
「…つまりこの子は圭ちゃん!?かわいいなぁ!ねぇ、おじさんと遊ぼう?」
「はぅ!かぁいいよぅ…お持ち帰りぃ!」
2人のお姉ちゃんが僕の手をひっぱった。いたい。
「をーっほっほ!いじめかえしてさしあげますわ!」
このお姉ちゃん怖い。花火は人に向けちゃいけないのに。
「ごめんなのです、圭一…」
わさびのお姉ちゃんは、今度はからしを食べている。おいしくないのに。

おじさんの話だと、お父さんとお母さんは今日家にいないので、
お姉ちゃんたちがお母さんの代わりをしてくれるそうだ。
おなかへった。何か食べたい。
「おじさん、おなかへった」
「だぁーかぁーらぁー!私は魅音!おじさんじゃないの!」
「魅ぃちゃん、仕方ないよ…」
レナお姉ちゃんが言った。このお姉ちゃんは優しい。サトコっていう悪者から僕を守ってくれた。
「…そうだねぇ…アイスでも買おっか。ついてきな、圭ちゃん。」
みおんはそういって、僕の手をひっぱった。
「アイスかってあげる。」
「ありがとうみおんw!」
「魅音お姉ちゃん、って呼んでよ!」
「みおんお姉ちゃん!ありがとう!」
このお姉ちゃん、かっこいいなぁ…
「あぅあぅ!もうやめてください!」
「五月蠅い!今度は七味唐辛子よ!」
「もう辛いものは嫌です!あぅあぅ!」
「大体なんで圭一の机にあの巻物置くのよ!」
「ボクの力を見せてやりたかったのです!今は反省して…やめてぇぇ!」

夜ご飯は2人のお姉ちゃんが作ってくれた。
「どう?おいしいかな、かな…」
レナお姉ちゃんが作ってくれたのはハンバーグだった。
お母さんのよりおいしいかな、かな。
「うん!おいしいよ!」
「圭ちゃん、今度はこっちも食べてみてよ」
みおんお姉ちゃんはマーボードーフを作ってくれた。ちょっと辛いけどこっちもおいしい。ごちそうだ。
「…はい、圭一くん、あーんして」
「あーん」
「圭ちゃん、こっちも」
「あーん」
ああ、お姉ちゃん優しいなぁ…しあわせだなぁ…

「…圭ちゃぁん…」
「みおんお姉ちゃん、寝れないよ…」
「かぁいいよぅ…」
「レナお姉ちゃん、苦しいよ…」
大きなお布団に、3人で寝る。お姉ちゃんたちがくっついてきてねむれない。
「圭ちゃぁん…」
たまにほっぺをすりすりしてくるから、ねむれない。
…おしっこしたくなった。
「…お姉ちゃん、お姉ちゃん…」
「…ん…どうしたの?」
「おしっこ」
「…トイレね、わかった。ついてきて」

「ちゃんとできた?」
みおんお姉ちゃんが頭をなでなでしてくる。
「うん!」
「よしよし、えらいえらい」
もっとなでなでされたいなぁ…みおんお姉ちゃんは優しいなぁ…
「…ねぇ、圭ちゃん。お姉ちゃんといいことしようか。」
「いいこと?」
「うん。」
お姉ちゃんがなでなでしてくれる。もっとなでなでしてもらえるのかな。
「いいことする!」
「そ、そう…よし。じゃあまずはズボンを…」
「魅ぃちゃん、なにやってるのかな、かな。」
そのとき、うしろからおばけがでてきた。
「わぁぁぁ!」
「レナ!?」
「だめだよ魅ぃちゃん。今日の圭一くんは2人のものなんだよ?」
おばけはレナお姉ちゃんだった。レナお姉ちゃんはみおんお姉ちゃんの頭を押さえ付ける。
「約束したよね?」
「あ、うん…しました」
「じゃあ決まりだね。圭一くん、お部屋に戻ってからいいことしよ?ね?」

