概要
人口は5億人。貝の中と言えど
人間界と同じように法律や行政機関はもちろん自然の大地も存在し、陸上動物も独自の生態系を築いている。
また、貝の天井から射す冷光の強弱により昼と夜の概念も存在する。
手練れの
料理人が多くおり、人間界の「
星」のように料理人は「貝」の数でランク付けされている。
また、段々畑のように縁がある10メートルほどのフライパンや蟻の巣のような鍋など、人間界にはないような珍しい調理器具も見られる。
ジャイアントシェル自体が
裏の世界のため、中にあるこの国も裏の世界であり、流れる時間も地上の1/30となる。
そのせいで夜になると
食霊が大量に発生するため、住人は魔除けの
ウニラを携えている。
国のプロジェクト
落ちこぼれに無駄な労力を費やすより最初から優れた魂に入れ替えたほうが簡単だという国の政策により、
半年に一度スラムの住人はランダムで身体検査が行われ、精神に異常が見られる者は魂の取引により優秀な料理人の魂と入れ替えられる。
体に異常があったものは軽度なら労働に回されるが、重度のものは生きたままフルコースの肥料にされてしまう。
多くの者が終わりのない労働を強いられていたが、
小松がフルコースの調理を成し遂げたことで開放され、
アナザ調理成功により魂の取引で失われた記憶も取り戻した。
スポット
- 南西の砂浜
- 港町
- スラム
- グリルスタジアム
- 国の中央にある、3万人は収容可能な巨大スタジアム。地下10Fには十貝五人衆の控室がある。
人間界の料理人と十貝五人衆の料理勝負が執り行われる。
- グリルトレイン
- 通称「黄泉への列車」。港町からシェルマウンテンへと続いている。
- シェルマウンテン
- 常しえの厨房
- シェルマウンテン山頂にある施設。
アカシアのフルコースの調理が行われており、強制収容され魂を売られた者が終わりのない労働を強いられる。
- 王室
- 常しえの厨房の地下にあるドン・スライムのコピールーム。一龍の体の復元を行っている。
- 魂の丘
- 食霊の門
- 魂の丘にそびえ立つ、4つ目の食霊の門。
食念が充満しており非常に危険なため、ここを通ってアナザ捕獲に向かうには魂を失う覚悟と霊食を捌ける料理の腕を見せる必要がある。
住人
関連項目
最終更新:2016年09月19日 08:49