「放せっ! 放せよ畜生っ!」
羽交い締めにされながらも俺は叫んだ。
しかし、どれだけ藻掻こうが、その縛が解ける気配はない
「くすくすくすくす。……威勢はよかったけれど、どうやらこれでチェックメイトみたいねぇ……」
心底楽しいと言わんばかりに、鷹野さんが嗤う。
山狗を甘く見ていたつもりはない。
けれど……誤算だった。
鷹野さんが放った銃声に気を取られた一瞬の隙に、俺達は次々と彼らに取り押さえられてしまった。
「三佐。……こいつら、どうしましょうか?」
「うーん。そうねぇ、……どうしようかしら?」
その、まるで夕食の献立を考える程度のような軽い口調が癪に障る。
鷹野さんは真っ赤な唇に親指を当て……、やがてにぃっと笑みを浮かべた。
「ねぇあなた達。見張りや尾行って、忍耐力がいる仕事よねぇ?」
「え? ……はぁ……はい」
鷹野さんは軽やかに、目の前の隊員に密着した。
「あ…………あの? 三佐?」
その豊満な胸を押し付け、色目を向ける。
「そういう辛い任務を続けて……あなた達も、溜まってるんじゃなくて? くすくす」
その不穏な気配に、俺を含め全員の血の気が引く。
「どうせなら、彼女達を好きなようにしたいって……思わない? あら? あなた、結構立派なものを持っているのね。ジロウさんにも負けないくらいよ? うふふふふ」
鷹野さんが目の前の隊員の股間をまさぐるたび、彼からくぐもった声が漏れる。
「どうせなら、彼女達を犯してみたいと思わない?」
「……うっ……くっ。し、しかし……」
この状況下でそんなことを言える程度には、偽善と言われようと、彼にもまだささやかに良心のかけらが残っていたのかもしれない。
しかし、それも所詮は脆い……。
絡み付くように、鷹野さんが彼の頬を撫で、耳元で囁く。
「あらそう……? でも、女としての悦びも知らないままに死んでいくのは、彼女達にとっても不幸なことじゃないかしら?」
それは、三文芝居そのままの台詞にすぎない。けれど、それでも男にとっては暴力的なまでに効果を発揮する。
「これは『慈悲』よ。どうせなら、最後くらい彼女達も楽しんだ方が得じゃなくて?」
その一言で、彼らは欲望を抑えていた……最後の一線を越えた。
ざわざわと下卑た声が、山狗立ちの声から漏れる。
マジかよ……こいつら……本気であいつらを……。
「このっ! ……くっ……ううっ」
「やだ。……やだ。いや……。圭ちゃん……」
「やめて。……やめてよ……。悟史君……」
「にーにー。にーにーっ!」
「鷹野っ! あ……あんたって人はあああぁぁっ!」
みんなの反応は様々だが、それすらも山狗達にとっては嗜虐心をそそる前菜に過ぎないのか……。
ゆっくりと、奴らがみんなへと群がっていく。
「ああ、言っておくけれどRにだけは手を付けちゃダメよ?
 オヤシロ様の巫女として、最後まで綺麗な体でいてもらわなくちゃ」
しかし、それも聞こえていたことかどうか……。
彼らは獣欲に染まった顔でみんなの服を破き、その音が闇の中に響く。
「いやああああああぁぁぁぁぁっ!!」
「やめっ……嘘……助けて…………圭ちゃ~~んっ!!」
「うっく……このおおおおおおおっ!!」
「ふあああああぁぁぁっ! あああああああああっ!」
悲鳴を上げるみんなに山狗達は群がり、覆い被さる。
その光景に梨花ちゃんは目を背け、唇を噛んだ。
俺の脳味噌も怒りで沸騰して……どうにかなってしまいそうだ。
「くすくす。あら、どうしたの前原君?股間にあるものを立派にして随分と苦しそうだけれど? ひょっとしてお友達が犯される様子を見て、興奮しちゃった? 所詮はオス猿よねぇ。ふふふふっ」
俺の目の前で、俺の大切な仲間達が悲鳴をあげ……泣き叫ぶ。
破られた服の隙間から山狗達はみんなの胸を揉み、そして頬に舌を這わせ、太股を撫でる。
「………………ふざけるな……」
歯を食いしばりながらも、俺は怨嗟の言葉を吐く。
だがしかし、鷹野さんは俺を見て嗤うだけだった。だが……構うものか、これだけは言っておかなければならない。
「――ってない」
「…………なんですって?」
ちゃんと聞いてろよこのクソボケどもが……。何度も言わせるんじゃねぇ。

