「悟史くん、今日はね沙都子、朝食にかぼちゃで作ったスープ飲んでくれたんですよ。野菜嫌いも少しずつ治ってきて…早く悟史くんに見せてあげたいな☆」
私は監督に悟史くんの病室へと連れてもらった日以来、ほぼ毎日ここに来て看病している。
あれからもう3ヶ月経つ。まだまだ暑さは残るけれど秋独特の美しい夕焼けが見れるようになった。いよいよ秋到来という感じだ。
「早いですね。…もう10月ですよ。…私はずっと…ずっと待ってますから…早く元気な姿見せてくださいね、悟史くん。」
こんな風に話かけているのは医療行為の一環だ。監督に聞いたところによると寝たきりとなった病人に話かけたり音楽を聞かせたりすることで脳が活性化され目を覚ますというケースが過去に何度もあるそうだ。
でも、私が悟史くんに話しかけた始めた理由は違った。
この愛しい人に話しかけることで―――上手く言えないけど―――私の寂しさが埋まると思ったからだ。反応してくれなくてもいい。
ただ…聞いてくれるだけで私の心は満たされる。
「さて、じゃあ体を拭いてあげますね☆」
悟史くんの服を脱がせる。そして、用意しておいたタオルをお湯につけ絞って悟史くんの体を丁寧に拭く。
「悟史くん、気持ちいいですか?」
もう慣れたとはいえ、悟史くんの上半身を見ると胸が高まる。
野球をやっていたせいか悟史くんの体つきはとても男らしいのだ。
二の腕は太く、腹筋はうっすらと6つに割れている。
顔はとても綺麗でかわいいのにそのギャップがまたいい。う~ん。萌の典型かも。
初めて悟史くんの半裸を見たときは思わず鼻血を吹き出してしまった位だ…。
「次は背中を拭きますね。体起こしますよ。」
悟史くんの体を支えながら背中を拭く。背筋も逆三角形になっていて惚れ惚れしてしまう。
さて、体も拭き終わった。一息つこう。目線は自然と悟史君の方へと行ってしまう…。
あぁ、愛しい悟史くん…目の前に、すぐ目の前にいてくれているのに…私の手じゃ届かない遠い、遠いどこかにいるみたい。
悟史君が欲しい…そう思っていると私の脳裏に幼い頃の光景が浮かんだ。

―――眠ってしまったお姫様の傍で嘆き哀しむ7人の小人たち
                そこに王子様がやってきてお姫様に―――

私はこう見えて恋愛経験は浅い。悟史くんと出逢う以前に男の子と一人付き合ったことはあるけど…。
二週間で私からふって別れてしまった。その男の子とは一度食事に出掛けただけの関係だ。
だから…その童話のワンシーンが浮かんだ時、思わず顔が燃え上がるように熱くなってしまった。
心臓の鼓動が速くなる。バカだ。そんなことで目が覚める訳ない。理性ではそんなこと無駄な行為だと言って妨げる。
でも…それでも…もし、もしもそんな奇跡が起こるなら…。
私は悟史くんに顔を近づける。悟史くんの顔を間近で見てしまうと胸が…キュンキュン☆と締め付けられてしまう。
…だから、目を閉じて…唇をゆっくり…ゆっくり近づける。
…チュ…クチュ…クチュ…
これが…これがキスなんだ…悟史くんの味なんだ…そう思うと頭がほわんとする。
徐に目を開けてみた。…残念ながら奇跡は起きなかったようだ。
…悟史くんの目が覚めなかった。そう思うと急に虚しくなって唇を離す。
「そうですよね…そんな訳ないですよね…ははは…そんな上手い話なんてある訳…」
そう言いかけて私は気づいた。私の頬に熱い雫がつたっていたことに。
悲しくなんかないよ!寂しくなんかないよ!そう言い聞かせ涙を袖で振り払う。でも…でも…!!!
