外の景色がオレンジ色に染まっている時刻。
もう校庭で遊ぶ子達もいなくなった学校で、レナは一人ブツブツと呟きながら下駄箱の中の上履きを取り出したの。

「はぅ~、忘れ物忘れ物っと……」

私の名は竜宮レナ。
ほんとは礼奈って名前があるんだけど、みんなはレナって呼ぶんだよ。 はぅ~。
鉈を持って村の中を徘徊するのが大好きな、いたって普通の女の子なの。
そんなわけで、放課後の学校に忘れ物を取りに来たんだよ。

「よりにもよって、大事な大事な宿題を忘れちゃうなんて……レナったらドジっ子さん♪」

そうやって一人でキャピキャピしながら、レナはだぁ~れもいない廊下をトコトコと歩いたの。
もう先生達も帰っちゃったのかな? 職員室の中からは何の話し声も物音も聞こえてこなかった。
一人で廊下を歩いている私に聞こえてくる音は、自分の足音と遠くで鳴くひぐらしの声だけだった。
そうしてしばらく歩きなれた廊下を進んでいくと、普段レナ達がお勉強をしている教室の扉が見えてきた。
やっぱりもうこんな夕暮れ時だからなのか、中には人の気配はないように思えた。

「さぁ~てと、早く帰ってお父さんにお夕飯作ってあげないと~♪ ……あ、そういえばお買い物もまだだったよ~」

そんなルンルン気分で教室のドアに手をかけると、レナはそれを開こうとしたの。
……けど、その時。
誰もいないはずの教室の中から、人の声のようなものが聞こえてきたの。

「…………はぅ? まだ誰か残ってるのかな?」

不思議に思ったレナは、ドアを開けるのを止めてそっと中を覗いてみようと思ったの。
もしかしたら、誰かクラスメイトの子が居残りでもさせられてるのかな?って思って……。
そうして少しだけドアを開いていくと、レナは中の光景を見つめたの。
……そこに広がっているのが、レナの想像も及ばない世界だったことも知らずに。

(………………え?)

心の中でおもわずそんなまぬけな声を出しちゃうくらい、信じられないものをレナは見たの。
最初は一体そこで何が起こっているのかわからなかった。
とりあえず最初に確認できたのは……梨花ちゃんがいたということ。
梨花ちゃんは誰のとも知れない机の上に座っていたの。
本来ならお勉強に使う机の上に座るなんて、お行儀悪いなぁなんて思ったけど……。
そんな考えはもう一人、彼女の下でモゾモゾと動いている『モノ』を見たらどうでもよくなった。

「はぁ、はぁ、はぁ…………」

机の上に座っている梨花ちゃんの下に、もう一人。 レナと同い年くらいの男の子がいたの。
その男の子はなにやら息をハァハァさせながら、梨花ちゃんのスカートの中に顔を入れていたの……。
あんな……女の子のスカートの中に顔を入れちゃうなんて、イケナイことなのに……。
おまけにその男の子は、中でゴソゴソと顔を動かしているように見える。
梨花ちゃんのほうも別にそれを嫌がっている素振りは見せていなくて、むしろ自分から脚を開いて手伝ってあげているように見える。
…………ああ、そういえばもう一つおかしなところがあるね。

その男の子ね…………裸なの。

梨花ちゃんはもちろんちゃんと制服を着ているんだけど、その男の子は一切衣服を身に着けていなくて……。
まるで家畜みたいに全裸を晒しながら、梨花ちゃんのスカートの中で気持ち悪く息を荒げているの。
その人、なんだかレナのよく知っている男の子のような気がするんだけど……気のせいだよね。
『アレ』がまさか、レナの大好きなあの人のわけ……ないよね? ね?

「くすくす……。 どう? おいしい?」

レナがそんなことを考えていると、いままでずっと静観していた梨花ちゃんが話し出した。
その声はとてもレナが知っている梨花ちゃんのものじゃなくて……なんていうか、とても色っぽい大人びたような声だった。

「はい。 とってもおいしいです……」

「ふふ、そう。 圭一はほんとに私のここを舐めるのが好きね……」

とても満足そうな顔をしながら、梨花ちゃんがその男の子の……圭一くんの頭をナデナデと撫でる。
すると圭一くんのほうも嬉しそうに顔を揺らし、更に梨花ちゃんのスカートの中の顔を動かしていった。
今気づいたことだけど……どうやら梨花ちゃんは、スカートの中に何も穿いてないみたい。
じゃあ今の会話どおり、圭一くんは……梨花ちゃんのそんなところを舐めてるの? 
そ、そんなイケナイことしちゃってるの……か、かな? かなぁ?