「………………分かってない。お前達は分かってなあああああぁぁぁいっ!!」

俺は吼えた。そう、それこそ天を裂き大地を割る勢いで叫んだ。
そのあまりの声量に、その場にいた誰もが行為を忘れ、俺に振り返ってくる。
「貴様らの陵辱には萌えが無い。何も分かっていないただの真似事だあああっ!!」
「りょ……陵辱に……萌え?」
鷹野さんが疑問符を浮かべる。どうやら本気で分かってないらしいな。
「おい、俺を捕まえている後ろの……。何でもいい……お前の好みでいいから、陵辱で映えるヒロインを三タイプあげてみろ。制限時間は三秒だっ!!」
「え? ……ええっ!?」
こいつも必死で考えようとはしてみるが……。
「遅いっ! 気弱なメイド、生意気なお嬢様、性に疎いロリっ娘、色々あるだろうが~っ! 修行が足りん修行がっ!! 貴様それでも軍人かっ!? はい、指導指導指導っ!」
「ぎゃっ、うわあああぁぁぁっ!!」
怒鳴りながら俺が踵でげしげしと向こう脛を蹴ると、彼は悲鳴をあげて俺を解放した。ふんっ! 軟弱な奴だ。
どうやら本気で指導が必要らしいな。

「いいかお前ら、陵辱とは何だ? そうだな、合意を得ずに無理矢理に女性と姦通しそして女としての尊厳を踏みにじる行為だ。なら相手がどんな女だろうと関係無い? 女の子が泣き喚いていて、ついでに美人や可愛い娘ならなおよし?
うつけ者おおおおぉぉっ!! なら何故、AVのレイプものに様々なシチュものやコスものがあると思ってる!? 消費者がそけだけじゃ得られない何かをもとめているからだろうがっ!!
メイドにナースに女子校生、OL、人妻、お嬢様……そのバラエティの豊富さはもはや語り尽くせない。
だがしかしっ!! そのストーリー構成にワンパターンなものがどれだけ多いことかっ!! いきなり拉致ったり部屋に侵入したりではいスタートって、なんだよそれ?
なに? AVにそんなもの期待するな? シチュ構成や設定……女優の演技なんてどうでもいいじゃん?
確かにそれもそうかもしれない。基本的に消費者が求めるのはヤってるシーンだけだ。
だがしかし、それだけエロを望む消費者に向けるならそのシーンだけ収めておけばいいじゃねぇかっ!
いちいち早送りするのが面倒極まりない。テープやディスク容量、なにより時間の無駄だっ!
いや、そもそもっ! 様々なシチュものってのはその過程と各ヒロインの反応を楽しみたいがために見るものだろうがっ!?
その点において、シチュものを望む消費者のニーズは前者と異なると言える。
そう、それだけエロもの作品とは異なり、シチュものにはリアリティを持たせるストーリー性と演技力が不可欠なのだ。そこに手を抜いた作品って……おい、じゃあお前ら何のためにそれだけのバラエティを用意したんだよ? 中途半端だ本末転倒だろがあっ!!
エロなめんじゃねええぇっ!! 金取って飯食ってるプロならプロらしくきっちりと仕事しろおっ!!
女優が泣いていて男優が怒鳴り散らすだけでレイプものだなんて名乗るお手軽作品、本官は断じて認めませんっ!!
過程をすっ飛ばして濡れ場だけを書いた首すげ替えエロSSなんて書いた日にゃ、こっちはスルーか下手すれば叩きの嵐なんだからなっ!?
何? オットセイ☆をおっきさせて言っても説得力が無い? ふっ……
甘い甘い、俺のオットセイ☆はまだまだこんなもんじゃない。今のはせいぜい出力20%といったところだ。
つか、アニメやゲームのパロものAVの惨さは異常だと思うのは俺だけか?
完全に原作と別物っていうかもはやストーリーもシチュも似せる気無いだろ? オタクがどこで反応してるか探る気ゼロだし
……そんな仕事で金が取れると本気で思ってるのか?
いやもう……むしろカツラなんてかぶらない方がいいですから……不自然だし……。orz それともカツラ不要派は俺だけですか?
だいたい、三次元でオレンジや緑の髪がいるわけ無いだろ? 設定では沙都子なんかも黒髪らしいのに……。
おっと、話がずれたな。つまり、俺が言いたいのは多彩なシチュ、多彩なヒロインに合わせて責め方も変えねばならんということだ。
ただ襲うだけなら猿でも出来る。日光猿軍団に入門して反省ポーズでも取っていろ。
聞いているのか貴様らっ!? 今まさに貴様らがしようとしているのがそれだ。
レベルが低すぎる、恥を知れえええええぇぇぇぇっ!! 俺が教育し直してやる。今夜はただで帰れると思うなよ?
返事は押忍かサー・イエッサーだっ!!」
しん と、その場が静まりかえって……。
……ったく、つくづくこのボンクラどもはっ!!!!
「返事はどうしたっ!!」
『……さ……、サー・イェッサーっ!!』
よーし、敬礼だけは一人前だな。
俺はレナへと近づき、手で合図して周囲にいた山狗をどかせた。
「まずはレナだ。…………そうだな。レナは――」
ごくり と山狗達は唾を呑んだ。
「あ、あの……圭一君?」
怯えるレナの前で、俺は目を細めた。