「悟史くん…………さびしいよ…」
やっぱり…嘘はつけなかった。と、ふと我に返る。ああ、そうだ服を着せてあげなきゃ。
「ごめんね。風邪ひいちゃいますよね…」
沈んだ気持ちで服を着せる。今日の看病はこれで終わり…あ、そういえば今まで悟史くんの…その…か、かか下半身は綺麗にしたことなかったっけ…。
男の人の下半身…一体どうなっているんだろう?やっぱり…あの…えっと…オ、オットセイ☆がついているんだろうか?
私は愛する人の全てを知りたいという好奇心に駆り出された。
その一方で悟史くんの大切なオットセイ☆を勝手に見てしまっていいのだろうかという罪悪感に襲われた。
そして落ち着いた鼓動が再び加速する。
「ちょ、ちょっとだけなら…いいですよね、悟史くん…ほら、綺麗にしてあげるだけですから☆」
悟史くんに話しかけて許可を取る…反応してくれないだとうけどあくまで綺麗にするのが目的なのだ。うん、いいに決まってる。
そして悟史くんのズボンに手をかける。躊躇しながらゆっくり…ゆっくり下ろす。
するとパンツが膨らんでいるのが目に映りびっくりした。
これがオットセイ☆なのだろうか?すごい…パンツが裂けそうな位…すぐにでもパンツを下ろして見てみたい…
COOLになれ園崎詩音。まずは足を綺麗にしてあげよう。
「じゃあ、悟史くん、足ふいてあげますね☆」
先程と同じ要領で足を拭きはじめる。悟史くんは足もなかなかの筋肉質だった。
腿も脹脛もとても固い…入念に拭いてあげる。
いよいよオットセイ☆の番だ。
「悟史くん、…お、オオオオットセイ☆も綺麗にしますね☆」
胸がドキドキする...ゆっくりゆっくり慎重にパンツを下ろすした。
「……………………!!!!!」
私は絶句した。私の目に飛び込んできたのは大きく太く、天井に向かって聳え立つ立派なオットセイ☆だった…
正直、予想外だった。想像していたオットセイ☆はもう少しかわいいかったから。
で、でもまさかこんなに大きいだなんて…。
女はセックスする時、こんなに大きいモノを入れなくてはいけないのだろうか…。
私はオナニーする時人差し指一本で十分満足しているのに。
はっ、いけないいけない。綺麗に拭いてあげなくちゃ。とりあえず今まで以上に慎重に拭いてゆく。
愛する人のオットセイ☆を綺麗にする。…あん、なんて私は献身的な女なんだろう。
これも愛の成せることだ。
『愛があればなんでもできる』ってなんていう名言なんだろう。
「よし、なんとか綺麗になりましたよ。」
丹念に入念にふいてあげた…だが、天井に向かっていきり立つ悟史くんのオットセイ☆は沈静化する様子は微塵もなかった。
私はその様子を見ながら彼の話を思い出した。そう彼とは圭ちゃんこと前原圭一のことだ。
一度圭ちゃんとHな会話をしたことある。その時、圭ちゃんは男の人のオナニーとオットセイ☆について熱弁してたっけ。確か…こんな感じだったかな。
『オナニーは定期的にやっておこないとオットセイ☆はどんどん苦しくなる。だから俺はだいたい2日に一度のペースでレナ、魅音、詩音、沙都子、梨花ちゃんをローテさせて(ry。
そして、オナニーは我慢するほど出た時の精子の量は凄いんだぜ。』とかなんとか言ってたっけ。圭ちゃんの変態ぶりもたまには役に立つものだ。
今私の目の前の悟史くんは倒れてから1年3ヶ月経っている。その間一度もオナニーをしていない。
つまり、きっと朦朧とする意識の中死ぬほど苦しい思いをしているに違いないのだ。
「た、大変!!!このままだと悟史くんが死んじゃう!なんとかしてあげないと!」
KOOLになれ、園崎詩音。悟史くんは今自分で性処理ができないのだ。それなら悟史くんを救う方法は…
「そ、そうだ!私が射精させてあげればいいんですね☆」
我ながら名案だ。よし、思いたったら産んじまうが易しだ。早速…あれ?でも…そうしてあげればいいんだろう?
