前のお話



これは漆黒に染まった欠片。
光が生まれれば闇が生まれる。
それは必然。
光が強ければ強いほど闇は濃くなる。

これは先に贈った物語から零れ落ちた闇。
あったかもしれないもうひとつの物語。

幸せな物語と見るか不幸せな物語と見るかはあなた次第。
喜劇を演じる舞台は整った。
しばし、ご堪能あれ。



クラスの皆の歓声の中、私たちは口付けを行った。
とても恥ずかしいけれど、圭一と居られるならむしろこのまま既成事実を作ってしまおうか。
そんなことまで考える。
幸せに心を満たされていた。
「圭一くん、梨花ちゃん。
 これで二人はカップルだね。
 ……でもね、レナたちはちょっと不安なんだよ」
幸せに満たされていた心にぞくり、と冷たいものが走る。
いつの間にか私の後ろにはレナが、圭一の後ろには魅音が来ていた。
「どうしたんだ、レナ、魅音」
圭一がちょっと警戒した声で話す。
「いやねぇ、圭ちゃんも私たち全員とデートするようなすけこましだし、
 梨花ちゃんも赤坂さんをまんざらでもない眼で見ていたからね。
 おじさんたちとしては不安なのさ」
「梨花たちが何かのきっかけで別れてしまわないか不安なのですわ。
 そんなことになったらここで身を引いた私たちが馬鹿みたいじゃありませんの。
 ですから、もしも梨花と圭一さんが素直になったら、こうしようって話してましたのよ」
状況が理解できないままにレナのすばやい動きで後ろ手に抑えられ、針金で手首を止められてしまう。
圭一も同じような状況のようで魅音に同じく拘束されてしまったようだ。
「圭一っ!?つっ…、これはいったい何をしようとしているのですか!?」
「あはははっ、簡単なことだよ。
 圭一くんも梨花ちゃんも絶対に離れられないような関係になるようにね、
 レナたちが調教しちゃうの。
 圭一くんが梨花ちゃんのご主人様になるのか、
 梨花ちゃんが圭一くんのご主人様になるのかは決めてないけどね」
「「なっ!?」」
「ああ、知恵先生と校長先生は問題ないよ。
 校長先生は今日は出張だし、知恵先生は無料のカレー食べ放題に行っているはずさ」
「ちゃーんと道具も準備してますのよ。
 まったく、魅音さんも物好きですわね」
いつものような口調で、とんでもないことを話す三人を信じられないものを見るように私たちは見る。
クラスの皆の表情を見るが、特別おかしいとも感じていないようだった。
「みん…むぐっ」
「おっと、圭ちゃんにはちょっとだまっていてもらうよ。
 圭ちゃんの口先は厄介だからね。出番がくるまではこのままだよ」
私たちの狂った宴はこうして始まった。
嫉妬、というのだろうか。この胸の内側に湧き上がるどす黒い感情は。
「やっぱり梨花ちゃんが奴隷になっちゃう方がいいと思うな。
 だって、レナたちから圭一くんを奪った梨花ちゃんがご主人様になるのはちょっと許せないかな?かな?」
おびえた視線の梨花ちゃんときつい強い意志の瞳でにらみつけている圭一くん。
「そんなに怖い目でみちゃいやだよ。
 大丈夫、二人を死なせるようなことはしないから」
小刻みに震えている梨花ちゃんの服を肌蹴ていく。
こういうのは中途半端に脱がせてしまった方がオトコノコは喜ぶんだって、本に書いてあったっけ。
梨花ちゃんの服を脱がせ、胸を白日の下に晒す。
「圭一くん、ちゃんと見てあげないと梨花ちゃんがかわいそうだよ?
 もしも、目をそらしたら…そうだね。梨花ちゃんのつめをはがしちゃおっか?」
梨花ちゃん、真っ赤になってびくっておびえた。
圭一くんはちゃんと梨花ちゃんの裸を見てくれているみたい。
うん、レナ素直なふたりは好きだよ。
「こんどは圭ちゃんが見せる番だね。
 圭ちゃんのオットセイご開帳~」
魅ぃちゃんが圭一くんのズボンを下ろしてオットセイを取り出してみせる。
「あはっ、なぁに、圭一くん。実は梨花ちゃんの裸みて興奮してたの?
 よかったね、梨花ちゃん、ちゃんと圭一くんは梨花ちゃんの裸見て喜んでたよ」
「レ、レナ…これから、なにをさせるつもりなのですか?」
「梨花ちゃん、知らない振りしてもだめだよ。
 気がついているんでしょ?」
「そ…それは…」
梨花ちゃん、真っ赤になっちゃってかわいいなぁ。
普段ならお持ち帰りしたいところだけど、今日はだめ。
梨花ちゃんのお口を圭一くんのオットセイのところに近づけるように体を傾けてあげる。
「さあ、梨花ちゃん、圭一くんのをもっとしっかり大きくしてあげてね。
 ちゃんとできなかったら、わかるよね」
沙都子ちゃんはちょっと離れたところで興味深そうに見ている。
いろいろと道具を準備したのは沙都子ちゃんだけれど実際に何をするのかはよくわかっていないみたいだから
今回は見学って事にしている。
圭一くんは首を振っているけれど、梨花ちゃんのほうはまんざらでもないのかな。

