概要
IGOによって品種改良された猛獣で、
第8ビオトープで群れをなして生活する
最強のゴリラ。
緑色の毛と4本の腕が特徴で、肉食性。
群れは完全な縦社会で、
シルバーバックという年長のゴリラを中心に集団を形成している。
重さ40トンの戦車をひっくり返すほどの腕力を持ち、威嚇のドラミングは数十キロ先まで届くほどの爆音。
また、4本の腕を持つことでナックルウォーキングというゴリラ特有の移動姿勢から攻撃することができるため、素早い攻撃が可能。
腕力に加えて猿特有の高い知能を持ち合わせており、落とし穴や飛び道具などの狡猾な攻撃も行う。
弱点は脳からの指令を最速で受け取る腕の付け根の部分で、神経が集中しているこの部分が
ノッキングポイントになっている。
肉は筋張って食べれたものではないが、
脳みそは独特の旨みを持ち、一部の愛好家からは珍味として重宝されている。
来歴
虹の実編では、
虹の実の木のまわりにこいつが巣を作ってしまったため、
トリコに虹の実収穫の依頼が舞い込むことになる。
虹の木に近づこうとするトリコに何匹ものトロルコングが襲い掛かるも、
食べる以外の目的で殺生をしないというトリコの理念により、最終的にはボスを威嚇で屈服させるという形で一匹も倒されること無く平和的に決着した。
しかし、後に
美食會によって全滅状態に追い込まれてしまう。
最強のゴリラ(笑)
最強のゴリラという触れ込みで登場したものの、後に登場するゴリラ属は全てこいつより捕獲レベルが高く、
早々に
グルメ界に原種がいるとフォローされた
デビル大蛇や
リーガルマンモスと違って触れられることすら無かった。
しかし最終回では
八王の後継者に名乗りを上げたことが明かされ、意外な形で救済されることに…
ゲームでの活躍
トリコ グルメサバイバル!シリーズでは初代から登場しており、腕力を活かした強力な攻撃を行う強敵。
本作では
小松の調理によって肉の筋っぽさが取れて食べられるようになったという設定。
亜種
- シルバーバック
- ギャングコング
- トリコ グルメサバイバル!2から登場。
非常に好戦的で常に戦いに明け暮れ、全身に数えきれないほどの傷跡を持った個体。
実は原作にもそれらしき種が登場している。
- アウトローコング
- トリコ グルメサバイバル!2から登場。
モヒカンと紫色の体色が特徴の種。通常種よりも戦闘力が高く、小細工なしで直接攻撃を仕掛けてくる。
実は原作にもそれらしき種が登場している。
- トロルコング亜種
関連項目
最終更新:2018年04月21日 22:39