東方月燈籠(とうほうつきとうろう)
サークル:イオシス
Number | Track Name | Arranger | lyrics | Vocal | Original Works | Original Tune | Length |
01 | Unlocked girl ~ 密室を出た少女 | ARM | GIGYO | 3L | 東方紅魔郷 | ラクトガール ~ 少女密室 | [5:12] |
02 | 患部で止まってすぐ溶ける ~ 狂気の優曇華院 | ARM SE:D.wat. |
はかせ with "mad" YOUNO | miko ボイス:quim&しゃちょう |
東方永夜抄 | 狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon | [3:03] |
03 | 変身解除!キモけーね | D.wat. | 七条レタス 六条メガネ |
あゆ | 東方永夜抄 | プレインエイジア | [4:00] |
04 | Love's spark!! | LUV2(CTBR) | ひくら | CAMET | 東方永夜抄 | 恋色マスタースパーク | [4:38] |
05 | 夜を刻む銀の刃 | ARM | 宮戸建 | quim | 東方紅魔郷 | 月時計 ~ ルナ・ダイアル | [3:50] |
06 | 邂逅 ~ 巡り合える奇跡と | 溝口ゆうま(大江戸宅急便) | 神父 溝口ゆうま |
桜子 | 東方永夜抄 | 東方妖怪小町 | [3:49] |
07 | 願うこの身よ、燃えて月までも | ARM | ARM with "mad" YOUNO | CAMET | 東方永夜抄 | 月まで届け、不死の煙 | [4:41] |
08 | レザマリ幻想 | ふじこみねこ | ビートまりお(COOL&CREATE) | 東方永夜抄 | エクステンドアッシュ ~ 蓬莱人 | [3:51] | |
聖闘士星矢 | ペガサス幻想 | ||||||
09 | 永遠と須臾の恋人 | にゃるばーな | 夕野ヨシミ | 園児ちゃん | 東方永夜抄 | 千年幻想郷 ~ History of the Moon | [4:47] |
10 | U.N.オーエンが彼女だったとしたら? | ARM | Poron | 東方紅魔郷 | U.N.オーエンは彼女なのか? | [4:39] | |
11 | 呪符がない | ふじこみねこ | MOC | 東方文花帖 | 天狗が見ている ~ Black Eyes | [4:52] | |
井上陽水 | 傘がない | ||||||
12 | 月夜を隠さない程度の能力? | Hikura with "loving" YOUNO | miko | 東方永夜抄 | 少女綺想曲 ~ Dream Battle | [4:38] | |
13 | 魂は静かに眠りにつくように ~ 遠野郷の木葉梟 | 俺-1 | 夕野ヨシミ | おかあさん | 東方妖々夢 | 遠野幻想物語 | [5:46] |
14 | 御伽の国の幻想惑星 ~ ドットの彼方へ | ARM | 土星人ミカエル | 東方萃夢想 | 御伽の国の鬼が島 ~ Missing Power | [5:06] | |
15 | 白玉楼 ~ 幽冥の住人は割と少ない | yohine(Innocent Key) | ひくら | miko | 東方妖々夢 | 東方妖々夢 ~ Ancient Temple | [5:27] |
16 | キレ斬レマヨイ | にゃるばーな | ふじこみねこ | ビートまりお(COOL&CREATE) | 東方妖々夢 | 広有射怪鳥事 ~ Till When? | [3:35] |
涼宮ハルヒの憂鬱 | ハレ晴レユカイ |
詳細
東方フルボーカルアレンジアルバム
コミックマーケット71(2006/12/31)にて頒布