「…大丈夫なのです。圭一のなら…ボクは喜んで…。んっちゅつ…」
梨花ちゃんの小さな舌が圭一くんのオットセイに絡んで……かなりエッチかも。
「り、梨花ってばずいぶんとおいしそうに圭一さんの舐めるんですのね」
「へぇ…梨花ちゃん、結構大胆だね。
 それだけ圭ちゃんの事が好きって事かな、こりゃ、圭ちゃんも応えてあげないとね」
魅ぃちゃんの顔をみて頷き会うと、梨花ちゃんの下着を下ろさせてそしてお互いの性器に口が来るような体勢にしてあげる。
しっくすないんっていう状態。
「やっ…圭一にそんなところ近づけさせないでっ…」
ぶんぶんと首をふって梨花ちゃんが恥ずかしがる。でも、サボっちゃだめだよ。
「大丈夫だよ。梨花ちゃん。圭一くんも梨花ちゃんが好きなら舐めて上げられるよね、
 梨花ちゃんは止めちゃだめだよ。止めたら、圭一くんのつめがどうなっても知らないからね」
「圭ちゃん、これから猿轡を外すけど、余計なことを言ったら梨花ちゃんがひどい目にあうよ。
 それにこれから梨花ちゃんの処女をみんなの前で奪ってもらうつもりだからしっかり感じさせてあげないと
 梨花ちゃんとってもいたい思いをすると思うな」
魅ぃちゃん偉いね。しっかり釘を刺してるよ。
効果は抜群。圭一くんもおとなしく梨花ちゃんのあそこを舐め始めた。
「梨花ちゃん…」
「圭一…んっ…ふぁっ…ちゅ…」
二人が掛け合う声は愛情にあふれていて、ずきり、と私の胸が痛む。
圭一くん、梨花ちゃんのあそこを丁寧に舐めてる…あそこはお豆かな。
梨花ちゃんがびくびくってしてる。
梨花ちゃんも必死で圭一くんのオットセイを舐めているね。
圭一くんのとっても大きくなってるよ。
レナも、あんなふうに圭一くんにしてほしかったな…。
「熱いねぇ…みんなに見られながらソコまで夢中になれるなんてね。
 圭ちゃんも梨花ちゃんも実は露出の気があるのかね…」
圭ちゃんも梨花ちゃんも魅ぃちゃんの事無視してる。
こんなことすることになったのは魅ぃちゃんのせいだもんね。
「さて、そろそろ本番に行こうか!
 圭ちゃんはおじさんが抑えておくから、梨花ちゃんはお願いね」
「うん。わかったよ。魅ぃちゃん」
こくん、と頷いて梨花ちゃんの体を起こす。
「ふぁ…やっ…」
離れたことで我に返ったのか梨花ちゃんがじたばたするけれど、抵抗は弱い。
圭一くんのこと、大事だもんね。
「梨花ちゃん、足をおっきく開いてね、うん。そうそう。そんな感じ」
「ボクに何をしてもいいですから、圭一には酷くしないで欲しいのです」
「梨花ちゃ…むぐっ…」
「はいはい、圭ちゃんは黙ってる。
 大丈夫だよ。おじさんたちは梨花ちゃんと圭ちゃんがお互いにおとなしくしてくれれば
 そう悪いようにするきは無いんだから」
「それじゃ、梨花ちゃんが女の子になる瞬間だよ」
