初夏を迎えた雛見沢は、今日も暑かった。

「こう暑いと、お供え物はカルピスかアイスが良いのです」
「・・・暑い時には熱いものが良いって言うじゃない? 今夜はキムチ鍋かしらね?」
「あぅあぅ、辛いのは苦手なのです、あぅあぅあぅ・・・」
「冗談よ。今夜は沙都子がアイスを買ってきてくれたから、それにするわ」
「・・・いぢめないで下さいなのです」

雛見沢分校もHRが終わり、下校時間を迎えた頃。
今日は「部活」もお休みという事もあり、圭一は帰り支度を整えていた。
「圭一、今日も頼むのですよ」
梨花が圭一の傍に寄り、シャツの裾を掴んでぐいぐいと引っ張った。
「あぁ・・・」
圭一はそのまま、梨花と沙都子に連れられる様にして教室を出た。
魅音とレナがその様子を見ていた。
「あれ?、この頃圭ちゃんって、梨花や沙都子と一緒に帰ってない?」
「ほら、梨花ちゃんはまだしも、沙都子ちゃんは独りでしょ?。
それで、にーにーの代わりをして欲しいって梨花ちゃんが頼んだみたいだよ、だよ」
「そっかぁ・・・成る程ね」
魅音はレナの説明に一応は納得しながらも、何処か腑に落ちない所が気に掛かった。

(さっきの圭ちゃん、付き添いと言うより“ドナドナ”の牛みたいに見えたけど・・・)

古手神社の裏手、離れの物置小屋が梨花と沙都子の住居である。
元物置とは言え、神主夫妻の“鬼隠し”から梨花の意向を受けて本格的に改装したので
ガス・水道も通っており、小さいながらも風呂場も完備していた。

浴槽の中で、スクール水着姿の梨花が水を張った浴槽に浸かっていた。
日差しの強い暑い日でもあり、手軽に涼しくなれる水浴びを提案したのであろう。

すのこの上では、圭一が沙都子の身体をボール大の海綿で擦っていた。
「圭一さん、胸の辺りも擦って頂けます?」
沙都子は少し頬を赤らめ、恥らう様に言った。
「沙都子のじゃ何の有難みも無ぇよ。これが魅音かレナだったら俺も・・・」
圭一の素っ気無い反応は、沙都子の負けん気に火を付けた。
否、正確に言えば沙都子が仕掛けた罠に圭一が引っかかった、とでも言うべきか。

「私だって発育は良い方ですのよ!、どうせならじっくりとご覧なさりませ!」
ムキになった沙都子がスクール水着の肩紐を勢い良く外すと、膨らみが露となった。
小皿を逆さにした様な乳房で、確かに同年代の少女にしては発育が良い方である。
「沙都子が羨ましいのです。ボクのはもっとつるぺたなのですよ」
梨花も悪乗りして水着の肩紐を外し、小さな膨らみを露にした。
沙都子と同程度ではあったが、半脱ぎの水着の為か不思議な淫靡さを醸し出していた。
「お、おぢさんは、もっとボインちゃんが好みかな・・・かな?」
圭一は苦し紛れに魅音とレナの口真似をして誤魔化そうとした。
「ボク達は育ち盛りなのですよ? ボク達が更に育つには・・・にぱ~☆」
梨花は笑みを浮かべたまま、水着に海綿を2個入れて両手でわしわしと揉んでいた。
・・・圭一が何を求められているか、嫌でも分かる仕草であった。

「魅ぃやレナに負けないように、しっかり揉んで大きくして貰うのですよ」
水着がはだけて露となった膨らみを、圭一は強弱を付けながら揉みしだいていた。
「こうして直に掴むと、結構あるんだな」
掌で転がすと、少女特有の硬く、張りのある膨らみの反応が返ってきた。
「そうですの・・・」
沙都子も精一杯肩を縮めて胸元に寄せている。彼女なりの精一杯の意地であろう。

「圭一さん、ここも味見もして・・・欲しいのですの」
肌を上気させた沙都子が、両手を頬の上に載せておねだりのポーズを取った。
「ん・・・」
膨らみに相応しい薄桃色の小さな蕾に、圭一の唇が重なった。
「圭一さん、どうですの・・・?」
小ささ故に敏感なのか、沙都子は小さな身体を時折ぴくりと震わせている。
「美味いぜ、沙都子」
その内に、圭一は蕾のみならず全体をくわえ込み、すすすと吸い上げた。
「ひゃぅぅ・・・」

「あと10年もすれば、魅ぃや三四もびっくりな牛さんおっぱいになると思うのです。
圭一が頑張れば沙都子の牛さんおっぱいをお腹一杯飲めるのです」
梨花はさり気なく、しかし凄まじい煽り文句で圭一を焚き付けていた。

「お帰りなさいませ、あ・な・た☆」
シャツにエプロン姿の沙都子が玄関で出迎えた。
質素な格好ではあったが、華美で無い分、沙都子自身の素材の美しさを
十分に引き立たせていた。美人と呼ぶに相応しい女性である。
「ただいま、沙都子」
「お風呂にします?、それともお食事ですの?」
「沙都子が食べたいなぁ~☆」
圭一は沙都子を抱き寄せると、エプロンの下のシャツのボタンを器用に外した。
そしてブラごと沙都子の豊かな膨らみを揉みしだいた。
「やっぱり沙都子のは大きいなぁ」
「でも、ここまであると綺麗なブラが無くて困りますわ」
「そのままでも十分綺麗だぜ・・・」
ブラジャーの前ホックを外すと、たっぷりとした乳房が飛び出した。
圭一はそのまま蕾にむしゃぶりつく。
「あん!、そんなにがっついては・・・あん!」

