もう限界だ…我慢できるわけがねぇ…

発端は両親の出張だった。両親が出張になり、俺は仲間に食事の世話を頼んだ。
全員が快く引き受けてくれた。初日はみんなで楽しく昼食を取って、いつもの部活が始まった。時間を忘れてそのまま晩飯までずっとみんな一緒だった。
ああ、そこまでは良かったさ!楽しかった!
俺は晩飯の後にみんなが帰ると思っていた。しかし誰も帰ろうとせずにお互いににらみ合って動かない。
沈黙に耐えられなくなって風呂に入ったのが間違いだった。
風呂から出てみれば俺の部屋にびっしりと布団が敷かれているんだ!聞くと会議の結果、突然俺の両親が帰るまでの1週間は前原邸で『合宿』になったんだ!
その日から俺の我慢地獄が始まった。さすがに同室はまずいのでみんな空き部屋に泊まってもらったが。
みんなのスキンシップがだんだん過激になり、罰ゲームも鼻血ものになった。風呂にも一緒に入ろうとするやつもいたな…
極めつけは詩音と悟史だ。2日目の夜にトイレに行こうとしたら両親の部屋からくぐもった声が聞こえてきた。
音を立てずにドアを少しだけ開けてみたら、あのバカップルが……ヤッてたんだ。

こんな刺激を受けてたら理性が持たない。しかもいつも誰かが見ているような気がして自家発電もできない……
ああもう!いくら鈍感王の俺でも分かったさ!魅音・レナ・梨花ちゃん・沙都子・羽入みんなが俺に少なからず好意をもってくれていることは!

もしかしたら夜這いをかけてもOKしてくれるかも…そう思ったら理性は決壊してしまった。

そして今夜……決行する!俺は足音を立てずに慎重に部屋を出た。

足音を忍ばせて階段を降りる。真っ暗なリビングを抜けるうちに夜目が利いてきた。
……いた。パジャマ姿のレナは枕を抱きしめてぐっすりと眠っている。小さく揺すって声をかけてみる。
「レナ?おーいレナ?」押し殺した声をかけても起きる気配が無い…困ったぞ。
……予定変更。今のうちに色々悪戯しちゃえ☆

パジャマのボタンを静かに外して上半身を露わにする。おおっブラジャーはつけてないっ!
月明かりの下でじっくりと鑑賞する。…魅音の巨大メロン程ではないが、形の良い胸。白い肌に美しい曲線を描く
丘の頂上には乳首が……あれ、引っこんでる。そう言えば感じてくると勃つってエロ本には書いてたな。
緩めの力で胸を揉んでみる。「……んん」目は覚まさないが反応あり。少しずつ力を入れていくと乳首がピンと勃
った。口で咥えて吸い上げてみる。
「ああ…んっ」寝ていても感じるんだな…反応を確かめつつしばらく胸全体をべとべとになるまで楽しんだ。
 さて…いよいよチェリーボーイにとって未知のゾーンの体験だ…パジャマのズボンをゆっくりとずらしていく。
純白のパンティが見える。少し乱暴になったのかも知れない。パンティに手をかけた時に、
「え…何?」レナが目を覚ました。
思わずレナの口を手でふさぐ。
「レナ…俺だ。圭一だ。分かるか?」一瞬パニックになったレナだが、俺と気づいて力を抜いた。
レナを起き上がらせて話しかける。
「ごめんな。いきなりこんなことをして……怖かったろ?」
「ううん。びっくりしただけ…でもどうして?」そう言いながら真っ赤になってパジャマで胸を隠す。
「すまねぇ。この一週間ずっと我慢してたんだが…レナの事を思うと我慢できなくなった」
「え、ええっ?どういう意味かな?かな?」
「好きなんだ。レナが。レナが同じ家にいると思うと……我慢できなかった」
真っ赤な顔で黙り込むレナ。
「この一週間でみんなが俺に少なからず好意を持ってくれていることは分かった。だけど俺はレナを選びたい。レ
ナは俺を選んでくれるか?」
俯いていたレナはすぐに顔をあげた。
「嬉しい……レナも圭一君が大好きだから。でも……いきなりこんな事するなんてびっくりだよ…はぅぅ」
「悪かった!でも分かってくれ!健康的な男子がこの状況で我慢するなんて地獄なんだ!しかも好きな子がいるん
だ!」