ああ、うらやましい、梨花ちゃんいいな。こんなに思われて。
そんな嫉妬心から、梨花ちゃんの花びらに圭一くんのオットセイをこじ入れるようにして…。
「ひっ、ひぎぁぁぁぁぁぁっ!!!」
一気に奥まで貫かせてあげる。
梨花ちゃんのからだびくびく震えて、そんなに痛いのかな?
圭一くんが思わず身を起こそうとするけど、レナが梨花ちゃんの背中越しに睨む。
梨花ちゃんの運命をレナが握っていることを思い出してくれたのかおとなしくなってくれた。
「はっ…あっ…あぐっ…」
「梨花ちゃん、痛いだけじゃないよね。痛いだけなら、こんなにココ、固くしないもんね」
「ひっ…だっ…んぎっ…」
レナは今どんな顔をしているんだろう。
梨花ちゃんと圭一くんをこうして虐めているのが楽しい。
張り詰めた胸の先をつまんであげると梨花ちゃんの悲鳴が聞こえる。
それだけじゃなく、梨花ちゃんの腰も動かしてあげる。
始めは動かしにくかったけど…。
「あれあれ、梨花ちゃん…どうしたのかな…。
 なんだか動かしやすくなってるし…顔も赤いね」
「ひっ…あっ…そんなことっ」
「さっきより痛がってないね。慣れちゃったの?
 梨花ちゃん、とびきりえっちだったんだね」
ぶんぶん、と梨花ちゃんが首を振るけれど体がびくびくしてる。
「おやおや。圭ちゃんもとうとう我慢できなくなったかな。
 そうそう、梨花ちゃんを責めちゃって責めちゃって。
 圭ちゃんも梨花ちゃんのご主人様らしくしてあげないといけないしね」
「んぐぁっ、圭一のが中っ、ぐりぐり動かされてっ…。
 圭一っ、圭一が気持ちいいならっ…」
「梨花ちゃん、びくびくしてるね。
 くあー、羨ましいっ!!
 こんなにらぶらぶオーラを出して…」
同じ事を魅ぃちゃんも考えているみたい。
「圭一くん。そうそう、我慢しなくていいんだよ。そのまま、遠慮せずにオットセイからどぴゅって出しちゃって…」
「梨花ちゃんが妊娠しちゃうかもしれないけどねぇ」
「圭一っ…ボクはっ…圭一の子供ならっ…っ!…っ!!」
がくがくと大きく梨花ちゃんが震えて…。
梨花ちゃんのあそこから白いものがあふれて来た。
「あはははっ、圭一くんも、梨花ちゃんも変態さんっ!
 みんなに見られてセックスして二人とも逝っちゃったんだね」
くずれ落ちた梨花ちゃんは圭一くんとの口付けに夢中で聞いてないか。
「魅ぃちゃん、これで終わりじゃないよね?」
「当然。まだまだ始まったばかりだよ」
「け、圭一さんと梨花…すごいですわね…」
そう、これはまだ始まりにすぎないんだから。
レナのこのどろどろとしたものが焼き尽くされるまで…。


続く?

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最終更新:2007年10月05日 02:19