服を破かれ、半裸になってへたり込むレナの顎を持ち上げ、俺は怒張を取り出した。
「レナ……奉仕してしてくれよ」
「ほ、……奉仕って……なに……かな? かな?」
瞳を潤ませ、顔を蒼白にしながら……そのくせ媚びた笑顔を作りながらレナは俺を見上げてくる。
ああ、いい表情だ。今すぐにでもぐちゃぐちゃにしてやりたくなるほどに……そそるぜ、レナ。くっくっくっ。
俺は自分のものをレナの顔の前に持っていく。
「んー? 奉仕か? そうだな、俺のものをかぁいがってくれればいいんだぜ。……簡単だろ?」
「か……かぁいがるって、どんなこと……するのかな? かな?」
レナの頬に怒張の先を押し付けると、レナはびくりと震えた。
「そうだなあ。ウブなレナには分からないか……」
「う、うん……レナ、全然分かんないんだよ? だから――」
「レナの口で俺のものをくわえ込んだり、かぁいくぺろぺろと舐めてくれればいいんだ。丹念に……優しくな」
俺の台詞に、レナは思わず悲鳴を上げる。
「や……やだ。そんなのやだ……。お願い圭一君、許してよ……」
涙目になりながら、レナは俺に懇願した。
「いいのかレナ? そんなこと言って……」
くぅ とレナが小さく呻いて……涙が一筋、その目から零れた。
……やがて、レナは覚悟を決めたのか、ゆっくりと俺のものに顔を近付けて……舌を伸ばした。
たどたどしく……しかしそれでも懸命にレナは俺のものに奉仕する。
「んっ……はっ……んぶぅ……ふぅっ……んんっ」
生暖かい唾液の感覚……ときおり俺のものに歯が当たり、その度に上目遣いに哀願するその目が、俺の情欲の炎を更に燃え上がらせていく。
俺のものが脈打つたび、レナの瞳に怯えの色が浮かんだ。
「ほら……レナ。何やってんだよ。もっと舌を丹念に絡めて……手も使うんだよ」
「んぐっ。んぐぅううううぅぅぅっ!」
レナの頭を掴み、俺はぐいぐいとレナの口腔を肉棒で犯した。
ぽろぽろとレナの目から涙がこぼれる。
ああ……いいぜレナ……最高だぜ。
このままイってしまいたいくらいだ。
しかし、俺はそこでレナの口から俺のものを引き抜いた。
「もういいぜ。レナ」
「う……うん。それじゃあ、もう……」
ほっとしたような表情を浮かべるレナに、俺はにやりと笑みを浮かべた。
「ああ、今から挿れてやるぜ」
途端、レナの顔から血の気が引いた。
「そ……そんなっ! 圭一君。約束が違う……」
「うるせぇっ! そんな約束、した覚えが無ぇなぁ? ぐぇへへへへぇぇぇっ!」
「やだああああぁぁぁぁぁっ!!」
俺は嗤いながらレナに覆い被さっていった。