まっくらなお空には、まんまるなお月様が出てる。
お姉ちゃんたちはすっぽんぽんだ。僕も服を脱いですっぽんぽんだ。
「圭一くんのオットセイ☆さん…かぁいいよぅ…」
「…皮かぶったミニサイズだね。」
お姉ちゃんたちの手が、のびてくる。
「レナお姉ちゃん、汚いよ…」
レナお姉ちゃんがおちんちんの皮をむいて、ぺろぺろしてくる。気持ち悪いけど、でも気持ちいい。
「かぁいいよぅ…お持ち帰り…」
「ほら、2分たったよ。交替。」
「あ、圭一くんのオットセイ☆さん…」
レナお姉ちゃんが残念そうな顔をした。おいしいのかな。
「次はおじさんの番だね…あれ、もうカチカチだ。小さい子も勃つんだねー」
みおんお姉ちゃんが指でつんつんしてくる。
「じゃあねぇ…えいっ」
みおんお姉ちゃんの大きなおっぱいが、僕のおちんちんをつつみこんでしまった。
そのまま、おっぱいの中でぐにゅぐにゅとされる。気持ちいい…
さっきからお姉ちゃんたちは僕のおちんちんを触ってばっかりだ。
気持ちいいなぁ、今度お母さんにやってもらおうかな…
「ほら、圭ちゃん。気持ちいいでしょ?」
「うん、気持ちいいよ…」
「ねぇ魅ぃちゃん…もうオットセイさんを大人にしちゃおうよ」
レナお姉ちゃんが横でこそこそと話す。大人のおちんちん…お父さんみたいなのかな。
「いいねぇ…よし。圭ちゃん、魅音お姉ちゃんが剥いてあげる。」
みおんお姉ちゃんが、おちんちんをなでなでする。やさしくなでなでしてくれたから気持ちいい。
「圭一くん、レナのおっぱい、なめてくれないかな?」
レナお姉ちゃんがおっぱいを僕の顔の前に出す。つんとつきでているところをぺろぺろする。
「あっ…圭一くん、上手だよぉ…」
「じゃあ圭ちゃん…ちょっと我慢してね。レナのおっぱい吸ってればすぐおわるよ」
みおんお姉ちゃんが、おちんちんに手を添えた。そして…一気に、むいた。
「いたい!いたいいたいいたいいたいいたい!」
すっごくいたいんだ。泣きそうになっちゃうくらい。でもレナお姉ちゃんがなでなでしてくれる。
「ほら、男の子なら泣かないの。おっぱい吸ってればそんなに痛くないよ、多分」
「うん…」
いたくないようなので、僕はレナお姉ちゃんのおっぱいを、赤ちゃんみたいにすいはじめた。
「はぁっ!すごいよぉ、圭一くん…」
「さぁ、もう一回っ!」
みおんお姉ちゃんは僕のおちんちんの皮を思いきりむいた。
「ーっ!」
やっぱり痛いけど、泣き虫だと思われたくないので泣きたくなかった。
だから僕は、レナお姉ちゃんのおっぱいに夢中になってすいついた。
レナお姉ちゃんは、おっぱいをちゅうちゅう吸うとよろこんでくれる。
「圭ちゃん、よく頑張ったね」
みおんお姉ちゃんが、なでなでしてくれた。
「わぁ…圭一くんのオットセイさん、立派になったね…」
皮のかぶっていないおちんちんは、少し変な感じだ。
レナお姉ちゃんの指があたると、なんか気持ち悪い。
「でしょ?」
「うん…」
おちんちんがそんなに好きなのかな。
「圭ちゃん、今度はおじ…お姉ちゃんのを剥いてくれないかな」
「圭一くん、私も。」
「女にちんちんはないよ」
そうだ。女にちんちんはないから、皮を剥くことはできない。
「圭ちゃん、よくみてて…」
みおんお姉ちゃんが、おちんちんのところにある穴を広げる。
なんか濡れてる。おもらししたのかな。
「…この部分にある、お豆さんみたいなの見えるかな?」
「うん」
「ここを、んっ…こうやって剥いてほしいんだ。」
「気持ちいいの?」
「もうすごく!やってくれたらまた明日もごちそう作ってあげる」
お姉ちゃんたちが気持ち良くなって、ごちそうも食べられるなら嬉しい。
僕はみおんお姉ちゃんのお豆さんを、言われた通りに剥いてみた。
「ひっ!」
「魅ぃちゃん、大丈夫?」
みおんお姉ちゃんが痛そうにする。もう一回やってみる。
お姉ちゃんの体がはねた。
「あっ!…す、すごいよぉ…もっと、もっとぉ!」
「レナもやって欲しいかな、かな…」
お姉ちゃんたちが、腰をつきだす。
レナお姉ちゃんのお豆さんの皮を剥く。
顔を出した中のお豆さんを、指でつぶしてみた。
「はぅっ!…す、すごい…圭一くん、もっと…やってほしいかな…かな。」
レナお姉ちゃんがなでなでしてくれる。
ほめられるのがうれしくて、調子に乗ってお豆さんを指でつついたり、つぶしてみたりしてみた。
「あぁぁぁ!圭ちゃぁん!」
「圭一くぅん…!」
お豆さんをいじるたびに、お姉ちゃんたちは体をびくびくさせる。怖い。
でも、きっと気持ちいいんだ。だから僕は頑張って、お姉ちゃんのお豆さんを剥いた。

