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Time Limit~Eternity~

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Time Limit~Eternity~


Number Track Name Arranger Original Works Length
01 最も澄みわたる空と海 梅本竜 卯酉東海道 [05:19]
02 月まで届け不死の煙 山西利治/Guitar:なみへい 卯酉東海道 [03:33]
03 青木ヶ原の伝説 高見龍 卯酉東海道 [04:39]
04 車椅子の未来宇宙 椎名治美 大空魔術 [03:34]
05 ヒロシゲ36号 ~ Neo Super-Express 山西利治 / Violin:TAM 卯酉東海道 [03:06]
06 衛星カフェテラス Xacs石川 大空魔術 [03:30]
07 天空のグリニッジ 椎名治美 大空魔術 [03:22]
08 53ミニッツの青い海 / Demystify Feast 山西利治 / Guitar:なみへい 卯酉東海道 [03:55]
大空魔術
09 向こう側の月 Xacs石川 大空魔術 [05:00]
10 月面ツアーへようこそ 高見龍 大空魔術 [04:38]
11 G Free 九十九百太郎 大空魔術 [04:26]
12 大空魔術 ~ Magical Astronomy 梅本竜 大空魔術 [03:59]
13 ネクロファンタジア 高見龍 大空魔術 [06:08]
14 竹取飛翔 ~ Lunatic Princess 佐野広明 卯酉東海道 [04:37]

詳細

卯酉東海道と大空魔術の楽曲をメインにアレンジ
2006/11/16にとらのあなで販売開始
販売価格:1575円

レビュー


  • 原曲維持系ダンスロックオケその他ノンジャンルアレンジ。梅本竜氏と高見龍氏という名前にぴんと来た人は要注目。ファクトリー・ノイズのいつもの面々が、このゲストアレンジャー2名にすっかり飲まれてしまった、そんな印象を受けたアルバムである。

    500枚以上の東方アレンジを聴いてきた上で、多分に私個人の印象になるが(つまり私のように思わない方々もいるのは承知であるが)、ファクトリー・ノイズの東方アレンジは原曲超維持系が基本であり、かつしばしば音色の選択や原曲からの展開が平凡で、原曲の雰囲気を失わせた代わりにあるべきアレンジャーの主張やイメージが浮かんでこない。特に九十九氏の東方アレンジはその傾向が強く、他作品では成果を収めている定評あるアレンジャーであるだけに、いつも疑問に思ってしまう。この作品でも、例えばG Freeなどでも例に漏れない。また、椎名氏の天空のグリニッジアレンジは、ジャズっぽい妙なノリのよさに切り替えたところにアレンジャーの意図は感じられるが、どうもそれが成功しているとは言いがたい。

    対して、本作品でゲスト参加した梅本氏と高見氏は、同じ原曲超維持系でも音色の選択や音の重ね方など技術的な側面で本作品の他のアレンジャーに比べて優れていると私は思う。梅本氏の大空魔術ハードロックアレンジは型にはめたロックで手堅さがあるも速さと勢いに任せた印象がありやや不満が残るが、同じく梅本氏の最も澄みわたる空と海アレンジは、元はフィナーレを締めた原曲をアルバムの冒頭に持ってくるだけの印象の変換をきっちりこなした作品である。また、高見氏の青木ヶ原の伝説アレンジは幻想的に抑え目に流れる原曲をがらりと変えて不気味さと不安さで埋め尽くした秀逸な作品だと思う。

    以上書いてきたが、各アレンジャーの技術は基本的にしっかりしており、アルバムとしての出来栄えも他に比べればそこそこ水準以上、手堅い作品といえるだろう。手堅い作品ということは逆に言えばもう少し大胆な挑戦や創意工夫が欲しいという意味にもなるのであるが。卯酉東海道と大空魔術のみをアレンジしたアルバムはほとんど見かけないので、その点からすれば注目してもよいだろう。ただ、価格が1500円を超えるので、梅本氏と高見氏のアレンジを聴く、ファクトリー・ノイズのファンなどの特別な動機があるのであればまだしも、そうでなければいったん試聴等で検討する方がよいだろう。 -- 電波? (2006-11-19 13:18:57)

  • 過去二作同様原曲を中心にしたアレンジ。オリジナルの印象を崩さず全体としてきれいにまとまっている印象。ただ、激しさ重視の大空魔術側の曲まで無難なアレンジでまとまってしまっているのが少し残念。 -- 名無しさん (2006-12-05 06:16:52)
  • Tr2の導入で噴いてしまった。何処のライアーだ。必要な事はほぼ全て上で述べられており今更感漂うが、Tr3の青木ヶ原の伝説は見事。必聴に値する。 -- キマグレ (2007-01-10 04:45:01)
  • FNAGおよび関連サークル作品の中でもかなり良いものであると思う。
    良かった点→トラック02-03までの流れが素晴らしい。高見氏のアレンジが三曲とも名曲。九十九氏・山西氏のアレンジとアルバムの雰囲気が見事に合致していた。
    残念な点→梅本氏のアレンジがやや冗長であまり魅力的でないこと。「最も~」は、導入としてはいささか長く、「大空~」はギターがうるさく鳴っている印象しか受けない。 -- 名無しさん (2010-12-26 01:00:08)
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