「うふふ・・・じつはね、今日はね、このワンピースを脱いだらね、裸になっちゃう・・・」
乳首が透けているように見えたのは睡眠不足のせいではなかったようだ。


「ちょっとまってね」
レナはそう言うと、激しい愛撫で乱れた白いワンピースを脱ぎだした。
服とお揃いの帽子は、とっくの昔に地面に転がっている。
万歳をしながら少し前屈みになり、しなやかな肢体を視覚的に隠していた服を完全に脱ぎ去った。
レナは頭をあげると、恥ずかしそうな顔でこちらを見た。
魅音のように暴力的でもなく、かといって不足ではない、それは美しい形であった。


「圭一くん、きもちよくなったかな?かな?」
物足りない気持ちもあったが、これ以上は無理だ。腰が痛い。普段から腰を鍛えておけばよかったと後悔する。
対するレナは顔こそ紅潮しているが、少しも疲れた様子はない。不気味なほど活力に満ちている。
冷静になれ圭一!誘いに乗って突き通したのはいいが、このままでは精気を吸い取られて干からびてしまう。
ここは下手に出て様子を見つつ体力を回復しよう。誰かが通りかかってくれるまでの辛抱だ・・・いやそれは困る。
もし誰かがこの情景を見たら、少年が裸の少女を犯している・・・そういう風に解釈するに違いない。警察に通報されるかもしれない。このダム建設現場跡に誰も来ないことを祈りつつ、言葉を慎重に選んだ。
「えっ?・・・ああ、すごく気持ちよかっ」
「嘘ダッ!」強い否定で遮る。
同時に膣が強烈に締まる。思わず呻き声を出してしまった。


レナは、タオルで体を拭いてから、地面に落ちていた帽子とワンピースを拾った。土で汚れているのを見て、少しガッカリした顔になった。あーあ。帰ったらすぐ洗わなきゃ。そんなことを考えているのだろう。

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最終更新:2006年09月06日 13:52