「…はぁっ…3回もイっちゃったよ…」
「私も…圭一くん、すごいよ…」
「ホント…圭ちゃん、えらいえらい。」
ほめられたから、もっとほめられたいから、今度はレナお姉ちゃんのお豆さんを剥いて、歯で噛んでみた。
「はぅっ!?」
レナお姉ちゃんの体がびくびく、ってなった。あったかい水が顔にかかる。
「…ごめんね、圭一くん…おもらししちゃった…」
レナお姉ちゃんが恥ずかしそうに言った。さぁ、次はみおんお姉ちゃんの番だ…
…あれ、俺何してたんだ?
朝起きると、俺の部屋は綺麗に片付いていた。片付けをした覚えはないのだが…
…記憶の整頓をしよう。俺は変な巻物を読んで、それからなぜかここに…
…思い出せない。何があったんだ?
時計を見ると7時頃、もう起きないとな…

「おはよう、圭一くん!」
「おっはよー、圭ちゃん」
「おう。」
いつものように待ち合わせて、学校にむかう。
心なしか、2人がつやつやしているようにみえた。
「昨日はすごかったねぇ…」
「ホント、圭ちゃん覚えてない?」
「…いや、なんか記憶が吹き飛んでるんだよなぁ…なんかあったのか?」
「なかった」
「知らない」
2人が即答する。…なんか怪しいな…
「そうそう、圭ちゃん。豆煮作りすぎちゃってさ、今日のお昼よかったらたべてよ」
「レナもね、黒豆にてきたんだ。」
豆…
「あれ?圭ちゃんどうしたの?」
「圭一くんまっかっかだ!」
「うるさいなぁ…」

豆というと、卑猥な妄想をしてしまう。
「ねぇ圭ちゃん…私のお豆も食べてほしいなぁ」
「圭一くん、ほら…私も…」
いかん。勃ってきた。

「は、早く学校行こうぜ!」
「ねぇ圭ちゃぁ~ん、何考えたのかおじさんに教えてよ~」
「な、なんでもいいだろ!」
こんなこと、仲間に言えるわけがない。
朝っぱらから、ひぐらしがうるさい。

おしまい


番外
「みぃ…赤坂、これを読んでほしいのです」
「ん?…えーっとね、これは…」
「(そうよ、これを使って赤坂の好みを矯正してしまえば!うふふふ…)」
「やぁ、僕は富竹。…これはハニュウサマバンザイ、って書いてあるね」

ぴかーん

「…赤坂、激辛カレー屋さんに行きたいのです」
「あぅあぅ!」

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最終更新:2007年02月13日 13:11