イベント価格:1,500円
ショップ価格:1,575円(税込)
ダウンロード販売価格: 1260円
2009年04月01日に「東方月燈籠セーフ!」としてリニューアル
それに伴いこの旧版の販売はCD版DL版共に停止、公式サイトからも記録は削除されている
レビュー
- DL販売で買いました。1260円。
ビートまりおさんの二曲がありません。
全声ありなのでvocalごとの上手さがよく出てる。
mikoさんは上手い。電波と普通の優しく弾く曲担当だが、
上手い具合に使い分けている。
CAMETさんは今ひとつ。Love's spark!!は曲の印象は
明るく打つ曲で格好いいのだが、歌の出来が残念に聞こえる。
妹紅の歌などはシリアスなはずなのだが、痛いギャグにも
聞こえてしまう。とはいえ曲の印象が泡を吹く蟹のような感じ、
個人的に今ひとつなので、その歌としてはあっているかもしれない。
また、不自然な部分を上手く流す技が足りない。
あゆさんは声調はCAMETさんに似ているが、その技量は
CAMETさんより上でmikoさん以下か同等。
poronさんは声をのばしすぎて震えるのが蛇足。ただ曲は良い。
フランお嬢様好きとしては魅力? オーエンのvocal少ないしね。
桜子さんは声は良い。ただ同音で伸ばし過ぎて、感情の喪失にも見える。
他の人は大体その人たち以下くらい。
CAMETさんとporonさんは曲がいいのに
歌で殺してしまっているのが残念。 -- smith (2007-03-25 23:25:39) - 原曲ちょい香る系ダンスやらロックやらポップやらいろいろ全16曲フルボーカル(5曲男性)アレンジ。イオシスにCTBR、Cool&Create、大江戸宅急便、Innocent Keyがアレンジャーということで各曲自体の質は確実に一定以上のクォリティがあるのだが、それ以上に、特に複数のボーカルを使う場合、各ボーカルの質とバランスが問われるフルボーカルアレンジというコンセプトはやはりなかなか難しいといわざるを得ないだろう。
曲自体のアレンジは、シリアスありネタありでいずれも水準を十分に上回っており、本歌取りも極まる元ネタの楽しみは必ずや苦笑いを浮かべることだろう。4曲目のマスタースパークユーロビートアレンジは他のイオシスアレンジの楽曲に比して、いい意味で分厚く際立っている。また、15曲目妖々夢アレンジは素直にすっと入ってくる。気になるのが、イオシスアレンジャーARM氏の本作アレンジ全体に感じられる音の薄まり感である。陣頭指揮を取っていたのであろう、時間がなかったことは十分に推測できるのであるが、ボーカルのエフェクトに頼る前に、曲自体にもう一工夫も二工夫もできたはずであり、悔やまれるところではないだろうか。
以下ボーカルを含めた各曲全体で気になった点などを短く記し、寸評に代える。
1曲目ラクトガールテクノポップアレンジは、3L嬢の軽やかな声にエフェクトを重ねて部屋を出たパチュリーの希望という表現にかっちりはめてきた。ARM氏はこういう感じの曲が得意なのであろう、聞いていて楽しくなる。
2曲目狂気の瞳ナードコアアレンジのネタっぷりは今更いうまでもなく秀逸。イオシスはこれがあるから面白い。
5曲目ルナ・ダイアルロックアレンジは、なぜ咲夜の曲を男性ボーカルにしたのか、特段の意図がつかめずに理解に苦しむ。ドラムパートがなかなかいいのでもう少し目立ってもよかったように思う。
6曲目東方妖怪小町ダンスアレンジはボーカルのエフェクトが一本調子過ぎる嫌いがある。多少は変化をつけているが、より大胆にエフェクトをかけたり、エコーを多用するなど、前半と後半でよりギャップをつけてもよいのではないだろうか。前半のバラードから一転した後半の超高速ビートがきっともっと際立つはずだ。
7曲目不死の煙アレンジはネタなのかシリアスなのか、どうにも中途半端である。シリアスにするなら、自らへの絶望を、そして相手の輝夜にも絶望しかないことが分かりきっているにもかかわらず希望を見出そうとする不条理さを感じさせるようなボーカルの重さがほしい。
