雛見沢村の長い歴史の中、オヤシロさま信仰の影で暗躍し、次第にその権力を高めていったのが、園崎家だった。
園崎家にはある秘密があり、それは代々園崎家の名を継ぐ者たちへと脈脈と受け継がれた。そして今、次期頭首の園崎魅音がその闇を背負う時がやってきた。
魅音は私の双子の姉だった。双子が生まれた場合、取り決めとしてどちらか一方が頭首の証である「鬼」の文字を名前に継ぎ、もう片方は本家を追われ村を出てゆくことになっている。
そして私はしきたりに則り村を去った。魅音に頭首という重責を押し付けてたことに些かの心苦しさを覚えたが、暗い歴史を持つ本家から離れることができ、気は楽になった。
だから私は村で園崎家が何をしようが無関心でいられた。
…悟史君が失踪するまでは。
悟史君の失踪に園崎が絡んでいるのは明らかだった。そして魅音も…。
私はすぐ行動に移した。
園崎が抱える秘密の一つ、拷問部屋。
オヤシロさま信仰に仇なす者が連れて行かれるこの世の地獄は、園崎家の秘密の洞窟の中で誰にも知られる事無く存在した。
ひょんなことからその存在を知った私は、園崎を始め御三家、そして悟史君に依存し追い詰めた沙都子へと制裁を加えるため、ここを利用することにした。
園崎の拷問部屋の実体、それは性調教の為の場だった。
綿流しの伝統に端を発し、オヤシロさまを貶め村の結束を乱した者はここで自我が崩壊するまで苛烈な性調教を受け、その後園崎の性奴となり一生その身を捧げる。
私の復讐は姉の魅音を犯すことから始まり、そして現頭首で実の母の蒐、御三家である古手家の梨花を次々手に掛けた。
最後が、悟史君を精神的に追い詰めた元凶、沙都子の番だった。こいつを犯せば私の復讐は完結する。

