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東方埋奏録 TO-HO may so ROCK!(プレス版)

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東方埋奏録 TO-HO may so ROCK!(プレス版)

サークル:東方隔離郷

Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length
01 Snowflakes ~ 妖々夢 ~ ak 東方妖々夢 妖々夢 ~ Snow or Cherry Petal [6:17]
02 March of the Bogles ~ 妖魔夜行 ~ ak 東方紅魔郷 妖魔夜行 [3:50]
03 Mayohiga ~ 遠野幻想 ~ ak 東方妖々夢 遠野幻想物語 [5:16]
04 on a sea of clouds ~ 天空の花の都 ~ ak 東方妖々夢 天空の花の都 [5:08]
05 Septet Pour Une filles Deunte ~ セプテット ~ ak 東方紅魔郷 亡き王女の為のセプテット [5:36]
06 an Illusion,in the East ~ 紅楼 ~ ak 東方紅魔郷 紅楼 ~ Eastern Dream... [4:00]
07 Kakuri-Kyou ~ アルティメットトゥルース ~ ak 東方妖々夢 アルティメットトゥルース [6:23]
08 Shrine Arch ~ 永遠の巫女 ~ ak 東方靈異伝 永遠の巫女 [3:53]

ショップ委託版
例大祭版より1曲追加(8トラック)
コミックマーケット66(2004/08/15)にて頒布
イベント価格:400円
ショップ価格:735円

レビュー


  • 東方カヴァー・アレンジというジャンルが、同人音楽界でちょうど流行し始める頃合いの作品だろうか。
    埋奏録とはMay so Rock.の捩りのようだ。
    どこか昭和臭のする、流行の萌え絵に蹴りを入れんばかりの真っ赤なジャケもある種Rock?だ。
    いや、絵が下手とかいうわけでは決してない。当時のWin以降上海アリスキャラほぼ総出演でなかなか面白い。

    ノイジーなビートに乗る透明感のあるゆったりとしたメロディーのオープニングTr.1から、Tr.2は疾走感のあるギターロック。
    主旋律は打ち込みだが、メロや音色の使い分け、打ち込み臭さをそれなりに上手く活かし殺ししたアレンジは、一辺倒でなく楽しませてくれる。
    打ち込み臭さ、それ特有のショボさを上手く減退させており好印象。ギーソロもアツい。
    Tr.3は一転、静かなピアノのイントロからトランス的打ち込みビートと透明感漂う打ち込みシンセによるキラキラした静か目なアレンジ。
    サビ部は原曲のお祭り的なノリ同様明るさを取り戻し五月蠅過ぎない程度に盛り上げる。
    Tr.4も同様に、原曲の寂びというか雰囲気を活かした感じの打ち込みトランス系アレンジ。
    Tr.5も原曲のような仰々しく盛り上げるというより、静かな雰囲気を重視した打ち込みビートにピアノ系の音や透明系シンセを使用したアレンジ。
    だが、もちろん後半に向けて楽曲の盛り上がり自体は意図されており、それは成功しているといえよう。
    再びギターロックが顔を出すのはラストトラックである永遠の巫女アレンジ。
    妖魔夜行同様疾走感のあるギターロックが楽しめる。展開も緩急静動妖魔夜行以上に様々あり、長い4分間が楽しめる。

    タイトルの割に全体にトランス系チューンが多く、ギターロックは追加トラックを含め二曲である。
    テーマもありがちといえばありがちな何の変哲もないジャンルだ。
    だが、元打ち込み嫌いのヲタメタラーの印象ではあるが、全体的にクオリティが低いとは感じなかった。
    これ!という売りも個性も冷静に見れば多くなく名盤ではありえないが、奇をてらわない良盤と言えるのではないだろうか。
    ギターロックでガンガンのっていこうとかそういうアルバムではないが、昨今評価されている楽曲群を見るに、格別引けを取るレベルでもないように思う。
    個人的案の定フェイバリットチューンのギター曲二曲にしても、打ち込み臭さの減殺、ワンパタにならず飽きさせない展開など、
    良くあるわかりやすいだけのなんちゃってギターロックの中ではかなり聞けるほうではないかと感じた。
    と印象がいいのは要は、作者が原曲を魅力的と感じ、いい曲を作ろうと真面目によく考えた結果できた曲であることが第一に伝わって来る作品だったからだ。
    そういった、アレンジ者のまじめな努力や情熱が押し出されてくる曲には、やはり好印象を持たざるを得ない。
    有名サークルがただの人間である聴き手の住む地上とは別の世界に住まう、何か神々しい存在ででもあるかのようにもてはやされる最近にはない、
    同人臭いとでも言うのか、頑張りになにか微笑ましさを感じてしまったわけである。
    某所で、地雷覚悟の1000円弱で購入したが、私はもう少し評価されても不自然でないように思った。
    有名ブランド料が、値段にも曲の評価にも加算される同人メジャーシーンとも呼べる上海アリス幻樂団カヴァー・アレンジ界の現状では、そんなものだろうか。
    我々購入者としては、変に高騰しないのはありがたい限りだが…
    -- Ironbird-White for Marisa (2008-10-30 19:14:09)
  • 中古屋で見かけたら勝って損は無いレベル。
    一ジャンルを築く前の、古き良き……と言うのは大げさだが、
    最近のCDには無い何かを感じ取れる筈。 -- 名無しさん (2009-10-31 23:58:36)
  • 良盤。買って損はない、かな
    なかなか聴き応えがあると思う
    -- 名無しさん (2013-12-13 00:08:59)
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