8曲目エクステンドアッシュメタル風アレンジでは間奏のギター速弾きに注目。がんばっている。もっともっと、本歌取りとビートまりお氏のネタボーカルとはかけ離れすぎるほどの深く重い哀愁を込めてくれたら、きっとよりどうしようもない技術の無駄遣い感が味わえて笑えたと思う。
10曲目オーエンクラシックオペラ調アレンジは曲の音色がやや丸過ぎて透明感に欠け、ボーカルと曲がマッチしていないように感じる。アレンジャーのARM氏はクラシック、特にオペラに合わせる技術にそれほど長じていないのではないだろうか。オペラ調ボーカルを持ってきた点については私は大いに評価したいのであるが、致し方ないこととはいえ収録機材の不足もあるだろう、伸ばしをあと一歩、揺らぎの透明感、低音部の明瞭さと力強さにあと半歩の期待をしたい。
11曲目天狗が見ているポップアレンジ…と言っていいのか、本歌取りとヘタウマっぷりがひどい。ひどすぎる。なお、この場合「ひどい」は当然のごとく褒め言葉である。
12曲目少女綺想曲ダンスアレンジのARM氏-miko嬢のエフェクトを多用した組み合わせはやはりしっくりくる。互いに合わせどころを知っているようだ。
15曲目妖々夢しっとりポップスアレンジは上でも触れたように曲が素直で、それにmiko嬢のエフェクト薄めのボーカルがうまくマッチした。裏声地声ともに高音部でやや安定に欠ける感もあるが、水準は十分に上回っている。
以上長々と書いてきたが、相変わらずきっちりと仕上げてきている。ややネタ寄りの構成に耐え得る趣味であれば、買っておいて損はない。むしろ買うべきだろう。次作にもますます期待がかかるが、何とか時間をとって十分に仕上げてきてほしい。 -- 電波? (2007-04-21 21:48:23) - フルボーカルアルバムだが、残念ながらその制作意向を貫くのにかなり切羽詰まっていたような事を示唆される。
電波ソングの患部で止まってすぐ溶ける ~ 狂気の優曇華院の影響が強すぎたためか、他の曲が若干映えない。
1曲ぐらい真面目過ぎる様な曲を入れてもよかったのではないだろうか。ネタ曲が多すぎてあまりメリハリがなかった。
余談だが、14曲目はボーカル曲というにはかなり無理があると思われる。 -- 名無しさん (2007-12-07 17:55:14) - 全体的にアレンジは良いとしても、ボーカルが残念。
聞きたかったビートまりお氏の曲が、DLだったため入ってなかったのが残念。
-- 名無しさん (2008-06-02 07:02:56) - -呪符がない-
やばいツボったwこーゆーの大好き! -- 名無しさん (2008-12-16 21:50:18) - Tr2とTr10のインパクトが凄まじい。特に後者は度肝を抜かれた。Tr7はVoの表現上での暴れ方が足りないせいなのか初聴時は一種の電波ソングに感じられた。厳しいかもしれないがそれ以外の曲は印象が薄い。各Trの質こそ高水準だが、突き出た杭に圧倒されている気がする。 -- 名無しさん (2008-12-28 04:26:41)
- 地味にtr15が良曲だと思うのは自分だけだろうか? -- 名無しさん (2009-02-18 00:53:41)
- 15は神。 -- 名無しさん (2009-02-28 08:36:49)
- 今更ながら。既に既出だが、良くも悪くも同人臭くあり、かつ色々ないい感じの曲がある。イオシス黄金期の作品の1。ネタ、電波曲の秀逸さは有名。結構足りない部分、もどかしい部分が一か所は含まれるのもまたイオシス。このころの作品は、どこか同人のというか楽しく作られた作品特有の温かみがあって共感しやすかった。
カラオケで某曲をキー下げして歌ってしまった人は私だけではないはず。
-- 名無しさん (2009-05-02 22:39:17)