「この……鬼畜っ…!」
沙都子は人型に切り出した木板に全裸で両手両足を縛られ身動きできない。隣で血を滲ませ、繋がれて気絶している蒐を見て吐き捨てた。
私は恐怖で染まった沙都子の顔を堪能し、それからゆっくりと沙都子の毛の生えていないアソコへ指を這わせた。
「あっ、ひぁ…!」
「やめてっ!詩音…!」
牢に拘束している魅音が叫んだ。
「悟史君の時はそんな風に言わなかったのに?
はっ、可笑しいわね…それとも、それはお姉ぇが同性愛者だから?
知ってるよ、私のことずっと嫌らしい目で見てたでしょう…実の妹に性妄想するなんて、お姉ぇは変態だね…」
「違う!…そ、そんな…こと……うぅ…」
言いながら撫で続けた沙都子の割れ目からは、ぽたぽたと滴が滴っていた。
「あんたが悟史君にどれだけ負担を掛けていたか、分かる?」
私が陰唇の内側に指を侵入させると、沙都子は拘束具をガチャガチャ鳴らしもがき、初めての感覚に怯えた。
「あっ!や、いやぁっ…!」
くちゅくちゅと卑猥な音がわざと大きく聞こえるように触ってやると、沙都子は目に涙を浮かべ顔を真っ赤にして、いやいやするように頭を振った。
拒絶する態度とは裏腹に体は正直なもので、沙都子の膣口からはとろりとした粘液が溢れだしているのだ。そんな沙都子の痴態は私を興奮させ満足させた。
指で掬った愛液を沙都子の目前に持っていき、糸を引いて見せると顔を背けたので、顎を掴み無理矢理正面を向かせ口に指を突っ込んだ。
「もがっ…んぐ……んっ、ぅえぇ…」
「ふふ…お味はどう?お前の体はこんなにいやらしいのよ。ほら、どんどん溢れてくる…」
人指し指を膣口に当てがい、狭い入り口を徐徐に押し広げゆっくり中へ沈ませた。肉壁が異物感に反応してみしみし締め付け、沙都子はびくっと震え苦痛の表情を浮かべた。
「あっ!いっ!痛いぃ!!」
私は沙都子の苦しむ姿に充足感を感じながら、ゆっくり指を上下させた。
「あぁっ!やぁっ!あん!…にぃにぃっ…うぅぅ…」
私が指を引く度、熱くなった膣内からはぐちゅぐちゅと液が掻き出され沙都子の太股に垂れた。
拘束具の金具をガチガチ鳴らし、なんとか足掻こうとする沙都子の腰の動きは私を興奮させるばかりだった。
「やっ!いやぁ!あっ!あんっ!んうぅっ!んあっ!」
指の動きと共に嬌声も激しさと艶めきを増し、私の指が膣を突き上げる度沙都子はいやらしく鳴いた。
処女膜が破け沙都子のアソコから鮮血が流れ落ち、指を引き抜いた。
「あ゙ぁあ!!痛い、痛いぃぃ!うぅぅ……はぁー、はぁーっ…」
「詩音…!お願い…もう、やめて……」
「はぁ?どの口がそれを言う訳!?」
「お願い……何でもしますから…どうか……」
「そうね、じゃあ『私は妹の妄想でおま○こを濡らすいやらしい女です。どうか私のおま○こぐちょぐちょに掻き回してください』って千回言ったらやめてあげる…」
「…私は妹の妄想でおま○こを濡らすいやらしい女です。どうか私のおま○こぐちょぐちょに掻き回してください……私は妹の妄想でおま○こを濡らすいやらしい女です……」
泣きながら繰り返す魅音は、唾液と涙で床を汚した。
「沙都子、気分はどう?苦しいでしょう?でもね、悟史君の受けた苦しみはこんなものじゃないの…!
だからお前に泣く資格なんて無いのよ!」
「…もう、泣かないのですわ……確かに、私はにぃにぃに依存して、追い詰めてしまったかもしれませんわ。
…でも、これからは違いますのよ…泣かないで強くなって、にぃにぃが帰ってきたら強くなった私を見てもらうんですの……」
「悟史君が…?帰ってくるって?…あはははははっ!あんた馬鹿ぁ!?悟史君はね、もう帰ってこないの!!」
「嘘ですわ!にぃにぃは帰ってきますのよ……っ!…」
頬を平手で打って黙らせ、沙都子の桜色の両乳首に器具を取りつけると、沙都子の表情がまた恐怖に染まった。
「な、何をする気ですの…?」
「リモート式のバイブ…スイッチを入れれば、ほら…」
乳首についている器具が振動し始め、僅かにふくらんだ沙都子の双丘がぷるぷると波打った。
「んっ…あぁっ!…やんっ!やぁっ!…はあぁぁ…!」
声を殺すことも出来ず、沙都子は切ない表情で頬を染め唾液を垂らし甘い息を吐いた。足元に血と汗と唾液と膣液が混ざり溜る。
沙都子の股間に手を伸ばすと、膣口から一気に指を二本突っ込み出し入れした。
乳首への刺激だけで感じ、アソコは既に潤滑液でぬるぬるになっており、指は難無く中に入っていった。
「お前さえ…お前さえいなければっ!」
「んあぁ!や、あぁんっ!!あんっ!…あ、あぁっ!…きもち、いっ…!…ですわぁっ!!」
異物感に慣れ苦痛は快楽に変わり、沙都子の膣は私の指を根元まで飲み込んだ。
指を小刻みに動かすと、ぐちゅぐちゅと淫音が拷問部屋中に響き沙都子は腰を振り始め、私の指は益々速なる。
沙都子の淫靡な姿と声に、一瞬復讐心を忘れ欲望のまま手を動かし続けた。人指し指と中指で膣内を掻き回し、親指では勃起した小さな陰核をぐにっと潰した。
「いけっ!いけっ!いってしまえっ…!!」
「詩音っ!やめて!やめてぇ!!」
「はああんっ!!…はっ、はあぁっ!!んっ!!…あ、あ、あっ、ああっ!ぃああぁあぁああ!!」
沙都子は絶頂を迎え何度かびくっと痙攣すると、ぴゅっと潮を吹き涙を流しながら頭をがくりと垂らた。
感度が最大になった頃を見計らい、その後も何度も犯して沙都子の体内から水分を絞りだした。

遂にやりとげた。みんな復讐してやった。…やったよ悟史君。ぜんぶできたよ…

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最終更新:2008年04月07日 13:41