滅びの歌パーティ
引っ込めなければ3ターン後に瀕死になってしまう全体技「ほろびのうた」を主力としたパーティー。
滅びの歌をかけた後、特性「かげふみ」「ありじごく」で相手の交代を制限しつつ、 まもる、アンコール、かなしばりなどで行動すら制限して最小の被弾で逃げ切り勝ちを目指す。
主力に遅いポケが多いためトリックルームは必須になるが、ダメージを減らす策が研究され初手で使う必要性は薄くなった。
乱打戦の終盤で使われる滅びの歌はここで考察しない。
滅び戦術の主な流れ
- 1ターン目に滅び、センターに影踏み役の状況を作る。パーティー次第ではトリルも。
- 守るでターンを稼ぎ、攻撃技は金縛り、補助技はアンコール。状態異常も絡め、いかに耐え抜くかがカギ。
- 相手の3体が倒れるターンに2回目の滅び役を配置。
- 2回目の滅びから最終的な逃げ切り態勢を築く。
構成ポケモン
滅び役
初めのターンと2回目の滅びを考えると2体は欲しいところ。
※
ほろびのうたの効果
HP60防御60特防110
補助技豊富な元祖滅びポケ。
素早さと猫騙し無効を活かして先発することが多い。
HP115防御20特防25、特性「フレンドガード」
味方の耐久力を上げる。金縛り、各種壁、歌う。
HP60防御42特防42、特性「いたずらごころ」
特性による先制補助技が持ち味。
HP60防御60特防75
滅び→守るor逃げるだけならムウマージとさほど変わらず、後半で攻撃的に活躍できる。
HP90防御75特100
催眠術、アンコール。
「あめふらし」→バンギや晴れパ意識。「ちょすい」→雨メタ。
交代制限役
集中攻撃を考慮して2体以上の採用が基本。進化前にきせきを持たせることも。
3体落とした時点で用無しとも言えるので、運用に自信があればゴチルゼルのみでもよい。
相手3体を縛るためには中央に立つ必要がある。
※
かげふみ、
ありじごくの効果
HP70防御95特防110、特性「かげふみ」
守る、トリル、各種壁など柔軟に動く滅びパの主役。
HP190防御58特防58、特性「かげふみ」
高耐久。アンコと甘えるが仕事。
守るがないため蜻蛉ボルチェンの標的にされる。
HP35防御50特防70、特性「ありじごく」
高い素早さから先制あなをほる→トリックルーム→後攻で2ターン潰せる。
地中にいる間は滅びが効かない裏設定も魅力。
耐久の低さや浮いている相手を縛れないことが足を引っぱる。
補助要員
コンボのサポート、トリル、行動制限が主な仕事。
HP50防御95特防110、特性「いかく」
威嚇を撒いて猫騙し、脱出ボタンで退場、影踏みポケ降臨が理想の流れ。
HP40防御130特防130
トリル、鬼火、金縛り。重力で催眠術のサポート。
滅びパはほとんど攻撃しないので痛み分けも効率がいい。
HP55防御35特防45
猫騙しorこの指サポート、キノコの胞子など。滅びも使える。
HP114防御70特防80
怒りの粉、キノコの胞子。
くろいヘドロ+ギガドレイン+「さいせいりょく」で粘り強い。
HP40防御65特防120、特性「ぼうおん」
猫騙し、ガード系、壁他。
HP65防御115特防115、特性「いかく」
カポエラーの対抗馬。パーティーの負担になりがちな霊、悪に強い。
対策
- 初手でコンボを成立させない。滅び、影踏み、トリルのどれかを防ぐだけでも攻撃機会が格段に得られる。
- ポケモンを入れ替える。具体的には蜻蛉、ボルチェン、味方への吹き飛ばしなど。サイクルを崩せばダメージレースに勝ちやすい。
- 「影踏み」を消す。悩みの種などで交代制限を解除すればコンボが崩壊する。スキスワでの逆用も手。
- 高火力や集中砲火でゴリ押し。先行を許していると金縛りや火力を下げる技が飛んでくるのでやや厳しい。
- 相手を3体以下にし、滅びの素早さ判定に持ち込む。トリルや電磁波があれば逆転の可能性あり。
序盤に滅びパからの攻撃はないので、タイプ相性は度外視して対応できるポケをスタメンにするとよい。
最終更新:2013年01月19日 22:38