遙
サークル:凋叶棕
Number | Track Name | Arranger | Lyrics | Vocal | Original Works | Original Tune | Length |
1 | ささぐうた -ヒガン・ルトゥール・シンフォニー- | RD-Sounds | RD-Sounds | めらみぽっぷ | 東方花映塚 | 彼岸帰航 ~ Riverside View | [05:38] |
2 | 伝説のユグドラシル | RD-Sounds | - | - | 東方風神録 | 妖怪の山 ~ Mysterious Mountain | [03:02] |
3 | Cruel CRuEL | RD-Sounds | RD-Sounds | めらみぽっぷ | 東方永夜抄 | 狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon | [06:06] |
4 | 弦奏交響曲「ポイズンボディ」 | RD-Sounds | - | - | 東方花映塚 | ポイズンボディ ~ Forsaken Doll | [04:16] |
5 | NeGa/PoSi*ラブ/コール | RD-Sounds | RD-Sounds | めらみぽっぷ | 東方地霊殿 | ハルトマンの妖怪少女 | [05:37] |
6 | 盲目の笑顔 | RD-Sounds | RD-Sounds | めらみぽっぷ | 東方地霊殿 | 少女さとり ~ 3rd eye | [05:24] |
7 | あの日自分が出て行ってやっつけた時のことをまだ覚えている人の為に | RD-Sounds | - | - | 東方永夜抄 | 東方妖怪小町 | [03:55] |
8 | 悠久の子守唄 | RD-Sounds | RD-Sounds | めらみぽっぷ | 東方靈異伝 | 永遠の巫女 | [06:25] |
蓬莱人形 | 空飛ぶ巫女の不思議な毎日 | ||||||
9 | そしていつかまた出逢って | RD-Sounds | - | - | 蓬莱人形 | 桜花之恋塚 ~ Japanese Flower | [03:56] |
10 | devastator | RD-Sounds | RD-Sounds | めらみぽっぷ | 東方永夜抄 | 竹取飛翔 ~ Lunatic Princess | [05:50] |
11 | Aurora | RD-Sounds | - | - | 東方緋想天 | 有頂天変 ~ Wonderful Heaven | [04:38] |
幼心地の有頂天 | |||||||
12 | うつろわざるもの | RD-Sounds | RD-Sounds | めらみぽっぷ | 東方緋想天 | 有頂天変 ~ Wonderful Heaven | [07:20] |
幼心地の有頂天 |
詳細
レビュー
- 最初に。今作は全体的に重いヴォーカル曲が多く賛否両論ありそうですが、個人的には満足でしたのでこちら寄りの感想で書かせていただきます。
構成としては、遙かなる幻想郷風景の物語、そしてそれを天空から見下ろす天子、といったところでしょうか。
凋叶棕お得意の物語(コンセプトというか)形式で、特にTr.5-6にその傾向が強いです。
そして、それぞれ個性の強い物語たちがラストトラックによってとても丁寧にまとめあげられています。
それから凋叶棕独特の歌詞カード。特にTr.5の一部歌詞が読めないまでの凝りようは不安定さを増大させ、とてもよかったと思います。
対してインストは比較的明るく綺麗なものが多く、自分はTr.7の永夜抄ラストスペルメドレーがテンポもよくてお気に入りです。
初めに重いヴォーカル曲が多いと書きましたが、これらインストにより緩和されている印象も持ちました。
といいつつ、やはり重いので、今までの凋叶棕の中では合う合わないが一番激しいCDだったと思います。
凋叶棕さんはありそうでなかったタイプのアレンジをしてくださるので、これからも楽しみです。
-- 名無しさん (2011-10-24 14:51:31) - 死線 -- 名無しさん (2011-12-19 19:36:10)
- つい先日購入したのでレビューを。
このCDは、「遥」とあるように、幻想郷とその中の者の、その最果ての結果を描いたものです。
死を迎えること、忘れ去られること、変われないこと、そこに有ること、破局を迎えること、
全てを否定すること、過去が風化していくこと、永遠に変わらないこと、全ての一巡を向かいれること、
永遠を続けること、傍観者であり続けること、そして、全ての結果を受け入れること。
このCDの曲の概要は以上ですが、やはり、全てなんらかの結末を迎えてしまうため、賛否は分かれるでしょう。
しかし、幻想郷が無くならない限り、否定できない結果を叩き込んだCDであります。
永遠の約束された世界、そんな幻想郷の中でも、しかしその中身は変化し、全てのものが結末を迎えてしまうのです。
人は死に、過去は忘れられ、今を見据えられないこと、ただ風景であり続けること、恋を死で終え、
全てを閉ざし、栄光も輝きを失い、永遠を受け継ぎ続け、六十年目を迎え続け、
破滅を永遠に続け、それら全てを、幻想郷は受け入れる。
なんとも東方らしい曲ではありませんか。
幻想郷が、もとい原作の世界が好きな人には、是非買って、そして聞いていただきたい曲です。
-- 名無しさん (2014-07-13 11:26:21) - 個人的な見解になりますが凋叶棕特有の「闇」がプンプンのCDになってますね。
自分はTr.3とTr.5-6が結構好きです。
月面戦争から逃げてしまったことを後悔し、その十字架を背負い生きる鈴仙
「アイ」を求めるために自らのペットたちをも犠牲にしたこいしと
その「アイ」をただただ受け止めるしかなかったさとり
自らの職を受け継ぐものに送るメッセージを歌った霊夢
などやがては次へと移り変わってゆく幻想郷を舞台に繰り広げられていく物語は凋叶棕の良さを存分に活かしています。
そして、「うつろわざるもの」で天子が思う思いとは…
一度は聞いておきたいアルバムとなっていると思います! -- 名無しさん (2016-08-05 21:40:58)