「うおおおおおおおお――――――――!!」

気が付けば、圭一は己の妄想に危うく萌え死にそうになっていた。
圭一は慌てて鼻から吹き出た血と口から垂れた涎を拭い、水着の中のテントを畳んだ。
余りにも直立していたので、最後は少し萎びた所を無理矢理形を整えて押し込んだ。

「に・・・圭一さん、私の・・・全てを受け入れて欲しい・・・」
沙都子は瞳を滲ませながら、仰向けになって足をM字に開いていた。
(沙都子って、こんなに艶っぽかったのか・・・って、これで良いのか俺!)
躊躇している圭一の背中に、相変わらず上半身を露にした梨花が覆い被さってきた。

「圭一、“据え膳食わぬは男の恥”なのですよ? 沙都子を幸せにすると約束したのです」

梨花は圭一の顔を覗き込むなり、にぱっと笑みを浮かべた。
ただし、今の圭一にとっては、さしずめ黒眼鏡の似合う園崎一家の自由業の方に

“このまま逃げたら、どーなるか分かっとるだろな。鬼が淵の水は冷てぇぜ?”
と、笑顔で迫られている場面に等しかった。

少なくとも、社会的に抹殺される事は確実であろうし、それこそ“オヤシロさま”の
祟りに遭って“鬼隠し”の目に遭うとも限らない。
・・・恐るべし、古手梨花。

(えーい、こうなりゃもう自棄だ! 悟史、俺に力を!)

梨花の圧力(?)を受け、圭一は覚悟を決めた。
すっと臀部の布を捲って沙都子の秘所を露にし、剛直を当てがった。
身体が小さいこともあり、秘所も圭一のそれには少々大き目であった。

「ひっ・・・ぎぃ・・・、圭一さんのなら・・・」
「さ・・・沙都子ぉ!」

(沙都子・・・頑張るのですよ)
繋がったものの、狭い出口に苦闘する圭一と沙都子の姿を梨花が見下ろしていた。
沙都子の秘所は圭一の剛直を半分まで受け入れたものの、それ以上進まない。
「ボクが少し手伝ってあげますですよ」
そう言うなり、梨花は圭一の背中に乗し掛かった。
梨花の体重が圭一にかかると共に、剛直も一気に秘所に沈み込む。
「ぎぃぃ・・・は、入りましたわ・・・圭一さん」
「ぬぉぉぉぉぉ・・・入ったぞぉ!、沙都子ぉ!」
圭一の腰はしっかりと沙都子の臀部に沈み込んでいた。

通常なら暫くはピストンを繰り返すのであろうが、この場合は事情が違った。
「入れて早々だか・・・沙都子の良すぎて、俺、逝っちまいそうだぁ!」
沙都子の中は柔らかではあったが、やはり狭過ぎた。
その強烈な締め付けは、圭一の剛直をかなり消耗させていたのだ。

「いいですわ・・・、圭一さんの・・・受け入れたい」
沙都子のその言葉が圭一のリミッターを外した。
「うぉぉ・・・にーにーの特製ミルクだぞぉ!!」
沙都子は身体の奥にどくり、どくりと圭一から放たれたものが流れ込んでくる感覚を
全身で感じた。
「にーにーのみるく・・・お腹一杯ですわ・・・」
沙都子は破孔の痛みから身体を痙攣させながらも、秘所から圭一のピンク色の混じった
白濁した液体を零しつつ、達成感を含めた満足そうな表情を浮かべていた。

梨花は恍惚に浸ったままの沙都子の水着に付いた白濁液を掬って舐めると、
一息付いている圭一の首筋に両手を回し、そのまま唇を重ねた。
暫くして唇を離すと、梨花は圭一の瞳を凝視した。

「・・・これからは沙都子もたっぷり可愛がってあげるのですよ」
「・・・あぁ」
「所で、ボクも圭一のオットセイさんと遊びたいのですよ」

梨花はするりと水着を脱ぐと、圭一の剛直を己の小さな口に包み込んだ。

翌日も快晴であり、当然の事ながら暑い日差しは相変わらずであった。

「最近の沙都子ちゃん、何だかとっても明るくなったと思わない?」
「そのせいか、梨花ちゃんも元気そうだね、だね!」
沙都子は以前に増して元気になり、今日も教室で八面六腑の大活躍を見せていた。
哀れな圭一に「紐→チョーク消し→ボウル→金盥」の連続トラップを決めた後
(梨花によるアフターフォロー付きという辺り、抜かりが無い)HRの時間になっても
騒いでいる。
「圭一は沙都子にとってもとっても優しいのです。にぱ~☆」
「ほ~ほほほほ!、圭一さんは私の魅力にメロメロなのですわよ!」
「そ、そうだな。あはははは・・・」
一同はわっと笑ったが、圭一のそれは何処か虚ろに聞こえた。

「梨花、今度から、あの・・・圭一さんの・・・」
「圭一の、何?」
「せ、精液を飲むのは控えてくれると助かるのですよ」
「苦いから?」
「・・・苦くて生臭くて気持ち悪いのですよ」
「慣れれば乙なものよ。それとも、もっと苦いものでも頂こうかしら?」
「あぅあぅ、許して下さいなのです」
「冗談よ」
「・・・・・・・・・」
「でも、この分だとじきに沙都子の母乳が飲めるかも知れないわね」
「あぅあぅあぅ・・・」

今日も雛見沢は平和であった。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2006年09月07日 07:02