じたばたとレナが藻掻くが、知った事じゃない。
強引にレナの股に手を伸ばし、パンティを引きちぎる。
「やだっ! やだやだ……お願い。許して……許してえええぇぇぇっ!!」
泣き叫ぶレナの上半身を押さえ付けながら、怒張をレナの入り口へとあてがう。
くそっ……やっぱり固いな……だがっ!!
「うっくっ。……うあああああぁぁぁぁぁっ!?」
びくんっ とレナの体が大きく痙攣する。
俺はレナを強引に貫いた。
濡れてもいない……しかも初モノのレナの秘部は、ぎちぎちと俺のものを締め上げてくる。すげぇ……こいつぁ気持ちいい。最高だ。
まるで金魚か何かのように、レナが俺の舌でパクパクと口を開けている。
俺はレナの乳房を鷲掴みにする。……くくっ。こいつもいい。実に俺の手によく馴染む。あつらえたかのように手のひらに吸い付いてくる……。
むっちりとした弾力が堪らねぇぜ。
夢中になって俺はレナの胸の感触を味わう。
「ひっ……うっ…………うぅ……」
呆然とした表情で、レナは涙を流し続ける。
そして俺は、ピストン運動を開始した。
ガチガチに固くなった怒張で、レナの中を丹念に味わう。膣内のヒダを亀頭のカサで擦り上げていく。
「やだ……やだぁ……こんなの…………やだぁ。もう……許してよ。痛いの……本当に痛いの。お願い……だから……」
知ったことかよ。
レナの嗚咽が……ははっ……益々堪らねぇぜ……。最高だぜレナ。お前は最高だっ!!
「はっ……うぅっ……あっ……あああんっ」
「なんだよレナ? その声……感じてるのか?」
「はぅっ!? ……うぅ……っく……そんなこと…………あるわけない」
「まあ、どっちでもいいけどよ?」
望まないとはいえ、執拗に性感帯を責め続ければ、それは声も出るってもんだよなあ?
くっ……しかし、俺ももう限界か。
怒張の奥で、今か今かと熱い迸りが駆け上ってくる。
「さあ……レナ? イクぜ? 出してやるぜ? たっぷりと受け止めろよ?」
「えっ!? あっ…………嫌ああああああぁぁぁぁ~~っ!!」
レナの悲鳴を聞きながら、俺は精液をレナの中に注ぎ込んだ。

(妄想:レナ編終わり)



「――と、いう感じはどうだ? メインヒロインで正当派な娘こそ、正攻法でスマートに心を折るのがポイントだ」
『おおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!』
俺がレナを陵辱するパターンの説明を終えると、山狗達は歓声をあげた。
くっくっくっ……どうやら少しは学んだようだな。
「じゃ、……じゃあ、このポニーテールの娘はどうするんで?」
「魅音か……? そうだな……魅音は――」
「け、……圭ちゃん?」
俺が舐めるように視線を向けると、魅音はびくりと体を震わせた。