「はぅ……ずるいよ圭一君…そんなこと言われると、何も言えなくなっちゃうよぅ」
「俺はレナと一つになりたい。この夏の思い出を作りたいんだ!」
「………」逡巡していたのだろう。少ししてから笑顔で俺に答えた。
「いいよ……レナは圭一君が好き。圭一君に喜んでほしい…でも乱暴なのは駄目なんだよ、だよ」
「ああ、もちろんだ!」
俺はレナを抱きしめて、そしてゆっくりとキスを交わした。
 キスの後俺はレナの上半身の隅々まで舌を這わせる。レナは隣の部屋に聞こえないように必死になって声をころ
していた。
「レナ、ここも脱がせるぞ」
「はぅぅぅ……恥ずかしいよぅ…」パンティに手を掛けてずらしていく。足首までずらせて片足に引っかけた。
恥ずかしさで横になってしまったレナが可愛くて、もう一度抱きしめる。
ようやく落ち着いたレナの足を開いて俺は秘部に顔を寄せた。
「ひゃうっ!」予想外の刺激だったのか、思わず大きな声を出した。しばらく2人とも動きを止めて様子を窺う。
「大丈夫だ、誰も起きた様子はないぞ」
「び、びっくりしたよぅ…そんな所汚いよ。…それに圭一君の顔が見えないから怖いよ…」
「綺麗なんだけどな……でも分かった」そう言って俺はキスをしながら指での愛撫に切り替えた。
「んんっ!」
少しずつ秘部から愛液が分泌されるのが分かる。喘ぎ声が大きくならないようにその度にキスで唇を塞ぐ。
やがてレナの呼吸がどんどん荒くなっていき、突起を擦り上げると
「んっ!~~~!!!」声をかみ殺して体を突っ張らせた。

「れな、気持ち良かったか?」息が整ったところで聞いてみる。
「はぅ……そんなこといえないよぅ」レナがますます赤くなる。そろそろレナと一つにならないとヤバい。暴発し
ちまう。
「レナ…もう我慢できねぇ」
「いいよ…圭一君。来て…」両手を俺に差し出すレナが今までで一番綺麗に見える。
素早く俺はトランクスを脱ぎ、ペニスを秘部に押し当てる。
「あれ?」愛液でぬるぬると滑るだけでなかなか入らない。っていうかどこが入口か分からない。
「もう少し下…」消え入りそうな声でレナが言ってくれた。ようやく見つけた俺は一気に挿入を果たした。
「んんっ!」充分に濡れていたがやはり痛いのだろう。咄嗟に布団の端を咥えて声を我慢していた。
だが俺も初めてだったためか、入れた瞬間に限界が来た。一気に弾けてレナの膣中に精液を吐き出していく。

あまりの快感に腰が抜けそうになる。しかし射精が終わって冷静になると青くなった。
「すっ、すまねぇレナ!中に出しちまった!いやだったか?」
「ううん、いいの。レナも嬉しかったよ。圭一君を感じることができたから」
そんなかぁいい事言われるとますます興奮が高まる。
「えっ!?これって……」俺のペニスが膣中でどんどん大きくなる。
「なあレナ。まだ収まらないんだ。もう一度いいか?」
「いいよ。レナで気持ち良くなってほしい」
一回射精した分落ち着いて動くことができた。ゆっくりと腰を前後させていく。
レナと何度もキスを交わす。少しずつ快感が高まっていくのを感じる。
「圭一君っ!レナ変になっちゃうっ!」快感が強まったのか、レナも声を我慢できなくなってきた。
「俺ももう限界だっ!」
「「レ、レナももうダメェェェ~!」レナが叫ぶと膣中がいきなりきつくなり、ペニスを締め上げる。
「おおぉぉぉ!」耐えきれずにレナの膣中にすべてを出しつくす。
「はあ、はあっ!」俺の呼吸が落ち着くまでレナはずっと抱きしめてくれていた。

二回出しただけでくたくたになった俺はそのままレナと一緒の布団で寝ることになった。
明日はみんな驚くだろうな…でもかまわない。別に隠すつもりもない。そのままあっという間に眠りに落ちた。


「……君」「……ち君」誰かが体を揺らす。
「圭一君、朝だよ」
目を覚ました俺が見たのは、ずっと夢に見た光景…もしかしたらどこかで約束したかもしれない光景だった。

「おはよう。圭一君」

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最終更新:2010年03月18日 22:03