「はぁはぁ…ここさえなんとか出来れば出せるのに…」
ケンタくん人形。
レナの為にもなんとかして出してやりたいのだが、なかなか思うように作業がはかどらない。
「圭一くん。一旦休もう?」
そう言ってレナは麦茶を差し出す。
「ああ…さんきゅ」
冷たくて美味しい麦茶。
一息に飲み干すが、俺の体の火照りは収まらない。
「ふふ、圭一くん熱そうだね」
俺が頑張っているのが嬉しいのか、レナはにこにこしながら俺を見ている。
「はは、シャレにならないなぁこの熱さは…」
よく見るとレナも少し汗をかいている。まあ炎天下の中ずっと座っていたのだから当然なんだろう……汗で頬に張りついた髪が艶めかしく、とてもじゃないが直視できない。
「ねぇ圭一くん」
呼ばれて振り向く。
ああ、その髪を掻き上げる仕草がたまらない…って俺は何を!?
「圭一くん、どうしちゃったのかな…レナの事嫌いになっちゃったのかな…かな」
「いや、そんな事はありえない。というかどうしたらそんな結論になるのか分からないぞ」
慌てて立ち上がる俺。
「あ……」
「ん?」
レナが何かを見つめ、呆然としている。そして見る見るうちに顔が真っ赤になる。
「レナ、どうした…?」
視線を辿る。レナが見ているのは俺の下半身。そして三角テント……
「ああああ、っていつのまに俺のオットセイは!?
違うんだレナ。これは俺の意志じゃないんだ。オットセイ。つまりこいつが勝手に…」
慌てて弁解するがそれで収まるはずもなく、レナの顔前にオットセイは立派に自己主張をしていた。
「圭一くん…」
ぐっ…もうだめだ。明日から俺には、クラスメイトに男の象徴を突き出した変態としてみんなに罵られるに違いない。
「あら、変態な圭一さんが来ましたわよ」沙都子
「みぃ、圭一はいやらしいのです。にぱ~☆」梨花ちゃん
「ふふ、圭ちゃん。どうせなら最後まで××すれば良かったのに」詩音
これぐらいならまだいいだろう。
「てめえええええレナに何汚ぇもん見せてんだ。その醜悪なモノ切ってやる。逃がすか…!」魅音
「さすがの私でもこれは庇えませんねぇ~」クラウド
そうして俺は雛見沢中の人達に追い回され、最後には…

待て。落ち着くんだ前原圭一…!まだ決まったわけじゃない。やれる事はあるはずだ。今それをやらないでどうする!
KOOLになれ!思考を限界まで巡らせろ!無駄な行為は省け!やるべき事が見えてくるはずだ―――!
まずやるべき事は下半身の猛りを静める事。一人でしてもいいが、それを見られた場合言い逃れ出来なくなる。
つまりレナに協力させればいい。それなら同意の上での行為となり、たとえバレてもちゃんと理由を付けれる。これでいこう。
「レナ」
「は、はぅ。どうしたのかな圭一くん」
おどおどと視線を彷徨わせるレナ。この様子なら好都合だ。言うことを聞かせるのは容易いな。
「俺のオットセイ。少し腫れてしまったみたいなんだ。これを治すには誰かに舐めてもらわないといけない…」
「え、お、オットセイって何かな。レナには分からないよ、はぅ…」
顔を赤らめ、動揺するレナ。
「頼む。こんな事を頼めるのはレナしかいないんだ…」
うなだれて見せる俺。同情を引く作戦だ。
そして顔をあげ、視界の隅に涙を設置、必殺の上目遣いで…!
「俺にはレナが必要なんだ。レナじゃなきゃ駄目なんだ。俺は……」
一息置く。
「レナの為に、そして俺の為に…俺は、あなたが欲しい」
――撃ち抜いた。寸分違わず撃ち落とした。
うるうると涙を浮かべ、それでもにっこりとレナは笑った。
「圭一くん…レナで良ければ…その…お願いします」俺は表情をそのままに、ありがとう、とレナの肩に手を置いた。
「それじゃ、俺のオットセイを出してくれ」

――大胆だな
さして緊張した様子もなく、かちゃかちゃと俺のズボンをパンツごと下ろす。
――ああ…レナはこんなモードもあったのか…
痛いくらいに張り詰めている俺のオットセイを、レナは割れ物を扱うように優しく手で包み込む。
「ふふ、さすがに本に出てる男の人よりは小さいけど…かぁいい…」
レナは包み込んだ手を、そのままゆっくりと上下にしごき出す。
「どうかな…?よくここにそういう本が落ちてるから、それを見て勉強したんだけど…ダメかな…かな」
自分でするときの数倍の快感を受け、思わず腰がはねてしまう。
「くっ……いいよ、レナ。気持ちいいよ。そのまま頼む」
喘ぐ俺を見てレナは嬉しそうに、手をしごくスピードを一層早くする。
やがてレナは舌を、アイスを舐めるように下から上へとペロペロと舐めあげ始める。
舌が触れるたびに腰がとろけるような快感が襲い、背筋がぞくぞくと震えてしまう。
「くぁっ…」
レナの肩に置いた手が落ちそうになり、なんとかこらえる。
俺の反応にレナは更に気を良くしたのか、舌をのばして裏すじから袋へと丁寧に舐めあげ、より一層俺を責め立てる。
「レナ、そろそろ出るかも…」
「ん……出すときはそのままでいいからね」
限界に近づいた俺のオットセイをレナは根元まで口に含む。
舌、唇を使ってオットセイの全身をくまなく愛撫、そして勢いよく吸い上げる。それが引き金となり、俺のオットセイはマグナムへと姿を変え、その白い弾丸をレナの口へとたたき込んだ。

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最終更新:2007年10月27日 19:04