俺が魅音の前に立つと、魅音は怯えた表情を浮かべた。
「ああっ! いやっ! やだっ! やめてよおおっ!」
魅音の叫びに酔いしれながら、俺は魅音の上着を破いていく。
ブチブチとボタンが飛び散り、その大きな胸がこぼれ落ちた。
羞恥心に魅音は顔を真っ赤にさせ俯く。腕は背中に回して拘束しているので、胸を隠すことは出来ない。
「やだ……やだっ! 見ないで……見ないでよ」
しかし俺は魅音の声を無視してブラジャーを剥ぎ取る。
白く、たわわに実った双丘が露出する。
「くっくっくっくっ。……こんな立派な乳しておいて、見るなって言われてもそれは無理な相談だなあ」
「うっ……くっ…………ううぅ」
俺は魅音の胸を鷲掴みにし、乱暴に揉みしだく。
どこまでも柔らかいその感触が心地いい。ボリュームのある魅音の胸は実に揉み甲斐があるなあ。
「や……いやっ! そんな……強すぎるっ! お願い……お願いだからもっと優しく……」
「へえ? ……その割には感じてるんじゃないのか? 乳首もこんなに固く尖らせてるぜ?」
俺の手のひらから、コリコリとした感触が伝わってくる。
「そっ!? ……そんなわけ……ない。そんなわけないもの。…………はぁ……はぁっ」
自信なさげに呻きながら、魅音が内股を擦り合わせるのを俺は見逃さない。
にやりと俺は笑みを浮かべた。
「きゃああっ!?」
俺は魅音のスカートの中に手を突っ込み、そしてパンティの脇から魅音の秘部へと手を伸ばし…………もぞもぞとまさぐった。
恥毛を掻き分け、ぷりぷりした割れ目を指で丹念になぞる。
擦りあげる度に、魅音は身悶えた。
「んんっ……んっ……ふぅっ……」
俺は魅音のくぐもった声を聞きながら……ときに強く、そしてときには甘く、魅音の秘部を愛撫し続けていく。
懸命に声を押し殺そうとするものの、それも長く続くはずもない。
「や……はっ……ああっ」
魅音の口から甘い吐息が漏れ、俺はにやりと笑みを浮かべた。
「んん~? じゃあ、お前の下の口から溢れるこれはなにかなあ?」
俺は魅音の秘部から手を抜き、指に絡み付く粘液を見せる。
「そ……それは……その……」
「……お前はこんな状況で濡らす変態女なんだよお~? ぐっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!」
もじもじと身悶えする魅音にそう告げてやると、彼女はぽろぽろと涙をこぼした。あー、この表情がいいぜ魅音。実にそそる。
「じゃあ……いくぜ?」
「い……いくって……?」
怯えた瞳を浮かべる魅音に、俺はにやりと笑いながら告げてやる。
「決まってるだろ? お前のこの濡れ濡れになったお***に俺の***をブチ込んでやるんだよおおおぉぉぉっ!!」
「や……嫌ああああぁぁぁっ!!」
暴れる魅音に覆い被さり、俺は魅音の膣内に怒張を埋め込んでいく。
「あっ……ふぅ……んんんっ!! あああぁぁっ!!」
ずぷずぷと、心地よい抵抗感と共に軟らかい肉の感触が俺のものに絡み付いてくる。くはははは……この感覚、やはり何度味わっても堪らねぇぜ。
「あっ……んあっ…………くぅんんんっ!!」
俺の下で魅音が目を瞑り、唇を噛み締めながらも甘い呻き声を漏らしてくる。
俺が腰を振るたびに、敏感に魅音の体が震える。くくく……いい反応だ。体は正直ってやつだなぁ~~魅音~~っ?
更に、俺は魅音の乳房に手を置き、そしてその乳首に吸い付く。
「ひゃっ……あぅぅうっ!?」
おお~~っ!? やっぱり魅音の乳は最高だぜっ!!
たっぷりとしたボリューム、柔らかさ、滑らかな肌触り……どれをとっても一級品だっ!!
「やっ……だぁっ! そんな激しく……吸わないで……えっ!」
「馬鹿言え、これでやめろって言われてやめられる男がいるわけねぇだろ? こうなったらとことんまで犯りつくしてやるぜえっ!」
「い……いや、いやあ…………はっ……あんっ……んんっ!」
魅音の甘い呻き声をBGMに、俺は心ゆくまで魅音の膣内を俺のもので掻き回し、そして体を貪る。
そのあまりの気持ちよさに、俺が達するのもほとんど時間を必要としなかった。
「うくっ……イク……イクぜ魅音? しっかりと受け止めろよっ!?」
「いやっ……あああああああぁぁぁぁぁ~~っ!?」
歓喜に身を震わせながら、俺は魅音の膣内へと欲望を吐き出した。

(妄想:魅音編終わり)



「――と、いう感じか? M属性があれば、言葉攻め等で羞恥心を最大限まで高め、そして性的興奮に抗えないようにするまで墜としていくわけだ」
『おおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!』
俺が説明を終えると、山狗達は歓声をあげた。
よーしよし、覚えのいい奴らだ。
「じゃ、……じゃあ、今度はこの気の強そうなのは?」
「詩音か……? そうだな……詩音は――」
「け、……圭ちゃん?」
俺が下卑た嗤い声をあげると、詩音から血の気が引いた。





