グルメ細胞

名前 グルメ細胞
読み仮名 グルメさいぼう


概要

605年前に美食神アカシアが深海に棲むグルメクラゲから発見・採取した特殊な万能細胞。
優れた再生機能と生命力を備えており、他の組織とうまく結合すれば、
旨いリンゴはより旨くなる、おいしい牛肉はよりおいしくなるといったように、その組織の長所を驚異的に伸ばすことができる。
人体に結合させた場合は圧倒的な生命力を持った超人と化し、旨い食材を食えば食うほどレベルアップするようになる。

グルメ細胞の起源と隔世遺伝

137億年前のグルメビッグバンで発生したにグルメエネルギーが膨張したのがグルメ細胞

数億年前、グルメ細胞を含んだ隕石が地球に飛来。星のエネルギーを吸って地球ごと大きく膨らみながら地球の旨味を増幅させていった。
その過程で生物にも取り込まれ、地球の生態系を激変させた。

また、極稀に隔世遺伝によりグルメ細胞を持ったまま生まれることもある。
現在のところ生まれついての細胞所持者としてはトリコスタージュン三虎の3人が確認されている。
生来のグルメ細胞所持者は生まれながら「傷」がついており、トリコと三虎は目の下に傷を、スタージュンは顔に大きな痣を持って生まれている。

グルメ細胞の恩恵と欠点

グルメ細胞を持った人間は、超人的なパワーと超人的な能力を得ることができる。
旨いものを食べれば食べるほど強くなれるが、その強化は無限では無く、ある程度まで成長すると必ず壁にぶつかって成長が止まってしまう。
その壁が成長の限界値である場合もあれば、通過点の場合もあり、その壁を打ち破った時に細胞は進化を遂げる。
壁の総数はその人間の潜在能力を示し、それを超えるための食材も人によって異なる。

また、グルメ細胞は本能的・無意識的な環境適応能力も持っている。
例えば低気温・低気圧・低酸素に対応するために、少量の酸素でも高いエネルギーを発生させる燃費の良い細胞を作り出したり、
超重力に対応するために、細胞同士の振動による摩擦で体内に大量の静電気を発生させ、体の持つ電気力を斥力に変えて重力に対抗しようとしたり、
高温と乾燥に対応するために、強靭な赤血球を選出して大量の水分を体内に蓄えることができる。

人体への移植には、接触注入と直接注入の2種類がある。
接触注入は細胞を少しづつ食べ続け、自然に適合して馴染むのを待つ方法。安全だが、時間がかかり、適合しない場合がほとんど。
直接注入は適合までの時間が圧倒的に早い。
しかし、うまく結合出来なかった場合は、グルメ細胞の力に負けて異形化したり、最悪の場合死に至るというリスクもある。

グルメ細胞と再生機能

グルメ細胞は再生機能に特化した細胞であり、適合食材を食べれば腹に開いた巨大な風穴をも瞬時に塞ぐほどの再生能力を持つ。
逆に持つ者の精神とも密接に関わり、圧倒的な力で負わされた際の傷はグルメ細胞が自ら受け入れた傷として一生残ってしまう。

適当な腕や足を体に引っ付けて、自由自在に動かすことも可能。
例えばグリンパーチは自分の腕の他に他人の腕を脇腹に移植しており、エルグは下半身にヘラクの胴体をくっつけることによって不老不死の力を得ている。
ただし、優れたグルメ細胞ほど利己的で別の組織には馴染みにくく、トリコは失った腕を移植することができなかった。

食欲のエネルギー

詳細は食欲のエネルギーの項を参照。

王食晩餐

詳細は王食晩餐の項を参照。

グルメ細胞の悪魔

詳細はグルメ細胞の悪魔の項を参照。

関連項目



最終更新:2016年12月29日 17:25