「えっと圭ちゃんは…『扱く』…って表現してたっけ?」
いまいち分からないがとりあえずオットセイ☆に優しく手を添える。試しに上下にさすってみよう。う~ん…これでいいのだろうか?とりあえず続けてみよう。
半信半疑の中でも悟史くんが痛くならないように優しく慎重にゆっくり扱き出す。
「ん?これ…何でしょう?」
しばらくすると、オットセイ☆の先っぽから透明な液が出てきた。
試しに触ってみる。うわぁ☆ねばねばする…そっか、これが精子ってやつですね。
悟史くんが気持ち良くなってくれてる…それだけで私の胸が急に熱くなり満たされる。
徐々に扱くペースをあげる。すごい…悟史くんのHな液が溢れてくる…。
心なしかオットセイ☆がさっきよりも膨張してきたように見える。いわゆる『イク』という現象に近づいてるのだと私は直感した。
「悟史くんのすごくHな液で私の手ベタベタです☆…気持ちいいですか?…イっちゃってもいいんですよ…」
悟史くんの耳元でささやく。聞こえてないだろうけど…。
え!?今、悟史くんの手がピクッて反応した!?
「悟史くん!起きたんですか!?」
返事はない。だけど…これは見間違いなんかじゃない。私の声が…届いた…。
そう思うと今にも胸が一杯になり涙腺が…ああ、悟史くん…愛してます…。
さらに扱くペースを速める。扱く度に悟史くんのオットセイ☆がビクンビクンする。
はぁん…もうイク一歩手前という感じだ。悟史くん、詩音の手コキでイッちゃってください!!
「きゃあぁ!!!!」
私は思わず悲鳴をあげた。
物凄い勢いで悟史くんのオットセイ☆から白い液体が飛び出てきて私の顔にかかったからだ。
これが…男性の『イク』瞬間なんですね…あん…すごい…まだビュルビュルって出てくる…なんて量なの…
精子に触れてみる。はぁん…さっき先っぽから出ていたのより熱い…指に絡み付いてきます…。
試しに舐めてみよう。
「う…」
正直言って苦かった。でも…愛する悟史くんの精子だ。我慢しなきゃ。
「悟史くんの精子…とっても美味しいですよ…」
私はそう耳元でささやくと急に悟史くんの全てが欲しくなった。誰にも渡したくないよぉ…。
そしてその衝動から悟史くんに対して愛の表現を見せようと思った私は自分の顔に飛び散った精子を舐め始めた。
うう…苦いというのは嘘をつけない。でも、これを全部舐めて飲み込めばきっと悟史くんを本当に愛することになる、悟史くんの全てを手に入れることになる。
そう思い込むとなんだか美味しく感じてくる。
顔にかかった分を舐め終えた後は悟史くんにかかった分もきれいに舐め取り始めた。
時間はかかったがなんとか全ての精子を舐め取ることができた。もう…悟史くんったら…出しすぎです…
「でも…悟史くん、さっき私の声に反応してくれましたよね…」
そうか!きっと私が今やった行為も医療行為の一環に違いない。うん、きっとそうだ!
ふふふ☆看病の日課が増えましたね。
話しかけることと体をきれいに拭くこと…そしてオットセイ☆を気持ちよくさせて精子を出させてあげること。
ああ、もうこんな時間になってしまった。そろそろ帰らなきゃいけませんね。
「じゃあ、おやすみなさい、悟史くん。また明日来ますね☆」
ああ…明日も看病しなくちゃ…ふふふ、悟史くんが気持ちよく…は、早く治るように色々勉強しないといけませんね☆

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最終更新:2008年06月06日 11:02