「……うぅ……このっ……。殺してやる……殺してやるぅ……ううっ」
嗚咽混じりにポロポロと涙を流しながらも、詩音は悪態を吐くのをやめようとはしなかった。
後ろ手に腕を拘束されたこの状況では、それぐらいしか抵抗する方法が無いものな……。
無駄だというのに……。
「くっくっくっくっ……。いい目だ……隙あらば噛み殺さんといわんばかりのその鋭い目が堪らねぇぜ」
「ぐぅ……うううぅ」
ロクに濡れてもいない処女穴へと無理矢理挿入したんだ。痛くて堪らないはずだというのに……この活きの良さというのは、堪らねぇなあ。
にたにたと嗤いながら、俺は詩音の乳首を捻りあげる。
「うあああああぁぁぁぁぁぁっ!?」
固く……それでいてどこか甘く尖った詩音の乳首を引っ張ると、詩音の豊かに育った乳房も踊る。
「ひゃはははは。すげぇ締め付けだな。俺のものが千切れそうだぜ。乳首つままれて***締めるってどういう体してるんだよ? ……じゃあ、これは…………どうだっ!?」
パァン
「あうっ」
乾いた音を立てて、俺は詩音の頬を平手打ちした。
「くっくっくっ……面白えなあ……また締め付けてきやがった」
「ううっ……ぐっ……ううう……この……ど畜生が……くっ……うっ」
ぎちぎちに締め付ける蜜穴も最高だが、それだけじゃない。ボリュームあるその肉も最高だ。
たっぷりとした詩音の乳房を鷲掴みにしたまま、揉みしだいていく。むっちりとして張りのある弾力は、どれだけ弄ぼうと……何度でも俺の手のひらを押し返す。
「畜生……畜生……畜生……」
羞恥と怒りに真っ赤になる詩音の表情が……そして怨嗟の声がどうしようもなく俺の嗜虐心を煽る。
もっともっと彼女の泣き声が聞きたくて、何度も……何度も腰を打ち付ける。悦ばせるためじゃない……ただ、俺の快楽のためだけだ。
「ひぅっ!? ……んんっ」
幾度となく強引に蜜肉を突いているうちに、さすがの詩音も少しずつ快楽を味わい始めてきたらしい。
その口から漏れる嗚咽に、甘いものが混じるようになってきた。
「んぐぅうううううぅぅぅ~~~っ!!」
今度は乳首を強めに摘み、磨り潰すようにこね回す。
よほど痛いのか、詩音はびくんびくんと体を跳ね上げてきた。くくくく……同時に俺のものに、蜜肉が絡み付いてきやがった。
狂乱状態になりながら首を振る詩音に体重を掛け、そのまま乳首をこね回しながら俺はもう一度強く腰を打ち付け……。
「うあああああぁぁぁぁぁ~~~~っ!!??」
熱くたぎった精液を彼女の膣内に射精した。
どくんどくんと怒張が脈動して、詩音の中を精液が満たしていく。
「ひっ……くっ…………うううぅ……よくも……そんな……」
俺の下で、詩音は呆然と……表情を失った。
そして、光を失った瞳で呟いてくる。
「絶対に許さない。殺してやる……殺してやる……」
くっくっくっ……そうだな……今度は尻でも叩いてやろうか……。
どうやら、まだまだ楽しめそうだ。

(妄想:詩音編終わり)



「――と、いう感じはどうだ? 魅音やレナとは違ったタイプ……反発してくる女には苛烈な責め苦を与え続け、その反応を愉しむんだ……」
『おおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!』
俺が説明を終えると、山狗達は歓声をあげた。
うむうむ……だいぶ分かってきたようじゃねぇか。
「じゃ、……じゃあ、このチビ娘はどうするんで?」
「沙都子か……? そうだな……沙都子は――」
「あ、あの……圭一さん?」
俺がわきわきと手を動かすと、沙都子の頬が引きつった。


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最終更新:2007年11月05日 20:41