盈月紀年~Plenilune Annals
サークル:ComicFishing 東方同人堂
Number | Track Name | Arranger | Original Works | Original Tune | Length |
01 | the Last Tour in Wonderland | nights | 東方花映塚 | 東方花映塚 | [08:17] |
02 | Stress to Memory | nights | 東方永夜抄 | 懐かしき東方の血 | [04:31] |
月見草 | |||||
03 | Feast Fantasia | nights | 東方紅魔郷 | 上海紅茶館 | [03:31] |
04 | Flowering Night | Haku Wang | 東方花映塚 | フラワリングナイト | [05:02] |
05 | Ultimate Truth | Haku Wang | 東方妖々夢 | アルティメットトゥルース | [02:29] |
06 | bonus track : Skill Showing BGM | cantusky | NULL | [03:05] |
詳細
レビュー
- 原曲維持系ゆったりダンストランスオケアレンジ。中国(為念、紅美鈴のことではない)の東方ファンが作ったアレンジアルバムとのこと。やや遅めのトランス3曲とオケ2曲、最後にオリジナルが入っている。アルティメットトゥルースのオケアレンジは、ある程度典型的ではあるがバイオリンの音を巧く使って雄大な中にも雰囲気を保っている。花映塚のトランスアレンジは8分以上に渡る長さであるが、空間的な広がりと展開の連なりをしっかり組み入れて、この手のスローなトランスにありがちの退屈感を何とか消すことができたと言える。他の曲も大きな失敗や不手際はなく、いずれも聴き心地は悪くはない。ただ、逆に言えば、オケはバイオリンに頼りすぎで、トランスは力強さに欠ける嫌いがあるように思えるし、アルバムの中に「これだ」という決め手が足りないように思える。次作があるのであれば、希望として、分厚い骨太なトランスやバイオリンの音色を減らしたオケを聞いてみたい。また、中国のアレンジャーが作ったボーカルアレンジは、日本語でも中国語でもいいので、ぜひとも聴いてみたいところである。 -- 電波? (2006-10-22 05:32:13)