「はぁはぁ……あぁ、おいしい……。 最高ですぅ梨花様ぁ……」

レナがショックを受けている間にも、圭一くんは情けない声を出しながら梨花ちゃんのアソコ……。
まだ何も生えていない、ツルツルの割れ目にむしゃぶりついていた。
まるでしつけの悪い犬みたいに、だらしなく音を立てながら……ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ。
普段仲間として一緒に過ごしているレナでさえ、圭一くんのそんなすがたは……正直、すごく気持ち悪いと思った。
そしてそんな圭一くんを見かねたのか、梨花ちゃんもスっと目を細めて、冷めたような視線を彼にぶつけたの。

「……いやらしいわね、ほんと。 そんなに必死に舌を動かしちゃって、恥ずかしくないの?」

「ん……あぁ、も、申し訳ございません。 このはしたなくて情けない前原圭一をお許しくださいぃ……はぁはぁ……」

「ふん、何謝ってるのよ? ほんとに反省してたら……」

梨花ちゃんは全てを見透かしたようにそう言うと、小さな足を圭一くんの下半身に向けた。
その……裸だから当然、そこには圭一くんのむきだしのオットセイがあってね?
いまや女王様モード全開の梨花ちゃんは、なんのちゅうちょもなく……。
圭一くんのその大事な部分を……何かを期待するみたいに大きくなっちゃってるおちんちんを、グリィって踏みつけたの。
おもいっきり。

グリィィィィッッッ!!!

「あ、あぐぅぅぅっ!」

「反省してたら、ココをこんなに大きくさせてないんじゃないの? ねぇ。 ねぇねぇ?」

「あ、あ、あぁぁぁぁぁぁっ!」

梨花ちゃんは更にグリグリと、遠慮なく圭一くんのオットセイを踏みつける。
それはけっして、圭一くんをきもちよくさせてあげようなんて優しさからじゃなくて……なんていうか、こう……。 
あら?こんなところに硬くて汚らしい棒があるわ、ちょっと遊んでみようかしら? っていう感じの。
そのちっちゃな足の裏で、圭一くんのおちんちんの先っぽをムギュって掴んでみたり。
足の指でパンパンに張っちゃってる竿のところをギュゥって締め付けてみたり……。
まるで圭一くんの大事なところを、おもちゃにして楽しんでいるような感じだった……。

「私の足の裏で、こんなに硬くして……。 あんた、自分が醜いオス豚だって自覚してないでしょう?」

「あ、あひぃ! り、梨花様ぁ……あ、あぁ!」

「ほら、また硬くした。 足で踏まれても感じるのね? この恥知らず……」

「あぁぁ……ご、ごめんなさい。 ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃ……」

何度も何度も謝りながら、それでも圭一くんは梨花ちゃんの足責めに悶えていた。
そして梨花ちゃんも、その足先を更に乱暴にしていく。 グリグリグリって……。
あんなに乱暴に踏まれちゃったら、レナだったらすごく痛いだろうなって思ったけど……圭一くんはそうでもないみたい。
むしろその痛みが快感のように声をあげて、おちんちんをもっともっと大きくさせていったの……。

「……どんどん勃起させてるじゃない。 あんた、ほんとに節操ないわね」

「あ、あ、あぁっ! はあぁぁぁ……」

「ねぇ、どんな気分? 私みたいな小さな女の子に足蹴にされて、罵倒されて……。 どうなのよ、圭一?」

「あぁ、き、きもちいいです。 最高です……」

「もっとして欲しい? このまま足でイカせてあげましょうか?」

「はい、はい。 このまま梨花様の足の中で射精したいです……」

「ふん。 あさましい男ね……」

ただ下僕のように性欲を求める圭一くんを、梨花ちゃんは心底見下しているようだった。
普段の兄妹のように仲が良い、微笑ましい関係が嘘だと思えるほどの……その主従関係。
レナはもう、この光景から一切目が話せなくなっていた。
レナの大好きな圭一くんが、同じくらい大好きな梨花ちゃんに凌辱されている……。
目の前で繰り広げられている嘘みたいな現実が、レナの好奇心と背徳感を煽っていったの。
そしてふたりは……更に過激なことを始めていくの……。              -

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最終更新:2008年01月17日 22:28